ソードアート・オンライン episode of Ds   作:天界の片鱗

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お久しぶりです。
更新するまで3ヶ月も経ってしまい申し訳ありません。
本当なら7月の頭。ラブライブ!サンシャインが始まると同時くらいに更新出来ればと思っていたのですが、駄目でした。
振り返ってみると、サンシャインも残すところ後1話。
ホント時間が経つのは早いです。

文章を上手く構成出来ないのが心苦しい(泣)
少しずつ頑張っていきます


すいません。長くなりました
それではどうぞ


STAGE.3

STAGE.3

 

デスゲームの宣告から早5日。開幕ダッシュで初日の夜に俺は《小村ホルンカ》にたどり着き、今も独りレベリングを行っている。要はソロだ。

 

この村に着いてから今まで周辺フィールドのマッピングや経験値稼ぎに最適なクエスト、そしてちょっとしたクエストも行ってきた。

 

そして俺が現在使用している武器のカテゴリーは代わらず《大鎌》だ。

 

だが、、、

運が良いことに滅多にお目にかかれないレアモンスターに遭遇し、ソイツを倒してドロップしたのがカテゴリー《大鎌》の固有名《エッジ・サイズ》だ。

 

今ではコイツを主軸に戦っている。

 

《エッジ・サイズ》は初期の《サイズ》よりも刃が大きく色は全体的にブロンズ一色で相手に与えるダメージ量も先のサイズに比べ大きく、壊れにくい丈夫さも備えている。

勿論、初期装備であった《サイズ》もストレージに入れてある。

 

武器を2つ以上もいるのか?───

 

という声もあるだろうが。

それはある無しで考えるなら間違いなく、ある。

同じ武器とは問わず、自分が扱える代えの武器を常備する事は普通だ。

 

それもその筈

武器にはそれぞれ《耐久値》があって、強化すればこの数値も上昇する。

だが、それが無くなると武器は砕ける・・・要はロストだ。

 

強化も無限ではない。耐久値をカンストすればそれなりに保つだろうが、現実問題いつかは壊れる。

 

何も、耐久値を強化するな!

という訳ではなく、1つの武器で挑むより、何かあった時の為の《スペア》となる武器を用意しておく事は悪い事ではない。という事だ

 

戦闘中に武器が無くなれば、自分は攻撃出来ない。

だが、敵からすれば丸裸であり、一方的な狩りが始まる。

これほど楽な事はないだろう。

 

ま、最終的には人それぞれ、十人十色。

一人一人自分の考え方がある。何が正しくて、何が違うのかを決めるのは自分自身だ。

 

この村で俺にとってやる必要のないクエストはいくつかある。その中でも一つは《子供を病魔に冒された母親》の依頼

 

その内容とは植物型モンスターを狩って秘薬の材料を集めると言う物でモンスターを狩ると言う点は経験値稼ぎにはなるのだが、その報酬が、、

 

その名を《アニール・ブレード》

 

──第一層で小村ホルンカのクエスト報酬で手に入る性能のいい《片手長剣》である──

 

第一層で《片手剣》を扱うなら間違いなくこの武器を強くオススメする。性能も高く強化もそれなりに出来るからな。使った事はあるが幸い今の俺には無縁なカテゴリーなのでスルーだ。

 

 

 

 

 

話しは戻り───

 

(《アイツ》も・・・来ているのかな)

 

 

ふと、"ある人物"の事を思う

 

親友って程の大それたモンじゃないが、昔一緒に戦ったプレイヤーがいる。

一緒といっても、そいつと俺はパーティーを組んでだ訳ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、共に"ソロ"で

 

 

 

 

 

 

 

 

レベリングも順調に進んでいった俺は、新たな拠点である街《トールバーナ》を目指して歩みだしていた。

 

 

途中モンスターも出現するが、いつも通り薙ぎ倒しながら進んで行く。

一応、モンスターを無視して最短で向かっても良いのだが、ついでのレベリング、微々たる物だが撃破時のゴルド獲得をあえてしていく。時間ロスはするが、今後の事を考えればこちらの方が断然いい事は間違いないだろう。

 

現在の俺のレベルは8

ゲーム開始から今日までの間でここまで上げられたのは脅威的であると自分を褒めてやりたい。

 

だが、まだまだ《安全マージン》にはほど遠い。

今いる階層が第一層。各層のボス攻略にはその層のプラス10レベル・・・

 

11レベルを越えていれば安全と言えるが最低レベルが11の為、もう3、4レベは上げて攻略へ向かう事が賢明である。

 

────

────────

 

ホルンカの村を出発してから現在、トールバーナ寄りくらいにいるであろう俺。

そろそろ着く筈と、歩み続けていると不意に後ろからプレイヤーに声を掛けられた。

 

「お、その三つ編みテールは『デュデュ』だナ~」

 

この人の名前を自分勝手なあだ名で呼ぶ奴は俺はこの世界では1人しか知らない────

 

「お前か"アルゴ"。奇遇だな、何か用か?」

 

 

《アルゴ》

元βテスターの1人でパツキンの小柄な女性プレイヤー

現在はフードを被っている模様

 

 

「何か用かって、ご挨拶だナ・・・それはいいとして、今トールバーナへ向かってるんだロ?」

 

「ああ。そうだけど」

 

「だよナ。なら、オレっちも一緒に同行させてくれヨ~」

 

「別に構わねーが・・・パーティーでも組むのか?」

 

「それはオイラと一緒に居たいってことカ?もう、デュデュも隅に置けないナ~」

 

コノコノっと肘で突きながら、おちょくってくるアルゴ。

全くコイツは何を考えているんだか、、

 

「ハァ、俺は少女(にしか見えない)を相手にしてるほど暇は無いんだぜ」

 

「誰が少女ダ!?オネーサンと呼べ!''オネーサン''と!!それにデュデュじゃなきゃ頼まないヨ」

 

自称オネーサンと強調してくる見た目少女(ロリ)

俺じゃなきゃいけないって理由が良くわかんねーが、別にいいだろう、全く。

まぁ見てくれはアレだが、信頼出来るし、面白いし、好感は持てるプレイヤーである。

 

「わかったわかった、悪かったって。それじゃパーティー組もうぜ」

 

「オイラも暑くなり過ぎたナ。少しの間だけど、よろしく頼むヨ!!」

 

お互いに謝罪を述べたあと、俺はウィンドウを操作してパーティー申請を送くった。

コイツが俺を見つけたのは偶然か?

それとも、フレンド同士だったからのどちらかだろう。

 

多分、後者かな(笑)

 

「ってかよ、この前合った時に言ってくれれば、即組んだのによ。どうして今さら?」

 

「それはデュデュのレベリングの邪魔をしたら悪いナ~っと思ってネ」

 

どうして俺を頼ったのか聞いたがそう言う事かい。

 

「ま、確かにパーティーを組んでのレベリングじゃ、経験値が分散しちまうしな!」

 

「ダロ~。だからデュデュが次の拠点に進むであろう頃合いを詠んで声を掛けたって訳サ」

 

後はレベルが高いから側に居られると助かるかららしい。

彼女なりに考えがあったらしいが最後の一言で俺は『ボディーガード目的かよ!』っと叫んだ

 

あれこれ雑談しながらも俺たちは次の目的地のトールバーナに向かうのであった




2000文字ちょっとの短い文で恥ずかしい。
もっと頑張らないと!

オリジナル武器《エッジ・サイズ》

次回では、他作品のキャラクターを数名出す予定です。
お楽しみに。
(作者の頭では、既にGGOまで話が出来ている。だが文章として表現が出来ない為にまだSAO)

このまま前進!ヨーソロー

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