黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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揉め事

【クチバシティ】〔ミニリュウを捕まえてから4日後〕

ミニリュウのうなぎを捕まえた私は北上しながら出会ったポケモン全てをうなぎに戦わせた。

さらに、家から持ってきた強制ギブスと能力でポケルスに感染させ、凄まじい勢いでレベルが上がっていた。

捕まえた当時は12レベルだったが、現在28レベルになった。

 

(忙しすぎたかな?倒れそうになったら木の実や傷薬で立たせて、気絶したら水をかけて無理やり起こしてたけど・・・まぁうなぎもそれが楽しいのか喜んでるし、このままいくかな~。)

地獄のような4日間を耐えたうなぎのご褒美として、体にあった強化服をプレゼントした。

うなぎも嬉しそうにミューミューと鳴いていた。

 

【町中】

ポケモンセンターで紅白とうなぎを回復させた私は、休憩としてうなぎを肩に乗せて町を歩いていた。

ボールの中から紅白が羨ましそうにうなぎを見ているのに気がついたので紅白に

 

「今度ひげのブラッシングしてあげるから我慢してね。」

と言うと嬉しくにしていた、その時私の前から老人が私に声をかけてきた

 

「お嬢さん、肩に乗せているポケモンに着せてるのは軍服かい?」

私は

 

「そうだよ。」

と答えた。

老人はなぜか怒りだし

 

「ポケモンに軍服を着せるとはなにごとじゃ!!ん?このアザは・・・貴女はポケモンを虐待をしているのか!!」

 

「違うよ!この子を強くさせようとしてるだけだよ!!」

 

「虐待者はいつもそう言うんじゃ!!」

老人は私のうなぎを無理やり私から引き離そうとしたので私はうなぎをボールに戻して老人から離れた。

老人は何か言っていたが離れていてよく聞こえなかった。

 

【クチバシティ郊外】

うなぎをボールから出して怖い思いをさせたことをうなぎに謝っていると木の影から私達を見ている人物がいることに気がついた。

私は老人がまた来たのかと思い

 

「隠れてないで出てきたら。」

と強めに言ってしまった。

影から出てきたのは金髪の男の子だった。

男の子はうなぎの軍服を見て

 

「カッコいい!!」

と言い出し

 

「オレにもちょうだい。」

と軍服が欲しいと言ってきたのだ。

ついさっきに老人から軍服をバカにされた私は気分がよくなり

 

「いいよ。明日の昼までにここに来たらあげるよ。」

と男の子に言うと男の子は

 

「絶対だぞ!!」

と言って走り去っていった。

 

〔翌日の朝〕

私は男の子が9時頃に来たのに驚いたが約束通りに軍服を渡した。

軍服は私の糸で作った特別製で大きくなっても服のサイズが伸びる仕様と防弾チョッキにもなるように作っておいた。

男の子は大切に受けとると

 

「ありがとうお姉さん!!」

とお礼を言った。

私は男の子が軍人に興味があると考えていたのである本も一緒に渡した。

その本は

 

《戦術一覧》

と書いてあった。




うなぎ・・・トレーニングの厳しさからドMに。

未来のマチス登場

あの老人が今後のキーマン

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