「ヒッキー!!GO。」
「スピアー行け。」
先攻の私は指示を出した
「ヒッキーあやしいひかり。」
「スピアーどくびし。」
スピアーは混乱しながらもどくびしを辺り一面にばらまいた。
「ヒッキーおどろかす!!」
「スピアー加速して避けろ。」
混乱しているスピアーは初動が遅れてヒッキーのおどろかすを直撃し、ひるんでしまった。
「つばさでうつでとどめ!!」
ヒッキーのつばさでうつが決まり、スピアーは倒れてしまった。
ヒッキーのレベルも上がりヒッキーはゴルバットに進化したがヒッキーは苦しそうに唸っている。
「ヒッキー!?」
「やっと効いてきたか・・・最後の最後でめざめるパワーをおこなって正解だったな。」
(さすがジムリーダー・・・気づかれないようにするとはね。)
すぐに戦闘不能になると感じたヤマメはヒッキーを戻し、紅白(ギャラドス)を出した。
サカキさんはイワークを出し、バトルは続く。
「紅白、りゅうのいかり!!」
「がんせきふうじで守れ。」
技を出してみたものの防がれてしまった。
「イワークすなあらし。」
自分が有利になるようにフィールドを変えていくサカキに対して、ヤマメは時間との勝負のためごり押しになってしまった。
「・・・強制ギブスを外して。」
ギャラドスの行動を制限していたギブスを外させ
「あばれるでやれ。」
私の指示で制御不能の技あばれるを繰り出し、イワークが倒れるまで攻撃が続いた。
もちろんサカキさんもなんとかしようとしたが、いきなり暴れだすポケモンの有効的な対処法を知らなかったようで、指示が遅れてしまった。
イワークが倒れると紅白も倒れ、次のポケモンがサカキの最後のポケモンだ。
「行けガルーラ。」
「最後だよ。頑張れトランジスタ!!」
まだ精神的に育ちきってないサカキさんは先程のあばれるのインパクトとさらにトランジスタが見たことがないポケモンで動揺していた。
不安感がガルーラにも伝わってしまい、トランジスタの一撃を直撃してしまう。
「トランジスタバレットパンチ!!」
顔面に決まり、ガルーラは軽い脳震盪をおこして戦闘不能になってしまった。
「・・・負けてしまったか。」
「サカキさんありがとうございました。」
私はサカキさんにバトルのお礼を言うとサカキさんはと雨咲に緑色のバッジと地震についてと書かれた技を教えるための8ページ程の本をもらった。
サカキさんは私達がジムを出る時に
「なにかあったら相談しなさい。力になるから。」
とやさしく言ってくれた。
【ポケモンセンター】
ポケモンを回復させている間に夕食をポケモンセンター内のレストランで食べていた私達は、バトルの反省会をおこなっていた。
まとめると
・紅白の技不足
・戦術の狭さ
が私達の今後の改善点だ。