僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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活動報告の方でも募集していますが、召喚大会での召喚獣の装備を募集しています。
装備についてはRPG風をイメージしていますが、その職業らしいものならばジャンルは問いません。例を挙げるならば、アサシ○クリードの衣装で暗殺者など。
現在、召喚大会の所で詰まっていてなかなか筆が進まないので、何か案がありましたら活動報告か感想の方にコメントお願いします。
現在のところ、登場予定は明久と雄二、明梨と日向、翔子と優子、屑と性悪女(根本 小山)、変態コンビ(常夏)、毒兎と無胸、あとBクラスのモブ娘ぐらいです。


Aクラスの準備と学園長との約束

Aクラスの出し物も決まり、現在Aクラスの教室は喫茶店用に模様替えをしているのだが

 

キュイイイイン ガガガガガ キンキンキンキン

 

雄「高校の学祭に業者を呼ぶか?普通」

 

雄二の言うとおり現在、工事業者が来ており厨房の設営などを行っている

 

一「全くだ、金の無駄遣いだな」

 

「Aクラスだからってここまでしなくてもいいのにね」

 

一輝と僕も呆れながら同意していると

 

ピンポンパンポーン

 

『Aクラス坂本雄二君、高瀬一輝君、吉井明久君、至急学園長室まで来てください』

 

「呼び出し?」

 

なんだろう?学園長室ってことは重要な話だろうか?

 

一「アキ、雄二、面倒だがさっさと行こうぜ」

 

「ちょっと待って。康太、盗聴器を探す道具って持ってる?」

 

康「……備えあれば憂いなし(スッ)」

 

康太は僕に機械を渡してきた

 

康「……操作は―――」

 

「わかった。ありがとう康太」

 

康「……気にするな」

 

助かったけど、康太はなんでこんなものを学校に持ってきてたんだろうか?

 

「雄二、一輝、お待たせ。さ、行こうか」

 

僕は康太に借りた機械を持って二人と学園長室に向かった

 

 

 

 

―― 学園長室 ――

 

コンコンコンコン

 

ノックをしてから挨拶をしようとして

 

「失礼しま・・・おかしいな、なんで学園長室に山姥がいるんだ?」

 

罵倒した。なんか既視感。僕は康太に借りた道具を使い周囲を探る

 

雄「何を言っているんだ、明久。確かに見てくれは山姥のそれだが、よく見れば辛うじて人間だぞ」

 

一「そうだぞアキ。いくらバケモノじみてても年長者には敬意をもって接しないと」

 

雄二と一輝は話を合わせてくれている。

 

ピ   ピ   ピ  ピ  ピ ピ ピ ピピピピ

 

このあたりだな

 

学「アンタらにはアタシの力ってもんを見せつける必要がある用だね」

 

学園長が雄二達と罵倒し合っている間に僕は本棚から本を取り出して

 

ビリッ

 

背表紙をはがした。その中にあったのは

 

学「また、盗聴器かい」

 

盗聴器だ。僕はそれを握り潰すと学園長に向き直り

 

「先程は失礼しました。前回もあったので一応で一芝居打ったんですが、やはり仕掛けられてましたね」

 

雄「失礼しました。こんな短期間で仕掛けられるとなると、やはり竹原でしょうね」

 

一「何か弱みでも握ろうとしていたんでしょうね。学園長何か問題のある発言をここでしましたか?」

 

雄二と一輝がそれぞれの意見を述べる

 

学「そうさね……しまった。ちょっと不味いかもしれないさね」

 

学園長は何か思い当ったみたいだ

 

「何か心当たりでもあるんですか?」

 

学「清涼祭の召喚獣大会の賞品を知ってるかい?」

 

雄「確か、賞状とトロフィーと召喚獣に関する腕輪だったか?」

 

学園長の問いに雄二が答える

 

学「その腕輪に不具合があってね、アンタらに取ってもらいたかったんだよ。この前の借りとしてね」

 

雄「それで俺たちを呼び出したわけか」

 

一「あれ?ならなんでオレまで呼ばれたんだ?」

 

一輝はあの時いなかったから言うことを聞く必要もないはずだが

 

学「アンタは召喚獣のシステムをハッキングしたみたいだからね。黙っていてやる代わりにアタシの言うことを聞きな」

 

とても教育者とは思えない言葉だ

 

一「なるほどね。わかったよ。ところで腕輪の不具合ってのはなんだ?」

 

そういえば聞いてないな

 

学「使用者のテストの点数が高すぎると暴走してしまうんだよ。腕輪は二つあるんだが一つに関してはBクラス並みで暴走してしまい、もう一つはDクラス程度でね」

 

それは大変だな

 

雄「なるほど。本来ならデモンストレーションでもして見せつけるつもりが、低得点でしかも優勝可能性のある生徒なんていないから俺らに頼んだってわけか」

 

学「そうさね。アンタらなら優勝するだろうし、アタシの言うことを聞くからね。教頭に付くかもしれない生徒とかには頼めないしね」

 

なるほど技術を披露する機会を失うよりは、とりあえず現物を披露して誤魔化そうと

 

一「それでも披露できないとなると信用は失うな。学園長、その腕輪を見せてくれますか?」

 

一輝はプログラミングとか学んできたし直してみるのかな?

 

学「何をするつもりか知らないが、腕輪はこれだよ」

 

学園長が机から腕輪を出し一輝に差し出す

 

一「ちょっと待ってくれ。なるほど…これがバグの部分か……これを……」カタカタ

 

そう言うと一輝は学園長室にあるパソコンや端末を使い始める

 

一「無理か。学園長、清涼祭までだと直すのは無理ですが暴走の条件を変えることなら出来そうですね」

 

学「どんな条件にだい」

 

一「総合点数が『4000点未満だと暴走する』ぐらいになら」

 

雄「俺と明久なら問題ないな」

 

学「そうかい。なら高瀬、アンタは腕輪の設定を変えればハッキングの件は水に流すよ」

 

一「へ~い」

 

一輝は腕輪をいじりながら気の抜けた返事をする

 

学「吉井と坂本は召喚大会で優勝しな。言っとくが優勝できなければ、別の事をさせるからね」

 

僕・雄「「はい」」

 

さてと、これで僕と雄二は召喚大会で優勝しなくてはいけなくなってしまった。でも、召喚大会はタッグの戦闘になるから試召戦争とはまた違った愉しさがありそうだな

 




現在執筆が滞っているため次話はいつ投稿するか分かりません。
なるべく早く投稿するつもりですが実家に帰るため、自由な時間がとれるか不明です。
楽しみにしている方には申し訳ありませんが、たぶんお待ちいただくことになると思います。文才がない自分ですみません。

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