引退した博麗の巫女と問題児たちが異世界から来るそうですよ?   作:hakusai

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おま、おま、
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そして一日でお気に入り111超えるわ、

色々感謝しかありません!
本当にありがとうございます!


受験は無事死亡しました!



第7話 霊夢からの試練なのですよ?

『ギフトゲーム名 “十六夜の兎と紅白の巫女 easy ”

 

・プレイヤー一覧 逆廻 十六夜

黒ウサギ

 

・ゲームマスター 博麗 霊夢

 

 

・クリア条件 ゲームマスターに一撃攻撃を当てる

・敗北条件 プレイヤー全員の失格

プレイヤー側の降参

プレイヤー側が勝利条件を満たせなくなった場合

 

・ルール 攻撃が一度でも当たると失格

失格者は攻撃することは出来ない

相手を殺した場合は敗北となる

 

 

宣誓 上記を尊重し、誇りとやる気とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

“博麗霊夢”印』

 

 

「なっ─────」

 

黒ウサギは混乱していた。

 

(なぜ霊夢さんがギフトゲームを開催できるのですか!?赤い契約書類なんて聞いたことないのですよ!?しかも和紙なんて見たことないですよ!?それに私はまだプレイヤーとして参加できないはずなのですよ!?しかもここ箱庭の外ですし霊夢さんはまともかと思ったのにふしゅぅぅ…)

 

黒ウサギは頭から煙を出して倒れた。

 

そんな黒ウサギをみて、一言。

 

 

 

「ごめん、黒ウサギ。私に常識とか通用しないんだよね。」

 

と、黒ウサギにとどめをさした。

 

「ヤハハ……オマエほんと何者だよ!しかも俺までプレイヤーにしてくれやがって嬉しいじゃねぇかくそ♪」

 

十六夜はノリノリである。

 

と、その時、黒ウサギがガバッと起き上がった。

 

「れ、霊夢さん!ちょっといろいろだいぶ状況がよくわからないんですけど!説明してください!」

 

「オーケー黒ウサギ落ち着いて。要するに、私を仲間にしたかったら私と戦えってことよ。簡単でしょ?」

 

「そこじゃなくて!なんで強制的にギフトゲームを開催したり、私を参加させたり出来るんですか!」

 

「だーかーらー、私に常識とか通用しないの。ある人によれば私の前では常識は塵に還るらしいわよ。まぁ流石に殺し合いとかは嫌だから、一撃でオッケーってこと。」

 

「なんかもう訳がわからないデスよ…」

 

頭の処理速度が追い付かず、説明を諦める黒ウサギ。

 

次に十六夜から質問がとぶ。

 

「で? ギフトゲームするのはわかるが、ここでやるのか?」

 

「んー、どうしようかしら。どんなとこがいい?」

 

「そうだなぁ……思いっきり暴れても問題ないところがいいな。」

 

「そう。じゃあここでいいわ。箱庭からは離れてるし大丈夫でしょう。ちょっと待ってね。」

 

そう言うと、霊夢はどこからか紅白の陰陽玉を取り出して、

 

「紫ー、結界はるの手伝ってー」

 

と、陰陽玉に話しかけ始めた。

 

「霊夢…そういう系の人なのか…」

 

「ん?あぁ。これは携帯みたいなものよ。すぐ私の知り合いが来るわ。」

 

『ごめんなさい霊夢。冬眠直前よ。無理。』

 

「そんなぁ、じゃあいいわ。自分で何とかするわ。」

 

『そうしてちょうだい。』

 

そして陰陽玉はまた何処かへ消えた。

 

「じゃあ十六夜。五秒待ってね。」

 

「おう。って五秒か」

 

霊夢はそう言うと、地面に手をつけた。

 

そのまま五秒経つと、手を離した。

 

「これでオッケーだわ。ちょっと地面思いっきり蹴ってみて。」

 

十六夜は頭に?を浮かべながら、霊夢に言われた通り地面をわりと本気で蹴った。

 

すると、十六夜の強烈な脚力により地面にクレーターが

 

 

 

 

出来なかった。

 

 

 

「簡易的な結界を張ったわ。三分はもつでしょう。」

 

「こりゃすげぇや。今度やり方教えてくれ。」

 

「ごめんなさいね。これはうちの跡継ぎにしか教えないのよ。」

 

「そりゃ残念だ。オマエん家は陰陽師でもしてんのか?」

 

「惜しいわね。巫女よ。主に暴れる馬鹿どもを叩き潰してるわ。」

 

「そりゃ楽しそうだ。」

 

そこで、十六夜は言葉を切った。

 

 

「じゃあ……そろそろ始めるか?」

 

 

「そうね。結界も時間制限あるし、始めましょう。」

 

二人は構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パシンッ

 

 

 

 

 

と、ハリセンの乾いた音が響いた。

 

 

「お馬鹿ですか御二人とも!」

 

 

黒ウサギの渾身のつっこみがキレイに決まった。

 

「まぁ落ち着きなさい黒ウサギ。契約書類はもう作ったし、殺るしかないのよ?しかも出来るだけ早くやれば、被害はゼロよ?」

 

「そ、それはそうですが…やっぱり仲間同士で争うのはよくありません!」

 

 

「「…………」」

 

 

「あのな黒ウサギ。霊夢はまだ仲間になってないからな?これやらないと仲間にならないからな?」

 

「あ………」

 

三人の間に沈黙が降りてきた。

 

「さ、さぁ仕切り直して始めましょう!ワークロウサギガンバルゾー」

 

「都合のいいやつだよ全く…殺すのは無しな?」

 

「もちろんよ。死にたくないでしょう?」

 

「その言葉、そっくりそのまま返してやるぜ。」

 

一触即発のムード。

 

誰も動かない状態。

 

“動いたら負ける”そんなふいんき(←何故か変換できない)が辺りをつつむ。

 

 

 

その静寂を破ったのは十六夜だった。

 

「一瞬で終わらせてやるよ!」

 

そういいながら、第三宇宙速度で霊夢へと突っ込んでいく。

 

そして、

 

 

 

ドォォォォォン!という音と共に煙が巻き起こり

 

 

 

 

 

 

 

十六夜が吹き飛ばされた。




中途半端ですって?

受験疲れたんじゃ!

眠いんじゃ!




追記

ふいんきはわざとやってるので、気にしないでください。
ネタを入れないと死んじゃう病なんです。
決して誤字ではございませんので。


お気に入り111越えたから書かなきゃという使命感に駈られた結果がこれですよ。


誤字、脱字などありましたら報告してくださるとありがたいです。


~追記~
煙が晴れたら~のやつをやりたかったので煙を出しました。
結界張ったのに煙が出てるって突っ込みは無しですよ?

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