神機使いだって人である   作:アルバード

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第1話 ただいま おかえり はじめまして

多くの料理が並べられたラウンジで第一部隊、防衛班、ブラッド隊、オペレーターやその他のサポーターの面々が祝いの席についた

 

 

 

 

クレイドルのアルバード、数年ぶりの帰還を祝う席なのである

 

 

 

 

 

コウタ「あーテステス…よし。えー、皆様お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。では、今回の主役からのご挨拶でーす、はいマイク」

 

 

 

 

アルバード「俺こういうの苦手なんだが…」

 

 

 

 

コウタ「まあまあ、いつも通りでからさ」

 

 

 

 

アルバード「ええと、あー…ご紹介は、預かってないか預けろよ。クレイドル所属のアルバードだ。お初にお目にかかる人は初めまして、後は…ただいま、以上」

 

 

 

 

会場の全員から惜しみのない拍手

 

 

 

 

コウタ「おかえり、アル。続きましては、サプライズゲストの登場でーす!ユノさん、どうぞ!」

 

 

 

 

ユノ「皆さんお久しぶりです。アルバードさん、はじめまして」

 

 

 

 

アルバード「あ、ご丁寧にどうも」

 

 

 

 

ユノ「えっと、その…今回も挨拶代わりと言っては何ですが」

 

 

 

 

コウタ「はいはーい、今回も待ってましたとも!何人か気付いてたみたいだけどセットとかすでにしてもらってまーす!」

 

 

 

 

温かな拍手がラウンジに響く

 

 

 

曲は割愛

 

 

再び拍手の音が響く

 

 

 

 

 

コウタ「ユノさん、ありがとうございました。では、宴の幕引きまでご歓談をお楽しみください」

 

 

 

アルバード「なかなか板についてたじゃねえか、お前こういの結構向いてんだな」

 

 

 

コウタ「まあ、あれも二回目だしな」

 

 

 

アリサ「リーダー!」

 

 

 

アルバード「よぉ、久しぶりだな。背、伸びたか?」

 

 

 

 

アリサ「三年も経ってますから…」

 

 

 

 

アルバード「三年か、ソウマにリンドウさんも久しぶり」

 

 

 

 

ソウマ「長く空けすぎだ」

 

 

 

 

アルバード「わりぃな」

 

 

リンドウ「見ないうちにいい面構えになったんじゃないか?」

 

 

 

 

アルバード「リンドウの背中くらいは守ってみせますよ」

 

 

 

 

リンドウ「はははっ、そいつは頼もしいな」

 

 

 

 

エリナ「あの、コウタ隊長」

 

 

 

 

コウタ「ん、どうした?」

 

 

 

 

エリナ「この人が隊長がよく言ってた前の隊長?」

 

 

 

 

コウタ「そっか、まだ会ったこと無かったんだよな」

 

 

 

 

アルバード「コウタが隊長とか、プハッ!」

 

 

 

 

コウタ「ちょ、笑うなって」

 

 

 

 

エリナ(あれ、このサングラスどこかで見たような)

 

 

 

アルバード(そういや、前にあんな帽子を見たような)

 

 

 

 

エリナ「初めまして。エリナ・デア・フォーゲルヴァイデです」

 

 

 

アルバード「ん?エリナ…って、そっかあの時の嬢ちゃんか!」

 

 

 

 

エリナ「思い出した、四年前に会ったおじさん!」

 

 

 

 

アルバード「相変わらず小っちゃいな、嬢ちゃん」

 

 

 

 

エリナ「ちっちゃくないよ!」

 

 

 

 

アルバード「ははは、ところでもう一人いるんじゃなかったか?」

 

 

 

コウタ「あー…その、あれだ。気を張っとけ」

 

 

アルバード「お…おう?」

 

 

 

エミール「お初にお目に掛かる!」

 

 

 

アルバード「うおう!?」

 

 

エミール「おっと、失礼。少々驚かせてしまったようだ。僕はエミール、栄えある極東第一部隊所属エミール・フォン・シュトラスブルク!」

 

 

 

アルバード「…」

 

 

エミール「友好の意を込めて紅茶を振舞わせてもらおう、レモンかミルクはいりますか?」

 

 

アルバード「(紅茶は)いらないです」

 

 

エミール「いらない?つまり…ストレートか!」

 

 

アルバード「コウタ、ブラッドのとこ行ってくる(小声)」

 

 

コウタ「わかった」

 

 

 

エミール「余計のものは入れずにありのままで行く、そういうことだろうか!…おや、アルバード殿は何処へ?」

 

 

 

 

 

アルバード「ふう、強烈な隊員持ったなコウタのやつ」

 

 

場所は移りブラッドのところへ

 

 

 

 

アルバード「さて、改めましてブラッド諸君。アルバードだ、留守の間ダチが世話になった」

 

 

 

 

スバル「いえ、こちらこそ。ブラッドの隊長スバルです」

 

 

 

 

アルバード「俺の神機の長期メンテが終わったら世話になるかもしれないからさ、そん時はよろしくな」

 

 

 

スバル「はい、よろしくお願いします!」

 

 

 

 

アルバード「緊張してないか?」

 

 

 

 

スバル「…少し」

 

 

 

 

アルバード「ははは、もっと楽にいこうぜ」

 

 

 

 

 

 

 

コウタ「さて、そろそろお開きの時間ですがその前にリッカさんから話があるそうでーす」

 

 

 

リッカ「みんなにお願いがあるんだけど、彼の神機の長期メンテの間見張ってて欲しいんだ」

 

 

スバル「見張る?」

 

 

リッカ「特に神機の保管庫には絶対に入れないで欲しいんだ」

 

 

アルバード「えー」

 

 

 

リッカ「なんなら監禁でも良いんだよ?」

 

 

 

アルバード「大人しくしてます」

 

 

 

リッカ「じゃあ、よろしくね」

 

 

 

 

アルバード「んで、誰が残るよ」

 

 

 

to be continued…

 





スバル「不定期とは何だったのか


作者「次こそは本当に不定期です



次回をお楽しみに

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