東方己分録   作:キキモ

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そんな彼と花映塚
九話 新米教師と酔っ払い


随分寒くなってきたなと思いながら、俺は姦しい声を上げる集団に向かって手を振る。

「気をつけて帰れよー」

 

「はーい。ゆーき先生ばいばーい」

「じゃーなー先生」

「岡崎先生ごきげんよう」

 

軽かったり礼儀正しかったりな返事をしながら、帰宅する生徒たち。

うむ。最近ようやく先生と呼ばれるのも慣れてきた。

と一人頷きながら俺は寺子屋に戻った。

 

実質二人しか使う人間のいない職員室の扉を開けると、慧音さんが既に机に向かい作業をしていた。

あれは……さっき帰って行った子供たち向けの漢字問題か。

 

「年長組の見送り終わりました」

「ああ、ご苦労様」

慧音さんの背中に向かって報告すると、振り返ることなく返事された。

集中しているようだ。

 

「精が出ますね」

思わず声をかけると、慧音さんは呆れ顔で振り向いた。

「何を人事みたいに言ってるんだ君は」

言いながら、持っていた筆を俺の机に向けて示す。

「ほら、今日の分の算術の課題だ。それが終わったら明後日の分だぞ」

 

「はーい」

「まったく……」

間延びした返事をすると、呆れたように苦笑を浮かべられる。

「明日はせっかくの休みなのだから、早く終わらせよう」

「ですね」

俺は頷くと、慧音さんに背をむける形で、少し冷たい座布団の上に正座し、筆をとった。

 

 

*

 

 

俺が幻想郷に迷い込んで、かれこれ半月と少しの時が流れた。

明治時代から技術的にそれほど発展していない幻想郷での暮らしは、まだまだ大変なことも多いが、今のところ慧音さんのおかげでなんとかかんとかやっていけてる。

 

慧音さんの寺子屋は、彼女が予想したとおり生徒数が段々と増えてきている。

寺子屋での授業科目は、現代風にいうならば国語、算数、社会(歴史)の3つなのだが、俺が主に補佐しているのは算数で、小学校レベルの内容なので教えること自体は難しくない。

そろばんの使い方を覚えるのに少し苦労した程度だ。

 

現状寺子屋は週に4回授業を行っているのだが、受け持つ生徒数が現状50人近く、今は俺が補佐をしているためそれほど負担はないのだが、以前はこれを慧音さん一人で行っていたのかと思うと結構大変な話である。

ただ、俺を雇うことで負担が軽減されたらしい慧音さんは、寺子屋を開く日を週5にし、受け入れる子供の数を増やすつもりだと話しているので、これからだんだんと忙しくなるだろう。

 

 

*

 

 

今日生徒から受け取った課題の添削はたいした苦労ではない。

問題は、翌々日に生徒に配る問題用紙の作成だ。

内容はともかく、全て手書きで書くのがなかなかに骨が折れる。

幻想郷では印刷技術があまり進展していないようで、聞くところによると、数年前まで紙自体が微妙に高価であり、需要がなかったためだろうと慧音さんから教わった。

 

最近筆の扱いにもなんとか慣れてきたが、まだまだ書く速度は遅く、俺が用紙1枚終わらせるころには、慧音さんは4枚くらいは軽く済ませている。

というか慧音さんの筆捌きが凄い。

 

墨が殆ど散っていないのに、筆の残像が見える。

凄いというよりもおかしいと表現した方が正しいかもしれない。

 

そんな調子で俺が今日の分の仕事を終えるころには、慧音さんは既にお茶で一服していた。

 

「ふぅー……」

「お。終わったか」

溜息を吐き筆を置いて振り向くと、慧音さんも湯のみを置く。

その周囲には、俺の何倍も高く重ねられた紙の塔がいくつも積みあがっている。

 

「お待たせしました」

「ああ。だいぶ筆使いに慣れてきたようじゃないか」

「慧音さんに比べればまだまだですよ」

あの筆捌きは一生出来ない自信がある。

 

「それはどうも。ところで君はこの後は用事はあるかな?」

「え?いえ、特には……まあ、家でやる作業くらいですかね」

唐突な質問に面食らいながら答えると、慧音さんは満足げに頷く。

 

「そうか。最近寒くなってきたし、私の部屋で鍋でも……と思ったのだが、どうかな?」

おぉー鍋かー。

確かに最近冷え込むようになってきたし魅力的な提案である。

思わず口元を笑みで緩んだ。

「鍋ですか……いいですね。是非行かせてもらいます」

 

「ああ分かった。では、私は里の見回りも兼ねていろいろと準備をしておくから、二時間もしたら私の家に来るといい」

ちなみに現在時刻は大体四時ごろだ。

最近日が短く、もう暫くするとすぐに日暮れ時である。

「俺も何か手伝いますよ」

流石に準備を全部やってもらうのは申し訳ないので提案するが、慧音さんは首を振った。

 

「いや、君は家での作業があるのだろう?将来のことを考えれば、あまり手を抜くべきではないよ」

慧音さんの言うことは正しいが、随分とお世話になっている身でまた甘えてしまうのは心苦しい。

手伝えることはなんでも手伝いたかった。

「確かにそうかもしれませんが、一日くらい大丈夫ですよ」

 

「いや、君は、君を慕ってくれている生徒の見本となるべきだ。『一日くらい』だなんてことを言ってはいけないよ」

「う…………」

優しい口調で諭され、ぐうの音も出ない。

 

確かに、まだまだ短い期間とはいえ寺子屋で子供たちに接したことで、教師(補佐)としての愛情が芽生えているのも確かだ。

なので、我ながら馬鹿真面目だと思うが、そのことを突かれると痛い。

流石は慧音さん、その辺の俺の心情を察しておられる。

 

 

「……分かりました。お心遣い感謝します」

心の底からそう思いながら頭を深々と下げる。

「ふふ。君は一々大げさだなあ」

微笑を浮かべる慧音さん。

 

女神や…………。

またも後光を幻視した。

 

 

* * *

 

 

家での『作業』を終えた俺は、少し早いが、慧音さんの家へと向かうことにした。

 

……今回も駄目だったか……。

頭の半分で、なかなか成果が得られない『作業』に嘆息しつつ、もう半分では温かい鍋に上機嫌である。

 

外は暗いので、マッチを擦り灯篭の蝋燭に火をつける。

マッチを使うたびに、幻想郷で火を点ける道具が火打石でなくて良かったとおもう今日この頃である。

つい先日買った厚手の外套を羽織り、俺は歩き始めた。

 

ちなみに慧音さんの家でご馳走になるのは初めてではない。

着の身着のままで幻想郷に住むことになった俺に、いろいろと世話を焼いてくれる慧音さんが招いてくれるのだ。

やっぱり女神であると再確認。

 

そんな慧音さんは人里では多大な人気を誇る。

里の守護者として従事し、寺子屋で教鞭を取り、加えてかなりの美人である

 

そりゃあ人気はあるよな。

そんな女性に甲斐甲斐しく世話を焼いてもらい、あまつさえ食事に誘われている俺が、里の男衆からたまに殺気の篭った目で見られるのもまた当然の話であるうんうん。

 

はあ…………。

 

この前里を歩いていると、すれ違い様にドスの利いた声で

「あまり調子にのるなよ」

と言われた時は肝が冷えた。

 

まあ、その時はだいたいの事情は察してたし、その場で誠意をもってめちゃくちゃ平謝りしたら、「お、おう……」と引き気味に許してくれた。

気のせいかそれ以来少し殺気が減った気がする。

それに希望的観測が混じっているのは否定できないのだが。

 

とはいえ、いつまでも慧音さんに世話になるというわけには行かない。

慧音さんに恩を返すためにも、慧音さんの傍に居つく得体の知れない外来人に男衆がこれ以上やきもきするのを防ぐためにも、早く独り立ちせねば。

と、決意を新たに拳を固めた。

 

 

ヒュゥウ……と、冷たい風が吹きぬけ、俺は身震いする。

 

「……まあ、それはそれとして……」

と独り言を呟きながら、俺は足取り軽く、慧音さんもとい温かい鍋を目指すのであった。

 

 

* * *

 

 

「こんばんわー」

「やあ、来たか」

慧音さんの家の引き戸を開くと、既に美味そうな香りが漂ってくる。

 

玄関は土間になっており、台所を兼ねている。

ぐつぐつと煮立つ鍋の具合を、慧音さんは観察しているようだ。

 

「外は寒かっただろう」

引き戸を閉めつつ身震いする俺に、慧音さんが言った。

「凍え死ぬかと思いました」

 

と、そんな具合に大げさに俺が答えていると、土間の隣の居間に続く障子が開かれる。

「慧音、誰か来たのか?」

お?誰だ?

 

見ると、長い白髪の少女が俺を見て目を丸くしていた。

シャツの上に褞袍を羽織り、赤いモンペを履いていて、幻想郷では珍しい昭和チックな出で立ちだ。

 

「ああ、紹介するよ」

慧音さんが俺と少女を交互に見る。

 

「妹紅、こちらは岡崎悠基君だ。寺子屋で私の補佐をしている。悠基君、こちらは藤原妹紅だ。私の旧友だよ」

ふじわらの……?歴史の教科書の平安時代の項に出てきそうなイントネーションだな。

と、そんなこと感想を抱くが、妹紅の方は訝しげな視線を向けてくる。

 

……ふむ。

警戒されているみたいだし、畏まって挨拶すると却って胡散臭い印象を与えるかもしれない。

ここは、礼儀正しくかつフランクにいこう。

「ご紹介に預かった岡崎悠基だ。外の世界の出身で最近幻想郷に迷い込んで、慧音さんにお世話になっている。どうぞよろしく」

言いながら握手を求める。

 

俺が差し出した手を、妹紅は暫く見つめていたのだが、視線を慧音さんに移し、

「聞いてないんだけど」

と不機嫌そうな声を出した。

 

握手無視されて心が折れそう。

 

「まあ、ちょっとしたサプライズさ。せっかくだし今日はこの三人で鍋を囲もう」

俺と妹紅の間の気まずい空気などどこ吹く風で、慧音さんはいつもの調子で言った。

「なにが『せっかく』だか。道理で具材が随分多いと思ったわ」

「まあまあ、拗ねるな拗ねるな」

明らかに機嫌の悪そう……というか、俺を疑り深い表情で見る妹紅を、慧音さんは宥める。

 

「……別に拗ねてる訳じゃない」

「もうすぐ出来るから、待ってなさい」

反論しようとする妹紅を無視するように、慧音さんが妹紅の肩を掴み反転させ、居間に向かわせるようにその背を押した。

「わ、分かったって」

 

「ほら、悠基君も。そんな所に突っ立ってないで上がって待ってなさい」

未だ握手をしようと手を突き出したままの俺の背中を、慧音さんが優しく叩く。

「はい……」

握手を無視されやや凹みぎみの俺は、靴を脱ぎ居間に上り込もうとする。

そのとき、慧音さんが俺のすぐ傍まで近づき、唇を耳に近づける。

 

「すまないな」

「え?」

囁くような彼女の声に、俺は間の抜けた声を上げる。

もちろん、妹紅に聞かれたくないであろう空気は察して声は潜める。

 

「妹紅は少々人見知りの気があってな。ただ、ああ見えて根はとても優しいやつなんだ。どうか、仲良くしてやってくれ」

妹紅のフォローのようだ。

 

まあ、慧音さんがそういうなら、悪い人ではないだろう。

俺は黙って頷く。が、

 

「聞こえてるよ」

半開きの障子から、妹紅が顔を出した。

顔は少々赤く、ジト目で俺と慧音さんを睨んでくる。

 

「おっと、失礼」

慧音さんは悪びれた様子もなく俺から離れ、鍋の具合を見るかのように背を向けた。

 

「あー、その」

一方の俺は気まずげに頬を掻いて妹紅の反応を見る。

 

暫く俺をジト目で見ていた妹紅だったが、

「あ~~もう!」

と声を上げながら自分の頭をガシガシと掻いた。

 

唖然とその様子を見る俺だったが、やがて妹紅はばつの悪そうに視線を逸らし、右手を差し出してくる。

「さっきは無視して悪かったよ」

 

え、この差し出された右手はまさか……!?

 

「握手だよ握手!!」

恐らく、傍から見ると不思議そうな顔で妹紅の右手を見つめているであろう俺に、妹紅は声を荒げる。

「分かったからそんな悲しそうな顔するな」

 

「え?そんな顔に出てた?」

俺は妹紅の握手に応じながら尋ねると、

「そりゃもうバッチリ。ちなみに今はちょっとにやけてるよ」

 

マジか。

俺が空いた手で自分の表情筋を確かめている様子に、妹紅は盛大に溜息を吐いた。

そんな俺たちの話を聞いていた慧音さんが、クスクスと笑っていた。

 

 

*

 

 

慧音さん宅の居間に座り、ちゃぶ台を三人で囲む。

ちゃぶ台の上には、慧音さん特性の鍋料理や取り皿、白米に加え、徳利が並んでいる。

 

「おや、酒なんて珍しいじゃないか」

「まあ、『せっかく』だからな」

妹紅が嬉しそうに声を上げると、慧音さん微笑を浮かべた。

 

「妹紅は酒が好きなのか?」

「ふふ。まあねえ」

俺が見た目中学生か高校生かくらいの妹紅に問いかけると、彼女は上機嫌に頬の端を上げる。

 

「ちなみに、悠基は酒は飲めるのかい?」

「いやあ、幻想郷で見たら下戸だよ。下戸」

妹紅からの問いかけに、俺は頭を掻きながら答える。

 

幻想郷には酒飲みが多い。

夜の人里は酔っぱらいが溢れてるし、「あまり得意ではないよ」と言っていた慧音さんでさえ、俺の世界では余裕でザルに含まれる。

一方、俺の酒の強さは外の世界では割と一般的な筈なのだが、こっちでは下戸の部類に入る。

微妙にカルチャーショックである。

 

「なんだ弱いのか」

「一応外の……というか俺の世界では普通くらいなんだけどね」

妹紅の言葉に、やや言い訳気味に答えると、妹紅は首を傾げた。

「ん?なんだか含みのある言い方だな」

 

「ああ、彼は普通の外来人ではないよ」

慧音さんが俺の代わりに答える。

 

「どういうこと?」

更に首を傾げる妹紅に、俺は

「まあ、色々あってね」

と言いつつ、取り皿に箸を伸ばしながら幻想郷に住むことになった経緯を話した。

 

 

 

俺の話を妹紅は酒を飲みながら黙って聞いていた。

というか飲むペースが早い。

鍋に殆ど手を付けず、さっきからグイ呑みに酒を注いではあっという間に飲み干している。

話しながら心配になってくるんだが。

 

3本ほど用意した徳利のほとんどを妹紅が処理し、慧音さんが一度補充したお酒を再び空にしたころで、ようやく俺の話が終わった。

この頃には妹紅は顔が真っ赤になっている。

 

「……と、そんな感じで今は慧音さんに世話になって、寺子屋の離れに住んでいるんだ」

「……そうか……」

話を締めると、妹紅が呟くように相槌を打った。

俯いていて表情は見えないが、耳や首の辺りまで赤くなっていて、本格的に酒が回っているのは明らかだ。

大丈夫だろうか。

 

「苦労したんだな……」

「まあね。でも、慧音さんや、いろいろな人たちに世話になってるからな。なんとか大丈夫さ……と、悪いな。なんだかしんみりさせてしまった」

ばつが悪そうに頭を掻くと、俯いたままの妹紅が俺の肩に手を置く。

 

「お前はよく頑張ってるよ」

俯いたままの妹紅に、俺はやや固まる。

「あ、ありがとう……あの、妹紅?」

なんか妹紅の様子がおかしいのだが。

 

ちなみに慧音さんは、妹紅が再び空にした徳利に酒を補充するために今はその場にはいない。

妹紅がすっかり出来上がってるように見えるけどまだ飲むつもりなのだろうか。

 

いや、そんなことより今は妹紅の様子が先だ。

「だ、大丈夫か?」

「大丈夫じゃないに決まってるだろ~~!!」

そういって妹紅が顔を上げる。

 

その顔は真っ赤に染まり、瞳は潤んでいた。

というか泣いてた。

ついでに言うと酒臭かった。

 

……酔っ払いだこれ!!

 

「も、妹紅!?」

「無理するなよ馬鹿野郎!!」

狼狽する俺に向き合いながら、妹紅は俺の肩をバンバンと叩く。

痛い痛い。

 

「いいか?辛かったら私に言いな!いつでも相談にのるからさあ」

妹紅はまくし立てながら瞳から大粒の涙をぼろぼろと零す。

「お、おい、しっかりしろ?気分悪くないか?」

俺はたじたじで妹紅に応対するしかない。

 

「おや?」

と、慧音さんがほんのりほろ酔い顔で戻ってきた。

俺は「助けてください」と困り果てた視線を慧音さんにアイコンタクトを送る。

 

「ああ」

慧音さんは、合点がいったというように頷く。

「妹紅は泣き上戸なんだよ」

見れば分かりますってかそうじゃなくて助けて!

 

「ふむ。随分打ち解けたようだな」

慧音さんが微笑んだ。

言いながら、俺と妹紅とちゃぶ台を挟む形で座り、徳利を三本置いた。

 

「よし、今夜は無礼講だ。飲め飲め」

慧音さんはグイ呑みに補充しなおした酒を注ぐと、真っ赤な顔の妹紅に差し出す。

「ちょ、これ以上は」

と慌てて俺が止めようとするも、妹紅はそれを受け取り一気に呷る。

 

「ッハア!悠基!お前も飲め!」

と先ほど空っぽにした御猪口を俺に突き出す妹紅。

「ちょ!?慧音さん!?」

一方の俺は、妹紅の御猪口をなんとか止めながら、慧音さんに助けを求める。

「ハハハ……」

そんな二人を、慧音さんは可笑しそうに見ていた。

助けてくれねえ……。

 

結局そんな調子で、俺たち三人はその日の深夜まで飲み、語り合うのであった。

 

 

 

 

 

なお翌早朝、うっかり慧音さん宅で眠ってしまった俺は、こっそりとその場を後にする。

もちろんやましいことはないのだが、慧音さんの家から朝帰りする様を誰かに見られると、あらぬ誤解を受けかねない。

細心の注意を払ったから見られてない……はず。

多分。

きっと。

 

結局その日は戦々恐々としつつ過ごした俺なのだった。

 




東方で酔っ払いと言えば萃香が浮かびます。
というわけで今回は安直なお人好し泣き上戸設定が付けられた妹紅が登場です。

ほのぼの日常回です。作者的にはほのぼのしてると思います。
今後数話は、幻想郷に住み始めた主人公の暮らしを掘り下げつつ、それに絡める形で他東方キャラを出していきます。多分。

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