黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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進化と出発

 

〔3日後〕

旅の準備もあらかた終わり、私はポケモン達とトレーニングしていた。

量産が終わった強制ギブスとポケルスを岩山のポケモン達に与えて能力の強化をしたのでポケモン達が進化し始めた。

私のトランジスタと雨咲のルラも進化してメタングとキルリアに進化した。

これによりメタングもねんりきを使って文字を書くことができるようになった。

体格も変わったので新しく服(強化服)をつくって渡した。

ついでに岩山のポケモン達にも同じマークが入ったバンダナを渡して仲間意識を高めた。

 

〔翌日〕

私と雨咲は旅に出た。

ニビシティが最終目標となり3ヶ月後に着かなければ帰宅することも決まっていた。

私と雨咲は小傘や皆に見送られながら出発した。

 

【マサラタウン】

見たことはあったが実際来たのは始めてだ。

この町の人々は穏やかで優しい人が多いようだ。

私と雨咲はおしゃべりしながら食料品店を探した。

 

「お姉ちゃんと2人の旅って始めてだよね。」

 

「まぁ、2人の旅じゃなければ結構色々なところに行っていると思うけど・・・?」

 

「それは遠征や、レンジャー訓練に連れていかれただけじゃん。きつかったんだよ、私は降下が苦手なのに・・・。」

 

「あれ?その割りには戦闘機の運転は好きじゃなかった?」

 

「・・・空挺から体を乗り出して落ちる感覚が嫌なんだ。」

 

「なるほどね・・・お店が見えてきたよ。」

私達は家では用意できなかったモンスターボールや、ポケモン用の傷薬等を購入してオーキド博士から前に教えてもらった研究所に向かった。

 

【オーキド研究所】

私達は家から持ってきた茶葉を渡すとオーキド博士は喜んでくれた。

ことの経緯を話すとオーキド博士はある紙を私達に渡してくれた

 

「警察等から出身地を聞かれた場合はこれを見せなさい。身分証になるからな。」

 

「「ありがとうございます。」」

私達はお礼を言うとオーキド博士は、協力できることは協力するとも言ってくれた。

その後は世間話をし日が落ちてしまったため研究所で1泊させてもらった。

 

〔次の日〕

マサラタウンから出発した私達は周辺の地形と生息しているポケモンとバトルをしながら先に進んで行った。

このとき雨咲がポッポをゲットした。

・ポッポ

ニックネーム そうり

レベル 9

体当たり

かぜおこし

すなかけ

 

その日は野宿をするヤマメ達であった。

 

〔夜〕

 

(なにか来る!?)

嫌な予感がした私は寝袋から飛び出していた。

雨咲も少し遅れて気がついたようだ。

 

「お姉ちゃん、たぶん群れ!!」

 

「わかってる、ポケモン達も協力してもらうよ。」

長い夜の始まりだった。

 




・メタング
ニックネーム トランジスタ

とっしん
でんじふゆう
ねんりき
メタルクロー

・キルリア
ニックネーム ルラ

シンクロノイズ
なきごえ
かげうち
ねんりき
かげぶんしん
テレポート
おまじない

強化服(ソ連式軍服カラー)
ヤマメの糸製

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