やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。 作:sewashi
八幡のデュエルをする理由が少し無理矢理になってしまった……
さか☆ゆうさんのオリカ登場させました。
黒蠍盗掘団が現れてから数日後。
天上院の兄貴は何も思い出せずセブンスターズも謎のまま過ぎていった。
『ボッチィィッ! ボッチィィッ! ボッチボチチチィィッ!』
『ちょっとちょっと! 万丈目のアニキ! 八幡の旦那! 起きてちょうだいよ!』
ある日の夜中に《クリボッチ》とおジャマトリオによって起こされた。
そして遊城達も起こされカイザーとクロノス教諭から天上院に何かあったと知らされる。
そして天上院兄は……
「タ……イ……タ……ン……」
「タイタン!?」
「知ってるのか?」
「ああ、前に特待生寮でデュエルしたことがある。でもあいつの闇のデュエルはインチキ手品だったけど……よく考えると途中から本物っぽかったし……まさか!?」
俺達は天上院兄を連れて前にタイタンとやらがいた特待生寮へ向かう。
向かった先には案の定、天上院とタイタンがデュエルを始めるところだった。
「やめろ! 明日香! そいつは闇のデュエリストかも知れない!?」
天上院はこちらを少し見てデュエルをしようとする。
「「デュエル!」」
1ターン目
タイタン LP4000 手札5
天上院 明日香 LP4000 手札5
先攻はタイタンだ。
「私のターン、ドロー《デーモンズ・ピカドール》を召喚」
《デーモンズ・ピカドール》
level 4
ATK 1600 DEF
効果モンスター
「さらに1枚カードをセットしてターンエンド」
2ターン目
タイタン LP4000 手札4
フィールド
デーモンズ・ピカドール
リバースカード1枚
天上院 明日香 LP4000 手札5
「私のターン、ドロー《サイバー・チュチュ》を召喚!」
《サイバー・チュチュ》
level 3
ATK 1000 DEF 800
効果モンスター
“相手フィールド上に存在する全てのモンスターの攻撃力がこのカードの攻撃力よりも高い場合、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃することができる。”
「手札から魔法カード《アレグロ・トゥール》を発動! フィールドの魔法、罠カードを破壊する」
《アレグロ・トゥール》
通常魔法
“自分フィールド上にモンスターが存在するとき、相手フィールド上の魔法、罠カードを1枚破壊する。”
「なに!?」
「《サイバー・チュチュ》でダイレクトアタック!」
「ぐわっ!」
タイタン LP4000→3000
「カードを1枚セットしてターンエンド」
3ターン目
タイタン LP3000 手札4
フィールド
デーモンズ・ピカドール
天上院 明日香 LP4000 手札3
フィールド
サイバー・チュチュ
リバースカード1枚
「私のターン、ドロー……バトルだ《デーモンズ・ピカドール》で《サイバー・チュチュ》に攻撃」
「リバースカードオープン《ドゥーブルパッセ》」
《ドゥーブルパッセ》
通常罠
“相手モンスターが自分のモンスターを攻撃対象にしたとき発動できる。その攻撃を自分への直接攻撃に変更する。そのあと、相手プレイヤーは攻撃対象にしたモンスターの攻撃力分のダメージを受ける。”
「その攻撃は私が受けるわ! その代わり《サイバー・チュチュ》の直接攻撃を受けてもらうわ!」
「なに!?」
天上院 明日香 LP4000→2400
タイタン LP3000→2000
なんだ? 天上院の奴、焦ってやがる……
「何を焦っている? 恐怖からタクティクスが乱れているのではないか?」
タイタンもそう思ったようだ……
「苦しんでいる兄を、その闇から一刻も早く救い出したいただそれだけのことよ……あなたは自分に勝てば兄の記憶を戻すと言った。だから早く倒そうとしてるだけ」
なるほど、そういうことか……
「そうかな? まあいい、お前もまた闇の世界に取り込んで、兄と同じ経験をさせてやる」
タイタンはデュエルを続ける……
「儀式魔法《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》発動、手札からレベル6の《デーモンの召喚》を生け贄に《デーモンズ・マタドール》を儀式召喚」
《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》
儀式魔法
“《デーモンズ・マタドール》の降臨に必要。
自分の手札、フィールドからレベルの合計が6以上になるように生け贄に捧げる。”
《デーモンの召喚》
level 6
ATK 2500 DEF 1200
通常モンスター
《デーモンズ・マタドール》
level 6
ATK 0 DEF 0
儀式効果モンスター
“《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》により降臨。
このモンスターは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
自分フィールド上に《ダーク・アリーナ》が存在する限り、このカードは戦闘によって破壊されず、戦闘ダメージも受けない。
このカードと戦闘を行ったモンスターはダメージ計算終了後に破壊される。”
「攻撃力、守備力ともに0のモンスターなんて……いったいどんなタクティクスが隠されているの?」
「いままでのデュエルは闇のデュエルではない。これからが本当の闇のデュエルだ! 闇の闘牛場!《ダーク・アリーナ》を発動!」
タイタンがこのカードを発動した瞬間、天上院は闇に包まれて何も見えなくなってしまった。
「おいおい、どうなってるんだ!?」
「十代! お前は奴と戦ったことがあるんだろ!? あいつはこんな技も使えるのか?」
「いいや、俺が戦ったときのタイタンはただのインチキマジシャンだった。でも今は本物だ」
マジか。くそ、天上院の姿もデュエルも見えない……
よくわからないが天上院が不利な状況なのは違いない。
「おい、天上院先輩? 妹がピンチだぞ! 声をかけてやれよ! 名前を呼んでやれよ! 兄ならしてやれよ!」
しかし、天上院兄は何も言えない……
そして……
「ごめんなさい……兄……さん」
天上院 明日香 LP0
天上院が負けた!?
天上院の七星門の鍵が消えた。恐らく石柱がまた開いたのだろう……
そして……
「明日香ぁ!?」
「天上院君!?」
「明日香!?」
「シニョール天上院!?」
天上院は床に沈むように落ちて行く……
「ふははは、この者は闇の世界で新たな闇のデュエリストとなるのだ!」
タイタンは言い出す。それがこの闇のデュエルのリスクか……
「そんなことさせるかよ。おい、今度は俺とデュエルだ。俺が勝てば天上院は返してもらう」
「ほう、私に挑むとは貴様もまた闇の世界に取り込んでやろうではないか」
俺は天上院が使っていたデュエル・ディスクを取り付ける。
そしてタイタンは言い出す。
「その者は5ターンもすれば完全に闇に取り込まれ2度と元に戻ることは出来ないそして私が先攻……つまり救いたければ貴様は4ターン以内に私を倒さなければならないと言うことだ」
「なんだと!」
「テメェ!」
「卑怯だぞ!」
カイザー、遊城、万丈目が言い出す。
「安心しろ、俺は4ターン以内にこいつを倒す」
「ふふふ、では……」
「「デュエル」」
1ターン目(天上院、のこり4ターン)
タイタン LP4000 手札5
比企谷 八幡 LP4000 手札5
「私のターン、ドロー……ふふふ、今度は最初から行くぞフィールド魔法、闇の闘牛場《ダーク・アリーナ》発動」
タイタンがフィールド魔法を使った瞬間、あたりは闇に包まれる。
天上院に使ったフィールド魔法か……
《ダーク・アリーナ》
フィールド魔法
“お互いのモンスターの攻撃対象は相手が選択する。また、攻撃可能なモンスターが存在する場合は必ず攻撃を行わなければならない。”
「ふふふ、闇の中では貴様はバトルの相手を選べない。さらには攻撃を強制する効果もある。さらに儀式魔法《マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ》手札から《デーモンの召喚》を生け贄に《デーモンズ・マタドール》を儀式召喚」
「天上院の時と同じパターンか……」
「ふふふ、《デーモンズ・マタドール》は《ダーク・アリーナ》の中では戦闘で破壊されずダメージも受けない上に戦闘した相手モンスターを破壊する」
なるほど、このコンボで天上院を苦しめたのか……
「カードを1枚セットしてターンエンドだ」
2ターン目(天上院のこり3ターン)
タイタン LP4000 手札1
フィールド ダーク・アリーナ
デーモンズ・マタドール
リバースカード1枚
比企谷 八幡 LP4000 手札5
「俺のターン、ドロー……(このターンと次のターンだけでタイタンを倒せなきゃ天上院は助からない……だが焦るな……このターンは確実に仕込みをする)。俺は《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》を攻撃表示で召喚」
《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》
level 4
ATK 500 DEF 500
効果モンスター
“自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しないとき、相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
このモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、またはフィールドを離れたとき、相手の手札を1枚ランダムで墓地へ送る。”
「ほう、貴様も直接攻撃が好きなようだな……」
「ああしかも天上院の《サイバー・チュチュ》と違って直接攻撃に制限はない。《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》でダイレクトアタック」
「くぅ、だがしかし、読みはさっきの女のようにはいかないようだな……リバースカードオープン永続罠《デスカウンター》」
タイタン LP4000→3500
《デスカウンター》
永続罠
“直接攻撃によってプレイヤーに戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する。”
「この効果で《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》は破壊される」
《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》が破壊された。
「だが、お前は《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》の効果で手札をランダムに失う。直接攻撃と破壊されることによって2枚だ。といってもお前の手札は1枚しかないがな……」
「なに!?」
タイタンは手札を失った。
「そして、その永続罠はお前にも影響する。俺はカードを2枚セットしてターンエンド」
3ターン目(天上院のこり2ターン)
タイタン LP3500 手札0
フィールド ダーク・アリーナ
デーモンズ・マタドール
デスカウンター
比企谷 八幡 LP4000 手札3
フィールド
リバースカード2枚
「私のターン、ドロー……どうやら貴様の狙いは《ダーク・アリーナ》の強制攻撃効果で《デーモンズ・マタドール》に攻撃させて私自らの《デスカウンター》で破壊させるのが目的だろうが、そうはいかない《デーモンズ・スケルトンバイス》を召喚」
《デーモンズ・スケルトンバイス》
level 4
ATK 1500 DEF 1300
効果モンスター
“このモンスターが召喚、特殊召喚されたターン、自分はバトルフェイズを行えない。
このモンスターを召喚したエンドフェイズ時、お互いのプレイヤーは自身の手札を全て墓地へ送り、お互いに自身のデッキからカードを3枚ドローする。”
「このモンスターが召喚されたターン、私はバトルフェイズを行えない。残念だったな……」
くそ、だが、俺の手札にはバトルする相手モンスターの効果を無効にできる《ロンリーヒール-ダガーマン》がいる。こいつを次のターン出せば……
「ふふふ、手札に何やら逆転のカードがあるようだな……だがその手札は捨ててもらおうか」
「なに?」
「《デーモンズ・スケルトンバイス》は召喚されたターンバトルを放棄する代わりにそのターンのエンドフェイズにお互いの手札を全て捨て互いにデッキから3ドローする。私は0だが貴様はその手札を捨ててもらおうか」
「くそ」
俺は手札を全て捨ててカードを3枚ドローした……
「くくく、何を怒っている? 残り1ターンで私を倒せなければ、その女は完全に闇に取り込まれてしまうと言うのに私に怒りを向けている場合か?」
怒っている? ああ、そうか……俺は怒っていたのか……
「確かに俺は怒っていたようだな……だが、その怒りの矛先はタイタン。お前にじゃない」
「なに? では誰にだと言うのだ?」
誰に? 決まってる。
「天上院吹雪さんにだよ」
「なに? なぜ奴に?」
「あの人は兄でありながら助けを求める妹になにも声をかけてやらなかった。同じ妹を持つ兄の身として何となくだが許せなかったってわけだ」
するとタイタンは……
「ふははは! 妹を持つ兄としてだと? 笑わせる! ならば貴様を闇のデュエリストにしたあと、貴様の妹を真っ先に貴様に闇に取り込まさせてやろう!」
「そんな事はできねぇよ、そもそもお前は俺にこのターンで倒すからな」
俺はデッキのカードに手をかける。
4ターン目(天上院ラストターン)
タイタン LP3500 手札3
フィールド ダーク・アリーナ
デーモンズ・マタドール
デーモンズ・スケルトンバイス
デスカウンター
比企谷 八幡 LP4000 手札3
フィールド
リバースカード2枚
このターンの間にこいつを倒さないと闇のデュエルに勝っても天上院は助からない……
「俺のターン、ドロー。俺は手札から《ロンリーヒール-ファントム》を特殊召喚」
《ロンリーヒール-ファントム》
level 4
ATK 800 DEF 1200
効果モンスター
“自分フィールド上に《ロンリーヒール》と名のつくモンスターが存在していないとき、このモンスターは手札から特殊召喚することができる。
自分フィールド上にこのモンスター以外のモンスターが存在しないとき、このカードを墓地へ送り、発動する。自分のデッキから《ロンリーヒール-ファントム》以外の《ロンリーヒール》と名のつくカードを3枚選択し、その中から1枚を手札に加え、残りを墓地へ送る。”
「俺は《ロンリーヒール-ファントム》の効果でこいつを墓地へ送り、デッキから《ロンリーヒール-チェイサー》《ロンリーヒール-ネクロマンサー》《ロンリーヒール-ヴェルフェゴール》を選択して《ロンリーヒール-ネクロマンサー》を手札に加え、残りを墓地へ送る」
《ロンリーヒール-ネクロマンサー》
level 6
ATK 1300 DEF 1500
効果モンスター
“自分フィールド上に、このカード以外のモンスターが存在しないとき、このモンスターを生け贄に捧げて発動する。自分の墓地から《ロンリーヒール》と名のつくモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。”
「さらに俺はリバースカードオープン《ロンリサイクル》」
《ロンリサイクル》
永続罠
“自分フィールド上にモンスターが存在しないとき、自分の墓地からレベル4以外の《ロンリーヒール》と名のつくモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターがフィールドを離れるとき、離れる代わりにそのモンスターとこのカードはゲームから除外される。
このカードがフィールドを離れたとき、そのモンスターはゲームから除外される。”
「俺はこの効果で墓地の《ロンリーヒール-ゴシックロリータ》を特殊召喚する、さらにそいつを生け贄に《ロンリーヒール-ネクロマンサー》を召喚。さらに俺は《ロンリーヒール-ネクロマンサー》の効果で墓地から《ロンリーヒール-チェイサー》を召喚条件を無視して特殊召喚する」
《ロンリーヒール-チェイサー》
level 8
ATK 3000 DEF 2500
効果モンスター
効果は25話参照。
「ほう、だがそんなモンスターを出したところで私の《デーモンズ・マタドール》によって破壊されるのがオチだ」
「さらに俺は装備魔法《黒歴史ノート》を発動。俺の墓地から《ロンリーヒール-ダガーマン》を除外して《ロンリーヒール-チェイサー》に効果と攻撃力をプラスする」
《ロンリーヒール-ダガーマン》
level 5
ATK 2000 DEF 1900
効果モンスター
“このモンスターが相手モンスターと戦闘を行うとき、自分フィールド上に他のモンスターが存在しなければ、このカードと戦闘を行う相手モンスターの効果を全て無効にする。”
《ロンリーヒール-チェイサー》ATK 3000→5000
「なに!? 攻撃力5000!? くくく、たしかに《デーモンズ・スケルトンバイス》に攻撃すれば私を倒せるが《ダーク・アリーナ》の効果で私はお前の攻撃対象を決めることができる。しかも貴様は《デーモンズ・マタドール》に攻撃させて効果で破壊する事ができる。そして貴様はタイムオーバーだ!」
「いや《ロンリーヒール-チェイサー》には俺の全てのカードを1ターンに1度、相手のカード効果を受けない。そして《黒歴史ノート》の効果で受け継がせた《ロンリーヒール-ダガーマン》の効果で戦闘する相手モンスターの効果は無効になる」
「なに!?」
「《ロンリーヒール-チェイサー》で攻撃! 消え去れ、タイタン! 闇の世界に消えろ!」
「うわぁぁぁっ!?」
タイタン LP3500→0
タイタンのライフが0になり、俺達を覆っていた闇が晴れていく……
「先輩!」
「八幡さん!」
「比企谷!」
遊城、万丈目、カイザーとやっと声が聞こえた。
そしてタイタンは……
「く、くそぉ!? まさか本当にたった2ターンで殺られるとは……しかし、どうやら娘は助からんようだな……」
なに!? 俺たちはあわてて天上院の方を見ると、もう手しか見えないほど闇に取り込まれいた。
「どう言うことだ!」
「どうやら私の見立てよりも闇の侵食が早かったようだな……その娘も道連れだぁ!」
そう言ってタイタンは闇に飲み込まれた。
「おい! 天上院 吹雪! 天上院の名前を呼んでやれ!天上院を救えるのはあんただけだ!」
遊城達もそう思ったようだ。
「そうだよ、吹雪さん! 呼んでやれよ!」
「吹雪! 明日香を呼ぶんだ!」
天上院吹雪は……言った。
「明……日……香……、明日……香、明日香ぁぁ!」
その声は天上院に届いたようで………
「……兄……さん……兄さん!」
天上院を覆っていた闇が晴れていく……
「良かったな……明日香」
天上院兄妹はようやく関係を取り戻したのだった。
……。
…………。
………………。
「吹雪兄さん……」
「明日香……」
二人は体を抱き合い言う。
「お帰りなさい」
「明日香、すまなかった。心配かけた」
「いいのよ。私こそタイタンに勝てずごめんなさい……」
「いや、僕こそ彼に言われても声をかけることができず明日香の命を危険にさらした……」
「比企谷先輩も、ありがとうございます」
おっと、ここで二人に割って入れるかよ……
「いいや、今は感動の再開を続けろ」
「いいえ、それは今後じっくり……それよりも兄さん。闇のデュエルの世界に?」
「自ら望んで入ったわけじゃない。僕達はこの特待生寮で特別授業を受けていた。そしてそんなある日、地下のデュエルリングに呼び出された僕達はテストデュエルの最中にさっきのタイタンのように闇の世界に取り込まれてしまった」
僕……達?
「他にも取り込まれた奴が?」
「ん? ああ、たしか……あれ? たしかに誰かいたはずなのに……」
ふむ、完全に記憶が戻ったわけじゃないのか?
「闇の世界は悪夢のような世界、そこでこの世の物とは思えないデュエルの修行を積んできた」
「誰が兄さん達をそんな世界に?」
すると、天上院兄はとんでもない衝撃的事実を言い放つ。
「あの日、僕達を地下のデュエルリングに呼び出したのは……………大徳寺先生だった」
なんだと!?
今回の最強カードは、さか☆ゆうさんが考えてくれた
《ロンリーヒール-ファントム》
特殊召喚能力とサーチ能力に長けたモンスター。
今後も活躍に期待します。
次回は学園祭編です。コスプレデュエル。
セブンスターズ編終わったら進級試験編か飛ばして春休み校外学習編かを迷っていますがどちらが見たいですか?
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進級試験編(結衣ちゃん大ピンチ)
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校外学習編(あの小学生登場)
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どちらでもなく新学期(小町ちゃん現る)