祝☆劇場版公開記念! ガルパンにゲート成分を混ぜて『門』の開通を100年以上早めてみた   作:ボストーク

10 / 21
皆様、こんばんわ~。
ついにこのシリーズも二桁になりましたね~(^^
とはいえ、いよいよ戦いも終盤に入ってきました。

さて、今回のエピソードは……サブタイ通りに前回名前のみ出てきた”伯爵大佐”の正体が明らかになります。
更にはゲート系のキャラも出てきたり、みほと聖下が掛け合いやったりと忙しい回になってしまいました(^^

それと、今回は……非残酷描写系のR-15表現が頻発します!(キリッ
直接描写はありませんが、かなりガチなのでこの手の表現がお嫌いな読者様は、本気でブラウザバックを推奨します。

また後書き設定資料は、今回登場するキャラの解説になってますよ~。




第10話 ”伯爵大佐です!”

 

 

 

『特地』、大日本帝国保護領”イタリカ”、領主館

 

 

「はぁはぁハァ……ひゃうっ!!」

 

”ぷしゃぁぁぁ……”

 

膝の上でいいように玩ばれていた、まだ幼い雰囲気の少女が盛大に失禁する。

快楽と愉悦だけに支配され、知性をこそぎ落とされた表情の童女はじょじょぼと勢いよく放水して床にアンモニア臭のする水溜りを作る……

 

ここは本来、領主が執務を行う部屋であり粗相をすれば普通はただでは済まないだろう。

 

だが、きっとこの少女を直に見れば「注意するだけ無駄だな……」と紳士諸兄は思うに違いない。

それほどまでに少女の姿は”後戻りできない”ものだった。

 

残滓まで出し終え、心地よさそうにぶるりと小さな肢体を振るわせる少女……まずは全裸であることを注視すべきだろうか? それとも首に巻かれた愛玩動物(ペット)がつけるような”首輪”だろうか?

そう、その童女は服と呼べるものを一切身につけることを許されていないような……いわゆる”はだかくびわ”だった。

 

よく見れば一流の職人の手により拵えられたと思われる上質な革に宝石を鏤められ貴金属の飾細工がほどこされた豪華な造りのその首輪には、ドッグタグと思わしき楕円形のミスリル製プレートがペンダントヘッドよろしく下がっていた。

この童女の名前だろうか? そこにはこう刻まれていた。

 

【ミュイ・エム・フォルマル】

 

と……

 

 

 

***

 

 

 

「”お兄ちゃん”、もっとぉ」

 

意思の光の消えた……ただただ快楽を貪りたいと願う甘く暗い瞳を”主人”の向けるミュイ嬢。

 

今よりも幼い頃に父を亡くし、最初は父と同じ匂いのする亜人に理解のある”この男”に懐いた。

他に頼れる者のいないミュイの想いが思慕に変わるまで、さして時間はかからなかった。

それはきっと淡く幼い……初恋と呼ぶにも憚られるような未熟な恋心だったのかもしれない。

程なく、ミュイは自分の想いを男に告げる。

そして男は何の疑問も問題もなくミュイの告白を受け入れた。

幼い彼女を一人の女として受け入れた。

 

もしも、彼のあるいは彼女の行為が悪徳というのなら、もしかしたら一番悪いのは「破瓜の痛みを快感に転換する魔法媚薬」をこっそりミュイに渡していた、同じく幼い天才だけど半人前の見習い魔法使い(当時)なのかもしれない。

 

第二次性徴すら迎えて無さそうな未成熟な肢体に刻まれた、媚薬で増幅された快楽が彼女をどうしたのかは……語るも野暮というものだろう。

 

 

 

「しょうがない娘だなぁ」

 

”ぎゅゅっ”

 

本当に僅かに膨らんだ胸の起立した胸の先端を男が強めにつまみ捻ると、

 

「ひゃぐっ!?」

 

”ぴゅっ”

 

つまみあげた先端から乳液が滲んだ。

そして、男は空いた片手でボテっと丸く膨らんだ幼女の腹を撫で、

 

「もうすぐお母さんになるんだから、もうちょっと我慢しなくちゃ駄目じゃないか?」

 

「だってぇ、気持ちいいんだもん。それにミュイをこういうふうに躾けたのお兄ちゃんだよぉ? あはっ♪」

 

「それについては返す言葉もないな」

 

 

 

苦笑する男。しかし、膝に乗せたミュイより低い位置からは……

 

「ちょっと呑気すぎはしませんか? ”伯爵大佐”殿、外は只今戦闘中ですよ?」

 

すると男は、何故か全裸の上にガンベルトと拳の部分にスパイク・スタッドを仕込んだフィンガーレス・グローブだけを装着した……小柄な身長と対照的に豊満な胸の谷間に鋼鉄のような逸物を挟み、嬉しそうに奉仕する直属の”配下”の頭を撫で、

 

「そういうお前だって、むしゃぶりついて離れないじゃないか?……うっ」

 

”びゅ!”

 

蕩けた顔に浴びせられた体液を人差し指で拭い、指先に付いたそれをちろちろと美味そうに舐め取る彼女は何食わぬ顔で、

 

「だってぇ、私の任務は片時も離れず”隊長”の護衛、忠実な側近だしぃ」

 

栗林(クリボー)、また懐かしい呼び方をするな~」

 

「それを言うなら”ご主人様”もだよ? いつもは”志乃”って呼んでくれるのに。でもどうせなら、罵ってくれるともっと嬉しいかも……」

 

すると三人の睦み愛(誤字に非ず)をむしろ微笑ましげに見ていた初老のメイド長……敬虔なエムロイ信徒である彼女にとり三名の”穏やかな狂気”はむしろ神への供物となると考えてる……は、コホンと咳払いし、

 

「栗林様、御当主様の今のお名前は【ヨージ・イタミ・ロゥ・フォルマル】であることをお忘れなきようお願いいたします」

 

「わかってますよー」

 

そして、かつて”帝国”領イタリカが陥落し、大日本帝国領の一部として復興するまでは”伊丹耀司(いたみ・ようじ)”と呼ばれていた男……

そして現在、イタリカの街の全権を委任され、その代償として大日本帝国華族爵位……”伯爵”の地位と特進で大佐の階級を与えられた男は、

 

「まっ、志乃のお父上(栗林少将)が指揮してるんだから、まかり間違っても”イタリカ領主”がしゃしゃり出るような羽目には陥んないだろうさ」

 

と志乃の頭をぐっと押さえつける。

 

「♪」

 

唐突に”巨砲”を口にねじ込まれ喉の奥を乱暴に突かれたため、ちょっと涙が滲むがそれでも……いやむしろだからこそ、志乃は嬉しそうに顔を歪めていた。

その証に……

 

”ぴちゃ”

 

鍛えられた肢体にしては不自然に少し膨らんだ腹の下を滴る粘液の量が、一層多くなってしまうのだから。

 

「お兄ちゃん、クリちゃんばっかりずるいよぉ。ミュイのおなかの中にもちょうだい♪ 赤ちゃんにもパパのミルク、い~っぱい飲ませてぇ」

 

そして寿命が多少短くなることを引き換えに、死ぬまでこの幼い容姿でいられる魔薬を悪い魔法使いと共に飲み干したミュイは、濁った……濁りきった故に純粋無垢な瞳で、ヨージにねだる。

 

 

 

ここは戦場ではない。だが、違う種類の狂気の満ちた”エムロイの聖域”であることも、また間違いではなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*************************************

 

 

 

 

 

「ふぅ~、すっきりしたぁ」

 

「ですね♪」

 

エムロイに仕える亜神の黒ゴス少女と、大日本帝国陸軍少尉の装甲少女……

生まれた世界も年齢も大きく違えど、どこか共通項が……少なからず戦場においてより輝くという特性がある二人の少女が微笑み合う。

 

一言で言えば、戦場”だった場所”……”南南西32番陣地(S.S.W/32)”周辺は、端的に表現するなら死屍累々という情況を呈していた。

無論、ジャイアント・オーガなどの怪異を含む”帝国”側の死体が大半だが……ただ、その散らばる躯もまともに原型をとどめているものは少数派だ。

みほから9mm弾の洗礼を受けたものはまだマシなほうだろう。

擲弾や主砲の榴弾の直撃あるいは至近弾、もしくはロゥリィのハルバートの一撃を喰らったものは、特に損壊が激しい。

また、同じ鉛弾でも50口径の直撃を浴びたものも同じだ。

四肢が千切れたり、内臓が裂けた腹からはみ出した者……頭が破裂して誰だったのか判別つかない屍に、上半身や下半身だけの正しく”半身”と呼べる物体になったものも多い。

 

 

 

南南西32番陣地に元から配された戦力と横合いから殴りつけるような形で救援に入った戦車第6中隊第1/第3小隊(みほ達)、更にはロゥリィ・マーキュリー……

これらのある意味過剰な戦力投入によって、元々数が多くはなかった……簡易装甲化したジャイアント・オークが切り札だった”帝国”別働隊はまさに壊滅、いや全滅してしまった。

無論、イタリカ全体で戦闘が継続してる現状で執拗な追撃は掛けられなかったため逃げ仰せ生き残った者はいるだろうが、それは最早どのように再編しても戦力となりえないほど矮小だろう。

もっともみほ達が効果的に追撃できない理由は他にもあり、燃料はともかく今回景気よく種類を問わず弾をぶっぱした為、残弾がかなり心許無くなっているのだ。

実は現在、中隊長である杏に連絡し、師団本部からの補給部隊を待ってる最中だったりしていた。

 

「う~ん……」

 

一通り殲滅し終えて、近場からまとまった銃声が聞こえなくなるのを待ってから、みほはキューポラから上半身を出すいつものスタイルで地図を持ち出し、何かを確認するように目を凝らしていた。

 

「どうしたのぉ? え~っとぉ……」

 

ハルバートの重さを感じさせず車体にぴょんと飛び乗るロゥリィが同じく地図を覗き込むと、

 

「みほです。西住みほ。大日本帝国陸軍の戦車兵で、階級は少尉です」

 

教本に載りそうなほど背筋の伸びた綺麗な陸軍式敬礼を決め、

 

「改めまして、お目にかかれて光栄です。ロゥリィ・マーキュリー聖下」

 

「ん・ふ・ふ~。そんなに畏まらなくてもいいわよぉ? だって貴女、エムロイ信徒ってわけでもないんでしょうから。あっ、それとミホって呼ばせてもらうわぁ」

 

「ご随意に。”伊丹大佐の信奉する生き神様”に失礼をはたらくわけにはいきませんので」

 

と隙なく答えるみほ。

しかし、そんなみほにロゥリィは益々笑みを強め、

 

「そういうお堅いのも、たまにはいいわねぇ。ヨージも部分的には硬いもの。場合によりけりだけどぉ」

 

するとみほ、極めて真顔で……

 

「わたしは硬いより柔らかいほうが好みですよ?」

 

「あら? ミホはそっちの趣味なのぉ?」

 

「一応、両刀のつもりです。が、どちらか選べというのなら……迷わず女の子ですね」

 

ロゥリィ、みほの迷いのない瞳に内心でちょっと引きながら、

 

「……けっこうガチな娘ねぇ。ところで地図とにらめっこして”何を見て”いるのかしらぁ?」

 

「ああ、えっとですね……そもそも司令部はどこにあるのかなぁーって」

 

 

 

「司令部?」

 

ロゥリィの言葉にみほは頷きで返し、

 

「ええ。これまでとは比べ物にならない能動的な敵軍の動きや、こちらの防衛線を破る新しい試み……敵の司令官は積極的に新しい方策を試す革新性があると同時に、保守に凝り固まらない慎重さがあるように思います。そういうタイプの司令官は、まず自ら前線に出てくるようなまねはしないでしょう。それに早馬の存在も気になりますし……」

 

「早馬ぁ?」

 

「ええ。わたしも移動中、偶然前線から後方へ向かってる姿を見かけたんです……それも何頭も」

 

みほがそう区切ったところで、

 

「西住隊長、中隊長殿から通信が入ってます!」

 

そう声をあげたのは優花里だった。

 

「つないで」

 

「りょおかいだよ」

 

返事が返ってきたのは沙織だ。そして無線機が繋がると、

 

『あーあー、こちら中隊長車(カメ)第1小隊長車(アンコウ01)、聞こえるー?』

 

「感度良好です」

 

『前置き抜きに言うけどさー、西住ちゃんの読み通りだよ。連隊長に頼んで師団司令部の各観測班に問い合わせて確認してもらったら、やっぱり普通じゃない数の早馬がどこかと前線を往復してるってさー』

 

実はこの陣地に来るまでの間、みほは私見を述べて早馬の様子を観測してもらえるよう、中隊長の杏に掛け合っていたのだった。

 

「やっぱり……敵は騎馬伝令を濃密化することでこちらの通信網を擬似的に再現してましたか……偵察機で”敵の本陣”らしき場所は発見できました?」

 

『いんや。|陸軍航空隊(うちら)の短距離偵察機も空軍の長距離偵察機も今のところそれらしいのを発見したって報告は無いみたいだよ』

 

「なるほど……となると、ますます”野戦司令部”を設営している疑いが濃くなるなぁ。中隊長、一つお願いがあるんですけど?」

 

『言ってみー』

 

「装甲偵察隊を出すことを具申できるでしょうか? 早馬に”送り狼”をつけるの込みで」

 

すると杏、少し考えてから……

 

『西住ちゃん、やっぱ上空から発見できないと踏んでる?』

 

「ええ。早馬が戦術的に意味のある時間に到達できる距離に敵の司令官が居座る本陣があるなら、それは上空からの偵察を阻害する何らかの物理カモフラージュか『認識阻害系か光学迷彩効果のある術式』が展開されている可能性が高いです」

 

『あいよー。そっちのほうは具申しとくよ』

 

「お願いします」

 

 

 

***

 

 

 

「ねぇ、ミホ。さっきから”本陣”と”司令部”って言葉を繰り返してたけどぉ、それって何か違いがあるわけ?」

 

魅惑的といっていい声で聞いてくるロゥリィに、みほはどう説明したもんかと考えてから……

 

「あのですね……敵はこれまで、野戦指揮を行う場合、旧態依然とした”本陣”を張ってきたんですよ。大きな野営テントを建てて、大きな御旗を立てて……それこそ、上空からも一目でわかるぐらいに大規模で派手なそれです」

 

「そうねぇ」

 

「でも、今回は早馬を前線と行きかわせて細かな戦術指示を出せる距離に野戦指揮施設がある筈なのに、不思議とそれが航空偵察で発見できない……物理的か魔法的な処理かはわかりませんが巧妙に隠蔽された、逆説的に言えば戦術指揮機能以外を削ぎ落とし巧妙に隠蔽できる程度の規模にまで縮小した、ずっと小規模な近代的”野戦司令部”を構築したって想像できるんです」

 

「なるほど。確かにイタリカにある司令部は、外からはわかりにくいものねぇ」

 

「だから”送り狼”……早馬の後を尾行する部隊をはじめ、陸上部隊を動員して虱潰しに探して敵の”司令部”を必ず見つけ出します」

 

「ふ~ん。当てはあるのぉ?」

 

「多分ですが……」

 

みほは地図の一点を指差し、

 

「重砲の射程外に当たる北北東約53kmの地点に名も付けられてない小さな森があります。物理にしても魔法にしても天然のカモフラージュ要素があったほうが都合がいい筈ですから。今まで判明してる条件なら、少なくとも私ならここに陣を敷きます」

 

「フフフ♪ 随分とノリノリねぇ?」

 

「当然ですよ。浸透突破戦術に煙幕、ワイヤーカッター。それに装甲巨人に野戦司令部……こんなことを次々と考え実践できる司令官は、間違いなく危険です。だから、」

 

みほは真剣な表情で告げる。

 

「殺せるときに殺します」

 

 

 

「キャッハハハハハハハッ♪」

 

突然、ロゥリィは弾けた様に笑い出すと、

 

「ちょっと強引にでも貴女をエムロイ信徒に誘おうと思ったけど、気が変わったわぁ☆」

 

「……どうしてです?」

 

「だってミホってば、これ以上ないくらい”戦争に恋して、焦がれてる”んですものっ♪ この私が……ううん。誰も何もしなくとも、きっと貴女はエムロイの元に導かれるわぁ♪ それもきっと特別待遇でね!」

 

「そんなこと……」

 

「大丈夫。”戦争も貴女に魅入られてる”からぁ。相思相愛の両想いよねぇ?」

 

そして実にチャーミングなウインクで、

 

「他でもないこの亜神たるこのロゥリィ・マーキュリーが、その名において保障してあげるぅ☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





皆様、ご愛読ありがとうございました。
え~と……色々と今までと毛色の違うエピソードだったと思いますが、いかがだったでしょうか?(震え声)

間違っても作者は伊丹サンアンチじゃないですよ~。というかむしろ大好きなキャラです(^^

でも絶対、ミュイと栗林だけじゃないだろうなぁ~と(笑)
ロゥリィはちょい立ち位置が特殊で、炎竜からみのエルフ二人は出てきてないので、残る枠は……

なにやら聖下がみほに不吉(?)な予言をしとりましたが……どうやら次回は戦いは新たな局面に入りそうです。

それでは皆様、また次回にてお会いしましょう!



***



設定資料



ヨージ・イタミ・ロゥ・フォルマル

日本式表記:フォルマル・伊丹・ロゥ・耀司
旧名:伊丹耀司
年齢:32歳
公的身分:大日本帝国保護領イタリカ領主
爵位:伯爵(大日本帝国華族)
軍階級:陸軍大佐
正妻:ミュイ・エム・フォルマル
特記事項:亜神ロゥリィ・マーキュリーの眷属

備考
【ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】の主人公。このシリーズにおいては現イタリカ領主。イタリカ領主で陸軍大佐でミュイの旦那でロゥリィ聖下の眷属と、ある意味属性の塊。
なぜかシリーズ登場人物屈指の変態と呼ばれそうな悪寒(汗)
下半身チート。足の間にあるモノは大口径/長砲身を誇り、装弾数も多く”命中”率も高い。メデューサに精機吸い取られても全然平気。もはや某チ○コ太守や触手系妖怪レベルかもしれない。
ちなみに彼がイタリカ領主になったのは何も単純にミュイを娶ったからではない。もうちょっと事情は複雑で、簡単なチャートにすると……

白薔薇と黄薔薇の失態(締結した日に協定違反。伊丹をフルボッコ)が原因で日本軍、イタリカに攻め入る → イタリカ陥落 → イタリカ、日本領土化→日本政府は領民の反発を抑えたい。だが、ミュイ(軟禁状態)は帝国貴族で日本華族ではないので領地経営をやらせるのはちょっと…… → 伊丹とミュイが男女的な意味で仲がいい → そうだ。伊丹(独身)に爵位をくれてやりミュイとケッコンカッコガチさせちまえ。その上でフォルマル家の家督を禅譲させればいいじゃん(ツイデニ出世サセテヤル。アリガタク思エ) → 伊丹あらためヨージ・イタミ・ロゥ・フォルマル化計画発動(大佐ノ階級ハ成功報酬ノ前払イナ) → 日本華族が領地を治めるので日本は幸せ。今までと変わらずフォルマル家が治めるので領民も幸せ → Win-Win成立。えっ? かつて伊丹と呼ばれた男の幸せ? 誰ソレ?(by 大日本帝国首脳部)

となる。
なお、『特地』への日本軍逆侵攻からイタリカ陥落までのくだりは、『ゲート 大日本帝国軍、彼の地にて斯く戦えり(仮称)』という何気にこのシリーズより古い(ガルパン要素が無い)、ラクガキと大差ない初期プロットが存在するが……今のところチキン・ハートの作者が需要があるのかわからないので封印している。
もし読みたい方がいらっしゃるのなら、リクエストしていただけると万が一があるかもしれません(えっ?)
ちなみに大佐になる前から経歴には妙に空白な部分があり、一説のよれば中野学校出身という噂も……

楽屋オチ
時代背景と世界観的に伊丹サンを二次ヲタにするのが不可能(二次元萌え文化がぁ~……)、彼の変態……もとい。紳士性に別の方向性を持たせようとしたら、こんなんなってしまいました(^^
ただ栗林(クリボー)にきっちりお手つきして孕ませてるあたり、真性幼児性愛者(ガチペド)ではない模様。



***



ミュイ・エム・フォルマル

年齢:未記入(お察しください)
公的身分:イタリカ領主フォルマル伯爵夫人
自称:「お兄ちゃんの愛玩動物(ペット)」、「お兄ちゃんの性玩具(オモチャ)
特記事項:エムロイ信徒

備考
シリーズ有数の”壊れた”女の子。現在、懐妊中。出産間近。
ただし、「強制的に壊された」というより「自ら望んで壊れた」臭い。お陰で現世での全ての厄介ごとから開放され、ただヨージ(お兄ちゃん)に甘え、溺愛されてるだけでいい……故に幸せな日々を送ってるようだ。
原作と違い狂気を司るエムロイ神の信徒のため、これもある意味正しい姿と言えるのかもしれない。あるいは彼女自身の存在が「エムロイへの供物」になってるような?
基本、屋敷内は”はだかくびわ”がデフォ。屋敷中庭などでのお散歩プレイがお気に入りだったが、現在は膨らんだお腹が擦りそうなので自重している。
屋敷外では一応、「幼い伯爵夫人」らしく振舞う演技はできるらしい。

楽屋オチ
ミドルネームがロゥじゃなくてエムになってるのはプロット書いてるうちに、「絶対、このシリーズのミュイってМだよなぁ……」と作者が思ったからというのは根も葉もある事実。



***



栗林志乃(くりばやし・しの)

年齢:おそらく伊丹との年齢差は原作と変わらない……筈
公的身分:大日本帝国軍駐イタリカ連絡将校
非公式身分:伊丹のボディガード兼愛人
軍階級:陸軍大尉
渾名:クリボー
特記事項:【特甲軍遣イタリカ増強師団】の師団長、栗林忠泰少将の娘

備考
立ち位置が原作と真逆になってしまったような「隊長Love」な娘。
彼に惚れた理由は、ヨージ・イタミ・ロゥ・フォルマルがまだ伊丹耀司だった頃、「ベッドの上での実戦」で完全敗北。彼女が失神しても戦闘は継続され、数日間足腰立たなくされたから……と言われている。

『あっ、きっと私……この人から離れられなくされちゃったんだ……』

公的には日本軍の駐イタリカ連絡将校だが、実際には伊丹のボディガード兼愛人。誰ですか? 「”ボディガード兼肉便器”の間違いだろ?」とか思ったのは? そんな事実を言ってはいけません(笑)
原作同様に徒手空拳から銃器まで生身戦闘にめっぽう強い。
屋敷内では”全裸にガンベルトとグローブ”姿がデフォ。外ではちゃんと軍服着てますよ?
なお出産経験アリ。ただし現状に十分に満足してるので結婚願望はナシナシの原作リバース。

楽屋オチ
現在進行形で腹の中にいるのは第二子で、第一子は娘しかいなく跡取りに困っていた父忠泰に引き取られ、栗林本家で惣領として大切に育てられている……という裏設定があったりなかったり。
実はクリボーが栗林少将の娘というのは、『ゲート 大日本帝国軍、彼の地にて斯く戦えり(仮称)』のプロット段階からあった最古参設定だったりします。











▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。