ご注文はリゼでしょうか?   作:シドー@カス虫

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学校始まったか……




13話 リゼたちとお泊まり会

「今日は雨でお客さんあんまり来ないねー」

 

今日の天気は雨だ。しかも段々強くなってきてる。帰りがすごく面倒くさそうだ。

 

「2人ともこんな天気なのに遊びに来てくれてありがとね」

 

それでも千夜ととシャロはラビットハウスに来てくれた。

 

「ちょうどバイトの予定が空白になっただけだし」

 

「雨の日に来なくても良かったのにな」

 

なんか申し訳ない気分になっちゃうし。

 

「でも私たちが来た時は晴れていたのに……」

 

「誰かの日頃の行いのせいね」

 

「シャロちゃんが来るなんて珍しいことがあったからかなー」

 

「えっ!?」

 

シャロの日頃の行いだったか。

 

「シャロ、コーヒー苦手なのに大丈夫なのか?」

 

「少しなら平気です」

 

(リゼ先輩がいれてくれたコーヒーだもの)

 

カフェインに酔うらしいけど大丈夫なのかね。

 

 

三分後

 

「みんなー!今日は私と遊んでくれてありがとー!」

 

「時間が空いたらいつでも来てねー」

 

「いいの?行く行くー!」

 

テンションが別人だな。

 

「おぉ!ケイト先輩意外と筋肉あるー!」

 

シャロに抱きつかれた。

やはり女の子特有の甘い香りがするが、狼狽える俺ではない。まぁ嬉しいとは思うけど。

 

「……ていっ!」

 

「グフゥッ⁈」

 

何故かリゼにチョップされた。

 

 

 

 

「雨激しくなってきたねー」

 

「風も強そうです」

 

外は結構荒れてきて、近所の俺ん家に帰るのも難しそうだ。

 

「Zzz……」

 

シャロは寝てしまってる。

 

「迎えを呼ぶから家まで送ってやるよ」

 

「いえっ私が連れて帰るわ!」

 

リゼが迎えを呼ぼうとしたが、何故か慌てて千夜が名乗り出た。まぁ千夜ならシャロの家知ってるだろうな。起こすのも悪いし。

 

「じゃ、じゃあまたね……」

 

シャロをおぶって傘もささず出てしまった。

大丈夫……なわけないだろ!

 

「おい大丈……千夜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

案の定千夜は目の前で倒れてしまった!

そういえば千夜体力ないほうだったな!

 

 

 

「ごめんなさい」

 

「いつの間にびしょ濡れに……」

 

もうプールに飛び込んだのかってぐらいびしょ濡れだ。シャロは起きて酔いも覚めたようだ。

 

「えっと……今日は泊まってってください。風邪を引いてしまうので二人は先にお風呂どうぞ」

 

「お言葉に甘えちゃうわね」

 

二人は風呂に入ってった。

 

「じゃ、俺帰るわ」

 

「え?何を言ってるんですかケイトさん。ケイトさんも泊まっていってください」

 

「え?マジで?」

 

女の子五人に男一人でお泊まりは色々危なくないか?

 

「いやいやさすがに男の俺はダメだろ。な、リゼ」

 

「わ、私は……別にいいが…」

 

「マジかよ」

 

まさかのOKもらいました。

 

「じゃ、じゃあお言葉に甘えて……」

 

まぁ俺が理性を保てば問題ないか。

 

 

 

in チノroom

 

「じゃーん!チノちゃんの制服着てみたよ!」

 

あの後チノちゃんの部屋で過ごしてたが、トイレに行ってる間に着替えたらしい。てか何故サイズ大丈夫なんだよ。

 

「そのまま中学校に行っても違和感なくて心配だ」

 

「ホント!?ちょっと行ってくる♪」

 

「待ってください、外は大雨です!」

 

「「そういう問題じゃない!」」

 

 

 

「みんなコーヒー持ってき……」

 

「ち、違う!ジャンケンで負けて!」

 

リゼもチノちゃんの制服を着た。

……スッゲェかわいい。

 

 

 

 

in 風呂

 

「おぉ、ココア(飲み物)の匂いだ」

 

千夜シャロの後にココアチノ、次にリゼで最後に俺が今入った。ココアが入れた入浴剤の匂いがしている。

 

「とりあえず入るか……」

 

…いや待て!風呂は五人の女の子が入った後だ!入って大丈夫なのか⁈

女の子五人が入った後の風呂に入るのはなんか罪悪感が湧く。

リゼが入った後の風呂……

 

いやこれじゃ俺が変態みたいじゃねぇか!

俺だって年頃の男の子だしその手の事は興味はある。家のベッドの下にも何冊かエrゲフンゲフン!

……まぁ姉さんのおかげ?で女の子といても動揺しないが、枯れてる訳ではない。

 

くっ!俺はどうすればいいんだ‼︎

従うか堪えるべきか‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局俺は風呂に入らなかった。

入ったらみんなと二度と喋れなくなりそうだったし。

 

うん、これが正しいんだ。

 

 




シドー「おはこんばんにちわ。学校が始まったシドーです」
ケイト「どうも、ケイトです。今日の話は?」
シドー「いや〜実はね〜、前回の更新した後にね、年賀状3枚きたんだよね♪」
ケイト「へぇ、よかったじゃん」
シドー「しかも二人は絵を描いてくれてたんだよ♪」
ケイト「ふーん、何の絵?」
シドー「幼馴染ちゃんがワンピースのルフィとロー。友達ちゃんがナルト、銀ちゃん、エレン、おそ松さんが炬燵に入った絵なんだよ♪しかも上手い!」
ケイト「女の子二人から貰って嬉しそうじゃん」
シドー「でしょ!いやホント嬉しくて涙が涙が………Zzz」
ケイト「泣き疲れて寝ちゃったか………

また次回

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