やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。   作:sewashi

55 / 60
由比ヶ浜VS一色決着

日常無理やり、設定無理やり………

納得できなかったらごめんなさい。


55話

5ターン目

由比ヶ浜 結衣 LP 2600 手札3

一色 いろは  LP 2600 手札1

フィールド

 華堕天シャワード

 魔光伯爵バウラ

 

 

「あたしのターン、ドロー! あたしは《デス・ダックスフント》を攻撃表示で召喚!」

 

「ぷっ! リバース効果モンスターを攻撃表示?」

 

「む、あたしはさらに魔法カード《犬豪軍》」

 

 

《犬豪軍》

通常魔法

“自分フィールド上のレベル3以下の獣族モンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターと同名カードを自分のデッキから特殊召喚する。”

 

 

「この効果であたしはデッキから《デス・ダックスフント》を2体特殊召喚する! そしてあたしは《融合》を発動! フィールドの3体の《デス・ダックスフント》を融合! 融合召喚! 《地獄番犬 ケルベロス・ダックス》!」

 

 

《地獄番犬 ケルベロス・ダックス》

level 8

ATK 3300 DEF 2800

融合モンスター

“「デス・ダックスフント」×3”

 

 

「《地獄番犬 ケルベロス・ダックス》で《華堕天シャワード》を攻撃!」

 

《地獄番犬 ケルベロス・ダックス》が《華堕天シャワード》を破壊した、守備表示なのでダメージはない。しかし天使族モンスターがフィールドから消えたことで《魔光伯爵バウラ》の攻撃力は下がる。

 

 

《魔光伯爵バウラ》ATK 2000→1700

 

 

「あたしはさらに魔法カード《貪欲な壺》を発動、墓地の《アーマード・ボルゾイ》《ソニック・ダルメシアン》《デス・ダックスフント》3体をデッキに戻してシャッフル………2枚ドロー! この2枚をセットしてターンエンド……」

 

 

6ターン目

由比ヶ浜 結衣 LP 2600 手札0

フィールド

 地獄番犬 ケルベロス・ダックス

 リバースカード2枚

一色 いろは  LP 2600 手札1

フィールド

 魔光伯爵バウラ

 

 

「私のターン、ドロ~! 私は《強欲な壺》で2枚ドロー! そして《番堕天エンゲージ》を特殊召喚!」

 

 

《番堕天エンゲージ》

level 7

ATK 2500 DEF 2100

効果モンスター

“自分フィールド上に悪魔族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

自分フィールド上の悪魔族モンスターの攻撃力が変化したとき、同じ数値分、このモンスターの攻撃力も変化する。”

 

 

「そして《魔光伯爵バウラ》はパワーアップ」

 

 

《魔光伯爵バウラ》ATK 1700→2000

 

 

「さらに《番堕天エンゲージ》の効果で同じ数値分パワーアップ!」

 

 

《番堕天エンゲージ》ATK 2500→2800

 

 

「さらに魔法カード《天使と悪魔のボーダーライン》を発動!」

 

 

《天使と悪魔のボーダーライン》

通常魔法

“自分フィールド上の天使族モンスター1体につき、自分フィールド上の天使族モンスター全ての攻撃力をそのターンのエンドフェイズまで500ポイントアップする。

自分フィールド上の悪魔族モンスター1体につき相手フィールド上のモンスター全ての攻撃力をそのターンのエンドフェイズまで500ポイントダウンする。”

 

 

「この効果で私の天使族モンスターの攻撃力は500アップに結衣先輩のモンスターは全て500ダウン!」

 

 

《番堕天エンゲージ》ATK 2800→3300

 

《地獄番犬 ケルベロス・ダックス》 ATK 3300→2800

 

 

「そ、そんな………」

 

「《番堕天エンゲージ》で《地獄番犬ケルベロス・ダックス》に攻撃!」

 

《番堕天エンゲージ》が《地獄番犬ケルベロス・ダックス》を粉砕した。

 

 

由比ヶ浜 結衣 LP 2600→2100

 

 

「ではでは~《魔光伯爵バウラ》でダイレクトアタック!」

 

「ふぐ!」

 

 

由比ヶ浜 結衣 LP 2100→100

 

 

「おっと、足しませんでしたか~、私はカードを1枚セットしてターンエンドでーす」

 

 

《番堕天エンゲージ》ATK 3300→2800

 

 

7ターン目

由比ヶ浜 結衣 LP 100 手札0

フィールド

 リバースカード2枚

一色 いろは  LP 2600 手札0

フィールド

 番堕天エンゲージ

 魔光伯爵バウラ

 リバースカード1枚

 

 

「あたしのターン………ドロー………(どうしよう………)」

 

「ぷぷぷ、結衣先輩~、どうするんですか~、てか結衣先輩って勝つ気ないですよね?」

 

「え?」

 

「いいえ、正確には勝って得られるものがわからないんじゃないですか?」

 

勝って得られるもの?

 

「デュエリストとして結衣先輩は何を求めて戦ってるんですか? モンスターが可愛いから見たくてデュエルしてるんですか? それとも友達が皆やってるからあわせてただけ? だったらデュエル・アカデミアになんて来ませんよね? 結衣先輩はなんのためにデュエルしてるんですか?」

 

なんのために?

 

あたしがデュエル・アカデミアに来た理由?

 

あたしがデュエルをする理由………?

 

あたしの頭の中にはある記憶が思い浮かんだ。

 

『え~結衣、デュエル・アカデミアに行くの?』

 

『結衣が受かる分けないじゃん』

 

『あそこ、女子の倍率ありえないよ? いくらカイバランド好きだからって……』

 

『それでも………行く! あたしの…………夢だから!』

 

「………そうだ……あたしは………あたしはリバースカードオープン《一匹狼の遠吠え》」

 

 

《一匹狼の遠吠え》

“自分の墓地に存在するモンスターカードが獣族モンスター1枚だった場合、発動可能。そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚しデッキの中からそのモンスターのレベルと同じ枚数の獣族モンスターを墓地へ送る。そのあとデッキをシャッフルする。”

 

 

「この効果であたしは唯一墓地に存在する《地獄番犬ケルベロス・ダックス》を復活! そしてレベルの数だけデッキから獣族モンスターを墓地へ!」

 

《地獄番犬ケルベロス・ダックス》のレベルは8よって8枚のカードをデッキの中から墓地へ送る。

 

「さらに手札からフィールド魔法カード《WWW-ワンダリング・ワンダフル・ワールド》を発動!」

 

 

《WWW-ワンダフル・ワンダフル・ワールド》

フィールド魔法

“フィールド上の獣族モンスターがモンスターを戦闘によって破壊したとき、破壊したモンスターと同レベルの獣族モンスター1体を自分の墓地から特殊召喚してもよい。”

 

 

「この効果であたしの獣族モンスターはモンスターを破壊したとき、破壊したモンスターと同レベルモンスターを墓地から呼べる!」

 

「ふえ!? 結衣先輩の墓地にはさっき墓地へ送ったモンスターが豊富に!?」

 

「いくよ!《地獄番犬ケルベロス・ダックス》で《番堕天エンゲージ》に攻撃!」

 

《地獄番犬ケルベロス・ダックス》が《番堕天エンゲージ》を噛み砕いた。

 

 

一色 いろは LP 2600→2100

 

《魔光伯爵バウラ》ATK 2000→1700

 

 

「フィールド魔法の効果で《番堕天エンゲージ》と同じレベル……レベル7のモンスターを特殊召喚する! 墓地から《ランチャーバーナード》を特殊召喚!」

 

 

《ランチャーバーナード》

level 7

ATK 2700 DEF 1900

通常モンスター

 

 

「しかもバトルフェイズ中の召喚だから攻撃することはできる! 《ランチャーバーナード》で《魔光伯爵バウラ》を攻撃!」

 

「うぎゃぁ!?」

 

 

一色 いろは LP 2100→1100

 

 

「モンスターが破壊されてまた同じレベルのレベル5の獣族モンスターを特殊召喚! 《スプラッシュ・レトリバー》を特殊召喚!」

 

 

《スプラッシュ・レトリバー》

level 5

ATK 2200 DEF 1400

通常モンスター

 

 

「う、嘘でしょ?……あそこからこんなコンボって………」

 

「あたしは………《スプラッシュ・レトリバー》でダイレクトアタッ……」

 

「ふ、ふぎゃぁぁぁっ!?(なーんて、このリバースカードを使えば…………)リバースカードオープ………」

 

ドサッ

 

「ん?」

 

一色がリバースカードを発動しようとすると、由比ヶ浜結衣が倒れた………

 

『由比ヶ浜!?』

 

『『『結衣!?』』』

 

ギャラリーは皆、結衣先輩に注目していた。しかし、すぐに立ち上がる……

 

「……はぁ……はぁ、だ、ダイレクト………」

 

その顔は疲れきっており、しかし、さっきまでとは違い、生気に満ちていた。

 

「………アタック!」

 

一色はリバースカードを使うことなく攻撃を受けた。

 

 

一色 いろは LP 1100→0

 

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

 

八幡side

 

「エー、ソレデーワ、由比ヶ浜 結衣サーンの進級試験ンーは、チョットシタトラブルはアリマシターガ、終了ナノーネ。結果ーハ、後日~、デモ、進級はデキルト思ってイイノーネ!」

 

「よ、よかったぁぁ~」

 

「ええ、良かったわね」

 

「結衣先輩さすが、ガッチャだぜ!」

 

由比ヶ浜、雪ノ下、遊城と続けて声をかける。

 

「ううう~、結衣先輩に負けるなんて~!(しかもあのリバースカードの《天魔相殺》を使えば逆転できたのに!)」

 

「なぁ、一色。お前、由比ヶ浜と何かあったのか?(最後のリバースカードの事は聞かなくていいか………)」

 

俺は一色に声をかける。

 

「べ、別に~、結衣先輩のポジションが羨ましかったなんて思っていないですけど~?」

 

は? 由比ヶ浜のポジションが羨ましい?

 

「いや、お前も一年の間では似たようなポジションなんじゃねーの?」

 

「………そういう意味じゃないです……てか全然違いますし………」

 

ん? よく聞こえないが………

 

「……てか、よく考えたら私もあの部に行けば良いだけだったかも……」

 

「あ? 何だって?」

 

「別に先輩達の部って部員じゃなくても部室行ってもいいですよね? 十代君とかもよく遊びに行ってますし……」

 

「まあ、そうだな……万丈目とかもしょっちゅう来るし……」

 

「じゃあ私も今度いきますね! いいですよね!」

 

「あ? あ、ああ、いいんじゃねえの?」

 

「よし! なら、私的にはよし!」

 

いったいなんだったのだろうか?

 

しかし、こうして、由比ヶ浜の進級試験は幕を閉じたのだった。

 

余談だが、この翌日からなぜか一色は奉仕部に入り浸るようになった。




アンケート………全体で見れば戸塚の勝利だが
みたくない+校外学習いかなくて



みたい+八幡が相手なら

だとみたい派勝利………どうしよう………戸塚圧勝のパターンしか考えてない………

あと、進級試験編は終了です。

校外学習編にて材木座のデュエルって、みたい?

  • みたくない
  • 相手が八幡なら………
  • 戸塚のならみたい
  • そもそも材木座は校外学習にいかなくていい
  • みたい

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。