引退した博麗の巫女と問題児たちが異世界から来るそうですよ?   作:hakusai

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ふ、ふふふ

この間ふとこの小説の情報見たらお気に入りが急激に増えてたんですよ。

それで調べてみたら…日刊ランキングに載ってたんですよ!ひゃっほー!

読者の皆様には感謝しかありません。お読みいただきありがとうございます皆様!


こんな拙い文に最後まで矛盾たっぷりの作品ですが、今後ともよろしくお願い致します!


今回は短いですがどうぞ


第15話 霊夢と白夜叉の決闘の準備ですよ?

皆の沈黙を見て霊夢が小首をかしげる。

 

「ん?何かおかしなこと言ったかしら?」

 

「あー。まぁうん。霊夢って実は天然だろ」

 

「?? まぁいいわ。それで、私との決闘は?」

 

唐突に話題を変える霊夢。やっぱり天然かもしれない。

 

「………本当に決闘で構わないのか?今ならやめてもいいぞい?」

 

 

「愚問ね。今さらやめるなら元から提案なんてしないし、ここでやめたら逃げた風になるもの」

 

そう言う霊夢の態度は至って普通に見えるが、その瞳からは闘志が見え隠れしていた。

 

「わかった。それじゃあ、ルールなどに要望があるか聞こうかの。何かあるか?」

 

そう聞かれて少し考える霊夢。

 

「そうねぇ…まずは、“力”比べであることね。知恵じゃあ勘しか当てにならないし、勇気は何やるかわからないしね」

 

「ほほう、儂に力比べを挑むか……面白い。あとはあるかの?」

 

「あとは、出来れば初撃決着がいいわね。どちらかが降参するまでだと、死ぬまでやる可能性があるから嫌だしね」

 

「初撃、とはどういうことを指すものとするか?」

 

「細かいのね…それじゃあ、明確な傷をつけるものを攻撃としましょう。触れたり受けたりするのは決着には直接的には繋がらないってことで」

 

「ふむふむ。他にあるかの?」

 

「あとは特にはないわね。それに、何かあれば《《自分で何とかする》》し、平気よ」

 

「そうか。ふむ、それではこんな感じでよいかの」

 

そういって白夜叉は先程も使ったカードから1枚の羊皮紙を取り出し、何やら書き込んで霊夢に渡す。

 

 

『ギフトゲーム名 “太陽への挑戦”

 

 ・プレイヤー名 博麗 霊夢

 

 ・ホスト側ゲームマスター 白夜叉

 

 ・プレイヤー勝利条件 ゲームマスターに攻撃を一度でも加える

 ・プレイヤー敗北条件 ゲームマスターに攻撃を一度でも加えられた場合、もしくは降参、または上記の勝利条件が満たせなくなった場合

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

             “サウザンドアイズ”印』

 

 

しばらく羊皮紙に目をおとしていた霊夢は、顔をあげて、

 

「たぶん大丈夫ね。楽しそうなゲームだわ」

 

「それはよかった。それでは、もう始めるかの?」

 

「いいわよ」

 

「ふむ、では黒ウサギよ。審判を頼む」

 

「むむむ…まぁ初撃のみなら平気でしょうし…わかりました!承ります!」

 

「そういえば黒ウサギは“審判権限”なんてもの持ってたわね…忘れてたわ」

 

「なっ、結構大切なことなんですから忘れないでください!」

 

「はいはい。じゃあ攻撃かどうかの判断は黒ウサギに任せるわよ?」

 

「そうだの。任せたぞ、黒ウサギ」

 

「はい!それではギフトゲームを開始いたしましょう!」




今回は短くなってしまいました…最後もくどいですしね。

ちょっと色々考えるとこうなってしまうんですよ…

あとは黒ウサギさんのジャッジがざるでも突っ込むだけにとどめてあげてください。


それでは、また次回とか!

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