【完結】BARナザリックへようこそ   作:taisa01

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9月15日(木)は、中秋の名月「十五夜」(旧暦8月15日)


サプリメント9 十五夜

十五夜

 

 月の柔らかな光を美しいと感じる。

 

 私が生きた時代、満月時におけるホルモンの動きが、生物の様々な行動に影響を与えていると科学的には言われていた。またこの研究では動物だけでなく人間も同様であるらしい。

 

 私は専門家ではなかったので、詳しいことはわからない。

 

 しかし、月を見て、満月を見て美しいと感じた。

 

 そこにあった思いを、わざわざ科学的に論じたいわけではない。ひどく原始的に、そして感覚的に美しいと感じたのだ。

 

 しかし地下にいては、せっかくの月を見ることは叶わない。

 

 だが、今はこのひととき。この供物にて、今年の稔りに感謝しよう。

 

 それが万物に神を見出(みいだ)した者達の名残なのだから。

 

 そんなことを考えながら私は、バーカウンターの脇に、白い団子を第六層で頂いたススキのような植物とともに飾る。

 

******

 

 本日、お店にはお客様は三名だけ。

 

 常連のヴァンパイアとワーウルフ。そしてシャルティア様である。

 

 シャルティア様は以前、任務中に重大な失敗を犯し、自信を失われる事がございました。話の経緯は、対応に苦慮されたアインズ様から酒の席の戯言としてうかがったことがあります。しかし、それ以来、定期的にシャルティア様は来店され、思いの丈を発露されておいででした。

 

 もっとも最近では一段落ついたのか、物思いに耽ることもしばしば。

 

「シャルティア様。お酒が進んでおられないようですが、なにかございましたか?」

 

 この方はある意味不器用な方で、感情が先を行くタイプ。しかし感情が定まらず揺蕩(たゆた)う時は、決まって物思いにふけってしまい、悪い方へ悪い方へと思考が向かい、やけ酒のような飲み方をはじめてしまうようです。

 

 もっとも、この店に訪れる方々の多くは、酔いというバッドステータスを受け付けない方々ばかり。わざわざバッドステータスを受ける呪系アイテムをご利用にならないかぎり、お酒を飲んでも酔うことはありません。

 

 シャルティア様ももちろん酔うというバッドステータスを受けない御方。それでも酔ったような行動をされるのは、まさしく雰囲気に酔っているのでしょう。

 

 ですので、シャルティア様の場合は、会話で気を散らして差し上げるのが最近のパターンとなっております。

 

「そうね。魔導国が建国されてから、偉大なるナザリックに忍び込もうとする輩も()らず、良いことだけど暇になってしまったでありんす。これではアインズ様への忠義を示すことができんせん」

「問題がないことを誇ることができないのは、シャルティア様が勤勉であり、任務に忠実な方であるからこそかと」

「聡明な我が君ならば、このような悩みすらお見通し。でも愛する方のためにも汚名挽回の機会を欲するのは、あたりまえのことでありんす」

「愛ゆえにですか」

 

 シャルティア様とアルベド様のアインズ様を間に愛の綱引きは、現状アルベド様が優勢。アルベド様は仕事だけでなく、休憩時間などのプライベートにおいてもアインズ様をお支えしている。最近では、個別にご来店いただき料理スキルが無い範囲でも可能なおもてなしの研究をされているほど。料理スキルの壁もあり、出来ないものは多々有りますが、アインズ様に喜んでいただくために研鑽する姿を見ると応援をしてしまうのは、人情というところでしょうか。

 

 とはいえ、BARのひとときは楽しく有るべき。ゆえに、思い悩まれるシャルティア様に少々肩入れしても、問題はないでしょう。

 

「そうですね。考え方を変えられて、アインズ様に二つご提案されてはいかがでしょうか?」

「ん? なにか良い案でも?」

 

 シャルティア様は持っていたワイングラスを置き、私の方に視線をおくる。

 

 高級アンティークドールのような風貌。可愛らしくもあり、妖艶ささえも醸し出す雰囲気はまさしく妖魔の王たるヴァンパイアのなせるもの。どこか気だるく流す瞳は、魔力を乗せずとも見るものを魅了してやまない。

 

「そうですね。シャルティア様はアインズ様の御趣味についてご存知ですか?」

「アインズ様の御趣味……」

 

 シャルティア様は右手の人差し指を顎に置き、虚空を眺めながらしばし考える。とても愛らしいが普段の生活ではまず見ることのない仕草に、創造主のこだわりがにじみ出る。

 

「たしかアイテムの収集と聞いたことがありんす」

「はい。ですが最近は毎日のように食を楽しまれております」

「そう言われれば、改良した口唇蟲をご利用されるようになってから、食事を楽しみにされていると……」

 

 実際、アインズ様の言うリアルのことも知れば、食道楽の傾向が出るのはあたりまえ。環境汚染により碌な食物が育たず、高額の対価を支払ったとしても手に入れられるのは養殖品。もちろん養殖品といっても質を追求したものであろうが、種類が豊富とはとても考えられない。以前図書館の蔵書を見せていただいたときも、レシピなどから透けて見える食文化は、飽食の時代といわれる2000年代の日本を比較対象にすれば、相当衰退しているようだった。

 

 それに暴食は、悪徳とされる。全てをなげうってしまうほど、食というものは魅力的だからこそ悪徳とされていると私は考える。つまり食とはそれほど魅力的なものの一つであり、アインズ様はまさしく悪徳に身を寄せ始めているのだろう。

 

「ですので、その食の楽しみを演出する一席をご用意され、その場で今後の魔導国についてご提案されてはいかがでしょうか?」

「それは面白そうでありんすね」

 

 どうやら興味を引けたようで、シャルティア様は先程までとは打って変わって、小悪魔のような笑みを浮かべて声を弾ませるのでした。

 

******

 

 シャルティア様とそんな会話をした翌日。

 

「と、いう話をシャルティアがしていたので、出処を訪ねてみることとしてみました」

「アア、アインズ様トノ語ライニハ心ヒカレルガ、配慮モ奉仕スルモノトシテ必要ナコトダ」

 

 デミウルゴス様がコキュートス様を伴って、来店されたのは今さきごろ。

 

 いつものようにお二人はビールで乾杯した後、おもむろにこのような話題を振られました。私は何食わぬ顔で、次の品の準備をすすめる。

 

 それにしても、シャルティア様は昨日話して本日実践ですか。朝にお酒やオツマミ一式を注文されて夕方に取りに来られたのでもしやと思いましたが、どんな根回しをしたか正直気になります。

 

「そうですね。今回ご提案したのはなにも特別なものではございません。古い風習の一つに十五夜というものがございます」

 

 そういうと私は陶器の徳利に獺祭(だっさい)をそそぐ。獺祭は飲み口が軽いが味わい深く、さらに口に含んだ後の香りが楽しめる日本酒です。

 

 徳利とおちょこを二つお出しする。そしてお二人に最初の一杯、その独特の香りを楽しみながら注ぐ。

 そんなカウンターの奥の棚には、第六層でマーレ様からいただいたススキによく似た植物をいけた白い陶器の花瓶。そして同じく白い陶器の皿に盛られた白い団子がある。

 

「もともと十五夜とは季節の節目、美しい月に神秘を感じる心。そしてその年の稔りへの感謝など、様々な思いや文化が重なってできた風習です。地域毎にその祝い方は様々ですが、月に供え物をし、月を()でながら酒を楽しむ。そしてまた来年も同じように楽しむことができることを祈る。そんな風習です」

「ナカナカ面白イ風習ダ。月ノ美シサヲアルガママヲ受ケ入レル。ソノ姿勢ガ良イ」

 

 コキュートス様は日本酒を飲まれながら、自然と向き合う姿に共感されたようだ。このあたりは武士の在り方に近しいものがあるのでしょうか。

 

「そうですね。たしかに面白い風習です。しかし私は月を見るたびに思い出すのは、初めてこの世界でアインズ様と見た満月ですね」

「ホウ。ソレハアノ時ノカ?」

「ええ」

 

 デミウルゴス様は本当に嬉しそうに、そして懐かしい宝を見つけた時のような表情で語るのだ。

 このような時、バーテンダーが掛ける言葉は一つだけ。

 

「もしよろしければ、どのような思い出かお教えいただけますか?」

 

私は次の料理、新鮮なキャベツをざっくりカットしたものに、胡麻油と少々の塩で味をつけたサラダ。軽く炙り塩胡椒で味を整えた合鴨のスライスをお出ししながら話題をつなぐ。

 

「そうですね。ナザリックがこの世界に転移して三日目。アレほどの異変の最中、冷静沈着なアインズ様の指示の下、防衛網構築と情報収集が着々と進められました。ちょうど私も三魔将とともに第一層の防衛網構築状況の確認を行っているとき、アインズ様は普段の神話級装備であるローブではなく、珍しく黒い鎧を身にまといナザリック内の状況を視察においでになったのです」

「なぜアインズ様は変装を?」

「アインズ様のお姿を拝見してしまえば、その威厳の前に誰もが手を止め平伏してしまいます。緊急事態のなか、下々の者達を思わんがばかりに慣れぬお姿で視察をされていたのでしょう」

 

 デミウルゴス様は、もっともその威厳を隠し通すことができず、一目でアインズ様と私も含めて多くの者が分かってしまったのですがと付け加えながら、一切れ合鴨のスライスを口にする。

 

「至高の御方は我々よりも強者。とはいえお世話をさせていただき、必要とあらば盾となる護衛を付けないことなどありえません。そこで私が随伴させていただき、ナザリック表層に上がった時、その光景を目にしたのです」

 

 話術の延長でしか感情を乗せることのないデミウルゴス様が、珍しく情感豊かに当時のアインズ様のお姿を語られる。

 

 普段は我関せずで奥の席で飲んでいる常連のヴァンパイアとワーウルフでさえ、手を止め聞き耳を立てているのだから、話は知っていても情景を知るものは本当にいなかった事なのでしょう。

 

「見渡すかぎりの闇の中をフライで飛び上がる。足元に広がるのはこれから統べる大地。青白く輝く巨大な満月を背に、アインズ様は世界征服の想いを初めて口にされたのです」

 

 珍しく熱く雄弁に語られるデミウルゴス様に対し、ウンウンと頷きながらその情景を思い描かれているであろうコキュートス様。

 

「世界征服なんて面白いかもな、と……。もちろん、アインズ様が冗談で口にされたことなど分かっております。しかし、冗談とはいえその深慮遠望な御方が口にされたならば、臣下はその想いを汲み取り実現することこそ本懐」

「マサシク」

「何よりあの時、私は初めてアインズ様から感情を感じたのです。長くお仕えさせていただいておりますが、威厳や畏怖を感じることはあっても、歓喜の感情を感じることがございませんでした。しかし、あの時アインズ様は世界を見渡しながら、初めて感情を表に出されたのです。ならばこそ……」

「アア。臣下デアル我々ノ行動ハ決マッテイル」

 

 アインズ様のお話を聞く限り、最初は本当に冗談だったのかもしれませんけどね。もっとも今は未知に楽しみを見出し、支配者業に苦労しつつも謳歌されているようですが。

 

 とはいえ、満月を背に世界征服宣言ですか。そんな姿を魅せられては世界征服のために全力を傾けてしまうというのは、しょうがないかもしれません。そしてそう考えると私もデミウルゴス様達と同じ被創造物(NPC)と言えるのでしょう。

 

「なかなか稀有な体験をお話しいただきありがとうございます」

「いえ。この話はあの時玉座の間にいたものは全員知っている話です。なによりナザリックに所属する者達に、アインズ様の勇姿を語ることができるのはとても栄誉なことですから」

「ソノ意味デハ、今日ノ催シモ、アノ者達ニ譲ッタノハ少々勿体無ナカッタカ」

「確か、今日は満月。月を愛でながらアインズ様とともに過ごす時間。勿体無かったかったですね」

「マア、オ世継ギノタメダ」

「そうですね。情勢は安定してきております。課題はあれど悪くないタイミングかと」

 

 しかし私は、そんなお二人に若干の違和感を感じる。

 

 どこか普段と違う何か。

 

 酒の進みは変わらない。つまみも変わらず。話題は……。

 

「ご不快と存じますが、アインズ様が先日お忍びでドワーフの国に赴かれた件を危惧されておいでですか?」

 

 私の質問にお二人は揃ってお酒を飲む手を止められる。

 

「それは……。いえ、そうかもしれませんね。アインズ様は必要とあらば御身自ら行動される即断即決にして、迅速を尊ばれる御方。先日の一件もそうであったように、いつかこの地を去られてしまうか分からない。アインズ様自らそんなことはないとお言葉をいただいておりますが、やはり頭の片隅では……」

「ソウダナ。私モ、ソウ考エテイルノダロウ。主ノ言葉ヲ疑ウトハ何タル不忠」

 

 つまり、今回あえてアインズ様との時間をシャルティア様を含むここに居ない女性陣に譲ったのは、少しでもアインズ様を縛る鎖をと考えたから。そう策謀したわけでなく、心の何処かで己の創造主と同じようにアインズ様もいつか居なくなってしまうのか? という不安の現れなのでしょう。

 

「そんなことはございません。主を想い行動することは、コキュートス様のいう忠義にあたること。古い話ではございますが、真に忠臣と呼ばれた者は、一時の不興で己が斬られることを承知で尚、主に正しき道を示したそうです」

「ナルホド」

「ゆえに疑問に思うのは問題無いかと。その疑問を胸に対策を練るのも忠臣。またその疑問を主にぶつけ、あるべき姿を共に目指すのもまた忠臣。それにアインズ様は臣下の進言に耳を傾けられぬほど小さな器の方でしょうか?」

「そうですね。きっとアインズ様は私達の心配など、ご承知の上でどのように行動するのか評価されていることでしょう」

 

 ご納得いただけたようでなにより。

 

 アインズ様曰く、プレイヤーがリアル世界に帰還できた形跡は今のところなし。むしろ現状を鑑みればリアルに戻る必要さえ薄いと酒を飲みながら評されておいでした。

 

 実際、社畜と言われるほど酷使された会社には、せいぜい同僚に最後のあいさつができなかったという未練程度で、身内もいらっしゃらないというのだから、私も同じ条件であれば戻るという選択肢を捨てて、こちらの世界で楽しむという考えも理解できるもの。

 

 強いて言えば、未知に釣られ外に飛び出す回数が増えるかな?という程度でしょうか。

 

 この辺が酒の席の話でなければ、お二人に説明することもできるのですが、酒の席で知った秘密は極力漏らさないのが心情。なかなか難しい。

 

「もっとも、貴方がシャルティアに提案した案が実施されれば、アインズ様もあまり外に出ることは無くなることでしょう」

「はて、なんのことでしょうか」

 

 先ほどとは違い、本当に思い当たる節がありません。

 

「とぼける必要はありませんよ。商人や冒険者に対し、魔導国から世界の味の探索を恒常的な依頼として発行するという案。シャルティアから出るわけがありません。貴方の提案でしょう?」

 

 ああ、あの案はそのような形になりましたか。とはいえ、ここまでバレているなら隠す必要はありません。

 

「いえいえ。私が提案したのはあくまでアインズ様が最近食にこだわりをもたれていること。ならば、いままで見たこともない食材やレシピ、そして料理にもご興味を持たれるのではないでしょうか? とお伝えしただけです。冒険者や商人を使うなどというのは、シャルティア様の発案かと」

「しかし、この案の良い所は、食材にしろレシピにしろ個々に持ち込めば、大抵が再現可能なものとなることです。つまり貴方とここの施設があるかぎり、アインズ様はその料理を、いつでも楽しむことができるようになるということ」

「ソウダナ。一時的ニ離レルコトガアッテモ、夕食時ニハ戻ッテコラレルトイウコトダナ」

「そんな、お腹を空かせた子供ではないのですから、食事のためにナザリックに帰ってくるなど……」

「そんなことはございません。今年に入ってから、たとえ日中外で行動されていようとも、夜には一度こちらに戻っておいでです。比率で言えば95%以上で」

 

 アインズ様。

 

 どうやらデミウルゴス様に行動パターンが読まれてますよ。というかアルベド様ばりにアインズ様のことを護衛という名のスト……監視されているのでしょうか?

 

「アインズ様の行動をよくご存知で」

「ナニ、アインズ様ノ護衛ハ、私トデミウルゴスノ部下ガ行ッテイルカラナ」

 

 確かにアインズ様を陰ながら護衛される方々はお二人の部下ですものね。アインズ様が夕飯を召し上がる際、交替で賄いのような料理をお出しさせていただいておりますし、交替で対応もされているようです。報告が上がるのは当たり前といえば当たり前ですか。

 

「この店の入り口にも交互に連絡員を置いているから、行動は把握できておりますよ」

 

 気が付けば、この店も監視対象ですか、デミウルゴス様?

 

「この店ではなにもないかと」

「アインズ様がリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンで転移した際、ここにいらっしゃる確率が非常に高いので」

「なるほど」

 

 アインズ様。やっぱり部下に護衛という名のストーキングが……

 

 ちなみに後日、アインズ様より魔導国が食の探求をするという発表があり、その第一号として見たこともない生物の肝? が持ち込まれました。地元民にとって珍味とされ、簡単なレシピも添付されていたので、試作してみたのですが……。

 

「私は肉を食べたはずだ。しかし噛むほど味が変わり、まるで複数の料理を食べたような満足感を得ることが出来た。なんと不思議な肉なのだ……」

 

 本当にこの世界は不思議な食材があるようです。

 

 ある意味ファンタジー世界定番のドラゴンステーキなど、食の入り口でしかないのかもしれませんね。

 

 




大変おまたせいたしました。
コミケ後、仕事が忙しくなる。父親の緊急入院するなど、ちょっとのっぴきならない状況になっておりました。
この原稿も北陸新幹線の長時間移動がなければ書けなかったことでしょう。
※金沢の和菓子美味しいです。日本酒も旨いし楽しい限り。ただし仕事は……

それはさておき、「大釜+バーテンダーの液体生成能力+レシピ」で、どんな料理も対応可能に思えるのは私だけだろうか?
しかも魔導国は国をあげてトリコをやっていくようです。いつか、レア食材をめぐって冒険者達が争うのでしょうかね。そしてグルメ細胞のような才能開花する存在が?

あと今回ご紹介した獺祭(だっさい)ですが、生産量の関係もありまだまだ出回っていないため、知る人ぞ知る美味しいお酒といった感じです。
作中では合鴨の炙りと合わせましたが、味がしっかりしていますので焼き魚などにもよく合います。
ただ飲み口が軽いため、ついつい飲み過ぎてしまうのが難点でしょうか?

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