【オーキド研究所】〔半年後〕
私の目の前にはグリーン君が座っていた。
時間は少しだけ遡り、ヤマメは昼頃にオーキド博士から電話があり、グリーン君としっかりと話し合ってくれないか、と言われたので私はグリーン君と話し合いをしていた。
「1年半ぶりかな?グリーン君もかっこよくなったね。」
「・・・そんなことはどうでもいい。オレはヤマメさんがなぜ冤罪を背負って生活しているのかが気になるんだ。どこに住んでるかも知らない、どんな生活をしているか知らない、知らないことだらけだ。少しだけでもオレはヤマメさんのことをしりたいんだ!!」
(・・・真実を語る方が良さそうだね。)
私はグリーン君にオーキド博士にも教えた真実を語った。
私が話終わるとグリーン君は頬杖をついて考え込んでしまった。
約10分後にグリーン君は考えをまとめると
「オレにできることからやっていく。まずは名声を手にいれる。」
と言うと私に言うと、グリーン君は部屋から出ていった。
グリーン君が居なくなると私は研究所から出てうなぎでラーイグラードに帰還するのだった。
【オーキド第二研究所】〔6日後〕
私はオーキド博士からの連絡を聞いてジョウト地方にあるオーキド第二研究所に来ていた。
「オーキド博士!!新型の図鑑を盗まれたのは本当ですか!?」
「あぁ、そうじゃ。そしてもう1台をワシが信用した少年に託した。ゴールドと言うんじゃが、図鑑を完成させるには少々心もとない。なのでヤマメに最後の1台を完成させられそうな人物を見つけて託してほしいんじゃ!!」
「・・・図鑑は受けとりません。ここでも私は犯罪者になっているので、そんな図鑑を持ちながら探したらオーキド博士に捜査がいきますよ!!」
「うむ~。ヤマメの図鑑はどうなんじゃ?」
「あれは・・・改造しすぎで図鑑には見えませんから。」
「困った・・・。」
「まぁ、人物は変装して探すので最後はオーキド博士から確認に行ってください。」
私はオーキド博士からのお願いでジョウトを旅することになるのだった。
〔1週間後〕
旅の準備を終わらせ、人物探しのことを雨咲に伝えて、能力で探してもらうことにした。
この為2人で旅にでる。
「じゃあ留守を頼んだよ。皆!!」
「いってきま~す。」
私はうなぎ、雨咲はそうりに乗ってラーイグラードから出発した。
【キキョウシティ】〔1ヶ月後〕
雨咲はついに図鑑を完成させる才能を持った少女を発見した。
私はオーキド博士に連絡し見つけたので交渉は頼みますと言い、住所と人物像を伝えると私達はすぐに帰宅するのだった。