黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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ポケモンリーグ

【ポケモンリーグ会場】〔大会当日〕

いよいよポケモンリーグが始まった。

私達3人とも張り切っているが、優勝は厳しいと感じていた

 

(来てからの約1年くらいしかポケモン達の特訓ができなかったかならな~。善戦して決勝リーグにいければいいかな~。)

という考えが私達にあった。

しかしふたを開けてみれば、圧倒的な強さで私達3人が決勝リーグに進んでいた。

私は紅白を、雨咲はそうり、小傘は私と捕まえたニョロゾの進化形のニョロボンのオタマで、各自1匹しか手持ちを相手に見せることなく予選を突破した。

私はもう1人の相手を瞬殺したので雨咲と小傘の準決勝を選手用の席から眺めていた。

 

〔5分後〕

雨咲と小傘が入場し、準決勝が開始された。

 

「かみなり!!出撃。」

雨咲は私が捕まえてきたイーブイ3匹をそれぞれサンダース、シャワーズ、ブースターに進化させて鍛えていたようだ。

先発はサンダースのかみなりのようだ。

対する小傘は

 

「驚かせるよ!!じしゃく2世。」

じしゃくの卵から孵ったコイルを進化させてレアコイルにさせたようだ。

ちなみに今、じしゃくがリーダーになって卵から孵ったレアコイル6匹とどこからやって来たのかわからないコイル20匹で小傘が1小隊を作ったらしい。

〈閑話休題〉

 

同じ電気タイプなので長期戦になると思ったが、じしゃく2世がとっておきの技を繰り出して1撃でかみなりが倒れることになった。

 

「おどろけ~!起爆。」

なんといきなり大爆発をさせたのだ。

雨咲が指示を出す前に強力な爆風がかみなりを襲い、じしゃく2世とかみなりは戦闘不能となった。

これには周りで見ていた観客も呆然となってしまった。

 

次に2人が出したのは小傘がオタマ、雨咲がそうりと予選で使っていた2匹を繰り出した。

 

「そうり・・・エアースラッシュ!!」

 

「オタマこころのめ!!」

そうりの攻撃はオタマに命中し、効果抜群ながらもオタマは耐えてこころのめでそうりにロックオンした。

 

「オタマ!!ばくれつパンチ」

エアースラッシュを放ったそうりめがけてジャンプしたオタマはそうりを捕まえると地面に叩きつけてそのまま落下の加速を利用した強力な一撃をそうりにあたえた。

そうりは目を回して気絶しオタマが勝利した。

しかしオタマもエアースラッシュのダメージが効いているのかふらふらであった。

 

「頑張ってね・・・アクア出撃!!」

最後に出したのはシャワーズのアクアだった。

 

「アクア!でんこうせっか。」

高速な一撃でオタマは倒れた。

小傘の最後のポケモンは

 

「いっけードリル!!」

サイドンのドリルだった。

 

「ドリルじしん!!」

 

「アクアみずのはどうを地面にぶつけてジャンプ!!」

 

「ドリル着地地点につのドリル!!」

 

「ハイドロポンプをぶつけて回避!!」

 

「ドリル負けるな!!はかいこうせん。」

 

「アクアとけるで回避!!」

一進一退だった戦いだったが、ドリルがはかいこうせんを外したことで勝負が着いた。

はかいこうせんの反動で動けないドリルにアクアがもう一度ハイドロポンプを当てて戦闘不能となった。

 

(明日は私か・・・頑張りますか!!)

雨咲との決勝戦がはじまる。




見辛いので雨咲と小傘の新しいポケモンまとめ

・ニョロボン
ニックネーム オタマ

・サンダース
ニックネーム かみなり

・シャワーズ
ニックネーム アクア

・ブースター ←今回は出番なし
ニックネーム よわび

・サイドン
ニックネーム ドリル

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