ヤマメ21
雨咲19
小傘19
サカキ29
オーキド41
マチス18
ウォルター13
が前話の年齢です。
(サカキさんがこんな有益な情報をただで教える訳がない・・・何か対価が欲しいと思うけど・・・!!そうだ、ヘリコプターの理論を対価にだそう。銃火器が発達してないから危険な存在にはならないし、ロケットの研究がおこなわれているのにプロペラで飛ぶ乗り物がないのはなんだか違和感があるしね。)
その日はそのままロケット団をあとにし、後日に設計図を送った。
これによりロケット団の収益が上がり、したっぱ達からは私達が幹部だと認知されるようになるのだった。
【家】〔別の日〕
定期的な報告会で私は現状のロケット団の様子を5人に話した。
ポケモンを使った実験に難色を表していたが、それによって救われたポケモンがいるのも事実なので特に問題にはならなかった。
他の報告だと小傘と私が開発した燃料気化爆弾を発射することに成功したことだろう。
私が体をはって威力実験をしたが・・・。
(私は現妖神だから耐えれたけど・・・普通の人間なら酸欠と一酸化中毒でなにもわからないまま死ぬんだろうな。その時、雨咲に私は2時間怒られることになったな~。)
燃料気化爆弾の弱点は範囲が広がるほど威力が落ちてしまうので集中的に運用しなければならないが、塹壕戦や通常の弾が貫通しない戦車に運転手だけを効率よく倒すことができる爆弾だった。
その後も報告会は続くのだった。
【オーキド研究所】〔3年後〕
オーキド博士に2人目のお孫さんが産まれた。
今回は最初から雨咲と小傘、オーキド博士に紹介としてウォルターも連れてきた。
ウォルターは16歳となり、執事の仕事も上手くなってきたので小傘も安心して他の仕事に集中できるようになったと喜んでいた。
ウォルターは小隊規模の人数なら上手く指揮をとることができるが、それ以上は上手く指揮ができないこともわかった。
ウォルターとオーキド博士の顔合わせはすぐに終わり、ウォルターが研究所にあったレポートが気になり、質問をしているうちに2人で盛り上がって個室で話し合いに行ってしまい、おいていかれた私達は3歳のナナミちゃんとグリーン君と2時間ほど遊んだあと、帰ろうと思い、ウォルターの様子を見に行くと
「なんだこりゃ・・・。」
「ヤマメ様~。」
「ヤマメも飲むか?」
3本も酒が入っていたと思われる瓶が転がっていたのだ。
まだ1本蓋が空いてない瓶があったので一気飲みをするとオーキド博士が真っ青になって
「ヤマメ!!それはヤバイやつじゃ!?」
なんでも90度あるらしく珍しさで買ったはいいが、飲む勇気がなかったらしい。
(結構おいしい。1本なら余裕だな~。)
心配しているオーキド博士の心情をよそにヤマメは普通に飲みほし
「おいしかった~。」
と言ったのでオーキド博士はドン引きしてしまうのだった。
今日はできたらもう1話書きます。
できなかったらすみません。