彩笑と天音が挑むヴィザとの戦闘は苛烈を極めていた。オルガノンによる広範囲斬撃を彩笑は掻い潜り接近してヴィザと切り結び、タイミングを見計らって天音が施空弧月を見舞う。
2人がかりの剣戟を受けても余裕を崩さぬヴィザの剣捌きを見て、彩笑は天音に指示を出す。
『次は「死角回し」やるよ』
『はい』
指示を受けた天音はすぐに動き、彩笑の後方に位置取り左手に弧月を構えた。
『行きます』
『オッケー』
彩笑の声を聞いた天音はオプショントリガーを起動する。
「旋空弧月」
弧月のリーチ拡張による斬撃が彩笑の向こうにいるヴィザめがけて振るわれ、彩笑は天音に斬られぬようタイミングを計って躱す。ヴィザの視界から彩笑が消えると同時に、その死角にいた天音の斬撃が襲いかかるが、
「ほっほ。良い連携です」
それでもヴィザは崩れない。天音は弧月を弾かれたが、そのまま踏み込みヴィザに斬りかかる。
激しい金属音と共に天音は連続技を繋ぐが、そのことごとくが決まらない。だがそれで良かった。剣を振るうヴィザの背後から、カメレオンを起動して視認されなくなった彩笑が迫っていた。
彩笑は天音の旋空を躱してヴィザの視界から外れると同時にカメレオンを起動し、このタイミングに攻撃を仕掛けたのだ。
天音の目は真香の視覚支援を受けているため、ステルス化してきる彩笑がしっかり見える。
これは流石に避けられない。
2人はそう思ったが、
「む?」
彩笑がステルスを解除してスコーピオンを展開する直前、ヴィザは横に大きく跳んで回避した。
虚しく彩笑のスコーピオンが宙を切り、同時にヴィザがオルガノンの能力を起動する。広範囲の斬撃を、2人はギリギリで回避してオルガノンの間合いから大きく外れて態勢を整えた。
スコーピオンを手元で回した彩笑はヴィザに向かって声を上げた。
「おじいちゃんは背中にも目がついてるのかな?」
その問いかけにヴィザは「ほっほっほ」と笑ってから答えた。
「私の目はこの2つだけですぞ?」
「じゃあ、なんで今の、避けれたん、ですか?」
天音が質問し、ヴィザは少し思案した素振りを見せた。
「……黒髪のお嬢さんの不自然な視線と、猫目のお嬢さんの並々ならぬ殺気を感じ取ったからですな」
ヴィザの答えに彩笑は、
「達人かっ!」
思わず突っ込んだ。
3人の会話の音声を拾っている真香も、
『そんな漫画にしかいないような芸当が本当にできるなんて……』
と、驚きを見せていた。
彩笑は表情こそ笑っているが、内心では焦りが顔を覗かせていた。
(キッツイなぁ……。攻撃決まる気配が全然ない……)
と。
序盤の段階で個人の実力ではヴィザに到底及ばないことを悟った2人は連携技で勝負に出ていた。2人の連携の練度は風間隊には及ばないものの、東隊の奥寺と小荒井や三輪隊の三輪と米屋に並ぶものだ。
だがそれでも、ヴィザには届かない。圧倒的な実力差があるヴィザは余裕を持てども油断は微塵もせず、2人の連携技を1つ、また1つと確実に潰していき、2人が崩れるのを淡々と待つ構えを見せていた。
事実、ヴィザから攻め込むことはほとんどない。心の内を見せぬ笑みを浮かべたまま、2人が攻めてくるのを待っていた。
(どうするかな……)
そろそろ連携の手が無くなりそうに思えたその時、天音が一歩前に出た。
『神音ちゃん……?』
『お待たせ、しました、地木隊長』
そう言って天音は右手で弧月を抜刀し、二刀流となり言葉を続けた。
『おじいちゃんの、ブレードの、限界本数と、その間合い。ようやく、視えて、来ました』
と。
*** *** ***
《攻撃予知》
天音が生まれ持ったサイドエフェクトは、そう呼ばれるものであった。天音の視界には敵が繰り出そうとしている攻撃の軌道が、あらかじめ見えているのだ。
本人曰く、
「攻撃、というよりは、『危ない場所』が、色で視えるん、です……」
ということらしい。
便利か不便かと問われたら万人が「便利」と即答しそうだが、そんな上手い話があるわけがなく、それなりに限度や制限もある。
読めるのはどれだけ長くても数秒先、それもムラがあり、直前になってやっと視えることだってある。
強力な攻撃ほど読み逃しが減るが、それでも攻撃を読み逃すことだって多い。
正直、気休め程度の精度である。
何より最大の制約が、
「自分に当たる攻撃しか視えない」
というものだった。
それでも、戦闘のためだけにあるようなサイドエフェクトゆえに、優位さは変わらない。その反面、代償とでも言うべきものもあれば、持った者にしか分からない苦悩もあった。少なくとも天音は、その優位さゆえに同輩からは疎まれていた。
勝てば「反則」と言われ、負ければ「手抜き」と罵られる。
このサイドエフェクトが知れ渡った当時の天音は、疎まれていたということに加えて、別の理由で心を病ませた。
生まれつき視えていたこの景色がサイドエフェクトによるものであるとボーダーで診断され、
『自分に当たる攻撃しか視えない』
言い換えれば、
『自分に当たらない攻撃は視えない』
という制約を聞いた天音は、こう思った。
「私は自分だけが助かればいいんだと、心の底で思っているような最低な人間なんだ。だからこんな、自分だけに有利なサイドエフェクトなんだ」
と。
そう思えて仕方なかった訓練生時代の天音は、毎日が嫌で嫌でしょうがなかった。とある日にある人物に出会い、ある一言を告げられる、その瞬間までは……。
*** *** ***
鋭く踏み込んだ天音を見てヴィザは構える。
それと同時、天音の瞳から視る世界にヴィザの攻撃が予測されて映し出される。
(例の、広範囲ブレード。数は、3本、タイミング、ズラして、もう1本)
ブレードの軌道を視た天音は、それに当たらぬようにグラスホッパーで間合い詰める。あと数センチ逸れたら斬られる、そんなギリギリでオルガノンを躱してヴィザへと斬りかかる。
今日何度目になるか分からないほどの剣戟を交わしながら、ヴィザは言葉を投げかける。
「……速すぎる反応。もしや、何かしらのサイドエフェクト保持者ですかな?」
「はい」
天音は即答する。あまりの素直さにヴィザは苦笑した。その隙を突くように天音の鋭い1撃が振るわれるがヴィザはそれを弾き、両者は同時に間合いを取るように飛び退いた。ヴィザはオルガノンによる追撃を狙うが、
「させないよっ!」
そのモーションを取ると同時に彩笑がスコーピオンを投げつけて牽制した。
やろうと思えばヴィザはそこからも攻撃できたが、無理をする必要は無かったため反撃せずに態勢を整えた。
追撃をかけないヴィザを見て、彩笑は舌打ちした。
『本当に持久戦の構えだよ、あのおじいちゃん……』
『はい。あ、でも……、今のやり取りでも、4本以上同時は、ありません、でした……』
『4本ね……。ならやっぱり、上限は4本なのかな?』
2人が言う「4本」というのは、ヴィザが使うオルガノンの広範囲ブレードが同時に使える最大本数の予想だった。確かにブラックトリガーは強力だが、無敵というわけではない。切り崩すための突破口として、何かしらの上限があるはずと考えた真香は同じブレード型の「風刃」を参考にして、
『広範囲ブレードには同時に展開できる本数、もしくは展開するインターバルがあるのでは?』
と、予想して進言した。
ヴィザのオルガノンの練度は流石としか言えずインターバルに関しては全く掴める気がしない(そもそもインターバルがあるかどうかすら謎だ)が、天音のサイドエフェクトを駆使した視界には、4本を越す攻撃は視えなかった。
天音からの予想を得た彩笑はスコーピオンをクルッと回しつつ思考する。
(発生させる上限が4本だとして……、切り崩すなら攻撃が視える神音ちゃんが前衛でおじいちゃんの4本を引き出して、その隙を突く感じでボクが斬りかかるしかない……。まだボクはトップギアを抑えてるけど、もう行こうと思えばいつでもトップギアを出せる。最悪、上限が4本より多くても、まだ見せてない奥の手のテレポーターで回避できる)
動きを止めた彩笑たちを見ても、ヴィザは自分から斬りこむことはしない。やはり、堅く守りながら2人の攻撃を凌ぐ魂胆のようだった。
(……どうせこのままならジリ貧だ。ボクのトリオン量だと長引けば長引くほど不利。なら……!)
結論を出した彩笑は、決定を2人に告げた。
『……うん、じゃあ、次で決めよっか。作戦伝えるね』
と。
*** *** ***
地木隊がアフトクラトルの使い手たちを足止めしてる頃、修はラービット2体から全力で逃げていた。
アフトクラトルの狙いはやはり規格外のトリオンを持つ千佳に集まり、トリオンで構成されたものをキューブ化させるトリガー『アレクトール』を持つハイレインもそこへ赴き、戦闘が繰り広げられていた。
戦闘の最中、修の1つの判断ミスによりハイレインは千佳にアレクトールの弾丸を当て、千佳をキューブ化させた。サポートに駆けつけた出水や修の先輩である烏丸の奮戦によりハイレインの手は逃れたが、ラービット2体の手が、キューブとなった千佳を抱えて逃げる修へと迫っていた。
磁力のラービットに囚われ、砲撃のラービットに狙われながらも修は千佳を守る一心でシールドを展開する。到底防げるものではないが、そんなことは修の頭に無い。ただただ、必死だった。
修が張ったシールドめがけて砲撃が放たれる、その瞬間、
「ブースト・プラス・シールド・トリプル!」
修とラービットの間に小柄で黒い人影が割り込み、強固なシールドを展開して砲撃を防いだ。その背中を見て、修はその名前を呼んだ。
「く、空閑!」
「無事か、オサム?」
砲撃を防いだ遊真は振り返りつつ問いかけた。
「ぼくは無事だ……、でも……、千佳が……」
「ん、わかった」
その一言と差し出されたキューブを見た遊真は状況を察し、選択した。
「ここはおれが止める。だからレプリカ、オサムとチカを守れ」
『心得た』
遊真の取った選択は、ブラックトリガーという強大な戦力である自分が囮となり敵を惹きつけ、その間にレプリカを護衛として修を基地に辿り着かせる、というものだった。
にゅうん、と、音を立ててレプリカは遊真の左手から分離し修に移動を促した。
『急ぐぞ、オサム。ここの戦闘もそうだが、南西でアフトクラトルの精鋭2人を止めているチキ隊にも負担が大きくかかっている』
「わ、分かった!」
ここで繰り広げられている戦闘も、地木隊の戦闘も、全ては千佳を本部に辿り着かせるためのものになっている。それを理解した修は走る。最後に一度、修は相棒を見て声をかけた。
「空閑!無理はするなよ!」
「オサムこそな」
かけた言葉は短くとも、それでよかった。
2人はそれぞれ、やるべきことのために一歩踏み出す。
「……基地に行く!サポートを頼む、レプリカ!」
『心得た』
修は基地に向かい走る。
「さて……。いっちょやるか」
遊真は残されたちびレプリカと共にラービットを倒すため、そしてブラックトリガー使いハイレインを止めるために戦闘を始めた。
*** *** ***
正直なところ、ヴィザはこの戦いに本気で勝とうとは思っていなかった。というのも、今のヴィザに与えられていた役目は足止めだったからだ。
金の雛鳥が見つかってすぐにヴィザとヒュースで派手な攻撃を仕掛けることで、腕の立つ使い手をおびき寄せる。ブラックトリガー使いと戦いになる者はそう多くいるものではなく、ヴィザとヒュースはこの時点でラービットやハイレインが動きやすいように大きな貢献をしていたのだ。
ゆえにヴィザは、地木隊とじっくり腰を据えての戦闘ができていたのだ。
作戦の打ち合わせを終えた地木隊は動いた。
(左右に散る動き……。人数で勝る時の基本ですな)
ヴィザは思考しつつ両者の動きに意識を払う。ここまで前衛を多く張っていた彩笑に視線を向けたと同時、
(む?背後からの殺気……)
死角となる背後からの気配を感じ、ヴィザは振り向きざまにオルガノンを振るった。甲高い音とともに天音の弧月に当たるが、天音もそれは予想済みだったようでそこから最小限の動作でバックステップを踏み攻撃を繋げる。
「旋空弧月」
両手の弧月それぞれに施空を付与し、2本の牙を思わせる斬撃がヴィザに遅いかかる。
「オルガノン」
しかしヴィザもそれに対応する。オルガノンのコースを2つ設定し、それぞれが確実に天音の弧月を弾く。
攻撃がことごとく決まらないが、天音は退くことなく再度ヴィザに接近戦を挑んだ。その踏み込みを見たヴィザは違和感を覚えた。
(攻撃のパターンが変わった……。何かを狙っている……?)
と。
そしてそう思ったのとほぼ同時、ヴィザの耳元に小さな黒い穴が現れ、ある言葉が伝えられたのであった。
ヴィザと剣を交える天音を見ながら、彩笑は虎視眈々とその機会を待っていた。
彩笑の立てた作戦は、
『広範囲ブレードの4本同時攻撃を
という、至極シンプルなものだった。
シンプルだが、彩笑はそこに、というかそこにしか勝機は無いと考えていた。
圧倒的な実力差に、どんどん潰されるこちらの技。加えて戦況全体の動き……。真香からの連絡により、この戦いはキューブにされた千佳を本部に届けられるかどうかの戦いになっていると迅が言っていることが判明している。そして何より、底をつきそうな彩笑自身のトリオン量があった。
なら勝機が完全に無くなる前に、その僅かな勝機に全てを賭けることにしたのだ。
勝算はゼロではない。
彩笑のスピードは今でも十分速いが、まだ最高速のトップギアはヴィザに見せていない。
仮にヴィザが攻撃を読み切ったり何かしらカードを隠していたとしても、こちらもまだ使っていない『テレポーター』がある。
咄嗟の事態に対応するときは、目の前の事態に対応力の全てを注ぐ。
トップギアの速度でほんの一瞬揺さぶることができれば、勝てる。彩笑はそう思っていた。
そのためには、何としてもヴィザのオルガノンによる4本同時攻撃を
ゆえにこの作戦のキモは、天音1人でヴィザに4本同時攻撃を出させることができるか、ということだった。
自分より圧倒的に格上にも関わらず微塵も油断していない上に、こちらの策を警戒している達人から最上位の攻撃を引き出す。
まず間違いなく、天音がボーダーに所属してから1番の難易度を誇る任務である。だが彩笑がそれを提案した時天音は、
『分かり、ました。やります』
と、何の迷いも無く、即答した。
困難なオーダーをあっさり引き受けてくれた天音のためにも、彩笑はこの1撃は何が何でも外さないと誓った。
彩笑の視界にはヴィザと切り結ぶ天音の姿が映る。時折距離を開け、隙と呼ぶには際どいギリギリのモーションの旋空弧月を放ち、オルガノンの広範囲ブレードを誘う。
しかし天音から合図は無い。ヴィザはまだ4本同時のブレードを天音に向けて放つことはしなかった。
それでも天音は諦めず、再度踏み込み斬りつける。ただただ勝利のために、彩笑が決めてくれると信じて剣を振るっていた。
(……こいっ!)
早く放てと、彩笑の心は叫ぶ。
そして、2人の剣戟が10回を数えたその瞬間、その時は来た。
『次のブレード、私に向かって4本、来ます……!』
『分かったっ!』
天音の合図を受け、彩笑は素早く、それでいて静かに刺突による一閃のために構えた。
もう踏み込む前から分かる。今から自分が放つ攻撃は、今日1番どころかここ最近でも最速の1撃になる。彩笑はそう確信していた。
オルガノンによる広範囲ブレードのモーションとなる円状の軌道が彩笑の目にも見えた。集中力が極限にまで達した今の彩笑は理屈など抜きの感覚で、踏み込むべきタイミングを掴んだ。
(ここっ!!)
足元に展開したグラスホッパーを踏み砕くほどの強い踏み込みで彩笑はヴィザの死角から肉迫した。同時にオルガノンの広範囲ブレードが天音に襲いかかったが、天音はそれを辛うじて躱してみせた。
完全な無防備とも言えるヴィザの背後を、彩笑は間合いに捉えた。
(決まる!)
攻撃する彩笑も、それを見ている天音もそれを確信した。
だがそんな彩笑の視界は、確信と同時に真っ二つに裂けた。
「…………え?」
その光景をしっかりと見ていた天音は思わずそんな言葉が漏れ、ヴィザは口元に笑みを浮かべた。
「本当に素晴らしい。だが申し訳ございません。私の任務が先ほど更新され、我らの大将の援護に向かわねばならなくなりました。ゆえに、温存していた
そう、彩笑の踏み込みのタイミングは完璧であったし、そのスピードは文句無しのものであった。だがヴィザはこれだけハイレベルな戦闘の中、まだブレードを1本温存していたのだ。しかし彩笑もその可能性は考慮していた。だから万一に備えて、グラスホッパーを踏み砕いた直後にトリガーをテレポーターに切り替えて緊急回避手段を残していた。
それでも彩笑はブレードを避けられなかった。
その理由を彩笑は、自身が斬られたと認識したと同時に理解した。
(このおじいちゃん、ブレードの本数だけじゃなくて速度も抑えてたっ!!)
と。
そう、ブレードを避けられなかった理由は、
『彩笑の反応速度よりもヴィザのブレードか速かった』
という、シンプルなものだった。
本気……、少なくともさっきよりは本気になったヴィザのオルガノンの攻撃速度は、至近距離では彩笑が反応できないものであった。
ピキピキ、と、トリオン体にヒビが入る。あと数秒で彩笑のトリオン体はベイルアウトになるが、
(届けぇっ!!)
彩笑は最後のトリオンを振り絞ってスコーピオンを伸ばした。
それはB級2位の影浦隊の隊長である影浦が使う技に似ていた。彩笑が見よう見まねで模倣したそれは影浦に比べればリーチは短くまだまだ雑だが、速度のみに限ればオリジナルを凌駕していた。
そのスコーピオンがヴィザの足を僅かに抉った。
「ぐっ!?」
ほんの少しだがダメージにより苦悶の表情を見せたヴィザに向かい、彩笑は笑って言ってやった。
「次は負けないから……!」
と。
そう言った直後に彩笑のトリオン体は限界を迎え、無念のベイルアウトとなった。
ここから後書きです。
天音のサイドエフェクトですが、迅さんと同類のようなものです。マイナーチェンジです。
本文中の、
「オルガノンの広範囲ブレードの本数」
は、
「ブレードを走らせる軌道の本数」
です。書き終えてから読み返して、ちょっと分かりにくいかなと思ったので、一応。
活動報告の方に、彩笑のトリガー構成とパラメータ載せました。よろしければ参考までにと思います。