混沌の中で選ばれし英雄 ~理不尽な世界を魔法と人型兵器で破壊してやる~ 作:氷炎の双剣
最新話までのネタバレを含んでいますので最新話まで読んでからこちらをお読み下さい。
本編は3話から始まります。
0-1 設定資料集 人物紹介 ネタバレ含む 20181/8
☆人物紹介☆
◆昔話◆
◇ヒース=ビショップ 男 (18)◇
冴えない見た目、優しい、家族思い。
〔来歴〕
戦争に巻き込まれ、母親を失う。その時力を手に入れ、反乱組織に大打撃を与える。連合軍と和解し、戦争集結に至る。
1ヶ月後、家族と共に豪邸に住むが連合軍の襲撃に会い自分以外は死亡
ヒースは全力で戦うが相手は強く、怪我を負う。その後行方不明となる。連合国発表では死んだと発表されている。
〔能力〕
基本的には自然の力は何でも使える
例:発火、凍らせる、竜巻、地割れ、堅い盾の精製、雷など
◆本編◆
◇ユーリ=エリクソン 男 (18)◇
金髪 少し抜けている所がある。 特に上がると混乱する。
成長し、立派になったがまだ子供な一面が見え隠れする。
〔来歴〕
地球生まれ、地球育ち。家族と共に火星に行く。その途中サラに出会う。火星に着き、両親を失う。サラと同じ部屋になる。本人は大喜び。
作業場でサイオンとウィリーと出会う。サイオンの事を頼りにしている。
サラが行方不明になり、慌てるがサイオンに落ち着かされ、サラを待つ。
サラは帰って来たがすぐに連れていかれ、取り戻そうとするが失敗。サラを失う。
火星独立作戦にてウィリーを失う事で覚醒し、作戦後リーダーとなる。
《能力》??? 指揮官
《趣味、特技》筋トレ 新しい事の観察、スポーツ(元々外で遊ぶ事が多かったから運動神経が良い)
◇サラ 女 (10)◇
赤髪ショートヘアーの女の子。面倒見が良く、誰にも好かれる性格
サバサバとしていて、男女共に人気があった。時たま、男たらしの時がある。なお、本人は気づいていない。親からの直伝らしい。
相手が喜ぶというだけでするので、特に意図は無いらしい。
〔来歴〕
地球生まれ、地球育ち。
家族と共に火星に来て、家族を失う。
ユーリとは火星に行く途中のトラックで出会う。この時には全くユーリに対して好意はなかった。ただユーリと目があったので話しかけただけである。
火星にてユーリと同室になる。一緒に暮らしていく間にユーリに好意を抱き始める。ユーリに対しては面倒のかかる弟みたいな感じだったが次第に好意を抱く。
その内どちらも口にはしないがお互いの好意には気づいた。
兵士に着いて行き、男に会ったのは少しでも物資が貰えればという意図があったが儚くも崩れ去る。
被害にあったサラは部屋に戻され、ユーリに慰められ、精神は安定する。
だが、すぐに男に呼び出され地球に向かおうとする。
ユーリが助けに来るがユーリは押さえつけられる。
サラはユーリを男から守り命を落とす。
《能力》無し
《趣味、特技》裁縫、料理、雑誌を読む事
裁縫や料理は母親から幼い事から教わり、いつの間にか趣味に
◇サイオン 男 (40)◇
長身、筋骨隆々で黒髪である。髪は背中まで長く、いわゆる黒髪ストレートである。顎には無精髭がある。目つきは鋭い。
基本無口であり、表情は険しい。だが面倒見は良く、頼れる父さんみたい存在と慕われている。
火星の中では比較的長く、リーダー的立ち位置である。
妻と娘が居た。
〔来歴〕
後日、エピソードとして投稿します。
《能力》??? 指揮官
《趣味、特技》筋トレ(未だ軍人の習慣が抜けてない) 孫子の兵法(戦いや外交について) 素振り
◇ウィリー 男 (12)◇
元気な性格で黙っているのが苦痛になるらしい。おしゃべりでユーリも少し引くぐらいである。ユーリとは自称親友らしい。
独立作戦で銃撃を受け死亡。
◇ベティ 女 (20)◇
サラとは火星に来てすぐに仲良くなる。特に恋バナが好きなので、それでサラを良く弄る。
サラいわく、少し自重すれば可愛いのに。
彼女もボーイフレンドを募集中だが、あからさまな行動ばかりなので誰も好意を抱く事は無…や、止めろ!暴力は!バキッドカッ…あ、有るはず!
良く雑誌の影響や噂の影響を受ける。だから雑誌の事を実践するからボーイフレンドが出来な…バキッドカッ…いい相手がいないんだよ。うん…
作戦後はアンジェリカの元で医療を学ぶ。
◇ランス=アーネル 男(21)◇
火星には家族でやって来た。しかし、両親は殺され1人になる。そして周りに弱さを見せなくなる。しかし、サイオンに勧誘されしぶしぶ入る。ユーリに会い、共に戦う事で信頼関係が生まれた。だがまだ素直では無い。
成長後、もはやイケメンな青年になった。サイオンなどから格闘術や魔法を学び、5人の中で最も戦闘に長ける。
《能力》 ??? 体術、魔法
《趣味、特技》 野球 肩には自信があったらしい スポーツ、勉強は中の下
◇クリフ=アルマン 男(72)◇
元大魔法師。魔法師の存在が公にはなっていなかった頃、上級士官の間で名を馳せた魔法師である。
若い頃から才能が開花し、あらゆる魔法を使いこなした。この人を超える者は前にも後にもいないだろうと言われている。独自に魔法を製作していた。
だが、製作された魔法はどれも強力過ぎて禁術扱いされている。弟子はいない。
火星には年を取り、魔法力が衰えたので、要らなくなったので送られた。
送られた当初では魔力はほとんどなかったが覚醒後元に戻る。
覚醒後、歳を取っても対して変わらない現役レベル。
現場でバリバリ働く元気なおじいちゃん。
《能力》 ??? あらゆる魔法(既存魔法)
《趣味、特技》 魔法製作 若者を眺める事
◇アンジェリカ=パーセル 女(17)◇
火星には9歳の時、家族と共に行く。しかし、両親は殺され、1人になるが、サラやベティと仲良くなる。サラが殺された後、サイオンに勧誘され入る。
両親は医者で有り、彼女も親から教わっている。簡単な事は出来るが複雑な事はまだ出来ない。
両親は町医者で有り、ほとんど無償で治療していた。火星に皆が行くにあたり、医者も必要だろうと着いて行く。
前、少女が兵士に蹴り飛ばされた時、間に入ったユーリに一目惚れする。
しかし、サラからユーリとの関係を聞き、気持ちを抑える。(サラは付き合ってるとか直接では無いが話の内容を聞くとお互いに好きなんだなと察した)
しかし、サラが死に、ユーリと会い、心のどこかでチャンスだという自分に嫌悪感を抱いている。
独立作戦の時、ウィリーを助けられ無かった事を後悔し、猛勉強する。
成長後には一流の医者となっており、回復魔法と医療技術でユーリを支える。
成長後はもはや大和撫子である。
クリフに言われた通り、純粋でいようと努め、美少女になった。
料理は相変わらず。努力すれば良く成りそうだが手は付けてない。
栗色のポニーテールは変わらない。腰まで届くぐらい伸びただろうか。
胸? 乙女の秘密です(^x^)
《能力》 ??? 医療
《趣味、特技》 医療系の話、技 一般人よりかなり詳しい 料理本を読むこと(出来ない) 女性誌
◇博士…アイザック=グレンジャー 男(37)◇
昔は地球で地球連合軍兵器開発部に所属していた。
この当時、主力は戦闘機であり、これからもその予定だった。しかし、博士がHAWの理論を発表し、新たな兵器を開発しようと上層部に提案するが、拒否される。余りにもしつこいのでクビにされる。
既存権益である。HAWが流通すると、戦闘機を作っていた会社は潰れる。だからそちらからの圧力である。有用性より、既存権益を優先したのである。
地球で酒に明け暮れている時、反政府側から勧誘され、火星に行く。監獄では無く、地下に住んでいる。サイオンとはそこで知り合い、共感する。
《能力》 研究者
《趣味、特技》 兵器開発 設計から製作まで全て自分でこなす。最近では人の観察が楽しみ
◆本編 ルーカス編◆
▼地球連合軍サイド▼
◇ルーカス=フォンブライアン 男(30)◇
18の時軍人学校に入学し、22の時主席で卒業。
ライルとは学校で知り合い、以後親友として付き合う。
ルーカスはそのまま本部に配属され、ライルは基地に配属される。
ルーカスは嫌な上官にもポーカーフェイスと根回しで、気に入れられ、実績を積み重ね次々と階級を上げていく。
ルーカスを部下に持った上官は皆「アイツは使えるし、気が利く。アイツは良い部下だ」と評価される。
そして大佐まで登りつめ、本部では役員達以外ではトップになり、問題や雑務の仕事を役員達から任されるように
しかし、ライルの左遷(退職)やら、不正の横行を目にしたルーカスは地球連合軍に失望し、この時から忠誠心を無くす。
戦争勃発後クーデターを起こし、最高司令長官に就任する。
《能力》 指揮官
《趣味、特技》勉強(能力が無く、勉強で主席卒業出来るほど)
事務作業 時たま筋トレ(アイリーンに無理やり) シュミレーション系
◇アイリーン=オズボーン 女(24)◇
18歳の時に軍人学校に入学し、22歳で卒業。
学校では戦闘能力、指揮官能力共に優秀な成績で卒業した。
その後、本部の上層部にいる父親に本部付けにされる(本人は基地配属を希望したが、親バカな父親が圧力を掛ける)
本部付けにされたアイリーンはその当時期待の新星だったルーカスの元に配属される。
そこで初めてルーカスと知り合う。
そしてルーカスと二年行動している内に好意を抱くようになる。
《能力》剣術を使った魔法と基本魔法、指揮官
《特技、趣味》素振り、コーヒー淹れ(ルーカスに注いでる間に趣味に) 裁縫(軍人なので新品は手に入らないと練習した)
◇ユルゲン=シュミットバウアー 男(31)
現ヨーロッパ方面軍最高指揮官。
成り上がり指揮官の一人。
軍人学校出身。
特にコネも才能も目立った者は無かったが、人望と慕われる人柄なので敵を作らず、人気になっていたらどんどん昇進していた。
実際の所、方面軍は軍人気質が高くコネや不正は少なく、昇進は人望と能力が有れば出来るのだ。
またユルゲンは無能では無く、特に切れ者では無いだけで、実力は方面軍最高指揮官に収まる器量は持ち合わせている。
最高指揮官に就任しても部下と共に機械や武器の整備をしている。
ルーカスとテレビ電話した時も事前まで整備していて、顔が少し汚れていた。
《能力》指揮官
《特技、趣味》 機械いじりや、土木作業等肉体労働。 暇さえ有れば現場に出て一緒に作業する。
◇ファビアン=ガンス 男(72)
50年前の大戦を経験し、魔法の恐ろしさを目の前で見た兵士の一人だった。
その後軍人を続け、軍人学校の先生になるがアフリカ方面が不安定で統治が難しかった為、呼び戻された。
そして統治が上手くいき、中将に昇進した。
軍人学校の頃の生徒が沢山おり、人脈はユルゲン以上である。
ファビアンが実質的第二の政府と言ってもいい。
だが、本人は地球連合軍に忠誠を誓っており成り代わるつもりは無かった。
軍略については長年の勘と実力によってずば抜けている。
ファビアンはユルゲンとルーカスを買っており、二人の将来を楽しみにしている。
《能力》指揮官
《特技、趣味》釣り(釣れなくても穏やかな時間が好き) 教育
◇ 朱 威 シュッ ウェイ 男(28)
黒髪を七三分けにしている。
アジア方面軍最高指揮官である。
コネや謀略でのし上がって来た。
野望が高く、戦果を挙げる為には協調などしない。
ウランバートル攻防戦では独断専行し、敗北し、戦死した。
地球侵攻の原因の一因である。
◇ マーティン=ネルソン 男(35)
オセアニア方面軍最高指揮官。
オーストラリアと大平洋の島を治める。
義理固い男であり、ルーカスにも信頼されている。
だからオセアニアを任されている。
防戦が上手く、少ない兵力で撃退するのが得意。
堅物に見えるが、意外と柔軟である。
◇ラーマン=マルティネス 男(33)
インド方面軍最高指揮官。
目が異様に細い為、寝ていると良く思われるが寝ていない。
情報を分析、整理が得意。
的確な判断が出来るが、咄嗟の判断は苦手。
インド方面軍はオーストラリアに退却した。
▼火星独立軍サイド▼
◇ウォル=バレンタイン 男(32)
火星独立軍兵士、グリフォン小隊長。
最初の戦いから参加していた。
元地球連合軍兵士。元上官のデビッド、サイモン、アレックスと共に地球連合軍で同じ戦闘機小隊だった。
少尉として地球連合軍に入隊し、大尉の三人に揉まれ成長。
だが、ある戦いで地球連合軍の偽情報によって死にかけ、地球連合軍を脱退し、火星独立軍に入ってバラバラとなる。
その後、小隊長としてアルバとヨーネスの二人の世話をする。
《能力》HAWのパイロット
《特技、趣味》戦闘での戦場の把握(戦闘しながら全体を見ている)
ランニング(体力はあるが筋肉は少ない) ルービックキューブ(暇潰しにやっていたら出来るようになった)
◇アルバ 男(17) ◇
火星独立軍兵士。
グリフォン小隊の隊員。
火星に送られた中の一人で、火星独立作戦の参加者で、HAWのパイロットに志願。
最初の戦いから好成績を収めるが、多少性格が上官に対し敬意が足りないのが欠点。
だがグリフォン隊に入り、ウォルと上手くいき、才能が発揮出来ている。
《能力》HAWのパイロット
《特技、趣味》ゲームが好きでセンスが有る。 その一方勉強は嫌い
◇ヨーネス 男(17) ◇
火星独立軍兵士。
地球生まれだが、火星に送られる。
臆病な性格で何事にも悲観的な考え方をしてしまう。
だがその情報は正確で、長所である。
火星独立作戦に参加し、その後HAWのパイロットとしても参加。
戦うのは嫌いだが、仲間を守りたい故戦っている。
口を開けば泣き言だが、腕はそれなりに有る。
《能力》HAWのパイロット
《特技、趣味》HAWの練習(日々上手く成るため練習) あやとり 射撃(接近戦が苦手なので、練習し、かなりの腕)
◇デビッド 男(38)
アレックス 男(37)
サイモン 男(38) ◇
火星独立軍兵士。
元地球連合軍所属。
サイモンとアレックスと共に戦闘機部隊で戦場を駆ける。
入隊した新人ーーウォルを可愛がる。
その後地球連合軍に失望し、火星独立軍に入隊する。
火星独立軍でも三人は連携プレーで戦果を挙げる。
ウランバートル攻防戦にてウォルの作戦を採用し、朱威を巻き込んで戦死した。
デビッドはおちゃらけた性格だが三人のリーダーでまとめ役。
サイモンは無類の女好きで次々と女を取り替える。
アレックスは物静かで二人の止め役。酒にこだわっており、酒を飲んでも変化無し。
▼エルス国防軍サイド▼
◇ブライス=クロンプトン 男(43)◇
エルス国代表。
多少白髪の混じった黒髪。
温厚そうな人だが、これは外交の時の顔。
三代目の代表でエルス国と地球連合国を同盟締結した。ルーカスの事は買っており、地球連合国に協力を願い出ている。一方エルス国を第1に考え、内政にも力を発揮している。
《能力》???
《二つ名》神速の英傑
《好きな物、趣味》チェス
◆本編 ライン編◆
◇ライン=グレス 男 (18)◇
ライン編の主人公であり、本作の主人公でもある。
身長は172cm。黒髪で顔はそこそこ整っており、人が良いので、学生時代、密かな女性ファンも居たがライン自身、自分を普通と思っているのでイケイケになることは無かった。
また恋愛に関しては奥手であり、女性経験は無い。これがプロに掛かれば違う道も開けたかもしれない。
家族の死によって軍人になると決めた。普段は忘れようとしているが、たまに思い出すので苦しんでいる。
マナンとはいつの間にかに親友となっており、本人もビックリしている。
グレンとは性格のベクトルが違う物の何故か一緒に居て楽しい友達である。
ティナとはまるで男友達のように親しい仲だが、たまに女性としての部分が見えるので戸惑っている。
動乱編時、20歳。ウェリントン基地攻防の時、臨時指揮官として戦場に出る。初めての戦場に戸惑い、多くの事を学ぶ。だがマヤを失い、本来の目的(復讐)を思い出す。
それに気付いたブライスによって日本へ出向を命じられる。それはとある人物へ会わせるつもりだった。
日本編時、20歳。
日本にはユーラシア大陸から密輸船を使って侵入する。この頃、北京と日本は火星独立軍の支配地域であり、このルートの警備は手薄であった。
地方に到着し、そこでアリサと柳生と出会う。そして柳生に惚れこみ、師弟関係となる。
日本独立戦線と共に火星独立軍と戦うが、強敵に全力で挑む。だがその力はライン自身も狂わしていく力だった。
《能力》無し→一般魔法師の実力以上→静の気発動時、Bランク以上の実力
《趣味、特技》ゲームが好きで、オタクとは言えるほどではないが、かなり色んな種類に触れている。
甘い物が好きでたまにチョコやパフェをティナとマナンと食べている。自分で作る女子力は無い。
スポーツもそれなりに出来るが、どれも卓越した物が無かった為、学生時代、運動部には入らなかった。
日本オタクな為、日本語が話せ、地理、歴史に詳しい。
◇マナン 男 (18)◇
両親、兄弟は健在であるが、余り仲が良くないらしく、休日に家に戻らない。
軍人には親から離れたかったという理由らしいが本当かどうか分からない。
身長は160cmとやや低く、黒髪の長髪で、髪が目までかなり届く程長く、頑張れば目を隠せる。
中性的な面立ちで、少し化粧と服を整えれば、女性に見えてしまう。内気な性格も要因の一つだ。
ラインとは試験の時出会い、ラインを撃とうとした事が負い目だったがラインが気にして無いという素振りを見せ、マナンは感激する。
女子力は女性以上?に高く、正に主夫でも生きて行けそうだ。
部屋の掃除は2人でやっていたのだが、いつの間にかにマナンが1人で終わらすようになってしまった。どこかの姑が来ても大丈夫な程だ。
動乱時、20歳。ラインとグレンが戦う意志を見せた時は反対したが、説得出来ないと分かると手伝う事に。作戦時、ラインのそばには居なくてラインとは反対側の部隊に参加していた。後衛部隊として活躍するが、ラインの危機に駆けつけられず、マヤを死なせてしまったことに嘆いている。
日本編時、20歳。ラインの突然の出向に驚くが、それよりもラインの心配をするマナン。ラインが帰ってくるまで更に強くなろうと思っている。ラインが行ってから落ち着かない毎日を過ごしている。
《能力》無し→魔法を使った狙撃手
《趣味、特技》家事全般 読書 ゲーム
◇ティナ 女 (18)◇
茶髪のショートカットの女の子。
身長は162cmと平均身長。
しかし胸囲は小4の妹に負けており、平原である。
勝ち気な性格で鍛錬を欠かさない。サバサバとした性格なので男女共に友達は多い。
女子力は家で喫茶店を手伝っていたのである程度はある。本格的な料理は出来ないが、お菓子や簡単な料理は出来てしまうが、そこまで興味は無く精進していない。
女として見られない事も多かった為、たまに無防備な所もある。これがラインを困らせる。
勉強は苦手で、馬鹿という程では無いがいつもヒーヒー言いながら赤点を回避していた。
一方運動は大の得意で、部活動であっちこっち引っ張りダコだった。
魔法は両親が魔法師であり、護身用に肉体強化魔法を教えた所、軍人になると言い出し、親の反対を押し切りアカデミーに入学。
今では娘を応援している。
両親は魔法師の軍事協力を拒否し、エルス国に亡命して、喫茶店を開いている。
ラインに対しては仲の良い友達であり、恋愛感情はあまり無い。
グレンに対しては女の敵と見ているが友達としては面白い奴なので、友達。恋愛感情は更々無い。
動乱時、20歳。ラインとグレンの作戦にも直ぐに賛成し、チームをまとめる。隊長では無かったが、ティナが班の裏の隊長であった。
作戦では前衛を務め、敵にも引けをとらない実力を発揮している。
マヤと死に際に話した内容についてはティナの心に残り続けている。ラインへの気持ちがどういう物か分からなくなっている。
日本編時、20歳。ラインが帰って来る頃には気持ちの整理をする予定。
《能力》肉体強化魔法
《趣味、特技》スポーツ ランニング
◇グレン 男 (18)◇
赤い髪をオールバックにした男。かなりのイケメン。カッコイイというのが的確だ。
いつもヘラヘラしていて、面白い事には容赦なく楽しむ性格。見た目は怖いが、性格は味方には優しいが敵には厳しいという性格で、どんな奴にも親しげに話しかけるという性格で友達が多い。
クラス1顔が広いぐらいだ。
女が好きで、クラスメイトには誰にも手を出して居ないが、年上の女性との関係は噂が絶えない。
軍や上級生にも居るとか……
正にプレイボーイの象徴であり、3度の飯より女と言われてる程である。
ウェリントンセントラルでは誰かと密会しており、また中学、高校の間に大きな闇も抱えているようだ。
未だに謎が多く、多くの謎がラインを不審に思わせている。
実力はかなりの物で、一部の軍人からは高評価を受けている。
既に卒業してもいいレベルで、何故アカデミーに来たのか謎である。
得意な武器はナイフで、無数のナイフを使って攻撃する戦い方である。また高難易度の「カマイタチ」を習得しており、すぐに実戦レベルだ。
しかし、これらの技にはどれも我流で仕組みも誰も分からない?
動乱編時、20歳。ラインと卒業試験では決着がつかず、また戦いたいと希望している。
実力的にはアカデミー1の可能性大。そして何処の部隊かも分からない援軍を連れてきて、ライン達を助ける。更に何者か分からなくなる一方、大きな意志が見え隠れする。
日本編時、20歳。日本に残っているが、ただ待っているかは不明
《能力》???
《特技、趣味》面白い事全般 女落とし
◇エドウィン=へールズ 男 (18)◇
金髪のサラサラヘアーのキザな男。大貴族へールズ家の三男で、家柄を鼻にかけ、他人を見下す。
だがその実力はへールズ家では低く、兄達を見返す為にアカデミーに入学した。
因みに兄達は軍上層部である。
ファルクとトムを従え、今日も弱そうな奴をいびりに行く。
ファルクは本物のヤンキー。
トムは頭のいい太っちょ。
もちろん2人とも性格は悪い。
今ではラインを見直しており、減らず口は変わらないが、信頼してもいる。それ合宿での戦いの影響からだ。
また実力では無く、作戦の立て方の才が卒業試験では見られた。
◇エマ先生 女 (25)◇
小動物のような小柄な印象を受ける眼鏡をかけた女教師。童顔で優しそうな雰囲気から男女共に人気である。胸は大きく、正にロリ巨乳というのが的確だ。
いつも笑顔だが、怒るとかなり怖く、グレンも連れてかれるぐらいだ。これ以降エマ先生に逆らう者は居ない。
教師だが軍人でもあり、その実力はアカデミー内上位だったらしい。現在でもその実力はいつでも最前線は欲しがっており、また治療魔法が使えるのも大きな理由の一つだ。
眼鏡取ると美人……という事では無く、掛けていても美人だ。
あまり好戦的では無く、最初のライン達との闘いも通過儀礼だったらしい。
マナンの異変にもいち早く気付いたのも彼女である。多くの生徒を見て異変に気付いた彼女の観察眼は侮れない。
幼い顔をしているが切れ者で仲間思いの実力派の軍人。
動乱編時、27歳。マヤの怪我を治せず、力不足を痛感する。だがこれは彼女以外にも無理である。
だが生真面目な彼女は更なる実力向上に励む。
《能力》掌底、治療魔法
《特技、趣味》編み物、治す事
◇ゴリ 男 (30)◇
ゴリーー名前の通り、ゴリラじゃないか思われる程筋肉馬鹿。
ゴリラに失礼でしたね。
身体を動かす授業には必ずいる教官。一方座学には全く出てこない。やっぱりゴリラだ。
本人も理論は分からんから身体で覚えろと散々言っている。
本人の強さはかなりの強さらしく、縦横無尽に戦場を駆け回ってたらしい。
動乱編時、32歳。
ゴリラのような顔だが、知性もあり、ライン達の作戦を吟味する事も出来る。
前衛として猛威を振るい、敵を最も恐れさせた男。全盛期の実力は健在のようだ。
《能力》肉体強化魔法
《趣味、特技》筋トレ、人間の限界に挑み続ける事
▽マヤ 女(20)(連携実習編時)▽
綺麗な黒髪を肩まで降ろしていて、眼鏡を掛けている。目つきはつり目で良く相手を睨んでいる。だが打ち明けると可愛らしい笑顔を見せる。
容姿端麗、才色兼備な彼女は完璧なのだが指揮官科には入れなかった。その理由は他人を見下す態度が教官達にバレていたからであった。
指揮官は部下を見下してはいけない。部下を家族のように思わなければ部下は力を発揮してはくれないだろう。
新興貴族の一人娘に生まれ、父を亡くし、家の事を一身に受けた彼女は努力して誰からも認められようになったが、仲間を思う心を忘れていた。ラインと話しその事を思い出した彼女は他人に心を開くようになった。
だが未だ完璧主義は抜けず、小うるさい母親みたいな存在になっている。
ライン達には心を開いており、気を抜く事もたびたび。
その時に彼女の新しい一面が見えるかもしれない。
動乱編時、21歳。ラインと同じ部隊。ラインを庇って死ぬが、その死に顔は笑っていた。好きな人を助けられたからかもしれない。
《能力》近中遠において全てが得意。これがなせるのも努力の結果である。
《趣味、特技》花嫁修業により一通りの家事は出来るものの、最近全くやってない為忘れかけている。読書、勉強
▽ドリー 男(20)▽
彼は不器用で何をしてもいまいちな結果を出して来て、自信を無くしていた。しかしライン達に自信を持てと勇気付けられ、やる気を出す。実際の所アカデミーを卒業出来る時点でそれなりの実力はついている。特化してないだけである。
動乱編時、21歳。作戦ではラインとは別の部隊。ライン達と共に戦い、自信を持った彼は実力を十二分に発揮する。
日本編時、21歳。自信を持った彼は更なる上達を目指して修行中。
《能力》一通りの基本能力
《趣味、特技》花を育てるのが好き
▽アーロン 男(20)▽
銀髪を盛った髪型をしている目つきが鋭い男。見た目は正に不良であり、一匹狼で群れるのが好きでは無い。強さを求めるのは過去に何かがあったようだ。だが努力家であり、鍛錬を欠かさない。
ライン達と出会い、自分の意見を押し付けてくる奴とは違い、好きにやって良いと言う。更にこちらの要望を聞いてくれると言う。そんな今までの奴らとは違うライン達に協力する気になった。
一匹狼が好きなアーロンだが次第にライン達となら連んでも良いかと思い始めている。
動乱編時、21歳。作戦時、ラインとは別部隊。前衛として戦い、追撃戦にも参加した。
日本編時、21歳。ライン達と接したおかげで集団行動にも慣れ、部隊の1人として参加している。
《能力》肉体強化魔法等。近接戦のセンス、パワーでは群を抜く
《趣味、特技》鍛錬、一人で居ること、動物
動物は価値観を押し付けて来ないから
▼火星独立軍サイド(連携実習編以降)▼
▽ノエ 男(21)▽
長髪白髪の男で赤い目をしている。見た目と強さから“白い死神”と呼ばれる。
笑顔はほとんど見せない。冷静沈着な男だが優しい男で部下の信頼は熱い。普段は面倒くさがりでほっつき歩いている。
火星独立軍においてユーリ達を除き、最高地位に居る。しかし本人は権力や地位、名声には興味は無く、階級は特別佐官ーー特佐という地位に就く。
階級では将官の方が上だが特佐に対する命令権を持たない。もちろん特佐も将官に対して持たないが、特佐という特別な地位にほとんどの者が従っている。
余談、階級一覧
元帥、大将、中将、少将、准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉、曹長、軍曹、伍長、上等兵、一等兵、二等兵となっている。
実際の軍隊はもう少し細かいが拙作はこの階級を使用する。
ノエは特佐でこの中では属さない。特別階級にも特佐と特尉が存在する。特佐の方が階級が高く特尉に対しての命令権を持つ。
特尉や特佐はユーリ達から直接任命される階級で軍の所属では無い。便宜上階級を付けているわけで彼らはユーリの直属部隊である。
その筆頭のノエはユーリが直接懇願して火星独立軍に勧誘したと言われている。
ノエは地球連合軍に対し、強い憎悪を示している。それは過去に何かがあったようだ(後日明らかに)
光一族と呼んでいるのはノエは光一族の出身で、光一族は古来より権利者達から完全自治権を会得している一族でその一族だけで村を作っていた。
光一族は全員が魔法師であり、光一族特有の魔法を使っていた。その強さは通常の魔法師より強く、その村だけで大軍並の強さを誇っていた。
自治権の交換条件に何人かが地球連合軍に協力しており、地球連合軍とは友好関係ではあった。
一族の得意魔法はプロテクト。まず自分の身を守れるようにと。
ノエも一族と同じでプロテクトを得意魔法としている。
ノエの実力はSランク、戦略的魔法師で火星独立軍の攻勢を支えている。彼以上の実力者は未だ誰も存在せず、彼に立ち向かう魔法師はことごとくやられている。
ノエは常に世界について考えており、その思いが違う場合、ユーリにさえ刃を向ける覚悟である。
日本編時、ノエは日本に滞在し、ラインと接触している。この時ノエは特にラインに対してアクションは起こしていない。
《能力》プロテクト、転生雷光、他
《趣味、特技》山に隠る。出身が山の中だったから自然
▼日本独立戦線側(日本編)▼
▽柳生 男(33)▽
黒髪をキッチリと固め、険しい顔つきをしている。年以上貫禄を持っている。厳しい男だが、優しくお父さん的立ち位置。
元日本陸軍少佐。柳生一族代々の気の力、技術を受け継ぐ。日本軍でも魔法師部隊に所属していた。
そして第一次日本攻防戦時、地球連合軍と柳生の強さによって敵を撃退する。
だが再度HAWで攻めてきた火星軍に対し、地球連合軍が撤退し、旧兵器と少数の兵力しか持たない日本軍にはもう戦う術を持たなかった。抵抗らしい抵抗もせず、日本は陥落する。
生き残った軍人は各地に分散し、日本独立戦線として抵抗する。それに対して柳生は大きな犠牲を払う戦争に対して否定的だったが、火星軍の変わらない統治にとうとう立つ。
日本最強と呼ばれた柳生は魔法、気の両方を備え、Sランクに匹敵するのでは無いかと言われている。
だがSランクは“戦略魔法師”。柳生に戦略をひっくり返せる程の力は無いのでは? と予想されている。Aランクとしては既に認識されている。
地方にて剣道道場を開いて居たがほとんどが戦争で親を亡くした子供達。衣食住を与え、心を剣道にて強くすることを目的としている。
最初は怖がられたが、柳生の優しさに心を開いていく子供達。だがイタズラには凄い怒るので柳生にはしてない。
《能力》動の気、静の気、魔法も使えるが、ほとんどが気の技
《趣味、特技》剣道、瞑想、農作業。心穏やかな事が好き
▽下村 アリサ 女(18)▽
茶髪を肩まで伸ばした今風の女の子。化粧や流行に敏感で、普通女の子と変わりは無い。
気兼ねない性格と優しさ、明るさで町の人気者。多くの人に可愛がられている。
そして食欲は旺盛で、ラインもびっくりするほど食べる。本人曰く
「その分動けば良いのよ」
また力も見た目からは想像出来ない力持ちで並みの男には彼女は倒せないだろう。細い腕なのに力が強いのは気の使い方だろうか。
アリサは他の子と同様、柳生に拾われ、最年長の彼女が子供達の世話をしている。多くの家事と修行をこなす彼女に柳生も感謝している。
そしてアリサは柳生に対して好意を持っているが、柳生は鈍感で恋愛事に興味を持たない為、未だに気付いて貰っていない。彼女も半分諦め状態である。
ラインとの修行にて、好きな人(柳生)に他の男と抱き合えと言われ、涙を流す。
ラインの事が嫌いなのでは無く、柳生に好意を気付いて貰えない悲しさ、悔しさ、今その時ではないという我慢が混ざって出た涙である。
柳生の一番弟子である彼女の実力は戦闘向けでは無く、護身向けであるが、並みの魔法師には近接戦で勝てる。ティナやアーロンには勝てないがかなりの実力者ではある。
《能力》動の気、静の気。基礎的な事しか教えられてない。
《趣味、特技》剣道、子供達の相手、家事、雑誌を読むこと、買い物
▽山口 男(20)▽
日本独立戦線所属の男。少し長めの黒髪と丸い眼鏡が印象的。
目つきは鋭く、柳生とアリサの前だけは緩ませる。
柳生への憧れから柳生の命令には絶対で何も考えず従う。
一方アリサには好意を抱いており、奥手の彼はまだ何もアピール出来ていない。またアリサが柳生の事が好きなのも気付いていない。
日本が地球連合軍の統治だった頃は普通の大学生だったが、戦争によって全てを失い、一兵士として戦っている時に柳生に助けられ、憧れる。柳生とまた一緒に戦えるのではと思い、日本独立戦線に在籍している。日本独立戦線ではそこそこの地位に居て、切れる頭脳を元に活躍している。
ラインに対して強く当たるのは日本人のみによる統治を目指しているため。外国人は敵かもしれないという警戒心からラインに対して敵視している。
《能力》銃と指揮能力
《趣味、特技》勉強、チェスや将棋や囲碁
▼火星独立軍(日本編)▼
▽ウルス・ブラン 男(46)▽
火星独立軍エースパイロット。白熊の異名を持つ。白髪混じりの髪と髭と機体のカラーからそう呼ばれる。ロシア生まれ。
妻と子供を持ち、愛妻家と知られている。
元地球連合軍所属だったが、ウランバートル攻防戦で敗れた地球連合軍は多くの兵士を見捨て、撤退した。その時、火星独立軍に加わった。
戦闘機パイロットだったが、時代の流れはHAWだと感じ、新兵と一緒に訓練を受ける。
持ち前の技量と多くの経験から直ぐに才覚を
持ち機体はイル・アサルト。戦闘機のように機動性が手に馴染む機体が好きで乗っている。
戦いにおいて美徳を大事にしていて、戦士として戦う。ただの殺し合いでは無く、何か意味を見いだしているのかもしれない。それゆえ、敵に時間を与えたりする事もある。
だが彼の技量と経験は敵のどんな作戦ももろともせずに粉砕する所からエースパイロットとしての名が高い。
《能力》HAWの機動性を活かした戦い、人間のような細かい動き
《趣味、特技》読書、プロペラ機に乗ること スポーツ観戦