シルフィ入隊から数日
スバル「穏やかなる俺の日常は、ある圧倒的な存在によって激変した！
スバルは歌っていた
アルバード「え、何してんの？」
スバル「あ、アルバードざん…うぅ…」
アルバード「お、おう。男子が何を涙する」
スバル「シルフィがいるだけで心が折れそうです」
アルバード「そんなにか」
スバル「そんなになんです」
アルバード「けどよ、ブラッドの新人っつーもんだからどんなやつか見てみたけどさ。協調性よし、性格よし、衛生兵としても優秀だ。悪い点は見当たらなかったな」
スバル「それは他人の評価、身内の評価はそれに加え、壮絶なブラコン…なんですよ」
アルバード「あっ(察し)とは言えど流石に、風呂入ってる時に入ってくるとか、お前さんの下着嗅いで興奮するようなヤバイのではないだろう？
スバル「…」
なお、沈痛な面持ちの模様
アルバード「えっ、マジで？」
スバル「最近、俺のパンツが減ってるんです…！」
アルバード「いたたまれねえ…！」
シルフィ「お兄ちゃん、こんなところで何してるんですか？」
スバル・アルバード「ひい！」
シルフィ「嫌ですね、そんな驚かなくても。…何かやましい話でもしていたんですか？」
スバル「お前には関係のない話だ愚妹」
シルフィ「嘘はいけませんよ、私お兄ちゃんの事なら何でもわかるんです」
スバル「ハイライトさんを排除するのはやめろ！」
アルバード「あれ任意で出来るもんなのかよ…」
シルフィ「お兄ちゃんは私だけを見ていれば良いんです」
スバル「やめろお！その目のままでこっちに来るなあ！」
アルバード「あ、俺仕事あるんで」
スバル「裏切り者ー！」
シルフィ「さあ、程よく実った妹という甘い果実をむさぼ…！」
アルバードがシルフィの横を通り過ぎた瞬間、動きが止まった
クレイドルの紋章を背負ったその背中をシルフィは不思議そうに見送った
スバル「…珍しいな。お前が他人を気にするなんて」
シルフィ「あの人、お兄ちゃんと同じ匂いがしました」
スバル「怖いからさらっと言うのやめない？」
シルフィ「あ、そーだ。お兄ちゃん、デートしましょう」
スバル「お前の思考回路はどうなってんの！？」
シルフィ「作者と一部と同じ感じです」
スバル「それは重症だ」
屋上
シルフィ「本当は少し買い物をしたいけれど、まだここに疎くって」
スバル「それなら普通に案内してほしいって言えよ」
シルフィ「うら若き男女が並んで歩けばそれはデートです」
スバル「他を…」
シルフィ「しばらく会えていんかったんです。少しくらい、甘えさせて下さい」
スバル「なら、少しは大人しく…」
シルフィ「断ったらお兄ちゃんのクローゼットの中身全部女物の服にすり替えます」
スバル「ひと言余計なんだよ！」
結局、ついて行くことになりましたbyスバル
そして買い物シーンはカットで休憩なう
シルフィ「あんまりです」
スバル「えっ、なんか言った？」
シルフィ「気のせいです、それよりお兄ちゃん」
スバル「なんだよ」
シルフィ「お兄ちゃんはシエルさんのこと好きですよね？」
スバル「ぶっ！げほっがはっ」
シルフィ「当たり…ですか」
スバル「ち…ちがうぞ。シエルはその、なんだ家族みたいなもんでな」
シルフィ「胸か！やっぱり胸ですか！ええ、確かにあの手に収まりきらないほどのメロンに目を奪われることでしょう！それに加え控えめな性格！引き立てる！」
スバル「餅つけ！俺は胸で人を好きにはならん！」
シルフィ「そんなこと言って、知ってるんですからね！シエルさんのを見て鼻の下伸ばしてたり、ちょっと手が触れただけで急に離れて初々しい反応したり、夜な夜な部屋からシエルさんの名前を呼びながらギシギシと…！」
スバル「おい、最後の捏造やめい！」
シルフィ「私だってあれほど大きくはありませんが形はイイほうだと思います！」
スバル「ええい、当て身！」
シルフィ「あふん」
シルフィ、KO
スバル「わかってるよ、俺がシエルのこと好きだってことくらい」
軽々と妹を背負う兄
スバル「あまり臆病者の兄を急かしてくれるな」
？？？「にゅるふふふふ」
スバル「ところでサブタイの続きってどんなん？
作者「お兄ちゃんだけど愛さえあれば夜這いをかけて既成事実を盾に結婚を迫っても何も問題ないですよね？って書けって脅された
スバル「そんな恐ろしいタイトルだったのか…！
アルバード「メシウマ
スバル「貴様ああああ！
作者「次回、シルフィ血の覚醒。投稿遅れてすまんかった