混沌の中で選ばれし英雄 ~理不尽な世界を魔法と人型兵器で破壊してやる~ 作:氷炎の双剣
全て読んでからお読み下さい。
最後に前に来た質問の答えを乗せています。
何か分からない事が有りましたら参考にして下さい。
それでも分からない場合は質問もどうぞ。
◆世界情勢◆
-2050年-
地球は地球連合国と反乱組織に二分され戦争を始める。
その結果地球は荒れ果て、生活レベルはガタ落ちする。
ヒースの活躍によって戦争終結する。
そんな中、エルス国は建国し戦争特需や復興特需で大きく発展する。
-2100年-
地球連合国によって地球は復興し、生活レベルは以前より大きく発展していた。
いくつかの独立国は地球連合国と合併する。
そんな中、独立国ととして残っているのはエルス国以外数国である。
そして最悪の年と呼ばれた所以が世界が襲う。
世界は致命的な食糧難となる。
政府は一部の人の火星への送還を実行する。
その結果食糧難を脱する事が出来た。
しかし、多くの餓死者を出してしまった。
そしてこの事に不満を持った一部は反政府ゲリラとして身を委ねる者も出てくる事に成る。
-2108年-
火星が地球侵攻し、北京基地陥落を機に地球を進行する。
地球連合軍の横流しの兵器やHAWを使い、地球連合軍を混乱に陥れる。
開戦当時の様子↓
手書きなので、線は正確ではありません。
<i190615|16318>
その後ユーラシア大陸は全土支配し、アフリカ大陸にも手を伸ばしている。
-2110年-
ライン達がアカデミーに通っている間、地球連合軍、火星独立軍共に消極的で大きな勢力図の変更は無かった。
両軍共、今までの戦闘で極度に疲弊しておりもはや攻勢に出られなかった。睨み合い、小競り合いは続いた。
そしてお互いに治世に進む中、兵器開発やパイロット、魔法師の育成が進んでいる。
-その他-
2050年当時、魔法は世間に知られて無いが一部存在を知っている。
反乱、連合軍共に所有しており切り札的存在
しかし、ヒースにほとんど倒され壊滅状態
2100年 魔法は公にされ、魔法師が軍人と成ることもある。魔法師は優遇される。
また魔法教育機関も存在する。だが軍事利用のみである。
地球連合軍、エルス国などほとんどの国が魔法師を所有している。
◆魔法一覧表◆
◇魔法師や能力者は能力の強さによってランク付けされる。
S,A,B,Cに分かれている。
同じランクでも幅広く能力の差はある。
▼Sランク 通称「戦略級魔法師」
例 ヒース、ノエなど
Sランクの魔法師が戦場にいる場合、相手側は戦術おろか、戦略まで変える必要がある。
※戦術=鶴翼の陣、伏兵など軍師が意見する戦場単位である。
※戦略=戦争全体である。相手との国力を比べたり、外交をしたり、同盟や和睦など最大単位である。
数 もはや現存しないのではと言われる。
▼Aランク 通称「戦術級魔法師」
Aランクが相手にいる場合、戦術が大きく狂う場合がある。圧倒的有利だったがいつの間のかに逆転されてる可能性がある。要注意。策や戦力差次第では覆せない場合有り。
現存では最高レベルである。
数 数えられるほど
▼Bランク 通称「軍団級魔法師」
例 魔法師の中では上位に当たる。火星司令長官など
Bランクは戦術において優秀なカードとなる。防衛に配置すればその陣地はとても堅くなる。策や戦力差をつける必要がある。圧倒的の必要は無く7:3ぐらいで互角である。
2倍ぐらいの戦力差ならBランクが1人いればだいぶ持つ。
数 魔法師の1割
▼Cランク 通称「集団級魔法師」
例 名も無き魔法師達
Cランクは護衛や、集団で使われる事が多い。
一人では同時に普通兵士4、5人相手出来る。だが、相手が猛者の場合苦戦する。しかし、そんな猛者はほとんど居ない。なので護衛に二人つければ相手が10人ぐらいならば撃退出来る。だから数を少なくする護衛では重宝される。
集団では「集合魔法」を使い、相手の軍団の進行を止める事が可能。しかし、連続しては撃てない為普通の軍団との連携が必要。
数 魔法師の9割を占める
ランクは更に細かく存在しており、B+やらA-などが有る。
強 S>A+>A>A->B+>B>B->C+>C>C- 弱
参考程度に
ヒース:S
アイリーン:B+
元火星長官:B+
ライル:最低A-以上
地球連合軍の本部門番:B
ランク付けは両軍がそれぞれ行う。
▼肉体強化魔法▼
身体に魔力を行き渡らせ、身体能力を上げる。
強化魔法は魔法師ならばほとんどが使える。なので魔法師とは1対1で戦ってはならない。
効果は魔力コントロール能力によって差は出るが、最低でも対人での殴り合いでは負けは無し。
人によっては素手で戦車すら破壊するとか。
また走る速度は新幹線並みの人がいるらしい。
▼ファイヤーボール▼
初級魔法であり、基本的には魔法師誰もが使える。
しかし、使えない魔法師も存在する。
大きさは人の顔~ハンドルぐらいの火の玉である。
魔力コントロールが異常なほど優れていると一面を焼き尽くす威力になる。
使いやすく、しかし威力は人には十分過ぎる程なので一番良く使われる魔法である。
▼ウォールシールド▼
中級魔法である。
魔法教育機関では2年生で教えられる。
難易度はそれなりに高い。
ファイヤーボールは一時的に魔力を使用するだけだが、ウォールシールドは持続的に魔力を使用するので難しい。
ウォールシールドが使えるとBランクになることが出来る。
Cランクでも集団で使用する「Gウォールシールド」が存在する。
集団で魔力を消費するので消費量は少なく、長時間使用出来る。
また、こちらは複数人で詠唱を行うので、難易度は低い。
性能は変わらない。
人数や能力が揃えば、強力になる。
性能は銃弾や砲撃、ミサイルなどから守る事が出来る。
爆発物は全方位に張る事で防げる。
高威力や連続に攻撃された場合ヒビが入り割れる可能性あり。
もちろん魔法も防げる。
使用頻度はファイヤーボールと同じぐらい高い。
▼一刀一閃▼
アイリーンが使用した技である。
剣術使いの中では基本的な技であるが、威力、使い勝手共に高水準なので使用者は多い。
剣に魔力を込め、一振りして三日月状の斬撃を放つ。
射程はそこまで長く無いが、高弾速で当てやすい。
名前は一撃必殺の意味からだが、そこまでスゴイ必殺技の威力では無い。
▼居合い 一の太刀、二の太刀▼
アイリーンだけが使う技である。
剣を使う師匠から引き継ぎ、アイリーンが必殺技として使う連続技である。
良くある高威力必殺技とは違い一撃一撃に高威力は無いが、じわじわと相手を追い詰め、がら空きの場所に一撃を入れる技である。
技は二の太刀まででは無く、まだまだ続くがライル戦ではがら空きな所に打ち込んだ二の太刀を他の剣で防がれ、相手が二刀流という事が分かり呆然としたところをやられた。
▼カマイタチ▼
グレンが使う高難易度技。魔方陣、仕組み等不明な点が多い。グレンの様子を見るにかなりの魔力を使う模様。
妖怪カマイタチを召喚し、相手を何度も切りつける技。
使用者以外にはカマイタチの姿が見えず、必中の技。
▼プロテクト▼
自分の体の周りを半球状に光のバリアが包み込み、あらゆる攻撃を防ぐ、光一族の得意魔法。ノエも得意魔法でその防御性能は無敵と言われている。
ノエが傷付いた事は無く、未だこの魔法を破った者は居ない。
もちろん光一族しか使えず、ノエは天才だったのかその性能は桁違い。
この鉄壁が彼の強さの基本である。
彼は顔色一つ変えず使用している為、彼にとっては容易だと思える。
ウォールシールドの完全上位互換。
▼
体に光の粒子を
プロテクトと転生雷光がノエの強さの根幹を成している。
その速さから使われた方は光の一筋にしか見えず、見えた時には死んでいるという速さだ。
転生雷光自体は攻撃では無く、肉体強化魔法と似ている。しかしその速さは肉体強化魔法とは桁違いである。
プロテクトと転生雷光。防御と速さを極めた男はどんな魔法も大軍すら捉えられない。
▼魔法剣▼
ノエの攻撃力を支えるのは魔法剣。魔力によって生成された剣で形はレーザーブレードのように不安定だ。
魔法剣は難易度は高いものの使い手は多い。アイリーンがライル戦の時に使用したのも魔法剣である。
剣のような形にする者もいれば、槍、弓にする者も居る。ノエは腕自体に纏っている。
▼気▼
誰にも存在する精神ーー気を使った能力。魔法との差は不確かでそもそもエネルギー元が同じ可能性すらある。だが特徴は大きく異なっている。
魔法は詠唱し、術式に魔力を集める事によって発動させる。それに対して気は術式は存在せず、自在に使うことが出来る。ただその分、イメージやコントロールが難しい。
ジュースで例えると、魔法は自動販売機でお金(魔力)を入れて、好きなボタン(術式)を押して、出てくる(発動)のような物だが、
気は、材料はあるが自分で調合して作らないといけないような物だ。
このように難易度をかなり難しい。
だがその分性能は高い。肉体を鋼のようにも出来るし、気配を探知する事も出来る。
また魔力と違い、少し経てば回復するのも大きい。魔力はエネルギーを使う。睡眠、食事等によって回復するが、気はその本人の精神力だ。
まだ公開されてない能力ゆえ、謎も多い。
▼フリーズ▼
初級魔法の1つ。体の一部を起点として、そこから円状に凍らせていく。足を凍らせて動きを封じるのに使うのが主である。また時間をかければ戦車なども凍らせられる。
▼ライトニング▼
中級魔法の1つ。想像しやすい魔法の1つだが、その特性から扱いにくい。電撃を発するが、電気は金属に吸い寄せられる(避雷針の原理)特性があるので思った通りには行かない。それを魔力で誘導しなければならない。
難易度の高い魔法だが、威力、攻撃速度といい、高性能な魔法である。
アカデミー生で使えるのはラインのみである。
▼エンチャント▼
いわゆる魔法の付与である。魔鋼石で出来た武器に魔力を込めることである。付ける魔法によって能力が変わる。
火であれば火炎弾、氷なら凍結弾、風なら貫通弾、雷ならスタン弾、土なら溶解弾
これは銃や弓に使われる事が多い。近接武器だと敵と接する為、自身も巻き添えになる可能性がある。
他にも様々な魔法が付与出来るらしい。
▼貫通魔法▼
風のエンチャントと同じく、魔法にも貫通魔法というのが存在する。貫通魔法はウォールシールドやAMAを貫通する事が出来る魔法である。魔法師が凄く頼りにしているAMAを不意に貫く貫通魔法は脅威である。
だが様々なデメリットも存在している。まず大きな魔力を消費する事。そして時間が掛かること。また威力が低いことである。
マヤも貫通魔法の“レーザー”にやられたのだが、あれは死んだふりによっての長い詠唱で発動出来たのだが、マヤ1人しか殺す事が出来なかった。また当たる場所が悪ければ怪我だけで済んでしまう。それほど広範囲には攻撃出来ない。
例:ファイヤーボールは1人丸ごと、近くに居れば巻き添えにも。
◆兵器、武装、装備◆
HAW: Humanoid Armored Weapons
人型装甲兵器。
地球連合軍、火星独立軍、エルス国防軍共に人型装甲兵器はHAWと総称される。
火星独立軍だけでは無い。
それぞれ国ごとに名前が付いている。
▼火星独立軍▼
◇イル(HAW)◇
右手に弾倉式のマシンガン。
口径は70ミリ。
(現在の戦闘機は30ミリ)
銃の下部に弾倉が付いている。
左手には盾が有り、戦艦の主砲は一発、ミサイルも一発防げる。
身体の半分を隠せる。
両肩にはファランクスバルカンーーイージス艦に付いているガトリング砲ーーが就いており、ミサイルの迎撃を行う(30ミリ)
使用しない時は収納
腰にレーザーソードを持つ。
基本的に近接戦はしない為まだ使われてない。
体長15m。電柱ぐらいの高さである。
背中に二機のロケットエンジンが搭載されており、稼働範囲もなかなか広い。
色は黒と灰色であり、専用機持ちでは色が変わる。
地球連合軍とHAW同士の戦いを行ったが、基本性能が負けていて、1対1での戦いは負け越している。
その為、数と練度による差で互角になっている。
なお現在は地上専用機に変わっておりイルGとなっている。
イルGはイルでは欠点であった航続距離を燃料タンクの増設により延長し、追加装甲によって燃料タンクの保護と防御力の増加、そして出力が上がり機動力の増加している。
また地上での防塵対策もされてるそうだ。コストも対して増えて無いが欠点が無くなった。
一方、全体的に見ると航続距離以外は余り伸びて無いので、新機体とは言えず、改良したという方がしっくり来る。
火星独立軍のHAWの特徴はコストが安く、機動力が高い事。反面、防御力が他のHAWより低い。
◇イル・アサルト◇
イルの派生機。イルの装甲を更に減らし、一つ一つ極限までに軽くした機体。コストはイル並みに安い。だがその貧弱な装甲と武装のバリエーションの少なさから人気は低い。
だがその高い機動性はどの機体にも劣っておらず、エースパイロット達に好まれている。
高性能機は火星独立軍側でも開発されているが、以前の劣悪な環境からコストの安い機体が多く開発される傾向が強い。それ故、多くのHAWを保有する。
武装:50mmサブマシンガン
左手、細い盾。
両肩には30mmファランクス(内蔵)
レーザーソード
◇アイギス◇
日本編にて初登場。ラインがHAWモドキと言った奴。見た目は人が正座したような姿。某ロボ作品のガン◯ンク。
足はキャタピラでブースターはついていない。HAWからしては的である。だがその装甲は固く、マシンガンでは効果的にダメージを与えられない。
武装は両肩の大型キャノン砲、背部の上に向いた垂直発射型のミサイルランチャー、胸部の複数門のバルカン砲。
名前の由来は守護者から
◇戦艦◇
地球連合軍の戦艦と見た目は大して変わらないが、ハッチの大きさや、格納庫の大きさが違う。
HAWの搭載数も6機である。
またハッチや格納庫を大きくした為、火器の数が地球連合軍の戦艦より少なく、火力は劣る。
武装:主砲(2連装上下左右に一基ずつ4基)
ミサイルランチャー(3×3のミサイルランチャーが左右に一基ずつ)
ファランクス(30ミリ)20基
◇護衛艦
戦艦比べサイズは小さく、火器も少なく搭載数も少ない。
護衛艦と言っているが、基本的にはコストを下げ、量産出来るようにした船である。
もちろん多少は護衛艦としての装備もある。
戦艦に比べファランクスの数が多く、機動力が有るので盾となる。
搭載数は4機。
主砲単装8基
ミサイルランチャー(2×3)2基
ファランクス 24基
▼地球連合軍▼
◇戦艦◇
艦橋は一つあり、360°カメラとレーダーによって隙は無い。
地球連合軍の主力であり、象徴であったがHAWの前に的と化す。
特別装備した船も有るが基本は同じである。
主砲3連装16基
ミサイルランチャー(3×3)4基
ファランクス 48基
◇護衛艦◇
こちらも戦艦のローコスト版であり、盾となる。
主砲2連装8基
ミサイルランチャー(2×3)2基
ファランクス32基
◇戦闘機◇
宇宙と地上の戦闘機の種類は違い、宇宙の方が航続距離は長い。
大きさは宇宙用の方がデカい。
地球連合軍の主力部隊であり、宇宙でも地上でも主力なのは変わらない。
制空権を重視してきた地球連合軍は常に開発に力を入れてきていたがHAWの前に敗れ、生産は少なくなっている。
HAWが量産された現在でも火力支援や制空権確保に一役買っている。
ミサイル(最大)8発
機関砲30ミリ一門
◇セイバー(HAW)◇
地球連合軍待望のHAW。既存兵器では火星独立軍のHAWには全く歯が立たず、HAWの開発を急いでいた。
グレートブリテン島退却戦ではセイバーの初戦闘になり、その高性能を遺憾なく、火星独立軍に見せつけた。
機体の色は地球連合国の象徴の青。機体の大きさは火星独立軍よりガタイが良く、エルス国より細い。
セイバーは救世主という意味で、正に戦局を変えたセイバーは救世主と言えるだろう。
地球連合軍のHAWは全般的に高性能で色んな要望に応える為汎用性が高くなってしまった為コストが高くなった。
通常装備、右手には80mmマシンガン。
左手には盾を装備する。
レーザーソードを2本持つ。
オプション装備:レールガン、キャノン砲等
▼エルス国防軍▼
◇エルピス(HAW)◇
エルス国産のHAW。元々ゆっくりと開発していたHAWを国の予算を大幅に投入し、開発された。
その性能は他国に比べ、見劣りする物は無く、むしろ上回っている。
総合的には余り差は無いが、エルピスは特化しているので他国を圧倒している。
犠牲にしたのは航続距離と機動力。
エルス国は自国防衛のみの協力なので防衛に徹している。
なので重装甲、高火力に割り振った為戦場では強い。ずんぐりとした見た目だ。
また機動力は低めだが、そんなに大きな差は無い。
そんなエルピスは戦闘において、火星独立軍側がかなり戦力を失うのに対して、エルス国側は被害が少ない。
このような大差が付く結果だから未だにエルス国は防衛出来ている。
右手にアサルトライフルを持つ。アサルトライフルはマシンガンに比べ、重量が重く、銃身が大きい分精密射撃、火力に優れる。
左手には大きな盾を持ち半身が隠れる程だ。
近接武器はレーザーサーベルを使用している。
▼日本独立戦線▼
◇雷鳴◇
日本国産の初HAW。黒を基調とした機体色。見た目は武士のように鎧を着た感じである。
雷鳴が出た時点では最高の性能を誇り、機動性、防御力共に最高峰である。
火力に関してはマシンガンは対して他とは変わらず、レールガンの有無によって大きく変わる。
レールガンを初搭載した機体で、これからの標準装備になる可能性が見せてくれた。
これからは冷却性能や小型化が課題になりそうだ。
武装:85mm十式機関砲
半身を隠せる盾
ファランクス両肩に2門
レーザーサーベル(日本刀のように片刃)
オプション:レールガン他
-----
◆Q&A◆
ここは寄せられた質問をまとめた場所です。
細かい設定等なので質問を貰ってから考えた設定も多々有ります(もちろん整合性を持たせてます)
Q,何で火星に送ったの?
A,火星に人を送ったのは地球連合国に反乱を起こすかもしれないと恐れた役員達が無差別に人を左遷しようと考え、送った先が火星だった。またサイオンも地球連合国に左遷された一人。要するに火星は役員達等が嫌いな人を左遷する場所だった。
Q,食料事情はどうなったの?
A,食料に関しては地球は未曾有の危機と書いたが、困るのは貧民層の一部だけ。役員達は貧民達が食料が無く、反乱を起こすと恐れ火星に左遷した。火星で与えられた食料は生きる為のほんの最低限であり、貧民達がいつも食べている量よりかなり減らしたり、地球全体の贅沢を減らしたので食料は何とかなった。
Q,なぜ火星に機械を導入せず、コストの悪い人間にやらせてるの?
A,機械を導入した方が良いという事だが、そもそも上層部は火星自体興味が無く、開発する気は無い。なので開発という名目で人を自主的に集め、抵抗無く左遷させようとしていた。そして開発という名目の刑務作業みたいなのをさせている。
要するに地球連合国は火星を開発させる気は無く、開発は二の次で左遷させるために送ったのである。
Q,なぜユーリ達は火星の基地の兵士だけでは無く、地球連合国すら恨んでるの?
A,地球連合国を恨むのは、確かに昔地球とは取れなかった状態だったが火星独立作戦後、連絡出来るようになって、その時地球にいる反地球連合国組織に火星に左遷された事を聞いた。
また地球連合国がサラや女性達を売り物にしている事から敵と認定したのである。
ユーリ達はもう地球連合国を信用してなく、自分達で自由な国を建国しようと考えている。