ルパン四世と学園モノ!   作:早乙女 涼

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編入初日

 それから、およそ一週間後。

 登校前日に制服が届き、試着も滞りなく済んで今日を迎えた。

 制服は学ランとブレザーどちらかを選べるらしく、ボクは袖口や生地の端の赤い黒いブレザーを選んだ。そして下は同じ色の黒いスラックス。ただ、学年毎に色が違うらしい濃緑のネクタイを通している。

 うん、どこからどう見ても男子。

 みぞれに届いた制服はセーラーだったけれど、色合いは同じだった。

 やはり着る人とかみ合えばとても可愛らしい。なんだ、やっぱり天使か。

「――よし、大丈夫だね」

 ボクは呟いて、姿見から離れソファに立てかけておいた皮鞄を手に取り、玄関へと向かう。

 ……そして玄関へ到着すると、いつもの三人が待っていた。

「お待たせ、みんな」

 伊右衛門は同色の学ラン詰襟の部分に濃緑のバッチが付けられ、そしてみぞれは先ほど言った通りの学園の制服。

 一方で玄哉は、先日買っていた私服を着こんでいる。

 赤いフード付きパーカーに白を基調として、青のラインが入ったジャケット。下は青いジーンズといったものだ。

「サマになってるじゃねーか」

「まあね」

 玄哉の言葉にボクは頷きつつネクタイを再度締め直すと、一歩前へと進んだ。

 みぞれが扉を開き、ボクはメイドさん達へと半身で振り返りながら、

「――行ってきます」

 そう言った。

 さあ――ボク達の青春を始めよう。

 

       * * *

 

 ――東峰学園校舎。

 ショッピングモールを改築したこの校舎は長方形型で、その左右を体育館、グラウンドで挟まれている。

 隣接した大学は新しく校舎が建設されたものの、ボク達がこれから通う事になる校舎については、初等部、中等部、高等部が合併されており、学園祭などの行事については高等部のみ出店が許されるのだとか。

「紬、こっちだ」

「あ、うん」

 ちなみに土足オーケー。ただし体育館を使用する際は運動靴へと履き替えるのだとか。うん、とても楽でいいじゃないか。

 伊右衛門の後ろへついて、職員室へと案内されながらも廊下の窓からグラウンドの方を見てみれば、早朝練習、というのだろうか。サッカー部や野球部の人々が練習に励んでおり、そこから離れた一角では小学生児童が遊んでいる。

「前に来た時は気付かなかったけれど、ストリートバスケが出来るんだね」

「ああ。基本的には初等部の児童が使っているがな。中庭にももう一つあるからか、中等部や高等部の連中は中庭の方を使っている」

「そうなんだ」

 どうやら場所取りでのいざこざなどはなさそうだ。

「紬さんはバスケが得意なんですか?」

「ん? うーん、どちらかというと球技はサッカーかなあ……。他にもゴルフとかも色々するよ」

「紬はこう見えて運動神経がいい。スカウトには気を付けねばならぬ」

「そうだね」

 ボクは頷きながら答えると、伊右衛門が唐突に歩みをとめた。

「ここだ。入るぞ」

「りょーかい」

 再度身だしなみをチェックし、オーケーサインを出すと伊右衛門が頷き、そのドアをノックした。

「失礼します。二年の石川ですが」

 伊右衛門は職員室へと入室するなり一礼すると、自分の名前を名乗り、要件を述べた。

「紬、みぞれ」

「うん」

「はい」

 彼に促され、ボクらも職員室へ入室し、彼と同じように名乗った。

 すると綺麗な(お母様ほどではない)女教師がボク達へと歩み寄り、伊右衛門は表情は変えなかったものの、やや後ずさりながらボクの後ろへとつく。ああ、やっぱり苦手なんだ。

「初めまして、楯山みぞれさん、峰紬さん。今日から貴女達の担任になります、白鷺姫乃です、これからよろしくね」

「こちらこそ、よろしくお願い致します」

「お願いします」

 ボクとみぞれは二人で会釈すると、白鷺先生は小さく微笑んだ。

「石川くんは朝練中だったのかしら?」

「いえ、今日は休みの連絡をしました」

「そう。まあ当然よね、幼馴染の初登校日なんだもの。仕方ないわ」

 白鷺先生は軽く肩をすくめながら苦笑すると、伊右衛門は目を伏せて頷く。

「では、自分はこれにて」

「ええ。案内ありがとう、石川くん」

「はい。――またあとでな、二人とも」

「うん。またあとで」

「はい」

 失礼しました、と言って伊右衛門は職員室から出て行った。

「さて、と。それじゃあ、貴女達には先に教科書へ名前を書いてもらいましょうか。HR(ホームルーム)まで、ちょっと時間もあるしね」

 それから、ボク達はHRとやらまで、職員室で教科書へ名前を書いて待つことになった。

 

       * * *

 

 教室へ入るなり、ボクとみぞれは揃って黒板(ブラックボード)へと自分の名前を記した。

 そして振り向く。

「それじゃあ、二人に自己紹介をしてもらおうかな?」

「みぞれ、五十音だし、お先にどうぞ?」

「は、はい」

 ボクは微笑みながら彼女の肩へそっと手を置くと、彼女は頷く。うーん、順番としては先にやってあげたかったんだけれどね。

「初めまして、楯山みぞれです。こちらの紬さんの付き人として、こちらにお世話になる事になりました。どうかよろしくお願いします」

 みぞれの言葉に、クラスメイト達がざわざわと騒がしくなる。白鷺先生は「はーい」と言ってそれを沈めた。

「楯山さんはみんなよりひとつ下だけど、勉強はかなり出来るらしいから、負けない様にね? それじゃ、峰さんお願い」

「はい」

 ボクはみぞれの隣へ行くように、前へ一歩踏み出し、クラス内を一つ見回した。

 廊下側に二つ空席がある。恐らくあそこがボクとみぞれの席だろう。伊右衛門もいる。でも……。

 ボク達の席の、そのまた隣も、空席だった。欠席者だろうか? ――まあ、今はそんな事はどうでもいいか。まずは皆さんへ挨拶をしなければ。

「みなさん、初めまして。(わたくし)は峰紬と申します。この学び舎でみなさんにお会いできる日を心待ちにしておりました。拙い日本語ではありますが、あまり気にする事無く、気軽にお声をかけていただければと思います。こちらのみぞれ共々、どうかよろしくお願い致します」

 慎ましい微笑みを浮かべつつ一礼。顔を上げてからの全力の微笑。

「峰さんはフランスからの留学生よ。みんな、仲良くしてね」

 すると、大きな歓声と拍手が教室を包みこんだ。あまりの出来事に、ボクは目を見開いて驚いてしまう。

「紬さん、お応えしなければ」

「うん、そうだね。――みんなありがとう。歓迎の拍手がとても心に沁みたよ」

「それじゃ、二人の席は壁際の一番後ろね。位置は任せるから」

「分かりました」

 ボクとみぞれは頷き、自分に与えられた席へと移動を始める。すると、通路側の女子や男子だけでは収まらず、内側のクラスメイト達にも握手を求められてしまった。ははっ、少しだけれど有名俳優の気持ちが分かった気がするよ。

 ボクは一人ひとりにお礼を言いながら席へ着くと、前の席の男子二人――というより、片方が伊右衛門だけれど――が振り返る。

「二人とも、改めてよろしくね」

「よろしくお願いします」

「うむ」

「ええ、よろしくお願いします」

 伊右衛門と同じ学ランでメガネの黒髪男子は礼儀正しかった。伊右衛門と仲も良いんだろうか。ちょっとだけジェラシー。

「それじゃあ、色々と二人に聞きたい事もあるだろうけれど、一限は簡便してね。それ以降はLHR(ロングホームルーム)になってるから、覚えておくようにー。以上」

 白鷺先生はそう言って教室から出て行くと、クラスメイトみんなの視線がボク達の方へと向いた。

 そしてHRの終わりを告げるチャイムが鳴ったと同時に一斉に起立。波の様にやってくる。

「つ、紬さぁん……」

「大丈夫、平気だよみぞれ。昨日もなんとかなったんだから」

 涙目でボクを見上げてきたみぞれの頭をそっと撫でながら、ボクは冷や汗を流しながらごくりと喉を鳴らしたのだった。

 

       *???*

 

「……随分と、ユニークな人物が入って来たみたいじゃないか」

 高等部、中等部、初等部と分割された校舎内。その中の中等部へ在する一室。

 茶髪で癖っ毛の目立つ少年は、その翡翠色の瞳を手元の資料へ向けながら、ニヤリと不敵に微笑んでいた。

 その瞳には貪欲に染まっており、ぱさり、と手元の資料を目の前の広いテーブルへと放り投げる。

「――峰紬――」

 きしっ、と高質な椅子の背もたれに身体を預け、天井を向いた。

「――ルパン四世、か」

 くくくっと喉を鳴らし、目を伏せ、思い出したように立ち上がる。

「さて、《畜生(イヌ)》の様子でも見に行くか」

 身に纏っているのは、中等部、三年生の制服。そしてその手には何故か袋に入ったコッペパン。

 その少年は、学園内の『地下』――。現在は封鎖されているはず(・・)の区域へと歩いて行く。

 鍵を開け、真暗なその中へと入り、電気を点ける。

 

『………誰だ………』

 

 ジャラ、という金属がコンクリートに引き摺られる音が、奥の個室から鳴り響いた。

 同時に聞きとれた、かすれ気味の低い声に、少年はビクッと肩を震わせ、真冬だというのに背と頬に冷や汗が伝う。

 彼はゴクリと喉を鳴らしつつ、一番奥に在る反省室まで歩みを進める。

 

『……その足音……お前か……』

 

 少年は声の主へ答えない。

 ただ少年の履いていた革靴の音が鳴り止むと、その反省室の鍵を解錠し、扉を開く。

「――貴様に質問する権利などない」

 そう言った少年の前には、

「……そうかい……」

 所々にほつれが出来、それでいて黒く汚れた夏服(・・)を着こんでいる、高等部の青少年が収容されていた。

 目隠しによって視界は隠され、両腕は拘束され、右足には砲丸状の重りが取り付けられている。

 まさに囚人だ。

 やややつれ気味の青少年は、軽く項垂れる。声にも元気がなく、今にも体力を温存するため眠ってしまいそうなほどだ。

「お前が心待ちにしていた《ルパン》がやって来た」

「………」

「その《眼》の事を伝える気があるのなら釈放しよう。話す気はあるか?」

 少年は扉の縁に寄りかかり、コッペパンを弄びながら、そう訊ねた。

「……伝える気は、無い」

 青少年の答えはノーだった。

「そうか……」

 少年は嘆息し、扉の取っ手へ腕を伸ばした所で、

「……だが――」

 バツンッ。

 布が切れる音が鳴り響いた。

「ッ! しまッ――!?」

 声を上げる少年。その顔が驚きと恐怖に染まる。

 

「もう――遅い」

 

 少年の先――青少年の目を覆っていた目隠しが外れ――黒い瞳が露わになる。

 右目に傷跡を残した青少年は両目を見開き、ただまっすぐに少年を見た。

 次の瞬間、ドサッという音を立てながら、少年はその場に倒れ込んだ。

(やれやれ……)

 青少年は少年が完全に沈黙した事を確認すると、少年を睨み見て、ポケットから拘束具を解く鍵が浮遊(・・)し、青少年の元へ達する。そしてそのままジャラジャラと両手、足の拘束を解いた。

「……ふー……」

 ようやくその重みから解放された彼は立ちあがり、全身の間接を鳴らした。

(まずは家、帰らないとな……)

 黒い運動靴を履いていた彼は、そのまま反省室から出て行き、一階へと戻る。

 幸い現在は授業中の様で、廊下には人っ子一人居なかった。

 彼は近場にあった学園校舎の案内図へと、そっと手を添える。

 すると、二階の高等部生徒会室に、赤い光点が明滅していた。

「そこか……」

 青少年は歩みを進めつつ、高等部生徒会室の前へとやってくると、扉の取っ手を握って前後してみる。やはり鍵は開いていない。

「……面倒だなぁー……」

 ぼりぼりと脂の乗った長い髪の後ろ頭を掻くと、一度目を伏せた。

 そして――すうっ。

 彼の姿が、まるで壁を通り抜けたかのように、生徒会室の中へと入っていく。

「あぁ、そこね」

 そして青少年は、棚に置かれた自分のバッグを取り、ドンと会議机へと乗せて中を見る。

 どうやら没収された物はなさそうだった。自分の住まいである寮の鍵とケータイ、財布、そしてその中身がある事を確認して、彼は安堵の息を吐いた。

(……帰ったら風呂入るかー)

 全身がかゆくてたまらない青少年。自分を抱きしめるようにして身体を掻き毟る。

 そして内側から鍵を開けて、生徒会室から出る青少年。

 流石に開けっぱなしはまずいと思ったのか、外側から鍵穴をチラ見して、カチャリという施錠された音を聞いてから、彼はその場を後にする。

 ――歩くのではなく、その場から消えた(・・・)のだ。

 そして消えた彼の行きつく先は、寮。

 自分と同居人のネームプレートが差し込まれたその部屋の鍵穴へと、彼は鍵を差し込んで入室する。

「……はー……」

 綺麗に掃除された共有スペースがあり、自分の部屋へと入ってみれば、同じ様に整理整頓された自分の部屋があった。

 どうやら寝具や、押入れに入れていた冬物まで替えてくれていたらしい。

(ホント、頭が上がらないな……)

 五年来の親友に青少年は苦笑しつつ、タオルと着替えを手に取りながら、風呂場へと入った。

 

 

「………」

 右目の傷跡が綺麗に無くなった(・・・・・)青少年は、唸るような声をあげながらもシャンプーとコンディショナーを乱用してツルツルになった髪に触れてため息をつく。

(床屋行くか……)

 そう思い、充電が完了した携帯電話と部屋の鍵、財布をポケットへと突っ込んで自室を出て、またも寮から姿を消す。

 次に到着したのは、付き合いの長い床屋。

 中へ入れば平日だからか客の居ない、閑散とした店内が広がっており、奥から理容師の中年男性が出て来る。

「! 悠斗(ユウト)!? 悠斗じゃないか!!」

 男性は驚きに目を見開きながら、悠斗と呼ばれた青少年を抱きしめた。

「久しぶりだなあ! また監禁されてたのか?」

「ご無沙汰してます、増形さん。まぁそんな感じです」

「まあ立ち話もなんだな、そこ座りな、俺が切ってやるよ。いつものカットでいいか?」

「ええ。お願いします」

「よしよし。いやあ、でも今回は結構長かったな……。どのくらいだ?」

「そッスね……」

 首にタオルを巻かれながら悠斗は懐からケータイを取り出し、月日を確認する。

「半年かな……。反省室に突っ込まれたのは八月だったし」

「なんてこった……。そんなんで出席日数大丈夫かよ?」

「いつも通りだと思いますよ。出席日数については常に出席してるようなもんなんで大丈夫だろうけど」

 そう。彼にとってあれ(収容)は初めての事じゃない。

 別段悪い事もしていたわけじゃないが、彼を危険視する生徒達が大半で、悪い噂に流された教師陣がほぼ強制的に彼を反省室へと収容するのである。

 今回の事例はまた別だが、普段では始業から放課後まで反省室に収容されていた。

「面倒な学園に入っちまったなあ、お前さんも」

「まあ、あと一年で大学部なんで。それまで我慢しますよ」

 この体勢は流石に大学部までは続かないだろうという彼の読みは正しかった。大学部は校舎が異なっているうえ、教師陣も登ってくる事はないからである。

 苦笑しながら答えた悠斗に、理容師の増形は辛そうに頷いて答えた。

「まっ、何かあったらいつでも来いよ。待ってるぜ」

「はは、それは助かります」

 少年の様に微笑んだ悠斗は、カットしている最中に、疲れていたのかそのまま眠ってしまった。

 

       * * *

 

 ――午後。

 高等部の制服である学ランに白いパーカーを内側へ着込んだ悠斗は、昼休み中の学園校舎へと戻り、教室へと入る。

 すると、悠斗の顔を見た生徒達の会話が、一瞬止まった。

 そして、ひそひそ声へと変わる。

 だが。

「――悠斗!?」

 その中にも一人、驚きと、元気な彼の姿に安堵した表情を浮かべた、眼鏡をかけた青少年は、その場から立ち上がり、悠斗の名前を呼んだ。

「――平治。久しぶり」

 親友かつ同居人の、銭形平治。そしてその隣に座るのは、彼のクラスメイトである石川伊右衛門。その後ろに座っている小さい女子と白髪の男子は……見覚えがない。

「俺の席は?」

「そこですよ」

 平治によって示された先は、その小さい黒髪少女の、隣の席。

「そか。サンキュ」

 悠斗は軽く手を振りながら自分の席の上へとバッグを置いて、隣に座る少女へと声をかける。

「えーっと、君転入生?」

「はい。今日から転入してきました。楯山みぞれです」

「そして、彼女が峰紬だ。自分の幼馴染でもある」

「初めまして、峰紬です」

「ども。二人ともよろしく」

 みぞれ、そして伊右衛門の仲介により紬と挨拶を交わす悠斗。彼も自己紹介を始めた。

 

 




 UA900突破、ありがとうございます!
 今回はレギュラー枠に二人ほど新キャラが登場しましたが……(白鷺先生とは一体)。
 ようやく銭形君登場しましたね! かなり影薄かったけど!!
 これからは銭形君もバリバリ登場させますぞ!

 さて、ここで一度レギュラーメンバー紹介を!
 ※色々と印象がカオスになっていらっしゃる方必見ですっ!

 *人物紹介*

 峰紬・ルパン四世
 主人公。十七歳女性。白髪黒眼、容姿端麗。だがしかし男装という女の子。れっきとした女の子。
 可愛い、綺麗な人、ものが大好きで、やや女性との絡みが多く、男装しているからか、それとも性格上か。紳士的な言葉やしぐさが多いが故に女性キャラとのフラグが立ちそうな……。
 海外での暮らしが長いため、各国の言語を誤って覚える事がある。
 実家では使用人の様な仕事(家事全般)を受け持っていたため、女子力がとてつもなく高い。
 現在は日本の屋敷の党首という立場に慣れるべく、日本語を含めて練習中。


 次元玄哉
 十八歳男性。黒髪黒眼。普段着はスーツにソフト帽というテンプレートな人物だが、大学部へと編入した事によって私服を購入した。若者らしいコーデではなく少しオッサン臭い所は御愛嬌。
 紬とは幼馴染であり、相棒。信頼関係とあってか恋愛感情は一切ない。

 石川伊右衛門
 十七歳男性。黒髪黒眼。今回は制服姿で登場。普段学園内でも剣道部へ所属しているため常に胴着(半着は白で袴は紺)を見に付けているが髪はリトバスの謙吾さんみたいなツンツンではない。
 女性が苦手なムッツリであり、一人称は学園内では「自分」、知人友人の前では「拙者」と使い分けている。


 銭形平治
 十七歳男性。黒髪黒眼(メガネはシルバー)。かなり影の薄いタイプ。エンジェルビーツの高松さんの様なインテリ系の皮を被った筋肉バカ。一人称は「私」で、作者としてはそのうち「実は、着痩せするタイプなんです」と言わせてみたい人物でもある。
 悠斗の親友であり同居人。※だがしかしホモではない

 悠斗
 十七歳男性。黒髪黒眼。姓名は未登場。中肉中背の青少年で、親友は大切にするタイプ。
 イメージとしてはやはりシャーロット最終話の綺麗な乙坂さん。豆腐メンタルも付属してみようかと思います……!


 リトルバスターズ、Angel Beats!、Charltte、アンチ・ヘイト、残酷な描写タグを追加しました。
 なんだか楽しくなってきた……!
 どうかこれからもよろしくお願い致します!

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