投稿遅れちゃったぜ!ごめんね(土下座)。
今回はシリアス回かもかも。
本文書く前に前書き書いてるから何とも言えないんだよね。
これぞ無計画実行。悪い子も真似しちゃだめだよ!
「いいぞ、もっとやれ」
という方は評価してください。待ってます。コメントでもいいよ。
では、どうぞ。
「うぅっ………」
隣の部屋で小さなうめき声がした。
霊夢と永琳は顔をその部屋へと向けた。
「………?」
「目が、覚めたわね」
ユウの目がゆっくりと開く。
ユウはしばらくした後、首を振ってキョロキョロと辺りを見回した。
そして、霊夢の姿を確認し、
「………」
「ユウ………?」
泣き出してしまった。
涙をポロポロと流し、嗚咽を漏らしていた。
霊夢は思わずユウの方へと駆け寄った。
「ど、どうしたの。ユウ」
「………なさい」
「………え?」
「ごめんなさいッ!」
霊夢はギョッとした。ユウが盛大に泣き出したのだ。
「ぼく、ぼく、守らなくちゃって、思って、守ることしか、考えてなくて、だから、『アレ』を、付けちゃって、気付いたら、手が、赤くなってて、全身が、いたくなってて、霊夢に、霊夢に嫌われたと思ってッ!」
ユウは息が切れても話し続けた。泣きながら。
ユウは恐れているのだ。嫌われるのを。
外の世界では嫌われ、恐れられ、追われ、殴られ、蹴られ、斬られた。
そして何よりも―――蔑まれた。
今も、霊夢に嫌われて、軽蔑されてしまうのを何よりも恐れていた。
そしてそのユウを見て霊夢の体はひとりでに動いていた。
霊夢の手が、腕が、胸が、ユウを包んだ。
「嫌いになんか、ならないわよ」
「………!」
霊夢は穏やかな口調で言った。
ユウは驚いたように目を見開き、霊夢を見た。
「だって、私を守るためにやったんでしょ? なら、私はユウを嫌いになんかなったりしない。それに、ユウはユウでしょ? あの時はアレに乗っ取られてただけじゃない」
「でも、みんなはそれでも……」
「それは、そのみんながおかしいのよ。いい?私は絶対にユウを嫌いになったりなんかしない」
それを聞いたユウは、勢いよく顔を歪ませ、次の瞬間には
「う、うわあああああああああああああああああああああああああああん!」
泣き出していた。
盛大に涙を流し、霊夢の胸に顔を擦りつけてしまう。
霊夢はそんなユウを、優しく、しかし、しっかりと抱きしめていた。
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あれから一週間が経った。
ユウは以前のような明るさを取り戻した。
傷の治りも永琳は二週間と言っていたものの、もうほぼ完治であるところまで来ている。
そして、ユウのもとにお見舞いに来た妖怪もいた。
「やっほー! ユウ! 傷どう?」
「さいきょーのアタシが見舞いに来てやったぞ!」
「チルノちゃん静かにね………」
「ユウ君、元気?」
リグル、チルノ、大妖精、そしてミスティアだ。
よく神社裏の森みたいになっているところでよく遊んでいるのだ。
「あはは、もう大丈夫だよ。永琳先生がもうすぐで完治だって言ってたから」
「そっかぁ、よかった~」
ミスティアが胸をなでおろす。
その後もたくさん談笑をして、その病室では笑顔が絶えることは無かった。
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そしてさらに一週間後。
ユウは無事退院し、博麗神社へと帰って来た。
ある日のこと
「ユウ、ちょっといいかしら」
「なに?霊夢」
ユウがトコトコと霊夢のもとへと駆け寄る。
「ちょっと今から『紅魔館』って所に行くんだけど………ユウも付いて来て」
「いいけど……なんで?」
「そろそろ、ユウにも幻想郷のこと知ってもらいたいから」
もちろん、これは建前である。
実のところは、ユウの能力を確かめるところにある。二週間前、ユウの能力は『能力を受け付けない程度の能力』なのではないかという案が出てきた。
そして、紅魔館に行き確かめようとしているのだ。
もちろん、ユウからすればそんなことは露知らず。
「わかった! 準備してくるね!」
何の疑いもなく準備を始めるのだった。
そんな姿を見て霊夢は、微笑みを零すのだった。
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一方紅魔館。
「………」
「どうなさいましたか、お嬢様」
「……もうすぐ客人が来るわ。準備しておいてちょうだい」
「かしこまりました」
「……フフッ、なかなか面白い能力があるじゃない」
はい。いかがだったでしょうか^_^
ユウ逃げて超逃げて!という声が聞こえてきそうですね。
果たしてユウ君は生き延びることができるのか………!
あ、そういえばちょっと文字数がいつもより少ないですね。なんか文面もテキトー感丸出しだし。ま、文章力がアレから仕方ないですね。
では、正月明け。皆様きびきび働きましょう!
では、また次回!
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