やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。   作:sewashi

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ロンリーヒールのオリカを考えてくれた人がいて嬉しかったです。今後登場するかわかりませんが、思い付いた人がいれば意見感想で送ってもらっても構いません。むしろウェルカム!


20話

3ターン目

遊城 十代  LP3300 手札3

比企谷 八幡 LP4000 手札1

フィールド

 ロンリーヒールーデスサイス

 リバースカード2枚

 

「俺のターン! ドロー! 俺は魔法カード《Oーオーバーソウル》を発動!」

 

《Oーオーバーソウル》

通常魔法

“自分の墓地の『E・HERO』通常モンスター1体を対象に発動する。

そのモンスターを特殊召喚する。”

 

「俺は《E・HERO フェザーマン》を墓地から特殊召喚! さらに魔法カード! 《戦士の生還》を発動!」

 

《戦士の生還》

通常魔法

“自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象に発動する。

その戦士族モンスターを自分の手札に加える。”

 

「俺は《E・HEROバーストレディ》を手札に加える! そして俺は魔法カード《融合》を発動!」

(来たか、融合……)

 

《融合》

通常魔法

“自分の手札、フィールドから融合モンスターにより決められた融合素材モンスターを墓地に送り、融合モンスターを融合召喚する。”

 

「俺は場の《E・HEROフェザーマン》と手札の《E・HEROバーストレディ》を融合! こい、マイフェイバリットモンスター! 《E・HEROフレイム・ウィングマン》!」

 

《E・HEROフレイム・ウィングマン》

level 6

ATK 2100 DEF 1200

効果

“「E・HEROフェザーマン」+「E・HEROバーストレディ」

このカードが戦闘によってモンスターを破壊したとき、破壊した相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。”

 

(来たか、これが《E・HERO》デッキの十八番か……)

「バトル! 《E・HEROフレイム・ウィングマン》で《ロンリーヒール-デスサイス》を攻撃!」

遊城のモンスターが俺のモンスターを攻撃する。

俺は――

「リバースカード、オープン《孤独なバリアーロンリーフォース》」

 

《孤独なバリアーロンリーフォース》

通常罠

“効果は7話参照。”

 

「ろ、ロンリーフォース!?」

――罠カードで対抗する。

「この効果で互いにモンスターは破壊。お前は攻撃力分のダメージで俺は攻撃力の差が500までのモンスターを手札から特殊召喚だ」

《E・HERO フレイム・ウィングマン》が破壊された。

 

遊城 十代 LP3300→1200

 

「……俺は、攻撃力1200の《ロンリーヒールーエリート》を特殊召喚」

 

《ロンリーヒールーエリート》

level 4

ATK 1200 DEF 0

効果モンスター

“自分フィールド上にこのモンスター以外のモンスターが存在しないとき、このモンスターは1体で2体分の生け贄召喚の生け贄にすることができる。”

 

「くそ、俺はリバースカードを1枚セットして、ターンエンドだ!」

 

4ターン目

遊城 十代  LP 1200 手札0

 フィールド

 リバースカード1枚

比企谷 八幡 LP 4000 手札0

 フィールド

 ロンリーヒールーエリート

 リバースカード1枚

 

「……俺のターン、ドロー」

これ、もう俺、ダイレクトアタックで勝てるじゃん? 圧勝じゃん? とも思ったが、このデュエルの俺の目的は勝つことではなく、遊城のデュエルの情報収集だ。この攻撃であっさり負けられたら三沢の依頼に反する。ならどうするか?

今、ドローしたカードは……魔法カード《現実逃避》……そして俺のリバースカードは《ヒールハンド》……

「俺は《ロンリーヒールーエリート》で遊城を直接攻撃」

「リバースカード、オープン! 《攻撃の無力化》!」

 

《攻撃の無力化》

カウンター罠

“相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。”

 

「俺は、ターンエンド……」

 

5ターン目

遊城 十代  LP 1200 手札0

比企谷 八幡 LP 4000 手札1

 フィールド

 ロンリーヒールーエリート

 リバースカード1枚

 

「俺のターン! えへへ」

遊城が何やら笑いだした。え? なに? なんかキモい。

「いやー、オシリスレッドにこんなに強い先輩がいたなんて嬉しくてよ! 最高に楽しいぜ!」

は? 楽しい?

「それで、このドローで状況がガラリと変わるかもしれないって思うとワクワクするぜ! ドロー!」

遊城はカードをドローして……

「よっしゃっ! 俺は《E・HERO バブルマン》を特殊召喚!」

 

《E・HERO バブルマン》

level 3

ATK 800 DEF 1200

効果モンスター

“手札がこのカード1枚のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

自分フィールド上に召喚、特殊召喚、反転召喚されたとき、自分フィールド上に他のカードがない場合、自分はデッキからカードを2枚ドローすることができる。”

 

「こいつの効果で2枚ドロー! さらに速攻魔法カード《バブル・シャッフル》!」

 

《バブル・シャッフル》

速攻魔法

“『E・HERO バブルマン』がフィールド上に表側標示で存在する時のみ発動することができる。

自分フィールド上に表側攻撃標示で存在する『E・HERO バブルマン』1体と相手フィールド上に存在するモンスター1体を守備標示にする。

守備標示にした『E・HERO バブルマン』1体を生け贄に捧げ、『E・HERO』と名の付くモンスター1体を手札から特殊召喚する。”

 

「この効果で俺の《E・HERO バブルマン》とあんたの《ロンリーヒールーエリート》を守備標示に変更! そして、俺はさらに《E・HERO バブルマン》を生け贄に《E・HERO エッジマン》を特殊召喚!」

 

《E・HERO エッジマン》

level 7

ATK 2600 DEF 1800

効果モンスター

“このモンスターが守備標示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけの戦闘ダメージを与える。”

 

マジか……ドローが見事に繋がって上級モンスターを呼び出しやがった。

「バトル! 《E・HERO エッジマン》で《ロンリーヒールーエリート》を攻撃!」

あ、やばい《ロンリーヒールーエリート》の守備力は0だ……しかも遊城のモンスターは貫通能力つき……

 

比企谷 八幡 LP 4000→1400

 

「よっしゃぁっ! ターンエンドだ!」

 

6ターン目

遊城 十代  LP 1200 手札0

 フィールド

 E・HERO エッジマン

比企谷 八幡 LP 1400 手札1

 フィールド

 リバースカード1枚




次回、決着。

セブンスターズ編終わったら進級試験編か飛ばして春休み校外学習編かを迷っていますがどちらが見たいですか?

  • 進級試験編(結衣ちゃん大ピンチ)
  • 校外学習編(あの小学生登場)
  • どちらでもなく新学期(小町ちゃん現る)

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