黒雪のコモリオム  --What a beautiful Fakes --   作:ジンネマン

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 熱い。熱い。熱い。

 焼けている。灼かれている。燃えている。

 周囲一体が焔に包まれている。

 

 息をする度に喉の粘膜が焼ける。(まばた)きをしても目が乾き潤うことはなく。ただ立っているだけで汗が止まらない。

 いや、それよりも止まらないものが、止められないものが溢れる。

 

 涙が、泪が、止まらない。

 

 燃え盛る街は、私の暖かさの象徴。《うつくしいもの》と《きれいなもの》を見せてくれた街。

 サンクトペテルブルク。そのなかでも、もっとも大切なアカデミーが、帝国サンクトペテルブルグ碩学アカデミーが爛々と燃え盛っている。

 

 炎が走る街中には人はいない。あるのは人形(ひとがた)の煤だけ。人と同じ形をした炭だけ。

 もはや体温すらなく、触れなくとも風が吹くだけで、脆く崩れて灰塵となるだけの、炭素の塊。

 死体とも呼べない。死体というには、あまりにも哀れなカタチ。

 

 何も残らず何も残せない。誰であるか誰だったか。男なのか女なのか。家族なのか友人なのか。何もわからない。ただの炭素の塊。

 

 それらの光景に涙が止まらない。

 けれども声が出ない。悲鳴どころか、嗚咽さえ出てこない。

 そんななか、背後から足音が聞こえる。

 カツカツ。カツカツ、炭素の塊と化したら人を踏み砕きながら、まるで雪を踏みしめるように、なんの躊躇もなく近づく足音に私は振り返る。

 

『アンナ』

 

 どこか役者が演じるような優しい声、その声はシューホフ先輩だ。いや、シューホフ先輩(・・・・・・・)なのか? シューホフ先輩なのか疑問に思った理由、その人は全身を炎に焼かれながらこちらに近づいてくる。

 一歩一歩、確かな足取りなのに、その表情は見えない。火はシューホフの表情を隠し、刻一刻と炭化させていく。それでもシューホフ先輩は平然と近づいてくる。

 

『アンナ寒くないかい?』

 

『シューホフ先輩!』

 

 私はシューホフに近寄る。走りながら上着を脱いでシューホフ先輩を灼く火を消そうとする。

 そうして上着で(はた)く。叩いた瞬間、シューホフ先輩は砕け散った。

 

 脆く、儚く、砂の造形物のように、粉々に砕け散った。

 

 私は砕け散ったシューホフの欠片をかき集める。集めても、触れる度に砕け、手や服に煤が付くだけだった。最後には熱風が駆け抜け、シューホフ先輩だった残骸を灰塵とした。

 蹲り嗚咽が漏れだした。先程まで実感が持てなかった悲しみが、目の前で知っている人が消えていったことで溢れてきた。周囲の炎で酸素が燃焼されてだけではない、激しい嗚咽で呼吸がままならない。

 

「初めまして。お久しぶりMs(ガスパジャー)アンナ」

 

 そんな私の前に声がかけられる。話す声は、仮面の男だ、薔薇の華の。異形の男だ、黒い僧衣の。周囲を満たす黒よりも尚、色濃い《霧》だ、《闇》だ。否、既にそれは《混沌》だ。

 

ああ、なんて悲しい(ああ、なんて羨ましい)んだ。でも、安心してくれ。これは夢であり幻だ」

 

 悲嘆にくれる私に彼の言葉は届かない。それでも、彼は話し続ける。まるで、初めから私のことは眼中にないように。

 

「しかし、悲しい。なんて悲しいんだ。この悲惨な(輝かしき)未来は永劫来ないと思うと、私は悲しくって哭いてしまいそうだ。

 だか、今はその事はどうでも良い。今日はアレの調子を観に来たんだよ」

 

 仮面の男は私の髪をむしり取るように引っ張り、無防備な私を押し倒し胸に手を当てる。

 

 そして、その手が、私に埋没する。

 

 私の体が、私の中が、まさぐられていく。

 ――苦しい、辛い、熱い、痛い。

 あからさまに、苦しんでいるのわかりきっているはずの彼は、そんな私におかまいなくかき混ぜ続ける。五分か、一時間か、数日か、時間的感覚がわからないくらいの苦しみが、いつの間に消えていた。

 

「なるほどアレは無事に孵ったか、良かったねアンナ。これで君が死ぬことはない。

 そう、死ぬことはないんだ(・・・・・・・・・)

 

「死ぬことはない」

 

「死ぬだって─────ふっ、フハハハハハハハ! フフフフハハハハハハハハハハハハ!! フッハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

「死ねるわけないだろ! 君はあの気狂いの王と契約したんだからな!」

 

「ああ、じゃあねMsアンナ。良き青空を」

 

 

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 ここはサンクトペテルブルクにあるであろう地下室。

 でも本当にあるかどうかもわからない地下室。

 一般人は決してたどり着けない地下室。

 

 そこはとても深く、暗く、黒い場所。

 階段も、扉も、天窓も、照明さえもないこの場所において、その中心は明かりがともっている。

 否、これは明かりなのか。

 

 その中心は赤かった。紅かった。朱かった。

 しかし、そこに、赫き主はおらず、三人の男女がいる。

 

「急な招集に応じていただき感謝する同士モロトフ。同士ルイコフ」

 

 男が口を開く。静かに、深く、深き海の声の。光さえ通さず、届かず、屈折するほど黒のような青いスーツを纏う細身で長身男。

 

「はい。いいえ。気にすることはありません。わが親友がモスクワにいる間、代行たる私が応じるのは当然ですジェルジンスキー殿」

 

 一人の女が口を開く。金髪碧眼の、赤い服に身を包む美しい女が静かに、低く、怜悧な声の。金髪碧眼の女が、鋼鉄の男と同じ鉄の強度を持って。

 もしもこの場に普通の人間がいたのなら、それだけでも失神は免れ得ぬほどの威圧と共に。

 だが、この場に普通の人間などいなかった。その証拠に

 

「そうですよ。ジェルジンスキー殿。貴方の招集とあらば駆け付けぬわけにいきませんよ。ハハハハハハ。

 むしろ諸事情があるとは言え、我が友たるトロツキーが来れないとは言え、不肖にもこの私が来ることになりましたが、友の代わりが勤まるか些かながら気後れしてしまいそうですよ。いやはや、まったく、我が友にも困ったものだね。ハハハハ。

 という訳でよろしくお願いします。二人ともハハ。

 

 ――して、ジェルジンスキ殿ー。どういったご用件で我々を呼んだのかな?」

 

 陽気に、笑顔で、軽薄な、この場にそぐわない明るい声を出す。緋色の背広にシルクハットを身に付けた中背で風船のように大きく腹の出たカイゼルの男。

 笑う男は愉しそうな笑みを浮かべたまま、二人へ慇懃にお辞儀をする。しかし、人の警戒心を(ほぐ)す口元は裏腹に、シルクハットで隠されてはいるが、その目は一切笑ってはない――

 

「それでは早速。先程チェルノブイリ複合機関(スロジニエードヴィーガチリ)が予定にはない稼働、効果範囲はモスクワとその周囲一体に集中。それにともない現地で活動していた同士スターリンと同士エイジェフ、同士ベリヤとの連絡が途絶。

 そのわずか数分後に数式領域(クラッキング・フィールド)の発生を観測。今は解けているようですが、いぜんとして同士スターリン達とは連絡が途絶しています」

 

「それは本当ですかなジェルジンスキー殿?」

 

 笑う男は先程の笑みとは正反対に口許を険しくして問う、されど、深く隠されたその目は歓喜に歪んでいる。

 

「はい。間違いなく」

 

「ジェルジンスキー殿、それは内部か(・・・)外部か(・・・)?」

 

 そんな彼の笑みに気付かなかったのか、気にしいないのか、男と女は表情一つ変えることなく、話を続ける。

 

「それは依然として調査中です。が、お二人の耳に入るのも時間の問題なので、報告しましょう。

 

 まず間違いなく内部からかと」

 

「ふむ。ジェルジンスキー殿、一応念のために確認するが、それは我らのなかに裏切り者がいる(・・・・・・・)ということですかな? ハハハハ」

 

「その通りです同士ルイコフ。チェルノブイリ内部に潜入させた工作員の一人が予定にない行動、後にそれを自分の操作ミスで起こした不祥事として、自責の念にかられ自殺。遺書も残しております。ですが、まがりなりにも私の部下がそのような杜撰なミスを犯すはずもなく、何よりもその事に対する報告が私のところになかったのは不自然極まりない。

 そうなると、(おの)ずと答えは限られてくる。

 

 可能性三つ。

 

 一つは脅迫、二つ目は反意、三つ目はメスメル。

 そのなかで一つ目の脅迫はまずないでしょう。チェルノブイリの工作員には身内や親しい友人とも言える者達がいない又は縁を切ったを者達を選出しており、そもそもの脅迫材料がないのです。

 二つ目も同様に、その者達の身辺調査、活動内容、メスメルによる心理鑑定を通った者を選出しています。

 

 残る三つ目のメスメル。これが本命ですが、掛けられたと思われる本人がいない以上その事に対して確認の仕様がありません。が、その者を含め工作員にはある程度のメスメルは修めさせています。それでも対抗できなかったとなると――」

 

 深き男の言葉、それを聞いた笑う男は二人に視線を這わせ、深き男と怜鉄なる女は沈黙する。

 しかし、笑うはは止まらない。

 

「ならば簡単な話ではないですかジェルジンスキー殿。これは黒い道化師(ラスプーチン)の仕業に相違ないでしょう! ええ、間違いなく。ハハハハ」

 

 笑う男は断言する。この事件は黒い道化師の仕業に違いないと。

 だか、二人は違った。

 

「お言葉でが同士ルイコフ。その線は薄いと思われます」

 

「私も同意だ」

 

「……お二方それは、どうしてかな?」

 

「簡単ことです。そもそもの話、これが黒い道化師の仕業なら我々は今日まで彼に手を焼くことは無かったでしょうし。それどころか今頃彼はこの世にはいない。

 未だに私たちは彼の真意も目的も把握していない。そんな彼がこんな杜撰な行動を、とるとは思えません。

 ――何よりも今回の件には私怨(・・)を感じます」

 

私怨(・・)……ですか?」

 

「ええ、私怨です」

 

 露骨に訝しむ笑う男と表情には出ないものの視線だけ深き男に向ける怜鉄の女。二人の異なる視線と重圧をものともせず深き男は語る。

 

「なぜそう思われるのかなジェルジンスキー殿?」

 

「"過程"と"結果"が釣り合っていないからです。

 この件の首謀者はチェルノブイリの強制稼働をさせるために多大なリスクを背負うという"過程"と、その"結果"がモスクワ一帯のみに障害を発生させるというリターン。

 労力と報酬。この二つが釣り合わない。私なら工作員にはメスメルをかけずにその工作員を拘束、情報という情報を徹底的に搾り取ります。仮にメスメルをかけるにしてもやはり情報を得た後に内部工作させます。

 しかし、首謀者はそれらのことはせずにチェルノブイリを無茶な稼働させた。

 

 それは何故か?

 

 それは首謀者が一個人ないし少人数を狙ったがための行動です。その際の目標が同士スターリンたちかどうかは判断できません。が、先程も言った通り労力と報酬釣り合いがとれない行動をする人間の心理はそう多くない。

 端的に"怨嗟""怨讐""嫉妬""憎悪"。それに"私怨"これらの負の感情は報酬という結果を度外視する傾向がある。故に獅子身中の虫がいると私は判断しました」

 

 深き男の言を清聴していた二人。いや、怜鉄の女は聴いているのと平行して裏切り者の特定と粛清を思案。

 対する笑う男は相変わらずニヤニヤと笑っている。これしたり(・・・)と、下卑た感情を潜ませ、真剣な声色で、獲物を獲るために、口を開く。

 

「なるほど確かにその理屈でいくなら内部に裏切り者がいる気がしないでもありません。が、逆に言うと陸軍内部や他の革命家どもの犯行とも言えるのではありませんかな?

 彼らの同胞たちを私たちは、特にスターリン殿やニコライ・エジェフの狂犬が多くの者たちを殺している。まあ、そこにいる同士モロトフも大概ですがね。

 おっと、話が逸れましたな。ともかく、我々の中に裏切り者いるなどと、しかも根拠が私怨を感じるなどと言う曖昧模糊なモノでは、いかにジェルジンスキー殿と言えどいかがなものかと思いますよ? もちろんジェルジンスキー殿を軽視している訳ではありませんよ。

 ただ、言葉選んだ方がよろしいと言うだけなどで、深い意味はありませんよ。ハハハハ」

 

 嗤いながら、確かに敵意をさらして深き男に意見する。

 これは諫言。いや違う、牽制だ。あまり嗅ぎ回るな。そう言外に言う笑う男。

 嗤う。勝利を確信した笑み。二人に、強いては組織内での発言権を強くした。そう、確信していた。

 しかし、怜鉄の女が、守勢に回っていると思われていた女が、動く。

 

「同士ルイコフ。その可能性はない」

 

「なに? 同士モロトフ。私の推論に意義がおありかな?」

 

 笑う男から怪訝な顔をする。主導権を握ったはずの自分にら怜鉄の女が攻勢に出れるはずはないと、思っていたゆえの不意。その不意を、逃さない怜鉄の女。

 

「はい。いいえ。まず革命家どもですが、あれらにチェルノブイリを動かせるほどの組織力も人材もいない。なによりもあれらは大した理想も思想なく、大義を理由に死にたがる蒙昧の集まりだ。そもそも議論の価値すらない。

 陸軍に関してはもっと単旬だ。彼ら軍人で、基本理念が帝国の利益だ。しかし、今回チェルノブイリを動かしたところでなんの利益もない。たとえ我が親友が標的であったとしても、長期的に見れば不利益にしかならない。

 陸軍も内部粛清には走ってはいないだろう。かりに内部粛清という内輪揉めが始まっているのなら、ジェルジンスキー殿とあの方(・・・)が黙ってはいないだろう。

 あの方は、勝てる戦いしかしない。いや、

 

 勝てる戦いにしかしない(・・・・・・・・・・・)――」

 

 沈黙。笑う男は表情を固めていた。反論することが出来ないから。

 沈黙。深き男はなにも言わない。すべてを肯定しているからだ。

 深き男とあの方が動かない。それは、今が動くときではないということ。

 

 笑う男と怜鉄の女が静まり、深き男が告げる。

 

「では、今回の集まっていただいた本命を告げます。

 内容は至極簡単です。これよりチェーカーは組織全体の強制捜査及び粛清。

 平行して、同士スターリンたちの捜査、場合によっては救出を視野に入れて行動します。

 なお、妨害並びに拒絶は許されません。これは閣下と同士ボグダーノフの了承を得ています。

 

 ……最後に、閣下から勅です。

 命があるまで一切の活動を禁ずる。

 

 以上で解散します」

 

 深き男は二人に脊を向け、闇に溶ける。

 怜鉄の女はなにも言わず、この場を去る。

 残るは笑う男。嗤う。笑う。ニヤニヤと、誰もいなくなった虚空に、笑みを浮かべ、闇へと消える。

 

 

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 窓の外から小鳥の囀りが聞こえる。故郷よりは少ないけど、けれども確かに聞こえる小鳥の囀りが。

いや、外だけではない。ごく至近に、まるで自分の内側から聞こえるような、それほど近くからも聞こえる。

 ――小鳥の囀り……ここは……

 重たげな瞼を開けて、視界に写った天井と壁は、見慣れないモノで、私は帝都の自室ではないと、慌てて跳ね起きる。

 起きて、少し冴えた意識でここがモスクワにアカデミーが生徒用に用意したアパートの一室だというのを思い出した。

 そして、自分がなぜ寝ていたのかも。

 

「シューホフ先ぱ――」

 

 声を出した。声が途切れ、声が激痛となった。

 喉を震わせた。それだけで肺が、胸筋が、食道が、声帯が、舌が、顔の筋肉すべてが、痛みを反響させる。

筋繊維という筋繊維が、そのすべてが毎秒ごとに断絶して、それが四肢の先まで、絶え間なく続いているかのような痛み。

 涙が流れる。流れる涙腺すら痛みが溢れる器官でしかない。それだけではない、体から液体が出る器官すべてが痛みを噴出させた。

 

「――――!!」

 

 悲鳴さえでない。震える体が痛みを乱反射させる。

 五分か十分、もしかしたら一時間や二時間。何日も残響しそうなほど痛み。

 あまりの痛みに、吐き気が込み上げる。以前から度々あった契約の反動とは違う吐き気。単純な、あり得ないほどの痛みによるある種の俯瞰。自分の体が違う人の体に思えて、痛みが違和感に違和感が痛みに。

 

 そうして、しばらく、痛みが多少引いた時。産まれたての子鹿のように、震える体でトイレに入る。

 膝を付き、姿勢を傾けた。瞬間、堰が崩壊する。その行為は内臓が裏返ったと思った。

 吐瀉物は胃液だけのはず、だけど、私にはその胃液が赤く染まっている。そう、幻視してしまそうなほど痛い。その痛みは、私の意識を黒く染めた……

 

 

 

 意識が浮上したのと同じく、痛みと嘔吐が治まった。治まった時には、何故か、私の服が変わっていた。

 ――無意識のうちに着替えた? うんうん違う。汗が引いたのとは違う。明らかにシャワー浴びた後のようにスッキリしていた。残痛はあるものの、我慢できる程度におさまっている。

 

 ――落ち着いた。なら、シューホフ先輩を探さないと……

 扉を開ける。

 

 開けた先に、彼が、少年が、椅子に座っていた。

 当然のように、自然と、平然と、そこいた。

 

 

おはようございます(ドーブリョ・ウートラ)子鳥ちゃん(プチーツァ)

 

 彼、ユーリー。ユーリー・ハリトンがいることに。




遅れまして候う。最近、仕事のペースが変わって、なかなかうまく書けない。
うん。なんか書けない。一月に一回とか死にたくなる。

今後はもっと早く更新でるように頑張りたいです。
ちなみにあと一話で二章はおわり、三章に突入!
三章は……ひどい話になると思うので、色々と頑張るので、うん。頑張ります。

では、ハーメルンの皆さま方良き青空を

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