潤「どこで聞いたそのはな「はいはいソースはりこりんです!」オイコラ」
菊「というかネットに晒されてるけどね」
潤「オ イ マ テ コ ラ」ギリギリギリギリ
理子(以下理)「ふぎぎぎぎユーくん割れる、理子のぷりちーフェイスが割れちゃうからあ! 仕方ないんだよ
かなめ(以下か)「おお、理子お姉ちゃんが死んだ」
潤「これくらいで死ぬなら世界はもっと平和だよ。ったく、ウイルス送っとこ」ポチ
理「あー待って待って待って理子のこれくしょんがあ!? 酷い、ああんまりだああ!!」
潤「肖像権の侵害をしといて何言ってるんだ。あと、プラネッ○マンにしといたから文句言うな」
理「リサ、いつもの神業でさくっとデリートしちゃってしまいなさい!」
リサ「理子様、流石にナビがないとリサもどうしようも……」
理「ユーくん造って! もちフォル○で!」
潤「何でけしかけた奴に依頼してんだよお前は」
菊「あらら、消えちゃったのは残念だね。……いや待った、ここに実物がいるんだからやらせれば」
潤「お前それそこの
理(まあバックアップは取ってあるんだけどね、オフラインで!)
レキ(イラストのバックアップもあります)
潤(……帰ったらバックアップ探すか、絶対あるだろうし。いざとなったら部屋ごと燃や「オイヤメロ殺すぞ潤」心読んで急に切り換わるんじゃねえよ」
・菊代をヤクザものという理由で吊るし上げてた女子生徒をシバいたのが知り合ったきっかけ。
・その後コンビを組むようになり、眞巳が転校したのと同時期、逆恨みした生徒達に男女問わず襲われ、全員返り討ちにする。
・その後は特に何事もなく卒業まで過ごす。
「以上」
「「「いやいやいやいや!!?」」」
「何だよ、ちゃんと説明しただろ」
「いやざっくり過ぎでしょユーくん!? というかそれくらいの話なら前に聞いたんですけど!?」
「そうだよお兄ちゃん! 大体は調べ尽くしたけど、やっぱり本人の口から色々と聞きたいじゃん! お兄ちゃんの嬉し恥ずかしTOLoveるイベントとか!」
ねーよんなもん、何でラブコメの主人公になんなきゃいけねえんだ(なお現状)
というわけでどうも、遠山潤です。……リサ、そんな子犬みたいな上目遣いで「続きは? 続きはないのですか?」って訴えてもないから。というか、
「お前ら同窓会に付いてきたノリになってるけど、依頼受けに来てるんだからな」
「潤さんが真面目に話を進めるなんて、雨の代わりに銃弾が降りそうです」
んなもん日常茶飯事だろ。あと、
「なんだったらウチでお泊まりついでに昔話をしようか?」
「「お泊まりとな」」ガタッ
「座れ変態×2。菊代、ぐだぐだする上にワンチャン襲われるぞお前」
「……あー、そうだったね。ごめん理子だったっけ、今の話なしで」
「ド変態と思われてる!? いやりこりん合意なく襲ったりしないからね!?」
「セクハラはするだろ」
「ヘタレだからそれ以上のことはしないけどね、理子お姉ちゃんは!」
「ヘヘヘヘタレちゃうわ! めーちゃんちょっと辛辣じゃないですかねえ!?」
「ふふふ、出来た妹は常に進化するんですよ理子お姉ちゃん! お兄ちゃんの弱点とか好きなものとか嫌いなものとか隠れた性癖とか! ね、リサお姉ちゃん!」
「はい、妹様! 惜しむらくは、ご主人様の性的嗜好が未だ不明なことですが……」
白雪合わせて三人でコソコソやってると思ったら、何してるんだお前ら。いや理子、「分かったら情報共有オナシャス!」じゃねえよ、何の役に立つんだそれ。
「潤の性的嗜好とか是非とも根彫り葉彫り聞きたいけど」
「聞いてどうすんだ」
「でも潤、以前は悟りを開いた菩薩のように分かりませんでしたから。私達も気になるのは仕方ないかと」
「完全公開処刑じゃねえか、言わねえよ。というか菊代、いい加減仕事の話してくれ」
「ああごめんごめん、潤を弄るのが楽しくってつい、ね」
今度泰山風麻婆食わせちゃる。まあとにかく食事も終えたので、全員話を聞く体勢にようやくなった。
「さて、改めて依頼なんだけど……最近、ウチの組では新しい顧客が出来るかもなんだ。
「いやあ、ここで繋がりますかあ。なるほどねえ、運命的なサムシングを感じますな」
「ん? 何だ、繋がりでもあるのかい?」
「前に幹部らしきガキンチョどもを段ボール詰めにして突き返した」
「何してるんだいアンタは……まあ知ってるなら話が早い、交渉の手伝いと、何かあった時の護衛をお願いしたいんだ。ウチに中国語話せる奴がいないしね」
「仲介はこっちが恨まれてるし、護衛は眞巳がいるから事足りると思うんだが」
「確かに眞巳一人でも充分な戦力だけど、四六時中一緒というわけじゃないからね。念のためだよ、念のため。
それに、潤なら顔を出さなくても交渉くらい余裕だろう?」
「まあ、俺は本来裏方だしな」
「つまり普段の潤さんは狙撃銃片手に殴り込むような愚考を犯しているのですね」
「敢えて危険な前線に赴き、戦功を上げてくる……ご主人様は万能のお方なのですね。ヘルモーイ!」
レキ、お前やたらと辛口だな。メヌの辛辣さが映ったか? あとリサは褒めすぎだから、前線に出てるのは暴れたいだけだから(アホ)
「とまあ、ウチの未来のために手伝って欲しいんだ。どうだい、受けてくれる?」
「一応武偵であるりこりんとしてはー、オクスリとかちょーっとやばめなもん扱ってると協力しにくいんですが」
「そこは問題ないぞ。菊代んとこはクスリご法度だからな」
昔気質ということで他の派閥から侮られることも多いが、まあそういう輩は悉く潰されていくわけだ。頭が情報操作に関してSランク武偵に匹敵する腕前だからな(+尋問術)。
「うっうー、それなら安心なのです! ユーくんの『元』パートナーだし、サービス価格で受けてあげましょう!」
「『元』をやたら強調するねえ、峰理子? あたしは売られた喧嘩は買う性質だよ?」
「くふーふ、理子は売り買いどっちでもするんですヨーギラス!?」
「やめろアホたれ」
「理子だけ殴るのは不平等じゃないんですかねえユーくん!?」
「吹っ掛けたのはお前だろうが」
「……」
「? 何だよ菊代」
「いや、なんでもないさ。じゃあ、依頼を受けてくれるということでいいのかい?」
「俺は特に問題ない。皆はどうだ?」
全員頷いたので、これで契約完了だな。菊代から向けられた何とも言えない視線は気になるが、まあそれは後だ。
「恩に着るよ、潤とその仲……ハーレムメンバー達が一緒なら、百人力だね」
「オイなんで言い直し「私は違いますが」誤解呼ぶからその言い方やめなさい」
俺が女を囲ってる変態みたいじゃねえ――
「「「私は一向に構わない」」」
もう喋るなよお前ら。あと菊代に眞巳、笑ってないでせめて引けよ。
依頼料とかの細かい相談はリサに任せ(搾り取らないように注意しといた)、ただいま俺は菊代と別室で二人きりになっている。何でも依頼の方針を相談したいのだとか。
「ありがとうね、潤。組の恥部にもなるから、あんまり公に話したくないんだよ。アンタは口も固いしね」
「理子も口は固いけどな」
「あの娘、うっかり漏らしそうな気がするんだけど」
「意外とそうでもない」
多分拷問されても吐かないだろう、それくらい精神面は強くしたしな。
「……ふーん」
「菊代?」
生返事をしながら、菊代は鍵を掛けた。ここは政府の高官や外交官の密談、または『接待』などで使われる関係上、防音・防弾性に優れた部屋ではある。
なので鍵を掛けるのはおかしくないのだが、先程の意味深な視線と合わせ、嫌な予感がする。
「一緒にいた娘達、随分と信頼してるんだね? 特にあの理子って娘は、身内の妹さんとは別の意味で別格だ」
「そうか? まあ、高校入ってからの腐れ縁だしなあ」
「……それでもあたしから見れば異常なくらいだよ、どんな人間とも一線を引いてたあんたを知ってる身としては、ね。
ねえ、潤。やっぱりあの娘があんたの『特別』なのかい?」
「別にそういうのじゃねえよ。ただまあ、特別に見えるっていうなら――」
あいつは、『地獄』を乗り越えたからだろうな。
「妙な同族意識でも芽生えてるのかもしれんね」
「……ああ、なーるほど。そういうことか、なるほどなるほど。それはまた――」
音もなく、菊代はこちらへ距離を詰めてくる。そうして耳元で一言、
「――妬けるねえ」
背筋があわ立つような色の声音で、こちらの耳朶を震わせてくる。
「……」
「あの娘が『そっち』も経験済みというなら、別に見てるのも無理はないか。今のあんたを囲う中では、真の意味での『お仲間』だしね。
……でも、納得は出来るから落ち着くわけじゃないしねえ。潤、それじゃあ他の娘達はどうするんだい? それと、今更かもしれないけどさ――」
あたしじゃ、ダメ?
妖艶さをかもし出しながらも、袖を握り、庇護を求める弱々しい瞳。どんな強靭な意志を持つ輩でも、これを前にしては揺らいでしまうだろう。だから――
「……ふむ。諜報や尋問だけでなく、『色』で攻めるのも出来るようになったんだな。大したもんだ」
「……ちょっとは乗ってくれてもいいじゃないか」
あっさりと離れた菊代が、ぷくぅと頬を膨らまして不満を露にする。そうしてる方が可愛いぞ(素)。
「はあーあ。潤の動揺一つも引き出せないようじゃ、あたしの色仕掛けもまだまだだね」
「相手が悪いだけだろ。今くらいならCVRでも充分通じるぞ」
「そんなのどうでもいいよ、あんたのうろたえる顔一つでも見たいために鍛えてるんだから」
「来世に期待だな」
「言ったね? じゃあ赤面するくらいの色気を身に付けてやるから覚悟しなよ」
「お好きにどうぞ」
軽口を叩き合うと、どちらからともなく笑い出した。そういやこんな感じだったな、中学時代の俺達は。
「あー、やっぱり楽しいねこういう駆け引きは。でもまあ、変わってないようで安心したよ」
「何がだ?」
「潤が色事に屈しなかったことだよ。そっち方面で腑抜けるなんて、、女としてはともかく、元パートナーとしては見たくないからね。
まあ、屈したら存分に扱き使ってやるけど」
「落としたいのか違うのかどっちなんだよ、お前は」
「そこはあれだ、乙女心って奴だよ」
乙女心というより魔性のプライドじゃねえのかそれ。とツッコミ入れても仕方ないので、改めて依頼についての『話し合い』を行った。
……ふむ。現在の内情と方針の一致もしたし、これなら大丈夫だろう。内容に関しては、あいつ等に話すのは後でいいか。何となく察するだろうし。
「ああそうだ潤、仕事終わりでいいからウチに顔を出してくれよ。父さんも喜ぶだろうから」
「そのつもりだよ。親父さんには世話になったし、不義理なことはしたくねえしな」
鏡高前組長、つまり菊代の親父さんとは中学時代、組の反乱分子をあぶりだした時に気に入られ、遊びに行く度良くしてくれたんだよな。懐かしいことだ。
まあ、初対面では菊代が悪い男に引っ掛けられたと思い、顔がやばかった。地味に親バカなんだよなあの人、気に入られてからは危うく婿扱いされそうになったけど。
「そう言ってくれて安心したよ、あんたって墓に手を合わせるイメージがないし」
「間違えてはいないが、世話になった人ならそれくらいするさ」
「やっぱ普通はしないんじゃないか……あ、そうだ潤」
「ん? 何よ」
先に部屋を出ようとする俺に菊代は声を掛け、
「理子ちゃんに飽きたら、いつでもあたしのとこに来なよ? あんたなら、組を挙げて大歓迎さ」
先程とは違う楽しそうな笑みで、そんなことを言い切りやがった。
「……お前も変わったなあ。まあ、考えとくわ」
「知らんとか言わないだけ、あんたも大概変わったよ」
「違いない」
もう一回笑って、俺達は部屋を出た。さあて、依頼開始だ。
おまけ
「おっかえりー浮気もののユーくん! きくりんの匂いが身体からぷんぷんしてりこりんはぷんぷんがおーなのデタラメロックンロール!?」
「面倒臭い嫉妬キャラみたいになってんじゃねえよお前は」
「理子お姉ちゃん、さっきまですっごいソワソワしてたんだよ? 誘惑されてないかなーとかブツブツ言いながら」
「面白いのでスケッチしておきました」
「可愛らしかったですよ、理子様」
「ちょ、めーちゃんそれは言わない約束ぅ!? リサも優しい感じで微笑むのはヤメテ!?」
「きめえ」
「あ”あ”!? 今何つった潤!?」
「おおきめえきめえ」
「いっぺん死ね!」
「いやあお兄ちゃん、それはないでしょうよ……」
「あたしらからすれば見慣れた塩対応だけどねえ」
「ですねえ」
後書き
ジャンヌ(以下ジ)「ふん!」
作者(以下作)「( ゚Д||)デベロップ!?」
作「( ゚Д||)いきなり何すかジャンヌさん」
ジ「何、結局月一投稿となってる輩にお仕置きしただけだ。というかさっさと戻れ」
作(そっちが斬ったんだけど何この理不尽)
作「……( ゚Д゚)よし、戻りましたわ。とりあえず令和から定期投稿するよう頑張るんで、勘弁してくだせえ」
ジ「……これ以外のシリーズも書きたがりで、スマホのイベントで忙しいくせにか?」
作「シャニマスはみんな可愛い(真顔)」
ジ(これはダメだな)
というわけで令和初投稿でございます、ゆっくりいんです。初日に頑張って投稿しました。
……もう日付過ぎてる? 私の中では寝るまで今日なのでセーフです(暴論)
そんな戯言は置いておいて、今回は菊代からの依頼編でした。前回中学時代の話をすると言ったな? アレは嘘(獣に引き裂かれるような音)
……本音言うと下書きはあるんですが、何とも言えない出来だったんですよね……代わりに菊代との絡みをガッツリ書きました、許してください(何様)
次回は菊代からの依頼編になると思います。内容は大まかなもの以外未定です(オイ)
それとアンケートもやる予定なので、よかったら書いてやってくださーい。すぐ書ける訳ではないですが()
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。感想・評価・誤字脱字の指摘、お待ちしております。
ぶっちゃけ中学時代の話って見たいです?
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読みたい!
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いいから続きを書け
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各ヒロインとのイチャイチャを……
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エッチなのはいいと思います()