引退した博麗の巫女と問題児たちが異世界から来るそうですよ?   作:hakusai

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こんばんは。

もう先週は素晴らしかったです。

先週だけでUA5000以上増えましたからね。
お気に入りも100以上増えましたからね。

もう感謝しかありません!ありがとうございます!


ところで、黒猫と白猫のガチャの確率って酷いですね。

黒猫では30連で限定0。
白猫は11連で10人☆2、残りは☆3という。
友達にめちゃくちゃ嘲笑われました。

もう限定沢山だして、嘲笑わらってきたH君は許さない。



今回は原作を読んでいないとおいてけぼりの可能性があります。飛鳥たちの活躍が見たい方は、ぜひ原作を買って読みましょう!


第10話 サウザンドアイズに行くらしいですよ?

日が暮れた頃、霊夢たちと飛鳥たちは噴水広場で合流し、さっきあったことを話あった。

 

そして、飛鳥たちの話を聞いた黒ウサギは、ウサ耳を逆立たせて怒った。

 

「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算があってのことです!」「聞いているのですか3人とも!!」

 

 

 

「「「むしゃくしゃしてやった。今は反省しています。」」」

 

 

「黙らっしゃい!!!」

 

「まぁまぁ黒ウサギ。 見境なく喧嘩を売ったわけじゃないんだからさ。許してあげなよ。」

 

「そーだそーだ。面白いから別に良いじゃねぇか。」

 

「お、御二人は面白ければいいと思っているかもしれませんけど、このゲームで得られるのは自己満足だけなんですよ?」

 

「いいじゃない黒ウサギ。べつにギフトとかを賭けるわけじゃないし、負けてもプライドしか傷つかないわよ?」

 

「それにね黒ウサギ。私は道徳云々よりも、あの外道が私の活動範囲で野放しにされることも許せないの。ここで逃がせば、いつかまた狙ってくるに決まってるもの。」

 

「はぁ~………仕方ないひとですね。まぁいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし、“フォレス・ガロ”程度なら十六夜さんか霊夢さんがいれば楽勝でしょう。」

 

「「何言ってんだよ(のよ)。俺(私)は参加しねぇよ(しないわよ)?」」

 

「当たり前よ。貴方たちは参加させないわ。」

 

「だ、駄目ですよ!御三人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと。」

 

「そういうことじゃねぇよ黒ウサギ。いいか?この喧嘩はコイツらが売って、ヤツらが買った。なのに俺らが手を出すのは無粋って言ってんだよ。」

 

「あら、分かってるじゃない。」

 

「よっ十六夜。いいこというねぇ。」

 

「………………ああもう、好きにしてください。」

 

黒ウサギは投げた。

 

 

~霊夢side in~

 

やぁ霊夢よ。

 

このクソ作者は打つのがめんどいから、私に語らせたいらしいわ。

 

まぁそれはどうでもいいわね。

 

 

ちなみに世界の果てはすごく綺麗だったわ。

 

トリトニスの滝も夕日に彩られて数多の虹を作り出していて、幻想的だったわ。

 

 

さて、私たちは、これから“サウザンドアイズ”に向かうことになったわ。

 

“サウザンドアイズ”は、主にギフト鑑定をしている商業コミュニティで、特殊な瞳を持つ者が集まっているらしいわ。

 

それと、道には桜が咲いていたわ。幻想郷はチルノが喜ぶ季節だったから、流石に驚いたわ。

 

黒ウサギ曰く、「立体交差平行世界論」とか言うのらしいけど、1日や2日じゃ説明できないくらい難しいらしい。よくわからんです。

 

そんなこんなで“サウザンドアイズ”についたから、ここで戻るわね。

 

~霊夢side out~

 

店の前には、蒼い生地に互いが向かい合う二人の女神像が記されている。あれが、“サウザンドアイズ”の旗なのだろう。

 

日が暮れて看板を下げる割烹着の女性店員に、黒ウサギは滑り込みでストップを、

 

「まっ」

 

「待った無しです御客様。うちは時間外営業はやっておりません。」

 

ストップをかけることもできなかった。

 

「なんて商売っ気の無い店なのかしら。」

 

「ま、全くです!閉店時間の五分前に客を閉め出すなんて!」

 

「文句があるならどうぞ他所へ。あなた方は今後一切の出入りを禁じます。出禁です。」

 

「出禁!?これだけで出禁とか御客様舐めすぎでございますよ!?」

 

喚く黒ウサギを、店員は冷めた眼と侮蔑を込めた声で対応する。流石巨大コミュニティ。と霊夢は思った。

 

「なるほど、“箱庭の貴族”であるウサギの御客様を無下にするのは失礼ですね。中で入店許可を伺いますので、コミュニティの名前をよろしいでしょうか?」

 

「…………う」

 

一転して言葉につまる黒ウサギ。

 

「私たちは“ノーネーム”っていうコミュニティなんだが。」

 

「ほほう、ではどこの“ノーネーム”様でしょう。よかったら旗印を確認させていただいてもよろしいでしょうか?」

 

(ま、まずいです。“サウザンドアイズ”は“ノーネーム”お断りでした。このままでは本当に出禁になるかも。)

 

「その…………あの…………………私達に、旗はありま」

 

「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギィィィィィ!!」

 

黒ウサギは店内から爆走してくる真っ白い髪の少女(幼女)にフライングボディーアタックを食らい、少女と共に空中四回転半ひねりをして、街道の向こうの浅い水路まで吹き飛んだ。

 

「きゃぁぁぁぁぁぁ………」

 

そんな光景の前に、十六夜は目を丸くし、店員は痛そうなあたまを抱えていた。

 

「……おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」

 

「ありません」

 

「なんなら有料でも。」

 

「やりません」

 

「私が全力でやってあげようか?」

 

「冗談きついぞ霊夢。それは死ぬわ。」

 

その頃黒ウサギ側は(も)、カオスだった。

 

白い髪の幼女は、黒ウサギの胸に顔を埋めてなすりつけていた。

 

「し、白夜叉様!?どうして貴女がこんな下層に!?」

 

「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろうに! フフ、フホホフホホ! やっぱりウサギはさわり心地が違うのう! ほれ、ここが良いかここが良いか!」

 

「し、白夜叉様! ちょ、ちょっと離れてください!」

 

と、十六夜にロリを投げつけた。

 

「てい」

 

「ゴバァ!」

 

それを十六夜は足で受け止め、霊夢に受け流した。

 

「ほいっとな。」

 

それを霊夢は受け止め、ロリを地面に立たせた。

 

「おお、ありがとうな。ところでそこの小僧!飛んできた初対面の美少女を足で蹴り飛ばすとは何様だ!」

 

「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ。」

 

呆気にとられていた飛鳥は、思い出したように白夜叉に問いかける。

 

「貴女はこの店の人?」

 

「おお、そうだとも。この“サウザンドアイズ”の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならおんしのその年齢のわりに発育のいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ。」

 

「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが怒ります。」

 

そこに黒ウサギがスカートを絞りながらやってくる。

 

「うぅ…………まさか私まで濡れることになるなんて…」

 

「因果応報…かな。」

 

そんなものを全く気にしない白夜叉は、霊夢たちを見回してニヤリと笑った。

 

「ふふん。お前たちが黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間が私の元に来たということは……………遂に黒ウサギが私のペットに」

 

「なりません!どういう起承転結があってそんなことになるのですか!」

 

「まあいい。話があるなら店内で聞こう。」

 

「よろしいのですか?彼らは旗も持たない“ノーネーム”のはず。規定では」

 

「“ノーネーム”だと分かっていながら名を尋ねる、性悪店員に対する詫びだ。身元は私が保証するし、ボスに睨まれても私が責任をとる。いいから入れてやれ。」

 

ムッと拗ねるような顔をする店員。彼女にしてみれば規則を守っただけなのだから気を悪くするのは仕方の無いことだろう。

 

「…………あなたも大変なのね。よかったらこのお札をあげるわ。上司に投げると静かになるお札よ。」

 

「…………ありがとうございます。貰っておきます。」

 

そして中に入る5人と一匹。

 

「生憎と店は閉めてしまってな。私の私室で我慢してくれ。」

 

そういって、中へと入っていった。




今回はあまり原作と変わらなかったですかね?

まぁ次回が楽しみです。次回のためにこれを書き出したようなものなので。

気が向いたら書くと思いますお(^ω^)

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