黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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少しの時間と

〔翌日〕

第三次成長計画が始動し、ジェットエンジンは木原が加わったことで軌道にのった。

いくら石油が出るといっても大量にあるわけでもなく、輸入分を会わせても大型タンク25個分しかないため、燃料コストが圧倒的に安いジェットエンジンがほしかったのだ。

ジェットエンジンだけでなく捕獲したポケモンの訓練も順調に進んでいた。

 

(志々雄、シュレディンガー、高杉の指揮能力を雨咲に測ってもらったけど、志々雄は1軍を指揮できて、シュレディンガーは3師団か・・・高杉は補佐が有れば方面軍を指揮できるほどの潜在能力があるから3人とも大切に育てないと・・・。)

現在3人は部下を3人つけてポケモン達の指揮をさせていた。

効率よく訓練させるにはこの方法が一番良い。

さらに21両のⅣ号戦車両タイプも模擬戦に参加させ、ポケモン達と12人に戦車戦術を研究させつつ、私は小傘が試作で造ってくれた88mm.砲を使って戦術を考えていた。

 

(やっぱり私だから短時間で弾の装填ができるけど、普通の人間が使うとなるとな~。)

ということで大砲はやはり大量に運用することと、榴散弾、焼夷弾、燃料気化爆弾等の砲弾の役割の再認知、大砲の補佐に迫撃砲を造る等の構想を前の世界に基づいて戦術を考えるのだった。

 

(・・・こうなると前の世界のソ連の攻撃方法が有効的だとわかるな~。私の得意な電撃戦、機動戦、浸透戦術と合わせることができればな~。)

必死に新ドクトリン開発も同時におこなうヤマメだった。

 

〔1年後〕

第三次成長計画と第二次成長計画の残りを全て終わらせることができた。

現在のポケモン達の平均レベルは90で、最近捕獲したポケモンを抜くと平均100と異常な強さの軍団が出来上がった。

ヤマメはこの時に軍の名前を正式に発表した

 

「これより私達はミレニアム軍団と名乗る!!」

この日からミレニアム軍団が始まった。

 

ミレニアム軍団

総司令 ヤマメ

参謀長 雨咲

参謀次長 高杉

参謀 3名

技術総監督兼産業総監督 小傘

技術副監督 木原

技術副監督 律

産業副監督 電子殺せんせー

技術班 16名

産業班 7名

突撃隊隊長 ウォルター

隊員 スピアー31匹

機甲中隊隊長 シュレディンガー

隊員 3人の小隊長 カイリキー 220匹

装甲車 10台

Ⅲ号戦車 30両

Ⅳ号戦車X型 15両 Y型25両

A00 200機

B00 10機

機械化歩兵中隊隊長 志々雄

隊員 3人の小隊長 他ポケモン330匹

88mm.砲 200門

L16 81mm 迫撃砲 500門

A00 50機

装甲車 100台

 

補足 ラーイグラードの総合生産

食料の自給率 115%

工業力(第一次成長計画時を2とする。)30

(各資源備蓄量、第一次成長計画時を10とする。)

石油 2000

エネルギー 6000

鉄 9000

石炭 300

ガス 5000

戦略物資 500

資金 10000

金 60000


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