ブラッドメイン回
そして増えるオリキャラ
スバル「どうか厄介事ではありませんように…」
今日、ブラッド隊はサカキ支部長に呼ばれラボへの招集をかけられた
ナナ「あはは、隊長ってばそんな必死に祈らなくても」
ジュリウス「だがブラッド全員に召集がかかるのは何かブラッドに関わる重要な案件なのかもしれないな」
スバル「うぐっ」
ギルバート「はは、まあ並大抵のことじゃ驚かないだろ。2名を除いては」
ロミオ「ナナと…誰だ?」
ナナ「あ、私は確定?」
リヴィ「ロミオだろうな。お前は感受性豊かだからな」
ロミオ「あー…褒められてるか微妙な線だな」
シエル「もしかしたら一番驚くのは隊長かもしれませんね?」
ギルバート「そりゃまたどうして」
シエル「女の勘です」
スバル「ははっ!シエルも冗談を言えるようになって俺は嬉しい限りだよ」
ナナ「じゃあ、私とロミオ先輩と隊長。誰が一番驚くか当ててみようよ!」
スバル「じゃあ、いい出しっぺのナナで」
ジュリウス「大穴で隊長」
シエル「私も隊長で」
ギルバート「ロミオ」
リヴィ「私もロミオで」
ナナ「じゃあ、私もロミオ先輩」
ロミオ「ならおれはナナだな」
スバル「お、ロミオがトップか。それじゃ、実際行ってみようか。ブラッド隊、入りまーす」
扉を開ければいつもニコニコ、あなたを見守るスターゲイザーことサカキ支部長が待ち構えていた
サカキ「やあ、よく来たね。今日は君達にいい知らせを持ってきたんだ」
スバル「おおー、してそれは」
サカキ「君達ブラッドに新しい隊員が増える事になったんだ、もう待機してもらっているよ」
スバル(うちの男女比率は4:3…女の子とみたね!)
なにその理論
シエル(今なにか苛立ちを覚えたようなしないような…)
サカキ「さあ、出ておいで」
???「失礼します」
その時、スバルに電流走る
シルフィ「本日より配属されました。ブラッド候補生、シルフィと申します。若輩者ではありますがどうぞよろしくお願いします」
刹那、それは雷光の如く瞬発的に
流麗の如くなだらかに
凪の如く静かに
スバルはギルバートの後ろに隠れた
シルフィ「いつも兄がお世話になっております」
約全員「兄?」
スバル「…」
ロミオ「俺たちは孤児だし…ギル?」
ギルバート「いや、違う」
視線が一点に集中する
スバル「チガウヨ?」
シルフィ「お兄ちゃん、その人の後ろから出てきてくださいな」
ギルバート「おい隊長、しがみ付いてないで顔見せてやれよ」
スバル「急用を思い出した、じゃ☆」
シルフィ「何処に行くですか?」
しかし、回り込まれてしまった!
スバル「うわあ!」
シルフィ「うふふ、お兄ちゃん。どうして逃げるんですか?」
シエル「隊長、顔色が悪いですよ?」
スバル「だだだだ大丈夫だ!問題ない!」
フラグオンの音が響く
スバル(餅つけ…餅つくんだ俺。餅つく為に過呼吸するんだ!)
シルフィ「兄がお騒がせしてすみません。えい」
スバル「はう…」
シエル「え、今何を?」
シルフィ「鎮静剤を打ちました、大丈夫です眠っているだけですので」
シルフィ「では改めて、皆さん兄共々よろしくお願いします」
後日、目を覚ましたスバルにシルフィの血の力覚醒のため
しばらく行動を共にするようにと通達があった
その時の彼の表情は真っ白にもえつきていたという
スバル「過去というものは人間の真の平和をがんじがらめにする…過去は、どんなにバラバラにしてやっても石の下からミミズのように這い出でくる…」
アルバード「お前今主人公がしたらダメな顔してるぞ」
作者「しばらく更新できそうに無い。現実って非常」
次回、三角関係期待