ゲート チート自衛官 彼の地にて理不尽に戦えり   作:メガネ二曹

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どうも。唐突にオリジナル小説が書きたくなったメガネです。
理由は無いです。はい。
書くとしたらどうなるかなぁ····考えてる中では、異世界召喚系ですね。
個人的に僕の得意(好き)なのは、「チート」「兵器」「戦闘」「銃器」あたりですし、また自衛官かな···?
でも個人的には、新しい事にも挑戦したく···
で、「甘い描写」を書いてみよっかな。なーんて思ったりしてます。
彼女居ない歴=年齢、かつ女の子の家等で遊んだこと無しのメガネさん。しかも、「オリジナルヒロイン作れない症候群」の患者の僕はそんな描写書けませんし、書く気すらありませんでした。
前作では主人公がフラグだけ建ててましたが···
まあそんな事もあり、「甘さ10%」位にはしたいなと。
あと、度々話に出てくる我がリア友、「欠陥」君と、この前「コラボでもしてやろうぜw」的な話をしました。まあとうぶん先ですね。
最後になりましたが、投稿遅れて申し訳ないです。


失態

帝国皇女、ピニャ·コ·ラーダは、こめかみのズキズキという痛みに耐えていた。

 

理由は言うまでも無い。

 

先ほどの戦闘で、圧倒的な戦闘力を見せつけた、異世界の軍隊、「ジエイタイ」。

 

彼らの助け(というかほとんど自衛隊がやったけど)を得て、盗賊を壊滅させ、「ジエイタイ」と協定を結んだまではよかった。

 

やってしまった。正確には「やってくれちゃった」のである。

 

彼女の騎士団の一員である、黄薔薇隊隊長、ボーゼス、そして白薔薇隊隊長、パナシュ。

 

彼女らは、あろうことか往来を保証した「ジエイタイ」を襲い、捕らえた「イタミ」を

捕縛、暴行、強制連行と、散々にやってくれやがったのだ。

 

先ほどなんて、イタミを救出に来た「アカツキ」に危うく殺されかけた。

 

これもボーゼス達のせいだ。と、ピニャは恨みがましい顔で紙を破り捨てる。

 

このままではまずい。

 

しかし、この状況で使えるカードはほぼ無いに等しい。協定を結んだその日の内の失態を取り消すのは、もはや不可能であった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「うーん·······いっててて····」

 

ピニャが頭痛で悩まされている中、伊丹はフォルマル伯爵家の客間にある大きなベッドに横たわっていた。

 

「お目覚めですか?ご主人様。」

 

と、年老いたメイドが顔を覗き混んでくる。

 

「あ······はい。大丈夫です。」

 

伊丹は苦笑いをすると、現在の状況を聞いた。

 

メイドさん曰く、ここはフォルマル伯爵家のお屋敷の中だという。

 

自分は暴行等を受け、気絶していたそうだ。

 

「イタミ殿。これより、イタミ殿が回復なさるまで、この四人がお身の周りのお世話をいたします。」

 

年老いたメイドがそういうと、キレイ声を揃え、メイド服のスカートの端を摘まんだメイドさん達がお辞儀をした。

 

「ああ、じゃ、お願い。···あと、メイドさん、」

 

「カイネ、でよろしくお願いいたします。」

 

「皆は何処へ?」

 

「解りません。あなたが捕まった後、逃げ去ったとは聞きましたが····あ、でも確か「アカツキ」という人がさっきまでこの部屋いましたよ。今は外の警戒をしているそうですが。」

 

「うん。わかった。ありがとう。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

~イタリカ付近の丘~

 

伊丹、暁と別れ、逃げた3recは、隊を二人に分けた。

 

車両等の留守番や、上への連絡等をこなす隊と、伊丹を救出する隊に別れ、今に至る。

 

「隊長、もう死んじゃってたりして。」

 

栗林がそう言うと、倉田が「そんそんなこと言わないで下さいよぉー」

 

と、双眼鏡を覗いていた。

 

「でも隊長、連れていかれる時、すごい暴力ふるわれてたし。」

 

「大丈夫だろ。だってあの人、一応レンジャー持ちだしな。」

 

富田かいつものペースでそう言うと、栗林が頭を抱えた。

 

「うっそ!あの隊長が?!···勘弁してよぉ····」

 

栗林はレンジャー徽章に憧れているらしい。

その為、怠け者でなんか頼りない伊丹がレンジャー徽章を所持しているという事が受け入れられないようだ。彼女の中では、富田や桑原曹長のような人物が持っているイメージがあるらしい。

 

何を話しているか解らず、キョトンとしていた特地の三人娘も、説明を受けて笑っている。

伊丹が選び抜かれた精鋭とは思えないのだ。

暇を見つければベンチに寝転がり、本(同人誌とかラノベ)を読みふけっているような伊丹は、そういった風には見えないのだ。

 

そんな事もあり、少し和やかになった所で、富田が立ち上がる。

 

「さて。そろそろ行きますか。」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

三人娘が、城門をくぐる。

あんな戦闘があったのだから、警備は強化されているのかと思ったら、イタリカの警備はザル以下であった。

 

騎士団の正規兵も混じっているハズだが、咎められる事なく。というか何も言われずに領内へと入れたのだ。

 

エルフであるテュカが壁上に登り、精霊魔法で若干の警備を眠らせ、外に隠れている富田達に合図を送る。すると、

草むらから6人の自衛官が出てきて、領内へと忍び込んだ。

 

そして彼らは、伊丹を救出、暁を回収するというミッションを始めた。




暁の出番w
次回はあるかな?
あ、あと小説家になろうに手をだしました。
とりあえず書いてみたんですが···
うまくいきませんねえ。
名前はハーメルンと同じ「鈴波メガネ」ですので良かったら。
ではでは。

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