祝☆劇場版公開記念! ガルパンにゲート成分を混ぜて『門』の開通を100年以上早めてみた   作:ボストーク

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皆様、こんにちわ~。
まさかまさかの一週間連続投稿になってしまった作者です(^^
ただ、このペースも今日で最後だろうな~と。
いえ、明日がメガッさ忙しいもので(泣)

さて、今回のエピソードは……世界が炎に包まれます(えっ?)
単純に火責め回なんですけどね~。
ただ、それ以上に”この世界”における「みほの過去」が少しだけ語られます。
聖下も疑問を抱くみほのキャラ。その原点が、今明かされる!……かもです(^^




第15話 ”かくて狐は巣穴から焼け出された……です!”

 

 

 

【60kg集束粉末焼夷弾(クラスター・テルミット)

この”特殊な爆弾”を説明する前にテルミット反応を説明しよう。

テルミット反応とは、金属酸化物と金属アルミニウムの粉末を混合したものに点火することでアルミニウムは金属酸化物を還元しながら高温を発生する……この一連の反応がテルミット反応だ。

冶金技術の一つとして古くから利用されていて、実は金属加工をやってる工場での火災の原因の一つは未だこのテルミット反応だ、

切粉(きりこ)管理が杜撰だと、例えばアルミニウムの削りカスの中に微量の鉄粉が混入し、ほっとけばやがて鉄粉は錆びて酸化鉄になる

そこにグラインダー作業などで出る火の粉が飛び込めば……テルミット火災の出来上がりだ。

こんな性質を古くから知られてるだけに焼夷弾の代名詞として有名なナパームより焼夷弾に使われたのは先で、史実でも第二次大戦冒頭には盛大に使われている。(対してナパームは戦時中の米国が開発)

 

現在日本軍が使用してるタイプは、このテルミットをマグネシウム96%とアルミニウム4%の純マグネシウムに近い軽合金、通称”エレクトロン合金”の弾殻(ケース)に充填した米国式もので”M50”準拠の1.8kgの子弾である。

 

このエレクトロン合金もテルミットと同じく曲者で、650度前後に加熱されると10~15分に渡って 大体2000~3000度で白く激しく輝いて燃焼する。イメージ的には学生時代にやったマグネシウム・リボンの燃焼実験を思い出してくれるといいかもしれない。

で、燃えている間は水や消火剤をかけても消すことが出来なく、おまけに燃焼に酸素を必要としないために水中に放り込んでも地面に埋めても燃え続ける。

つまり燃え尽きるまで放置するしかないのだ。

つまりテルミット反応を触媒にエレクトロン合金製のケースその物が燃料として燃え尽きるまで消えず燃え盛るのが、この爆弾の厄介なところだ。

 

60kg集束粉末焼夷弾(クラスター・テルミット)はその名の通り、このM50準拠の1.8kgテルミット焼夷子弾30個を内部に溜め込んだ集束(クラスター)爆弾だった。

 

「というのが概要だよ」

 

「よく判った。襲撃機8機が投下したのは32発の集束爆弾で、それが最終的にテルミット子弾960発に拡散した」

 

レレイの言葉に杏は頷き、炎に包まれた森を親指でさし、

 

「その結果があれさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「西住隊長……」

 

炎の壁が広がる眼前の世界……装甲に僅かに開けられた観察窓からその灼熱の光景を見ていた優花里は、ここが『特地』ではなくどこか別の、例えば”地獄”と呼ばる場所だと言われても信じてしまいそうな自分を感じていた。

 

もっとも”地獄”が人間の想像の産物とするならば、このあらゆる可燃物が燃え上がってるように見える風景を創造したのもまた人間だった。

 

「油断しないで。この森に落とされたのは、僅か2tにも満たないアルミと酸化鉄とマグネシウムの混ぜ物……その程度で中に潜んだ人間ごと焼き尽くせるほど、自然は甘くないから」

 

努めて冷静……ではなく、素で冷静なみほが告げれば、

 

「ふぅ~ん。ミホはまだ中の人間が生きてるって判断してるのねぇ?」

 

戦車の砲塔にしなだれかかりながら、面白そうな表情で自分を見るロゥリィにみほは小さく頷く。

敵司令部を偵察機の視界から隠していた迷彩効果のありそうな天幕が燃え落ち、逃げ惑う敵兵に覆いかぶさった瞬間をみほは見ながら、

 

「この段階じゃあ火傷や破片による負傷者は多く出てても、直接的な死者はそう多くはない筈です。ただでさえ生木は燃えにくいのに、森の植物相(フローラ)を見る限り常緑樹も多いので延焼しにくいでしょう」

 

みほは冷静というより冷徹な瞳で炎に包まれた森を見ていた。

彼女の趣味は、戦車関係を除けば射撃とハンティング……森や樹木におお合われた程度の高さの山は、みほにとっては慣れた場所……実家が山を複数所有していた彼女にとって幼い頃の遊び場だった。

例え異世界であっても森は森。少なくとも以前に探検行(サバイバル)した南洋の密林にくらべれば、『特地』のこの辺りの森はずっと故郷のそれに近い。

 

 

 

***

 

 

 

みほは幼い頃から山や森で様々な経験をした。

そういう意味では山や森は彼女にとって最高の講師だったのだろう。

父親に手を引かれ山歩きや紅葉狩り、母や姉と山菜やきのこ、野生の季節の果物を取りにいったこともある。

ちなみに西住家は山林に入り食料を得るのは、良い野戦訓練なるとして父母共に推奨していた。

そんな環境で育ったみほは、気が付いたら小川に釣竿を持って山女や岩魚を釣りに行くのと同じ感覚で、小さな身体に似合わぬ大きな猟銃を背負い、猪や鹿をしとめるために山や森に分け入っていた。

確かに沼や池で野生の鴨を散弾銃で撃ったり、もっと小さな害獣を拳銃で撃ったりするのも悪くはなかったが、やはり鹿や猪の大型の獲物の方が胸が躍った。

出来れば熊とも殺り合いたかったが、なにぶん彼女の生まれた時代では既に生まれ育った熊本どころか九州全体で熊の個体数は激減しており、幸か不幸かこの頃のみほが出会うことは無かった。

 

とにもかくにも”リトル・パンツァー”ならぬ”リトル・イェーガー”……それが幼き日々のまほを言い表せる言葉かもしれない。

 

 

 

ただ、こんな理由で山林に入ってるのなら彼女の得た経験は現代一般市民から見れば危険な物も多く、狩るはずの獲物に返り討ちに合いかけたり、遭難しかけたり、転落したり、今とは逆に山火事に遭遇したこともある。

中には、猪でも狩ろうと山へ向かうと、今まさに西住家所有の山に火をつけようとしていた放火犯を偶然遠目で見かけるということもあった。

みほは、当時愛用していたドイツ製の”Kar98a”ボルトアクション・ライフル(第一次世界大戦の戦時賠償の一環で支払われたものだが、余剰分を軍が民間市場に放出していた)の銃口を迷わず放火魔に向け、スコープに捉えながら引き金を絞った。

 

人を撃つのは初めてだったため、流石のみほもかすかに手元が狂い急所を外してしまったらしい。

ただ、即死ではないが胸部には命中はした。

そして致命的な銃創を受けて倒れこむ犯人が、自ら巻いた燃料油に身を沈め火達磨になりのた打ち回る姿を見てもなんら感慨はわかなかった。

ただ、火傷したくなかったので必要以上に近づかなかった。

 

みほはただ男が動かなくなり、消し炭のようになる姿を実験を見守る科学者のように冷静な目で見下ろしていただけだった。

 

 

 

幸い山は延焼しなかった。遺された黒焦げとなった死体は、焼け残った遺留品から見て火付けの犯人なのは明らかであり、死因は焼死とされ司法解剖されることもなく、警察も本気の捜査はしなかったようだ。

ただ死人に罪は問えないし、損壊も激しかったために身元不明の遺体として事務的に処理された。

みほは自分が自分の家に火を放とうとした放火魔を撃ったのは自分だと名乗り出たが、「人様の家の敷地に不法侵入し、ましてや放火しようなどとは言語道断。射殺されて当然」というアメリカ的解釈がされたうえ、犯人を射殺したのは自分だと誰に恥じることも無く胸を張って名乗り出たのが幼い女の子、それも地元名士の西住家の娘となればそれを大げさにする必要も表沙汰にする必要も無かった。

それが射殺された犯人以外には「誰にとっても都合の良い事実」だった。

 

みほはこの時、学んだ。

世の中には「死んでも誰に気にされることもない人間」も「生きているより死んだほうが都合のいい人間」も確かにいるということを……

 

言うまでも無く、みほがこの時の出来事で悪夢に魘されるということはない。

思い出というにも当たらない、幼い頃の出来事の一つに過ぎない。

 

 

 

***

 

 

 

「人間はけっこうしぶとい生物です。この程度の火災じゃ間違いなく生きてますよ。魔導師がいるなら、大規模な耐火障壁ぐらい張れてもおかしくないですしね」

 

「じゃあなんでわざわざ火を掛けたのかしらぁ?」

 

「炎は容易に人から冷静な判断力を奪い、恐怖に駆り立てられます。おかしな話ですよね? 人は闇を恐れ火を使って闇を削り道具として使いこなすことで文明を築いてきたのに、でも動物だった頃の原初の記憶が忘れられず、未だ炎に本能的な恐怖を抱くんですから」

 

本当に彼女は含み無く微笑む。科学の進歩により水で消えない炎を作り出すに至るのに、それでも炎を恐れ怯える人間という種がいかにも滑稽だとも言いたげに。

 

「ミホ……?」

 

「だから聖書のソドムとゴモラを滅ぼした炎と硫黄の雨も、インドラやゼウスが放った雷も全ては『天空から降り注ぐ神の憤怒の炎』として描かれる……巨大な炎を神格化し、恐れ戦き己の矮小を思い知る、か。進歩したのは知識や技術だけで、人の本質は存外進歩してないのかもしれませんね?」

 

思わず両目をこしこしと擦ってしまうロゥリィ(その仕草がちょっと可愛いと思ったのは内緒だ)にみほは不思議そうな顔で、

 

「ロゥリィ、どうしたの?」

 

「なんでもないわぁ」

 

(おかしいわねぇ……ミホとエムロイはまだ”繋がって”る筈ないのだけど)

 

何故かロゥリィには、みほと仕える神が重なって見えた気がした。

 

 

 

「このまま森にいれば焼死するかどうかはともかく、煙に巻かれて窒息するか焼けた空気で肺をやられます。例え魔導師が炎封じの防御結界を展開していたとしても、高温に熱せられた空気や煙までは防げません。いずれにせよ鎮火するまで無事である可能性は低いでしょう」

 

難しい森林での殲滅戦ではなく、みほが率いる戦車隊は敵を森から追い出すために森前面に展開しローペースで近接直射の持続砲撃を繰り返していた。

その砲撃の主役となっていたのが、先に補給を受けた際に受け取った砲弾……大消耗したデフォ搭載の砲弾とは別種の砲弾だった。

これは九八式重戦車の主砲が九〇式野砲と砲弾を共通化してるからできる荒業なのだが……戦車用ではなく、本来は砲兵隊に支給される砲弾をオーダーしていた。

 

「あっ、優花里さん。そろそろ”焼夷榴弾”ではなく”キャニスター弾”を装填しておいてください。沙織さんは全車に同じ弾種を装填して待機するように通達をお願いします

 

一つは通常榴弾の炸薬にテルミット・パウダーを混入した【焼夷榴弾】。これは九九式襲撃機のテルミット・クラスターの投下の後、みほたちの前衛だけでなく自走砲隊も用いて後方か放っていた。

つまり空爆による火付け以降、燻り出しの森林火災を補強する役目で投射されていたのだ。

 

そしてもう一つが、今から装填される【キャニスター弾】だ。

別名”ケースショット”とも呼ばれるこの砲弾は、散弾銃(ショットガン)の本場、アメリカの野砲隊で特に愛用されてる対人砲弾だった。

簡単に言えば、発射され砲口から飛び出た瞬間に砲弾が炸裂し、前方に散弾を高密度でばら撒くという物で、現代的な解釈なら「砲弾型のクレイモア地雷」と解釈していい。

ただ、構造的に射程距離が極端に短く、精々数百mと言ったところだろう。

本来、これは接近してきた敵歩兵に対して砲兵が砲兵として放てる最後の武器として開発されているので、これで十分とされている。

 

コンセプトは第06話に登場した”榴散弾”に似ているが、あっちは基本的に砲口から飛び出し任意の秒数(飛行距離)で炸裂し散弾をばら撒く代物だ。

信管作動時間を0秒に設定すれば、一応は零距離砲撃が可能でキャニスター弾と同じような使い勝手ができるが、0~(砲としては)極至近距離に特化したキャニスター弾のほうがより内包散弾数が多く高威力だ。

 

 

 

「キャニスター弾ですか?」

 

疑問符を浮かべる優花里にみほは頷き、

 

「わたしの考えが正しければ、そろそろ……」

 

”ザザッ!”

 

炎の壁を突き破って飛び出してくる敵兵!

全身を火に包まれながらも突撃する敵兵は、まさに”死兵”だった。

それはみほの読みの内だった。

いつまで森の中で炎に耐え忍んでられない以上、敵が取れる戦術オプションは少ない。

 

「全車、可能な限り迅速に排除してください! 飛び出してきた敵兵はおそらく司令部を逃がすための決死隊です!」

 

そして、みほは武2式重機関銃(M2ブローニング)を構え、

 

「全車、決死隊を排除しつつ全周警戒! どこからか撤退が始まるはずです!」

 

 

 

***

 

 

 

それはみほが50口径弾で、ロゥリィが分身の刃で死兵をミンチに変えた後、唐突に入ってきた。

 

『隊長! 敵、撤退を開始した模様です! 撤退部隊と思わしきものの先陣を確認!』

 

それはみほが待ちに待ってた報告!

 

「全車、第2段階の追撃戦に移行してください! 第6中隊は敵最後尾から追撃! 九五式4両は撤退部隊を左右から挟みこむように機動! 拡散して逃走されることを防いで!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

追撃準備に入る16両の戦車群……

そしてみほは車内の沙織に、

 

「沙織さん、中隊長車(カメ)に通信を繋いでください」

 

「りょおかい!」

 

繋がる無線機……相手を確認した後にみほは高らかに告げる。

 

 

 

「『狐は巣穴から焼け出された』! 繰り返します! 『狐は巣穴から焼け出された』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





皆様、ご愛読ありがとうございました。
盛大な火付けと特異なみほの過去話はいかがだったでしょうか?

実は子供の頃から銃に親しみ、ワイルドすぎた西住みほ嬢……実は原作からのキャラ乖離は、幼少期から既に始まっていた?(^^

みほっち、家柄的には軍人一族とはいえかなりのお嬢様(まあ、当時の高級軍人はパワーエリートでしたが)の筈ですが、その教育方針からかなりの野生児だったようです。
ただし頭はよい子だったので、あんな真理に辿り着いてしまったと(汗)

そしていよいよ戦いは森から追い出された狐を追い詰める追撃戦に移行!
しかし、ヘルム達が逃げる先には……

では皆様、また次回にてお会いしましょう!



***



設定資料



九七式自動対装甲小銃
全長:2000mm
重量:48000g
使用弾薬:20×110mmRB(エリコンFFS)
装弾数:5連発/7連発箱型弾倉
発射方式:セミオートマチック

備考
史実では【九七式自動砲】と呼ばれた対戦車ライフルで、基本的にこの世界でも同じような開発経緯だが、戦車の装甲が分厚くなった現在では戦車以外の軽装甲車両相手の対装甲/対物小銃としての立ち位置を確保している。
また比較的視界が開けた『特地』では、光学照準機(スコープ)を取り付ける独自の改造を行い、超長距離狙撃ライフルとしても使われているようだ。
史実との最大の違いは使用弾で、オリジナルの20x124mm弾ではなく大日本帝国の”三軍共通標準20mm弾”に内定していた20×110mmRB(エリコンFFS)弾を使用することを前提としている。
また一回り以上短いカートリッジを使用のでオリジナルより幾分軽く設計することが出来たようだ。
ちなみにこの銃弾、後年に採用される【九九式二十粍標準航空機関砲】などの各種日本製20mm機関砲だけでなく、米軍が大量採用するエリコンSS機関砲との共通弾である。

また『特地』での本銃の使用実績を考え、威力不足として開発は中止されていた50口径(12.7mm)版が、超長距離狙撃銃として開発が再スタートしているらしい。


***



馬98式改狙撃銃

全長:1250mm
重量:4090g
使用弾薬:7.92×57mm(8mmマウザー)
装弾数:5発
発射方式:ボルトアクション・手動式

備考
何度か話に出てきているが、第一次大戦の戦時賠償で大量のドイツ製武器を手に入れた大日本帝国だったが、その中の一つが”Gew98”小銃とその騎兵用短縮版”Kar98a”騎兵銃だった。
この小銃はボルトアクションの主導連発式の一つの完成形である”M98ボルトアクション機構”、別名”モーゼル・アクション”を取り入れ、堅牢で信頼性が高く、命中精度に秀でていた。
また、使用弾の8mmマウザー弾は、当時日本が日本人の体格にあわせて採用していた6.5mm小銃弾より反動が大きい反面威力に優れ、特に日比谷公園に居座る『門』外勢力相手の先頭に集中投入された。

しかし、1920年代末期から30年代にかけて同じ8mmマウザー弾を使う半自動小銃のチ29式半自動小銃が対『門』外勢力用に大量生産され、また日本の次期主力小銃弾が米軍と共通の30-06弾になることが決定されていたために、軍と政府は程度と品質の良いもの以外の大半のGew98とKar98aを民間の猟銃市場向けに放出した。
第15話において幼き日のみほが愛銃にしていたKar98aもその放出品の一つで、父母から誕生日に貰ったらしい。

そして軍に残った良品は、その命中精度の高さからバイポット(二脚)と日本光学製のスコープが追加され狙撃銃として改造され、「特地専用装備(トクチ・スペシャル)」として再配備された。
Gew98ベースとKar98aベースの2モデルがあったが、どっちも正式名称は同じ”馬98式改狙撃銃”で、俗称で長狙撃銃/短狙撃銃と呼ばれていたらしい。

史実でも日本はKar98aの第二次大戦モデルとも言えるKar98bを”モ式小銃”として導入したが、”この世界”の日本では我々のよく知る”モーゼル”社という呼び方ではなく、英語読みの”マウザー”の方がメジャーである。
この理由は、先に挙げた第一次大戦後のドイツ製武器の受け取りの際に代表して引き渡し前の武器を管理していたのは英米であり、その時に用いられた発音のためと言われている。
故にモーゼル式の短縮であるモ式ではなく、マウザーのマを当て漢字にした”馬”を用いてると推察される。












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