我々はタツヒバを全力で応援している
スバル「ホーワイートデー」
アルバード「そう、ホワイトデー。受け取った熱い想いに純白の心を返す日」
スバル「ところでどうしても聞きたいことがあるんだ」
アルバード「奇遇だな、俺もだ」
アルバード・スバル「タツミ・さんさ、ヒバリ嬢・さんにチョコ貰えてた?」
タツミ「ふっ、そんなの当たり前だろ」
アルバード「ああ、めっちゃしつこく迫って呆れ気味にくれたんだろ?」
タツミ「って思うじゃん?」
スバル「思わない」
アルバード「わかった、ちょっといびつな形のチョコを『失敗したのでよろしければ』とかなんとか言って渡されたんだな」
タツミ「…」
スバル「図星?」
アルバード(ま、どうせわざといびつな形の作って言い訳にした本命チョコだろうな。ヒバリ嬢も素直じゃない)
タツミ「お返しってどうすればいいんだ?」
アルバード「結婚指輪でもさっさと渡してこいよ」
スバル「そのままちゅーだ」
タツミ「お前ら仲いいな」
アルバード・スバル「我々はタツヒバを全力で応援している」
本編始めるか
アルバード「で、三日三晩ゴロゴロしながら考えてみた」
アリサ「空木レンカを見習ってください」
アルバード「シリアスなんて他所様に任せとけ。で、ジャイアントトウモロコシを使ったポップコーンを作ってみた。こいつをどう思う?」
アリサ「すごく、大きいです」
アルバード「ただ食べて貰うだけでは物足りないので、はいあーん」
アリサ「恥ずかしいですよ」
アルバード「なんだよお前もやったくせに」
アリサ「やる側はわりと平気なんです、目隠しもしてましたから」
アルバード「お前が!食べてくれるまで!泣くのを止めない!」
アリサ「男泣き止めてください!わかりましたよ、食べますよ」
アルバード「あーん」
アリサ「あーん…。美味しいです」
アルバード「そいつは良かった」
アリサ「けど物凄く負けた気がします」
アルバード「なら料理に神機を持ち出すな、余計な冒険はするな、ノルンのレシピ通りに作ることから始めろや」
アリサ「でも包丁ってどうも馴染まなくて…」
アルバード「だからって神機はない」
アリサ「あう…」
アルバード「ったく、将来的に俺が台所に立つ羽目になりそうだなおい」
アリサ「な、何言ってるんですか!?ドン引きです!」
アルバード「え?なんか変なこと言った?」
アリサ「いえ、何でもないです!」
アルバード「そうか?」
アリサ(リーダーがお嫁さん…)
アリサ(アリ、かも?)
いつも通り所変わってブラッド区画・シエルの部屋
スバル「ホワイトデーのお返しに焼きマシュマロ作ってきたんだ、ちなみに出来立て」
シエル「マシュマロを焼くんですか?」
スバル「すごく美味しいんだ、食べてみて食べてみて」
シエル「では、いただきます」
スバル「どう…かな?」
シエル「普通のマシュマロよりも温かく口溶けが良くて、優しく広がるように甘くて美味しいです」
スバル「よかったあ、紅茶淹れるね。誠に不本意な事にエミールからいい茶葉譲って貰ったから」
シルフィ「お兄ちゃん!逆ホワイトデーですよー!私を食べてくださーい!」
スバル「こっちくんな」
シルフィ「卑しい人ですね、マシュマロコーティングでお兄ちゃんを誘惑するつもry」
スバル「燕月閃!」
理由のあるサマーソルトがシルフィを襲う!
アルバード「うお!?なんか飛んできた!?」
スバル「ごめん、うちの馬鹿が騒がしくて…」
シエル「問題ありません、マシュマロありがとうございます」
スバル「適応早いな…」
スバル「今回短くね?
作者「シエルをヤンデレにしていいなら貧困な文章が伸びるぞ?
スバル「死にたくないんでマジ勘弁
シルフィ「私なんてトンボ帰りのように出番が終わりましたよ…
アルバード「しばらくのほほん路線で行くぞ
スバル「せやかて工藤
アルバード「誰が工藤や