そこで、3話はクリスマスイベントを書く予定てましたが、ちょっとオリジナルを書いてみようかと急遽考えてみました。
もち新オリキャラ登場です(*^^*ゞ
誤字脱字等ありましたらご報告いただければ嬉しいです。
でわでわ〜!!
※ちょっと加筆修正しました。
平塚先生の後輩で数学はおかしいのではとご指摘があり国語に修正しました。
なんとか生徒会選挙も無事?終わってこれで平和なボッチ生活に戻れると思っていたら...
今日からこのクラスに教育実習生が来るらしい。
どんな人だろう?
噂では女性らしい。
男子はみんなウキウキし、勝手に想像して実習生が来るのを今か今かと待っている。
女子はというと実習生が女性ということであまり興味がなくなったのかさして気にしてる様子はない。
朝のHRが始まり平塚先生が連れてきたのは。。。
あれ?何か見たことある気がするような・・・
記憶を辿ってみる、、、うぅ、思い出したくないものばかりが浮かんで嫌になってきたが、更に辿ると。。。
まだ小学校にあがる前、保育園のころに行き着く。
ん?あっ!!!
「やーちゃん?」
思わず驚いて声を出してしまった。
みなさん勘違いしないでね、決して怖い人たちのことじゃないですよ。
クラス中の視線がこちらに向けられる。
俺は俯くがさすがにこの状況ではステルスは発動しない。
うぅぅ、恥ずかしいよぉ、泣きたい。
「あっ!八幡?」
とその教育実習生はこちらに近づいて来る。
「やっぱり八幡だ。頭良かったんだねー」
と頭を撫でてくる。
何これ?
ボッチには辛い状況なんですが。
恥ずかしい、気持ちいい、もっとぉ、、、って違う、恥ずかしい、泣きたい。
「まぁ。。。」
何とか答える。
てか、いきなり止めてもらえませんかねー、クラスの視線が。
ふと、由比ヶ浜を見るとぷーっと頬を膨らませこっちを睨んでる。
「何だ、比企谷知り合いかぁ」
と、平塚先生はうんうんと頷きながら何故か微笑んでいる。
「家が近いんで小さい頃よく遊んでで」
「八幡よろしくねー」
ピシッと敬礼のポーズをする教育実習生。
あざといから...
どこぞの美少女生徒会長だよ。
元の位置に戻ると自己紹介が始まった。
「三月弥生っていいます♪これからみなさんと一緒に勉強していきたいと思います。担当は国語です。よろしくお願いします♪」
またピシッと敬礼ポーズ。
小町、一色であざといのはお腹いっぱいなのに、今日からあざと3姉妹?とかもうなんなの。
男子は「おぉぉ」とか「可愛い」とか言っている。
まぁ実際に三月先生は可愛いと言っていい容姿をしている。
綺麗と言うよりも可愛いと言う方が合っていると思う。
「三月は大学の後輩になる。みんなよろしくな。」
平塚先生は何故か嬉しそうにしている。
SHRが終わるとやーちゃんが近寄ってきた。
やーちゃんとは小さい頃そう呼んでいたのである。
「八幡久しぶりだね♪」
男子が一斉にこっちを睨む。
こ、こ、怖い。
「・・・あの、みんなの目が怖いんで止めてもらえませんか?」
「いいじゃん。わたしと八幡の仲じやん。そんなこと気にしない♪」
ポンポンと軽く頭を叩かれる。
はぁ、これはやっかいなことになったなぁ。。。
てか、何かクラスの男子がまだ睨んでるんんですけど…
あっ!由比ヶ浜はまだ河豚やってるみたいです。ぷくーって。
でも、何かプルプルと震えてますけど。
「それじゃ次の授業始まるから行くねー♪八幡また後でねー♡」
と出て行く。
しかもあざとい決めポーズ付きである。
もうやめて、八幡
男子の無言のプレッシャーが怖い。
とりあえず机に突っ伏して授業が始まるチャイムを待つ。
が、突然耳のイヤホンを抜かれた。
顔をあげるとまだプーッと頬を膨らませた由比ヶ浜がいた。
「ヒッキー、あの人とどういう関係?」
由比ヶ浜は何故か少し怒ってるようだ。
何怒ってるの??
「さっきも言っただろ?家が近いんで小さい頃よく遊んでたって」
「本当にそれだけ?」
「ただそれだけだ」
「ならいいけど...」
ぶつぶつ言いながら戻って行く。
何だったの?
まだ男子の何人かはこっちを睨んでいる。
あっ!チャイム。助かった。
************
4時間目が終わり購買でパンを買ってペストプレイスに座ると隣に気配を感じた。
また一色かと思ったが違うみたいだ。
「よいしょっと♪」
と、俺の隣に腰を下ろすのは今日から教育実習に来ている三月先生だった。
あれ?何で?
「三月先生どうしてここがわかったんですか?」
「もぉ〜、八幡、三月先生はないでしょ?」
「小さい頃みたくやーちゃんでいいのにぃ♪」
そんなのボッチの俺にはハードルが高すぎる。
「教育実習生でも一応先生なんですからやーちゃんはまずいでしょ?」
「八幡つれないなぁ〜。わたしは全然気にしないのにぃ♡」
きゃるん♪とかやってる、あなたは女子高生かよ!
てか、制服を着ていたらまだ女子高生で通りそうなのが怖い。
「俺が気にしますって」
三月先生の印象はだいぶ変わっていた。
遊んでいたと言っても小学校に入る前のことである。
三月先生は小学生だったが弟が俺と同い年ってこともあって俺もよく遊んでもらっていた。
そんな小さい時の記憶なのに一目見てやーちゃんとわかってしまった。
ちょっと驚きである。
さすがプロのボッチは並の記憶力ではないのだ。
そんなことを考えながらパンを食べ終え横を見ると三月先生もちょうど食べ終わったらしく
「八幡は彼女いないの?」
と下から覗き込むように聞いてくる。
その顔はニコニコしていた。
「な、な、何ですかいきなり...」
と思わず目線を逸らす。
「おっ、その反応はいるのかな。ね、ね、どんな子?」
ともう興味津々で聞いてくる。
「きゃの女なんか、い、いましぇん」
見事に噛んだし。
「そうなの?まぁ、そういう事にしときますかぁ」
何故かニコニコしながらまた下から覗き込んでくる。
「今度紹介してねー♪」
と俺の肩をポンポンとしてくる。
ね、ね、話聞いていました?いないって言ったよね。
「だから、いない「はいはい。ところでさ八幡って奉仕部って部活やってるんだってねー♪」
平塚先生に聞いたのだろう。
まさか、
「やっぱり教育実習生だから部活も見ておきたいんだよねー。八幡の部活にお邪魔してもいいかな?」
きた〜!!
予想通りの展開が。。。
って、これはマズイだろ。
考えただけで、、、
「いや、うちの部活はあまり活動がないから見ても参考にはならないと思います」
「もっと活気のある部活にしたほうがいいと思いますが」
「サッカー部とか…」
「いや、いいの。八幡の部活じゃないと面白くないし♪」
は、面白いって何?
先生は俺をこの学校から廃除したいんですか?
「まぁ何と言われようと平塚先生から許可貰ってあるから勝手に行っちゃうんだけどね♪」
とニコニコしてる。
いやいや、あなたは魔王ですか?
あざとくて魔王とか一色と陽乃さんを足して2で割ったようなって、もう帰っていいですか?
そんなこんなで、今日の放課後に部活に行きたくなくなった俺に追い討ちを掛けるように
「せーんぱーい、ってあれ?」
一色がベストプレイスに駆け込んで来たのである…
最近たまにこのベストプレイスに姿をあらわす美少女生徒会長のおでましである。
あざとい X あざといとか考えただけで疲れてくる。
何か微妙になってしまった(>_<)
ちょっと短めですが今回はこれにて(*^^*ゞ
次回はこの続きの予定でクリスマスイベント編はもう少し先になると思います。
作者の事情により(笑)