骸骨と共にぼっちが行く   作:チェリオ

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今回今までで一番長い話となってしまいました。
本当なら二話に分けて書こうと思ったのですが一話にまとめてしまいました。
理由はあとがきで書くとしてどうぞお楽しみください…


第025話 「無口の狂戦士」

 ぼっちは一人森を彷徨う…何を探してるわけでもなく…何をすることもなく…ただ出会ったものは殺す…何の躊躇いも無く殺す…さっきも殺した…ミスリルのプレートを下げた一団を…弱すぎた…あの時の…純白の騎士と戦いたい…

 そんなぼやけた意識の中、何かを感じた。

 

 「《センス・エネミー》」

 

 敵意を調べる魔法を使用するが何も引っ掛からない。首を傾げることなく口を開く。

 

 「《アイズ・オブ・ハイプローピア》」

 

 目を望遠鏡のように遠くを見やすくなる魔法を使用した。何かを感じるほど近くに居るならば空間を超えて対象の調査を行うことができる魔法《プレイナーアイ》よりこちらの方が良い。それに《アイズ・オブ・ハイプローピア》は自分の目を強化する魔法であり探知魔法や領域魔法ではない為、情報系の防壁に引っ掛かる事がないのだ。

 七人の異形種が見える。今までの獲物とは違う…

 

 「《サイレント・ムーブ》及び《ハイド・ザ・サインズ》」

 

 足音と気配を隠すスキルを使用し森を駆ける。目指すは七人の集団…目的は…殺す…ただそれだけ

 

 

 

 アインズは陣形を取って森を進んでいた。先頭をアインズが歩き左右にシャルティアとアルベド、後方中央をマーレが担当し左右をアウラとコキュートス、アインズとマーレの中間にデミウルゴスを配置したものだった。上から見たらIの字に見える物だった。

 この配置には意味があった。アインズが先頭を歩いているのは索敵の為ではなくぼっち戦にて安全の為だった。ぼっちは集団に戦いを挑む時には必ず背後もしくは側面から襲う事が多かった。ゆえに先頭こそが安全だと判断したのだ。しかも左右を攻撃特化と防御特化で固めたおかげでまず攻めて来れないだろう。逆にマーレが一番危険なのだ。ぼっちの戦術的に襲われる可能性が高いのはマジックキャスターなどの後方支援要員である。肉弾戦を行なっている最中にちまちまと攻撃を受けるだけでもうっとおしいのに相手の回復まで行い、こちらの攻撃は通らない。だからそう言った後方要員を狙う。

 この陣形はマーレを囮とすることが大前提の陣形なのである。だからと言ってやらせる訳ではない。ちゃんと策も考えている。戦闘時には左右に布陣させたコキュートスとアウラが時間を稼ぎ、中央のデミウルゴスが《悪魔の諸相:八肢の迅速》で急行、マーレは《ウッドランド・ストライド》によりシャルティアを転移させる。この間にアインズの元まで下がれば攻撃要員4の後方守備1の後方支援2戦況は有利になるだろう。もしもマーレが危なくなればアルベドが《トランス・ポジション》により入れ替わる手はずになっている。

 他にも策は用意した…後はうまくいってくれる事に全力を注ぐ事だけだった。

 

 ここでアインズは失念していた事がある。《ベルセルクの腕輪》は今までの戦闘から戦闘方法などを検索するシステムである。『今までの』と言う事はアインズ・ウール・ゴウンより前の戦闘データも含まれていた。さらに仲間が出来てからは戦闘を控えていた反面、一人の時の方がぼっちの戦闘スタイルなのである。

 導き出された行動は敵の一番薄い所ではなく厚い所…それも指揮官を狙うことだった。

 

 「な、何!?正面だと!!」

 

 突然正面の茂みより襲い掛かってきたのだ。皆後方に気をとられていたおかげで対処に遅れた。アインズに一撃が加えられる。しかも剣士であるぼっちの初撃は《二の太刀要らず》。一瞬だけ防御力を半分にし攻撃力と攻撃モーションの速度を一瞬だけ二倍にする一日に一度だけ使えるスキル。

 

 「《ウォールズ・オブ・ジェリコ》そして《イージス》」

 

 アルベドがアインズを押し退け手を突き出す。スキルによって発現した光の盾にぼっちの刀が触れる。ぼっちは非力といえ今は《ベルセルクの腕輪》で超絶強化された戦闘力を《二の太刀要らず》でさらに強化しているのである。防御特化と言え防ぐのは不可能である。

 

 「アルベド!?くっ!《リアリティ・スラッシュ》」

 「せ、《清浄投擲槍》!」

 

 アインズに続きシャルティアも攻撃を放つ。ぼっちは現状防御力は半分の為に当たれば大ダメージ。無言のまま攻撃を中止して後方へ飛び退き、その後を斬撃のような衝撃波と神聖属性を持つ3メートルもの槍が向かって行く。同時に追撃するようにシャルティアが前に出る。

 

 「《不浄衝撃盾》ならびに《ブラッディ・ランス》」

 

 《不浄衝撃盾》で《リアリティ・スラッシュ》と《清浄投擲槍》を防ぎ、血の様な液体で作られた槍が出現する。このスキルはスライム種でありながら吸血鬼でないと使えないスキルである。正直《清浄投擲槍》の劣化版である。ただ液体操作を得意とするスライムが吸血鬼ならばこんなのはどう?というネタスキルである。だが、ぼっちは気に入り良く使用していたのだ。もちろんアインズ・ウール・ゴウンに加入する前ではあるが…

 

 「ならば《不浄衝撃盾》」

 

 ぼっちが行なったようにこちらも防御として使用する。シャルティアは気付いてなかった。消し飛んだ《ブラッディ・ランス》の影より4本のナイフ・バットが飛んで来たのだ。

 

 「《トランス・ポジション》!《ミサイルパリィ》《カウンターアロー》」

 

 シャルティアとアルベドが入れ替わると同時に反射スキルを唱える。当たりかけたナイフ・バットがぼっちへ向かって行く。迎撃に同じ本数のナイフ・バットで相殺した。

 

 「やはり迎撃だけでダメージは無理ね」

 「あ、ありがとうアルベド…」

 「まったく前に出すぎよ」

 

 戦闘中に会話をするなと言いたいが彼女らは決して油断無く相手を睨みつけている。相手を気遣っていたら速攻でやられることは頭ではなく肉体で理解した。それでもまだ余裕があるのだ。

 

 「《悪魔の諸相:八肢の迅速》」

 「《不動縛鎖》」

 「う、《ウッドランド・ストライド》」

 「《 マカブル・スマイト・フロストバーン》!!」

 

 二人の動きに連動して他の守護者も動き始めた。急加速してくるデミウルゴスに反応したぼっちがアウラの《不動縛鎖》により拘束された。次にマーレにより転移させられたコキュートスが至近距離で一撃を放つ。

 

 「《コントロール・ デシジョン》」

 

 焦ることなくスキルを発動させコキュートスの攻撃を通り抜け捕縛を刀で切り裂き脱出する。同時にナイフ・バットを今度は6本を飛ばす。先ほどの4本より速度が速い事から上位種と分かるが守護者なら対応できる速度だった。

 

 「《悪魔の諸相:鋭利な断爪》」

 

 80センチまで伸びた爪ですべてを打ち落とした。

 

 「さすがはぼっち様ですね…ですが…」

 「ナイフ・バットハ合計18本…」

 「の、残り…よ、4本です!」

 「《ブラッディ・ランス》及び《コントロール・ デシジョン》の使用回数は三回まで…だったよねシャルティア」

 「そうでありんすよチビスケ…」

 

 アインズ・ウール・ゴウンメンバーでさえ知らないスキルを熟知出来たのは偶然だった。陽光聖典との戦いで気になったアインズがナイフの本数と《コントロール・ デシジョン》の事を聞いており、馬車内での会話で《ブラッディ・ランス》の話が出たのである。詳しい話は出来なかったが大まかな事は分かっているのである。

 

 「ぼっちさん…今助けます。マーレ!」

 「は、はい!《ウッドランド・ストライド》」

 

 後方のマーレと合流したアインズはマーレに転移させた。ぼっちはすぐに確認を行なうが…

 

 「ここですよぼっちさん!《ウォール・オブ・スケルトン》」

 

 振り向くと同時に地面より髑髏で構成された壁が現れる。注意を壁とアインズが引き付けた。

 

 「《 レインアロー「天河の一射」》」

 「いくでありんすよコキュートス!」

 「承知シタ《レイザーエッジ・羅刹》」

 

 上から無数の矢が降り注ぎコキュートスが《レイザーエッジ・羅刹》により胴体と腕輪をしている左腕を狙った。そしてシャルティアが突撃する。ぼっちでは反応できない死角よりの多数攻撃。防ぐとしても映像での反応では間に合わない。

 これこそがアインズと皆で出した必勝の作戦であった。

 

 ここで予想外な事が起こった。ゲームだった頃は視覚でしか認識出来なかった世界だが現状五感で感じられるのだ。それに加えてぼっちは異常な反射神経とそれを異常な肉体を持っているのだ。

 ゆえに気付いたのだ後ろからと上からの攻撃に…

 

 「《コントロール・ デシジョン》《不浄衝撃盾》《コントロール・ デシジョン》」

 

 ただ淡々とスキルを発動させた。コキュートスの胴体の一撃を受け、腕への攻撃は当たり判定を動かし、上からの矢は《不浄衝撃盾》で防ぎ、シャルティアの攻撃を再び使用した《コントロール・ デシジョン》でダメージを回避した。

 勢いを殺しきれずぼっちに体当たりしてしまったシャルティアはそのまま抱きしめられた…

 

 「な、ぼっち様!?くぅあ!」

 

 何が起こっているか分からないアインズと壁を一つ挟んだ先でぼっちはシャルティアの首筋に噛み付いていた…

 

 「あぁぁ…」

 「シャルティア!?」

 「アウラ、シャルティアを。コキュートス!!」

 「アチャラナータ…三毒を斬り払え、倶利伽羅剣!」

 「…《ブラッディ・ランス》」

 

 吸血行為を止め急ぎ不動明王撃に血の槍を投げつける。相殺は出来るはずがなく多少ずらす程度だったが後は自前の速度と反射神経で回避する。その間にすかさずアウラがシャルティアを抱えマーレの元まで離脱する。

 

 「アウラ!シャルティアは大丈夫なの!?」

 「駄目だよ…吸血により気絶している!」

 

 最大の攻撃力を失ったが悪い状況ではなかった。《コントロール・ デシジョン》と《不浄衝撃盾》の使用回数は0でナイフ・バットは4本と《ブラッディ・ランス》は残り一回…すでに戦闘スキルの半分以上を消費させた。

 しかし配置が悪かった。なぜなら…

 

 「いけない!!《トランス・ポジション》」

 

 ぼっちは振り返り骨の壁を切り裂いた。囮の為に一人背後に回ったアインズは自ら出した壁で状況が把握できていなかった。突如壁が壊れぼっちとアインズの視線が合う。予想外の出来事に魔法を唱えるのが遅れる。そこに刀が突き出される。

 

 「!ぐぅううううう!!」

 「!!ア、アルベド!?《グラビティメイルシュトローム》」

 

 入れ替わったアルベドはスキルを唱える間もなく腹部に刀が突き刺さる。超重力の螺旋球が放たれたのを確認し、回避しようとしたぼっちに直撃した。刀を離し吹き飛ばされ地面を転がりながら体勢を整えた。

 

 「見事ダアルベド!」

 

 アルベドはあえて腹部への突きを受けたのだ。この先になるがアルベドの腹筋をデミウルゴスがある事で殴った事があるのだ。殴っても大したダメージを負う事無く、殴ったデミウルゴスが「なんて硬い腹筋なんだ」と表現するほどの。スキルを使わなくてもアルベドの防御力は高いのだ。だからこそあえて突きを受け腹筋と手の力でぼっちから刀を奪ったのだ。《ベルセルクの腕輪》で強化されるのは戦闘力。刀を失ったぼっちは能力で得られるものも一つを失ったのだ。

 それに比べてこちらは二人脱落と言っても前衛3人に後衛2人…有利のはずだった…

 距離を取らされたぼっちが残ったナイフ・バット4本を投げた。

 

 「その手は喰らいません。《悪魔の諸相:鋭利な断爪》」

 

 先ほどと同じようにデミウルゴスが迎撃する。が、ひとつも打ち落とす事が出来なかった。

 《クリエイト・ヴァンパイヤ・アイテム》で作られるナイフ・バットの総数は18本なのは合っているがあの口数少ないぼっちがすべてを話すだろうか?答えは否であった。総数の中で4つの分類がされている事を話していないのだ。下級で8本である。中級で6本、上級は3本、特上は1本のようにランクがあり、今まで投げていたのは下級と中級であり今投げたのは上級と特上。ランクが上になるほど追尾性能と回避性能は格段に上がるのだ。ちなみにニグンが売っているのが下級でクレマンティーヌが喰らい、上級天使を瞬殺したのが中級である。

 上級の二本がデミウルゴスの足に突き刺さり、残りの二本がアウラとマーレに向かって行く。アインズを含んだ4人で迎撃したが上級は落とせても特上は落とせない。知ってる人には分かるだろうか。当てるのも難しい小さな短剣がマクロスFのゴーストV-9のような機動で突っ込んでくるのだ。ただそれは身体ではなく杖を弾き飛ばしたのである。

 ダメージを受けたデミウルゴスが膝を突き動けなくなってしまった。上位にはバッドステータスを付与する事が出来るのだ。現在発動しているのは《麻痺大》しばしだが動く事が出来なくなった。

 

 「く、マーレとアウラはデミウルゴスを連れて下がれ。ここは私と…」

 「イエ、ココハ私メニオ任セヲ!」

 

 コキュートスがぼっち目掛け突っ込む。

 

 「《ブラッディ・ランス…」

 

 再び形成されていく血の槍を迎撃する為スキルを発動させる。

 

 「《レイザーエッジ・羅…》」

 「…サウザンド・アロー》」

 

 複数を標的とするスキルで槍と腕輪を狙う。が、その前に新たなスキルが告げられる。槍として投げ出された血が再び液体になり千本の矢となりコキュートスを襲い、甲殻装甲がどんどんと削られていき両膝を地面についた…

 

 「マ、マサカコノヨウナ事ガ…」

 

 アインズは今どうやって撤退するかを考えていた。後衛2人に前衛1人…しかも前衛としているアウラはどちらかと言うと後衛職のほうが強いのだ。前衛と言うか遊撃と言ったほうが正しいのだ。デミウルゴスは回収できずコキュートスもまた距離がある。アルベドなど回収するには残りの三人でぼっちを突破せねばならない。

 不可能…

 この場でぼっちを倒すか皆を連れて逃げるか…出来るのはアウラ、マーレ、シャルティアを連れて逃げる事だけだが…見捨ててなどいけるはずも無い…

 

 「ウオオオ!」

 

 行動不能と見て横を通り過ぎようとしてたぼっちにコキュートスがしがみ付いたのだ。二本の手で身体を、残りの二本の手で両腕を押さえたのだ。抵抗してもぼっちの力では解きようが無かった。

 

 「今デスアインズ様!私ゴトデモぼっち様ヲ」

 「くぅ!《悪魔の諸相:八肢の迅速》ぼっち様…《悪魔の諸相:鋭利な断爪》」

 

 無理をして負傷していたデミウルゴスが急加速してぼっちに迫る。身動きの取れない人の身では回避など不可能だったがデミウルゴスの爪が届かない距離で打撃を喰らった。

 

 「ガハッ!?」

 「デミウルゴス!?ナ、ナント!」

 

 人型をとっているせいで皆忘れていたが元々ぼっちのメイン種族は吸血鬼ではなく変身型のスライム種である。例え縛られていたって身体を変化させ抜ける事が出来るのである。

 まず捕縛されてない足をデミウルゴスに向けて伸ばし、直撃すると同時に身体を水状にして空中へ脱出し再びいつもの身体に戻したのだ。

 千載一遇の好機を逃した…そう誰もがそう思った。

 

 「ぼっち様ああああああ!」

 

 叫んでいたのはさっきまで気絶していたシャルティアだった。しかし距離がある為今から向かっても着地されて回避されるのは目に見えていた。回避行動の取れない空中に居てこそ今攻撃してれば勝てていただろう。

 いつものシャルティアならば…

 シャルティアの移動速度は目に映らなかった。それもそうだ。ぼっちは血を吸いHPやMPを回復しダメージを負わせたが副作用でステータスは1.5倍以上されているのだ。原作のようにこの状態でアインズと戦っていれば勝敗は分からなかっただろう。

 突撃するシャルティアの目には涙が浮かんでいた。先ほど血を吸われた時に微かにだが「・・・頼む」と聞こえたのだ。あの吸血行為はぼっち様の最大限の抵抗だったのだろう。現に今のぼっち様は機械的な目ではなく安堵が浮かんだ。

 一気に距離を詰めたシャルティアのスポイトランスが左腕に向かって突き出される。ぼっちは避ける事も出来ず左腕ごと腕輪を持っていかれ、そのまま地に伏せた…




チェリオ「勝った。第三巻完!」
モミ  「それ…死亡フラグ」
チェリオ「ファ!」

前書きで書いた理由を書かせていただきます。この回はほとんどをある理由で削除しまくった為です。例えば……あ、グロっぽいので駄目な人は見ないほうが…



 上級の二本がデミウルゴスの足に突き刺さり、残りの二本がアウラとマーレに向かって行く。上級はデミウルゴスの足に刺さると同時に内部に貯めていた魔力を爆発させた。
 血飛沫と共に足に付いていた皮から肉片が辺りに散らばっていく。かすかに筋肉の繊維だけでギリギリ繋がっている状態だ。そんな状態をぼっちは嗤いながら…

 「どうした?まだ足が二本千切れただけだぞ。掛かって来い!使い魔たちを出せ!身体を変化させろ!足を再構成して立ち上がれ!さあ、夜はこれからだ!ハリー、ハリー、ハリー、ハリーハリーハリー!!」

 グロい上にぼっちさん意識あるじゃねえか!と自分で突っ込みを入れてしまい削除
 例2
 デミウルゴスが動けなくなったのを見たマーレは急ぎ回復させようと杖を掲げ口を開く。
  
 「むぐぅ!?」

 そんな隙をぼっちは見逃さなかった。右手でマーレの口を塞いだまま持ち上げたのだ。
 ぼっちは思っていた。魔法詠唱者と言うのは弱点が大きい事を。理由は簡単だった。詠唱しなければならないならその詠唱を出来なくすればいいのだから…
 何の手加減も無いまま二度、三度と地面に叩きつけた。無論口は塞いだままだが…
 空いている左手で刀を構え、マーレののど元にむけて…

 こんな事を本文で書いたら次回からどうマーレと接したら良いのか分からず削除…
 などなどの理由で大幅削除してこうなりました。
 次回その後を書いて特別編に移行します。


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