神機使いだって人である   作:アルバード

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久しぶりの更新だ

今回だいぶひどいと思う、うん


ひどいのはいつも通りか


アリサ「今回私、初の語りですよ

アルバード「なんか聞こえてきても相手にするなよ?

アリサ「すごく怖いんですけど


第7話 想い合い

 

 あの人はどう思っているのだろう

 

 

 私のことを

 

 

 アリサ・イリーニチナ・アミエーラの事を

 

 

 ただの部下?

 

 

 それとも、 背中を預ける戦友?

 

 

 気になる人、だったらいいな…

 

 

 

 ちくわ大明神

 

 

 

 

 誰ですか今の

 

 

 

 …最近、あの人は他の女性にばかり構ってる気がします

 

 

 

 リッカさんをはじめ、エリナさん、ジーナさん、ヒバリさん、カノンさん

 

 

 

 あの人はあれですか、一級フラグ建築士の資格でも持ってるんでしょうか

 

 

 

 思い返せばアネットもそこそこ好感的だった気がします

 

 

 

 仕事上関わる人なのは分かりますがどうしてこう、偏差値の高い人ばかりですかね

 

 

 

 私が前にロシア支部に戻ろうとした時、急に寂しそうな顔して『行かないで欲しい』ですよ

 

 

 

 普段サングラスのせいで表情解りずらいですけどあれは反則でしたね

 

 

 そのまま部屋に持ち帰って押し倒してやろうかと思いました

 

 

 

 厄介なのは自覚がありそうでないんですよ、あの人は

 

 

 

 さらっと可愛いとか平気で言いますし…

 

 

 

 …?

 

 

 あれ、私もしかして

 

 

 アリサ(あの人が酔っぱらった時でさえ好きって言われたことない…?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どう思われているんだろうな

 

 

 アルバード(以下略)

 

 さぼんな

 

 アルバード(しょぼーん)

 

 

 最近、なんかこうアリサに睨まれてる気がしてならない

 

 

 リッカに神機の相談してるときとか

 

 

 ヒバリ嬢とタツミの話題を混ぜつつ 世間話をしたり

 

 

 エリナをからかって遊んだり

 

 

 カノンに罪を数えさせたり

 

 

 まあ、女性と話している時だな

 

 

 なんかすごく視線を感じるだよ

 

 

 言い表すと物陰からピターに睨まれてる感じ

 

 

 ありゃ、ホラーだ

 

 

 視線に殺されるかと思ったわ

 

 

 それもこれもクリスマスの次の日あたりだ

 

 

 あの日の記憶のない時間帯に何かがあったに違いない

 

 

 まず、アリサをクリスマスの夜を一緒に過ごしてくれと誘ってOKされた

 

 

 …ここからすでに問題が生じてる気がする!

 

 

 なんだよ一緒に夜を過ごして欲しいとか

 

 

 誘ってんのかあ?(一方通行風)

 

 

 もう全部俺が悪い気がする

 

 

 でも向こうからOKもらったしセーフだ

 

 

 俺は悪くねえ(親善大使風)

 

 

 

 次だ

 

 

 

 チョコ食って寝て朝チュン、起きたらそこには衣服の乱れたアリサ

 

 

 あかん、典型的に俺が悪い気がしてきた

 

 

 もうこれは責任取るとかそういうレベルだよ

 

 

 よし、腹を括ろう

 

 

 いざ行かん

 

 

 

 

 

 

 

 所変わりてアリサのお部屋

 

 

 アルバード「というわけで来たぜ」

 

 

 アリサ「すみません話が見えません」

 

 

 アルバード「きゃくきゃくしかじか」

 

 

 アリサ「…端的に言うと責任を取りに来た、と?」

 

 

 アルバード「さあ!煮るなり焼くなり好きにするといい!」

 

 

 アリサ「…『好きにしていい』?」

 

 

 アルバード「お…男に二言は、ない!」ひざぶる

 

 

 アリサ「怯え過ぎですよ」

 

 

 アルバード「優しくしてね?」

 

 

 アリサ「じゃあ目を閉じてください」

 

 

 アルバード「ひいいい!」

 

 

 アリサ「閉じたら絶対に動かないでください」

 

 

 アルバード「…」

 

 

 アリサ「えい」プスッ

 

 

 アルバード「いっ…!?何を注射した!?」

 

 

 アリサ「ちょっと素直になるお薬(リッカ作)です」

 

 

 アルバード「なんということをしてくれたのでしょう」

 

 

 アリサ「リーダーは私の事好きですか?」

 

 

 アルバード「NO」

 

 

 アリサ「死にたくなりました…」

 

 

 アルバード「これは質問に問題が」

 

 

 アリサ「と、いいますと」

 

 

 アルバード「好き?違うね、大好きなんだ!」

 

 

 アリサ「あの、リーダー?」

 

 

 アルバート「大体なんなんだよその格好はよ?チラチラ見せつけてきやがって、たまに目のやり場に困るんだよ!」

 

 

 アリサ「これは、胸のせいでファスナーが閉じなくて…」

 

 

 アルバート「まだ成長してんのかけしからん!」

 

 

 アリサ「少し黙っててください」

 

 

 アルバード「はい。…あるぇ?」

 

 

 アリサ「いつから私を意識してましたか」

 

 

 アルバード「最初は原隊復帰のあと急にしおらしくなって一緒に行動してたとき、本気になったのがロシアに戻ると言いだした時。さっきから口が勝手にぃ!」

 

 

 アリサ「だからあの時『行かないで欲しい』って素直に言ったんですね」

 

 

 アルバード「こーろーせーよー!」

 

 

 アリサ「まだ吐いてもらいますよ。リーダーのいない間、私が誰かと交際していたと思ったのはなぜですか?」

 

 

 アルバード「だってモテそうじゃん」

 

 

 アリサ「そうですか?」

 

 

 アルバード「お前が信頼取り戻すと同時に人気が上がったんだよ、ソーマもか。コウタは知らね」

 

 

 アリサ「じゃあ、これで最後にします。アルバードはアリサ・イリーニチナ・アミエーラをどうしたいですか?」

 

 

 アルバード「俺のすべてをお前にやるから、お前のすべてを俺にくれ」

 

 

 アリサ「プロポーズ…ですか?」

 

 

 アルバード「ああ、薬の所為じゃなくて俺の本心だ。効果もう切れてるし」

 

 

 アリサ「え」

 

 

 アルバード「あの薬な、前にリッカの実験台になったとき何回か打たれててな、打つたびに効果時間が短くなったんだよ。ぶっちゃけもう効かないと思ってた」

 

 

 

 アリサ「なら、本気で…?」

 

 

 アルバード「当たり前だろ。言っとくけどな、俺はお前が思っている以上に重いしお前のこと大好きだからな」

 

 

 アリサ「聞き捨てなりませんね、私の方が好きですよ」

 

 

 アルバード「はあ?俺なんて今すぐお前を抱きしめてやりたいって思ってるからな」

 

 

 アリサ「私なんてリーダーにナニされても受け入れる所存ですよ」

 

 

 アルバード「だったら今すぐ…!!」

 

 

 アナグラ内放送「緊急事態発生!支部内の神機使いは直ちに出動を願います!」

 

 

 アルバード「…」

 

 

 アリサ「…」

 

 

 アルバード・アリサ「…あはははは!」

 

 

 

 

 

 この日、極東支部に中規模で侵攻してきたアラガミの群れは装甲壁に触れさせることなく全滅

 

 しばらく神機使いの間で『番(つがい)の鬼神』という通り名が有名になった

 

 

 同日、放送室ジャックした馬鹿が交際を宣言、極東支部公認のバカップルが生まれた

 

 

 放送を聞いたものは全員思ったそうだ

 

『むしろまだ付き合ってなかったのか』と

 

 

 




アルバード「何故こうも邪魔が入るのか

作者「すべては茶番の引力さ

スバル「茶番の力ってすげー



作者「まあ、今回はお知らせをば


1、なんか他の作品をやろうと考えている例;TOW、スクスト、艦これetc

2、投稿ペースの遅延

3、分けるの面倒だからここでエリナ編やろうかなって


作者「こんなかんじ

スバル「尚予定は未定に等しいもよう


作者「ではサラダバー

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