やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。 作:sewashi
決着。
ようやく投稿。
6ターン目
遊城 十代 LP1200 手札0
フィールド
E・HERO エッジマン
比企谷 八幡 LP1400 手札1
フィールド
リバースカード1枚
「俺のターン、ドロー。俺は手札から魔法カード《現実逃避》を発動」
《現実逃避》通常魔法
“自分の手札を1枚ゲームから除外する。その後、自分フィールド上のカードを1枚を墓地へ送り、墓地のカードを1枚デッキの一番下へ送る事で、このカードは発動する事ができる。
自分のデッキから《黒歴史》と名の付くカードを1枚、手札に加える。”
「俺は、この効果で手札の《ロンリーヒールーランナー》を除外、フィールド上のリバースカード《ヒールハンド》を墓地へ送り、墓地の《ロンリーヒールーデスサイス》をデッキの一番下へ送り、デッキから《黒歴史ノート》を手札に加える。そして除外された《ロンリーヒールーランナー》の効果を発動。このカードだけが除外されているとき、このカードはフィールド上に特殊召喚する事ができる」
「除外から特殊召喚!?」
「現れろ《ロンリーヒールーランナー》」
《ロンリーヒールーランナー》
level 4
ATK 1600 DEF 300
効果モンスター
効果は12話参照。
「さらに墓地へ送った《ヒールハンド》の効果発動」
「ぼ、墓地から効果!?」
遊城のリアクションがうぜぇ。
「このカードが発動せずに墓地に存在する時、このカードを除外する事で、デッキから《ロンリーヒール》と名の付くモンスター1体を墓地へ送る。俺は《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》を墓地へ。そして《ロンリーヒールーランナー》に装備魔法《黒歴史ノート》を発動」
《黒歴史ノート》
装備魔法
効果は4話参照。
「自分フィールド上に装備モンスターしか存在しないとき、墓地のモンスター1体を除外する事で装備モンスターに攻撃力と効果を与える」
「え? マジ!? スゲェ装備魔法!」
「俺は《ロンリーヒールーエリート》を除外して《ロンリーヒールーランナー》に効果と攻撃力を与える」
《ロンリーヒールーランナー》ATK 1600→2800
「攻撃力が《E・HERO エッジマン》を上回った!?」
「俺は《ロンリーヒールーランナー》で《E・HERO エッジマン》を攻撃」
遊城 十代 LP 1200→1000
俺はバトルフェイズ終了。しかし……
「そして、俺はメインフェイズ2で墓地の《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》の効果を発動する。このカードは……墓地から生け贄召喚することができる」
「なに!? だ、だけどそのモンスターは八ツ星モンスター! 生け贄1体じゃ……」
「《ロンリーヒールーランナー》が受け継いだ《ロンリーヒールーエリート》の効果、フィールド上にぼっちでいるとき1体で2体分の生け贄に出来る。俺は生け贄にして墓地から《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》を召喚」
《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》
level 8
ATK 3100 DEF 2300
効果モンスター
“このモンスターは攻撃宣言することができない。
墓地のモンスターカードがこのカードのみの場合このモンスターは墓地から生け贄召喚する事ができる。
自分フィールド上のモンスターがこのモンスターしか存在しないとき、相手モンスターは全て攻撃標示となり、必ずこのモンスターを攻撃しなければならない。”
「このモンスターは自身から攻撃でしないが効果で、お前は必ずこいつを攻撃しなければならない。これでターンエンドだ」
7ターン目
遊城 十代 LP1000 手札0
比企谷 八幡 LP1400 手札0
フィールド
ロンリーヒールーヴェルフェゴール
「攻撃できないならモンスターを出さなきゃ……いや、攻撃力1000以上のモンスターを次のターン、ドローされたら……」
そう《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》は自身から攻撃できないからモンスターを出さなきゃ問題ないと思うがそうではない。強制攻撃の能力がぼっちでいるときしか発動しないだけで、俺はモンスターを召喚することはできる。
「だったらこのドローに全てをかけるぜ! ドロー! 俺は魔法カード《強欲な壺》を発動! デッキから2枚さらにドロー! よっしゃあ! 俺は《E・HERO スパークマン》を召喚!」
《E・HERO スパークマン》
level 4
ATK1600 DEF1400
通常モンスター
は? そんなモンスター召喚してなんの意味が?
「《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》の効果で攻撃しても自爆だぞ?」
「ああ、わかってるぜ! さらに魔法カード《ミラクル・フュージョン》発動!」
《ミラクル・フュージョン》
通常魔法
“自分の墓地の《E・HERO》と名のつくモンスターを除外し、除外したモンスターで融合召喚可能な《E・HERO》と名のつく融合モンスターを融合召喚する。”
「墓地の《E・HERO フレイム・ウイングマン》と場の《E・HERO スパークマン》を除外して融合! 融合召喚! いでよ! 《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》!」
《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》
level 8
ATK 2500 DEF
融合モンスター
効果
“「E・HERO フレイム・ウイングマン」+「E・HERO スパークマン」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のつくカードの数×300ポイントアップする。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し、墓地へ送った時発動する。破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。”
(どんだけ引きが強えーんだよ……もはやチートじゃねえか……)
「《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》の効果! 墓地の《E・HERO》1体につき、300ポイント攻撃力をアップする!」
(現在遊城の墓地の《E・HERO》は4体……だから1200ポイントアップする……)
《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》ATK2500→3700
「いけ! 《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》! 《ロンリーヒールーヴェルフェゴール》を攻撃!」
比企谷 八幡 LP 1400→800
「《E・HERO シャイニング・フレア・ウイングマン》の効果! 戦闘によって破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」
比企谷 八幡 LP 800→0
こうして、俺の敗けが決まった。
「ガッチャ! 楽しいデュエルだったぜ!」
なにそれ? 変なやつだな……まあいい……
「あの場所は好きに使えよ、じゃーな」
俺は行く。
そして行くさきには雪ノ下と由比ヶ浜が……
「ふ、後輩に負けるなんて無様ね」
「別に勝つことが目的じゃねーだろ?」
「あら? 負けた言い訳かしら?」
「ちげーよ。このデュエルは三沢の依頼のためだろうが。ちゃんと撮れたよな?」
「うん! ばっちり!」
「この映像を三沢にやって依頼完了だ」
……。
…………。
………………。
「ありがとうございます。参考にさせていただきます」
三沢はおじぎをして言う。
「まあ、なんだ。引きが強えー、つーか、運がいいことを除けばあいつのデッキは大したこともねーし、融合にさえ気を付ければ問題ねーと思うぞ?」
「融合召喚ですか……となるとやはり……そうか! よし、ありがとうございます! 俺のデッキコンセプトが決まりました!」
そう言って三沢は部室を出ていった。
余談だが、三沢は遊城との代表決定戦には負けたらしい。
結局敗けですか……
次回は俺ガイルキャラどうしのデュエルの予定です。
セブンスターズ編終わったら進級試験編か飛ばして春休み校外学習編かを迷っていますがどちらが見たいですか?
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進級試験編(結衣ちゃん大ピンチ)
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校外学習編(あの小学生登場)
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どちらでもなく新学期(小町ちゃん現る)