ゆうかりんか   作:かしこみ巫女

86 / 89
外伝3 緋色の歌声

 湖に浮かぶ蓮の花を眺めながら、桃に大口を開けて齧りつく。飽きるほど食べたこれ。何もしなくても身体が丈夫になる作用つき。しかも美味しいのだろうから、食べなければ損なのだろう。

 

「……はぁ」

「溜息など吐かれて。どうされたのです?」

「貴方、誰だっけ」

「衣玖です。永江の。何度言えば覚えていただけるのでしょうか」

「これで何度目なの?」

「百回は易々と超えているのは間違いありませんね」

「興味がない事は耳から耳に抜けていってしまうみたい。ごめんなさいね」

「全然悪いと思ってませんよね」

「そうね。だって仕方ないんだもの。で、誰だっけ」

 

 また忘れてしまった。紙に書いておこうか。その紙の在り処を忘れてしまいそうだ。

 

「永江衣玖です。総領娘様は本当に酷いお方だ」

「んー。そうなのかしら」

「ええ、そうなのです」

「ま、どうでもいいけど」

「ええ、そうなのでしょうね。私など、総領娘様にはどうでもいいのでしょうね」

「そんなに自暴自棄にならないで。じゃあ良い物をあげる」

 

 哀れ、種だけになってしまった桃を龍宮の使い、永江衣玖に放り投げる。露骨に嫌そうな顔をしながら、衣玖はそれを受け取った。

 

「良い物のせいで手が汚れました」

「そうでしょうね。折角だし植えたらどう?」

「遠慮しておきます。というか、ご自分で片付けられたらいかがかと」

「次から善処するわ」

「宜しくお願いします」

「ええ。任せて」

 

 湖から、上に漂う雲に視線を向ける。天界の雲。いつも通り白い。天界の大地。いつも通り緑。天界の天人。いつも通り怠惰で退屈。面白くない。

 夢に見たあの光景を思い浮かべると、口の端が上がるのが分かる。

 

「何を考えていらっしゃるのです?」

「この前見た夢について」

「ああ、また白昼夢を見ていたのですか」

「まぁ似たようなものね。とっても刺激的な夢。そして、とっても黒かった。真っ黒ね」

「黒、ですか」

「ええ。世界はとても黒くなったの。それで全部終わり。塗り切るまでは面白かったけど、塗り終わった後はつまらなかった。多分、私はそう感じたはず。いや、私は知らないけど」

 

 そう言ってケラケラ笑うと、衣玖がこちらを不気味そうに見つめてくる。

 

「総領娘様、少し疲れていらっしゃるのでは? 何もしてないのに疲れてる理由は分かりませんが」

「衣玖は酷いことを言うね」

「本当のことでしょう」

「確かにその通り。衣玖は結構鋭いね。……あれ、名前衣玖で合ってたっけ?」

 

 人の名前を間違えてはいけない。非礼である。よってしっかりと確認する。

 

「もしかして健忘症ですか? 良い医者を知っていますよ。最近知り合ったのですが」

「ううん。興味ない事を覚える気がないだけ。で、名前は合ってる?」

「はい。完璧です」

「そう。良かったわね」

「ちっとも良くないのですが」

「そんなことより、黒い世界ってなんだと思う? 当ててみて」

「知りませんし、興味がないので。まぁ、問いの正解は夜だと思いますが」

 

 衣玖の言葉に乾いた拍手を送る。衣玖は全然嬉しそうじゃない。

 

「惜しい。正解は、本当に黒で塗りつぶされた世界でした! ざーんねーん。ね、悔しい悔しい?」

「全然悔しくないです」

「ぷっ。顔に悔しいって描いてあるよ」

「子供ですか」

「でね。その夢で見た桃なんだけど」

「はい。まだ続くんですか」

「凄く黒かったの。私は、その黒い桃を楽しそうに食べていた。それだけははっきり覚えているの」

「腐っていたのでは? 気色悪い虫が湧いてませんでした?」

「虫なんて湧いてないし。天人の私もいい加減怒るかもよ!」

「もう怒ってますが。珍しく声が大きいですし」

「怒ってないよ。怒鳴っただけ」

「漢字に怒の字が入っていますね」

「そうなんだ。良かったね」

「何が良いのか分かりません。……で、腐った桃がなんでしたっけ。柔らかくて美味しかったんでしたっけ」

 

 どうしても腐った桃にしたいらしい。まぁその可能性も否定出来ないので、話を進める事にした。

 

「夢の中の私は、それをとても美味しそうに食べていた。まるで禁断の果実を味わうみたいに。どんな味なのか、とても興味があるの。そう、興味深々ガールなの」

「はぁ」

「それに私って、最近暇で退屈で暇で退屈で死にそうでしょう? 間もなく五衰を迎えちゃうかと思うくらい」

「この前、異変を見物しながら、大層興奮してらっしゃいました。残念ですが、とても衰弱するとは思えません。遺憾に思います」

 

 ジト目の衣玖。良く観察している。聞き捨てならない言葉は聞き流す。

 

「あれはあれ、これはこれ。とにかく、私は退屈なわけ。見てる間は楽しいけど、終わると暇なの。暇は精神に良くないわよね」

「はぁ」

「しかも、どうしても食べたくなったの。我慢は身体に良くないわよね」

「欲に駆られるというのは天人にあるまじきことかと」

「それでも天人だし。仕方ないじゃない」

「はぁ」

 

 心から呆れている。定期的に天人認定試験でもあればいいものを。放っておけば五衰で勝手に死ぬからやる必要はないのだろうが。それに死神もたまに遊びにくるし。

 

「でね。ここにある桃じゃあ、もう我慢できなくなっちゃった。だってありふれた桃色だし。味も代わり映えしないんだもの」

「はぁ。それはそうでしょうね。桃ですから桃色なのは当たり前です」

「その常識と言う概念を積極的に打ち破らないと駄目よ。で、適当に試してみたけど、黒く変化させるのは失敗したんだ。焼き桃とか、とても食べられたものじゃなかったし。黒染料を塗した奴はあまりの不味さに吐いちゃった」

「総領娘様にはお似合いですね。煮ても焼いても食べられたものじゃない。腐っても鯛という言葉は間違っています」

 

 本当に失礼な龍宮の使いだ。名前を覚えない事を根に持っているのかもしれない。

 

「で、考えて考えて考え抜いた結果、あの味をどうしたら再現できるか下で実験することに決めたの。ついでに、異変とやらも試しに起こしちゃおうかと。当事者になったら楽しそうだし。一石二鳥で皆ハッピーだよね」

「お願いですから絶対にやめてください。貴方が馬鹿――じゃなくて余計なことををやると私の仕事が増えるので」

「そうなんだ。衣玖の仕事が増えるんだ」

「ええ、超増えますね」

「仕事は嫌い?」

「余計な仕事は嫌いですね。主に貴方の相手とか尻拭いとか」

「あはは、衣玖は誰よりも正直で良いね。さて、ここで正直者の衣玖に残念なお知らせだよ。既に厄介事は起きちゃってるみたいだけど」

「――は?」

 

 衣玖がキョトンとした顔をする。

 

「ほら、良く見てみて。目を見開いて、さぁさぁ」

 

 比那名居天子は立ち上がり、あるものを指してニヤリと微笑んだ。

 

「あ、あれは、緋色の雲――。こ、こうしてはいられない! 三年寝太郎に構ってる時間はありません! 失礼します、総領娘様!」

「はいはい、いってらっさい。ま、慌てないでも平気だけども――って、もういないし。生き急ぐなぁ」

 

 衣玖が何かを察したらしく、慌ててどこかへと飛んでいく。自分の仕事に戻ったのだろう。挨拶する頃にはすでに姿は消えていた。人為的なものだと全く疑ってはいなかった。良い意味で純粋なのだろう。興味はないが。

 

「さぁて。いよいよやるかぁ。気質の霧は黒色じゃなくて緋色だけど、まぁそれは仕方ない。そういうものだからね」

 

 天子はお代わりの桃を齧りながら、のんびりと地上に向かう事にした。たどり着く頃には、事象がスタートしていることだろう。実に、心が躍る事態になりそうではないか。

 

「ああ、本当に楽しみだなぁ。今なら歌だって歌ってあげちゃうわ。天地人を自在に操る素敵な天人の歌をね。地上で這い蹲る連中に聞かせてやろう」

 

 要石に腰掛けると、雲を掻き分けてゆっくり降下を始める。歌を口ずさみながら、開いた雲の穴から緋想の剣を太陽に翳してみる。剣で太陽の明かりが遮られ、天子の視界が黒に染まる。

 夢の世界の自分が体験した世界。それは一体どういうものだろうか。自分に再現できるのだろうか。そもそも、アレはなんなのか。天子の潜在意識が求めている破滅的願望か。或いは胡蝶の夢なのか。衣玖に言わせれば、ただの間抜けな夢にすぎないのだろうが。

 一番興味深いのはあの黒桃だ。あの桃は、どんな味なのだろうか。誰かと誰かと、一緒に食べたような気がするが、それは思い出せない。だが、あの桃を食べていたどこかの天子は、とても充実した顔をしていた。

 想像するだけで、唾が出てくるではないか。いわゆる垂涎。しかも羨ましいし、妬ましい、お願いだから代わってほしい。

 

 ――ああ、世界はこんなにも興味深いことで溢れている。まだまだ自分の知らないことは多いだろう。それを間近で体験しなければならぬ。天子は溢れてくる愉快な感情を堪える事ができず、遂に笑い声を上げ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁい。元気してた?」

「…………」

 

 八雲紫は、スキマからいきなり風見家へお邪魔する。もちろん、相手の様子を確認してからなのは言うまでもない。幽香のお風呂シーンやら着替えシーンにお邪魔する趣味は欠片もない。霊夢とお風呂だったら少し考える。

 その幽香は、一度だけこちらに視線を向けると、再び本に視線を落す。積みあがった本に目を向けると、『料理道・愛』と書かれた謎のテキストだった。読み終えたらしい本を手に取る。『裁縫道・極』やら『優しい叱り方・序』などなど、これまた謎テキストばかり。ペラペラ捲ると、タイトルの割には意外とまともな内容だった。丁寧に作られた本なのは間違いないようだ。

 

「お勉強中だったかしら。でも構わないわよね、私たちの仲だし」

「…………」

「少しは反応しなさいよ。友達が尋ねてきてあげたんだから。はい、お土産」

 

 ドスンとわざと音を立ててテーブルに一升瓶を置く。外の世界で手に入れてきた大吟醸。洗練された技術と蓄積された経験が豊かな味わいを生む。外は外で悪くはない世界なのだ。自分達は受け入れられないだけで。

 

「静かにしなさい。やかましい」

「ねぇねぇねぇ。早速なんだけど。なーんで貴方が新参の連中といきなり仲良くなってるわけ? よりによって貴方が」

「教える必要があるのかしら」

「それはもう大有りよ。まーた天狗からクレームが来たんだから。我が物顔で上空を飛んで行ったとか。何考えてるわけ」

「山に入らずにあの神社に行く方法を考えてくれたらそれにするわ」

「あるわけないでしょ」

「ふふっ。哨戒天狗もそう言っていた。神奈子が一喝したら逃げていったけど。潰す手間が省けたわ」

 

 名前で呼び合う関係にまで発展したらしい。この頭のネジが一本飛んでる戦闘狂が。紫は信じられないといった表情をつい浮かべてしまう。

 

「腰を抜かすほど驚いたわ。抜かさないけど」

「ねぇ。私のことを一体なんだと思ってる訳?」

「クレイジーなバトルマニア」

「死ね」

「死んだわ」

「本当に死ね」

「嫌よ。こんな若さで死にたくないもの」

「臆面もなくぬけぬけと」

「それが若さの秘訣ね」

 

 大吟醸を開け、風見家のグラスを拝借して一杯やりはじめる。ついでに幽香にも注いでやる。こんなときでも気を使えてしまう八雲紫ちゃん。管理者の鑑だと思わず自画自賛。

 

「おい。誰がゆっくりしていけっていったの。出て行け」

「嫌よ。話はまだおわってないもの」

「ああ言えばこう言う。本当に成長の無い」

 

 幽香は忌々しそうに舌打ちすると、一気に酒を飲み干してしまった。

 

「ねぇ。本当に、どうしてあの連中と仲良くなろうとしたわけ? 私にはさっぱり理解出来ないわ。だって、貴方の大事な燐香ちゃんをあの巫女は傷つけようとしてたのに」

「…………」

「ねぇねぇゆうかりん。教えて教えて。ね、ね? 紫ちゃん一生のお願い」

 

 上目遣いに覗き込むと、青筋を立てた幽香が凄まじい形相で睨んできた。可愛さ百倍大作戦は失敗だったようだ。

 

「招待されたから行った。たまたま暇だっただけのこと」

「へーそうなんだ。嘘じゃないでしょうけど、それが真実でもないわよねぇ」

 

 薄く笑う。

 

「貴方、敵を増やすのが怖いのでしょう。ね、幽香。今までみたいに立ち塞がるもの全て排除していくという訳にはいかない。だって貴方には守るべきものができてしまった。私と同じように。ね、そうじゃなくて?」

「うるさい」

「ようやく、私と同じ立場を味わってくれるというわけか。本当に嬉しいわ。何かを守るのって、本当に大変よね」

 

 紫は空になったグラスに酒を注いでやる。幽香は無言のままだ。

 今までの幽香ならば、娘に手を出した東風谷早苗に攻撃を仕掛けたであろう。萃香のときのように、本気ではないにしろ戦闘を仕掛けたはずだ。おとしまえをつけるために。背後に神がいようとも関係ない。それが風見幽香だから。

 

 だが。幽香は守るべきものができてしまった。長い絶望を乗り越えて、奇跡を重ねた上に掴んだ希望だ。これ以上望むべきものがないハッピーエンド。後はこれを維持していくだけ。時が経てば、燐香への罰も解け、以前と同じように暮らす事ができる。

 だから、幽香はむき出しだった刃を引っ込めた。丸くならざるを得なかった。これ以上敵を増やしたくないから。正真正銘、親になったということだ。

 本当は不安で不安で仕方ないはずだ。常に手許に置いて、外敵から守りたいに決まっている。だが、それを強制することはもうできない。束縛は燐香の幸福には繋がらない。だから見守る方針をとらざるを得ない。

 

 幻想郷を維持する事に腐心している紫には良く分かる。環境の急激な変化は恐ろしい。だが、排外的になりすぎても駄目。だから様子を見る。手を出すのは一番最後。下手に動かせば、簡単に器は壊れてしまう。それだけの力を紫は持ってしまっている。

 

「…………」

「ならさぁ、私とも仲良くなりましょうよ。私ってほら、一応賢者とか呼ばれてるじゃない? いざというとき、結構役に立っちゃうわよ」

「知るか、役立たず」

「ひどいわね。この前だって、最後手助けしてあげたじゃない」

 

 前の異変のとき赤いマフラーをこっそり投げ入れてやったのに、誰も褒めてくれない。というか気付いてくれすらしない。風見燐香を助けられるなら助けようと思っていたのは本当だ。ただ、リスクの方が大きかったので、損切りの判断を下しただけ。今もそれは間違ってないと思っている。だが、事態が好転しそうだったので手を貸した。結果、大団円。

 

「友達ごっこならあの亡霊とやってなさい。私はお前と馴れ合うつもりはないわ」

「うふふ。またまたぁ。幽々子ともそれなりに仲良くやってるくせにぃ。知ってるのよぉ。なぁに二人して縁側でお茶とか飲んじゃってるわけ? 私も呼びなさいよもう」

「…………」

 

 無視してくる幽香。紫はドンとテーブルを叩く。

 

「本当にずるいわ。それになんで二人だけで娘自慢トークしてるのよ。そういう楽しいことには私もいれなさいよ! なんなのもう!」

「……娘なんて、お前にいたかしら?」

 

 幽香が怪訝そうに問いかけてくるので、唾を飛ばしながら反論する。

 

「勿論いるわよ! 霊夢よ霊夢! 私の愛すべき巫女、博麗霊夢!」

 

 藍はもう育ちきってしまったから可愛がることはできない。

 

「当の本人は強く否定してるじゃない」

「あれは恥ずかしいからよ! ただの照れ隠し。今は思春期真っ盛りだものね」

「あっそ」

 

 幽香が呆れながら、グラスに口をつける。今度はチビチビ飲む気らしい。

 ここで、おや、と紫は思った。いつもなら手が出ているはずなのに。やはり少し丸くなった。実に良い傾向である。旧友だが、何をしでかすか分からない、というのが紫の幽香評だった。ここに来て、ようやく頭痛の種が一つ解消された気がする。こう冷静な視線で観察してしまうのは悪い癖だ。だがどうにもならない。

 とりあえず、頭に浮かんだ『まんまるゆうかりん』などと言ったら鉄拳が唸りを上げて飛んでくるからやめておこう。

 

「さぁ、今日はとことん語り合いましょう! あ、幽々子も呼んでくるからちょっと待ってて。レミリアも暇そうなら呼んでくるから。もう夜だし起きてるでしょう」

「は?」

「お酒は沢山持ってくるからおつまみよろしくー。和洋満遍なく用意してね!」

「ちょっと。誰が付き合うなんて――」

 

 幽香の咎める声を無視して、白玉楼へのスキマを開く。こんな楽しい事を独り占めしてはもったいない。幽々子とレミリアにもお裾分けだ。いずれは、あの守矢神社の二柱の神ともそんな機会がくるのかもしれない。そうなれば良いとも思う。天狗の上の連中みたいに、陰謀を巡らせ続けるのも生き方の一つだろうが、正直相手をしていて楽しくはない。どんな結果になろうとも、敗北を認めるということは絶対にないからだ。その点、霊夢の生み出したスペルカードルールは本当に素晴らしい。勝者と敗者がはっきりわかれ、それでいて後腐れのないような仕組みが作られている。だから紫は普及に手を尽くした。幻想郷に必要なものと判断したから。

 

「かくして、今日も平和な一日が終わりを迎える。この平穏がいつまでも続きますように、ってとこかしらね。まぁ、続けて見せるけど」

 

 神に祈るのではなく、自分への戒め。そうすることが自分の役目と常に言い聞かせる。

 ――対立よりも融和。敵対よりも協調。これが八雲紫の基本方針である。器自体を壊そうとする『特殊な例外』以外には、紫は極めて情け深い。自分ではそう思っているし、そうあるべきと心がけている。

 

「ま、最近ゴタゴタが続いてたし、当分は平和でしょう。やっぱり平和が一番よね」

 

 今日は意識を失うくらい、とことん飲みまくるつもりである。管理者だってたまにはハメを外したいのである。




空からまた災厄が!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。