僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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やっと原作のストーリーに近づきます。
バカテストに関してはバカがいないので難しいですね。
一般常識を中心にしていこうかと考えています


Dクラスへの宣戦布告

僕はいつも通りに一輝と明梨と登校し、元Eクラスの教室に着くと

 

ヒュン ビュン カタカタッ

 

昨日と同様カッターが飛んできたので僕は蹴りの風圧で落とし、襲ってきた覆面集団をボロぞうきんのようにした。

 

「お~っす、って今日もまたか」

 

ここまでテンプレ

 

『坂本雄二、吉井明久、貴様らは我らの血の盟約に反したため特一級異端者として死の鉄槌を下してやる』

 

「俺らはお前らと約束事をした覚えはないが…」

 

「それに僕らが何をしたって言うんだよ…」

 

僕と雄二が呆れていると

 

『ふっここに動かぬ証拠があるわっ!!』

 

そういってリーダー格らしき覆面(声からして須川君)が写真を取り出す。これは

 

『『『『貴様らはAクラスの才女、霧島翔子と久遠日向、我がクラスのアイドル藤崎明梨と娯楽施設で逢引をするなど死が相応しい』』』』

 

僕と雄二、霧島さんと日向と明梨がゲームセンターに入っていく姿が写されていた

 

「吉井君、久遠さんと随分と仲がいいんですね?」

 

「吉井、どういう関係かボッキリ話を聞かせてもらおうじゃないかしら」

 

なんか島田さんと姫路さんまで釘バットとか構えてるけど

 

「君たちに説明する必要はないだろう」

 

クラスメートに僕の交友関係を話す義理は無い

 

「(なぁ雄二、久遠って娘はアキにアレなのか?)」

 

「(あぁ久遠は明久にアレだ。ちなみに明久は藤崎も久遠も両方アレみたいだぞ)」

 

「(なるほど、アキらしいな)」

 

雄二と一輝がなんか話しているけどアレってなんだろう

 

「なら、説明させてやるんだから!!」

 

「説明してもらいます!!吉井君!!」

 

島田さんが釘バットを姫路さんが金属バットを振り下ろしてきた

 

キンッ ゴン

 

僕はバットの持ち手付近を思いっきり蹴り抜いた、蹴りの衝撃はバットを伝うので、彼女たちの右腕は暫くしびれて使えないだろう

 

「ちょっと女子に暴力を振るうとか何考えてんのよ!!」

 

「そうです。ひどいです!!」

 

なんか喚いているけど

 

「人に暴力振るってるやつが何を言っているんだ?!」

 

さすがに俺も我慢の限界だ。俺は覆面も軽く動けなくした後に

 

Prrrr prrrr

 

「もしもし、署長ですか?はい….ちょっと暴行罪で取り調べお願いします….はい….お願いします。では、失礼します」

 

とりあえず、暴行罪に当たる行為の取り調べを文月署にお願いした

 

 

 

 

 

「…各クラスの代表とDクラスの戦力がわかった」

 

HRが終わると康太が雄二に声をかけて、集めた情報を雄二に伝えた

 

「そうか…よし、まずはDクラスを落とそう」

 

雄二は何か考えついたのか頷いていた

 

 

 

 

 

―― 昼休み ――

 

昼休みのチャイムが鳴ると雄二は教壇へと向かった

 

「皆、試召戦争について話があるから席に着いてくれ」

 

雄二の言葉にみんなは席に着いたいくらか設備が良くなったとはいえ、まだ不満があるため戦争自体へのモチベーションが高い

 

「次はDクラスと戦うことになる、ただし設備交換はしない」

 

雄二の言葉にみんなから不満の声が上がるが

 

「落ち着けお前ら!!俺らの目標はAクラスだ!!途中の設備で妥協する気はない!!」

 

雄二の言葉でみんなは静かになったBやC程度いければいいと思っている奴らもいたんだろうな

 

「島田!!Dクラスの宣戦布告はお前が行け。時間は午後からだ」

 

「いやよ!!Eクラスの時須川がボロボロになってたじゃない」

 

「島田よく考えてみろ、男子が女子に暴力を振るってくると思うのか?」

 

「わかったわよ。午後からでいいのね」

 

島田さんの問いに雄二は頷いて答えると、島田さんはDクラスへと向かった

 

「―――女子から襲われるかもしれないがな」

 

雄二はまた重要な事を後から言った、まぁ島田さんだし問題ないか

 

 

 

 

 DクラスSide

 

ガラッ

 

「FクラスはDクラスに試召戦争を仕掛けます!!開戦は午後から――」

 

「美波お姉さま!!美春に会うためにわざわざDクラスまで来てくださったのですね!!」

 

「み、美春!!違うわ!!ウチはFクラスからの使者で――」

 

「美春に会うために使者になってまで、そこまで美春のことを愛して――」

 

「だからウチは普通に『男』が好きな――」

 

「嘘です。お姉さまは美春のことを愛しているから――」

 

その後も島田と清水の痴話げんかはしばらく続いたとか

 

 

 

 

「さて、お前ら簡単に作戦を説明する」

 

島田さんがDクラスに行くと雄二は作戦の説明に入った

 

「まずは前線部隊で切り込み隊長だが…」

 

「雄二、僕と一輝が引き受けるよ」

 

「そうか、なら頼む。前線部隊の指揮は明久と一輝だ、部隊員は島田、須川、横溝、田中―――で計15人の部隊だ。お前らの活躍次第で戦線が変わる、戦死したくなければ勝て!!」

 

『『『『おぉーーーっ!!』』』』

 

「次に中堅部隊だが、これは秀吉に指揮を執ってもらう。部隊の人数は前線部隊同様15名だ。主な役割は前線部隊の援護だ、前線部隊と教室の中間に待機だ」

 

『『『『了解!!』』』』

 

「次は諜報・伝令部隊だ!!指揮は康太に執ってもらう人数は10人だ、最後に近衛部隊だ、これは主に俺の警護に着いてもらう。あと姫路と藤崎は近衛部隊だが作戦の要となるんで俺の指示があるまで戦闘には加わるな!!以上で説明は終わりだ!!詳しい部隊配置は黒板に張っておくから確認するように!!では解散だ!!戦争開始5分前にまたここに集まっているように!!」

 

雄二が説明を終えるとみんなは昼食をとったり学食へ向かったり自分の所属部隊の確認をしたりとバラバラと動き出した

 

「………坂本、騙したわね!!」

 

島田さんがなんかやつれた様子で雄二に怒鳴ってきたけど

 

「俺は『男子が女子に暴力を振るってくると思うのか?』といっただけだ、それに話は最後まで聞くんだな俺は『女子から襲われるかもしれないがな』と言ったんだからな」

 

「くっあんたろくな死に方しないわよ!!」

 

「どんな死に方だろうと俺の勝手だろ、それより、戦争の所属部隊の確認はしとけよ!!文句は受け付けないからな!!」

 

雄二がそう言うと島田さんは部隊の確認をし「なんでウチが吉井と高瀬の指示なんて受けなきゃいけないのよ!!」と雄二に文句を言ったが雄二は全く取り合わなかった

 




島田が清水に襲われましたね。
基本、清水の扱いはあんな感じで行きます、アンチになるかは自分でも判りません。

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