FGo思いついてしまっただけのネタ作品   作:赤 有馬

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日常

・《起床》

 

「先輩、先輩起きてください」

 

マシュの声がする……。

恐らく起床時間……なのだろう……。

……起き……スヤァ…………

 

「起きないと……」

 

…………Zzzz

……ZZzz……

 

 

 

「清姫さんを焚き付けます」

「はい! 起きました!」

 

 

 

壁])彡サッ!! <チッ!!

 

 

 

・《朝食その1》

 

食堂にて

 

「おはよー」

「おはよう、やっと目を覚ましたのかマスター。」

 

挨拶を返すのは紅いアーチャー通称紅茶のエミヤ。食堂を取り仕切っている。

その姿は……。

 

いつもの紅い礼装に割烹着。

 

「なるほど今日は和食か」

「何故わかった?」

 

鏡見なさい。

 

 

 

・《朝食その2》

 

「さーて空いてる席は……」

 

・テーブル1(ギルガメッシュ,ヴラド三世,アルテラ)空き1

・テーブル3(アーサー,アーサー(オルタ),アーサー(リリィ))空き1

・テーブル456(レオニダス一世,スパルタクス,ヘラクレス,呂布,ダレイオス三世,エイリーク)空き2

・テーブル8(ジル・ド・レェ 術,シャルル=アンリ・サンソン)空き2

・テーブル10(清姫,エリザベート・バートリー,メドゥーサ)空き1

 

>さあ……。  え ら べ

 

(テーブル1はまず近づけない。テーブル3は……入っちゃダメだろ。テーブル……いや論外、筋肉の群れに囲まれるような趣味はない!! テーブル8ィッ…精神汚染で却下……。テーブル10……食われるのは俺、あと料理が禍々しい……。どうする、どうする俺、何処に行けば……)

 

 

ザワッザワッ……

 

 

「よーし、部屋で食うか!」

 

 

 

 

・《まいるーむ その1》

 

「女、ローマ、世界。全て私の愛するものだ」

「好きなもの?勿論余だ!オリンピアの華だからな」

「ローマこそ世界であり、世界こそローマである」

「お前は……ローマだ。お前も……ローマなのだな……?」

 

 

「よーし、テメェら(マスター)と会話をしようという心と考えはよく解った……」

 

 

 

「だがなぁッ、時と場合は選べよ!! あと人数!!」

 

 

 

現在パンツ一丁、正座でありがたいローマ講義である。

着替え中の出来事である。

……寒い。

 

 

 

 

・《まいるーむ その2》

 

「なんやかんや言ってだいぶサーヴァント()も増えたよなぁ」

 

自室のテーブル、棚、ベッド周りを見るとそう思う。

サーヴァントからプレゼントとして貰い、飾ってあるものが初期よりも増えていた。

 

まずはテーブル上。

例えばこの猫のぬいぐるみ、タマモキャットから貰ったものだ。

手触りもポフポフとしていて柔らかい。

 

「けど盗聴器ついてるからアウトっと」

 

そっと近くに置いたダンボールに放る。

 

 

他にも竹細工の小物入れ、高級感のあるつややかな竹で出来ていて竹の香りも素晴らしい。

清姫が作ってくれたらしい。

 

「けど盗撮器が竹の節目に仕込んであるからアウトっと」

 

そっと竹の節に礼装ガチャで引いた赤の黒鍵を刺し入れる。

錬金で現金を溶かして手に入れた聖晶石で引いただけあってよく切れる。

サーヴァントを揃えるために俺はあとどれだけ錬金をしなければならないのか。

等価交換ェ……。

 

 

気を取り直して棚の整理でもしていこう。

ギルガメッシュから貰ってしまったソーマ……もったいなさすぎて飲めない。

デオン、マリーから貰ったワインとツマミの類……どうやら手作りらしい。今夜ありがたく頂こう。……アンリ・サンソン(変態)が来ないことを祈って。

マタ・ハリから貰った小瓶の酒……ラベルはテキーラとなっているがどう考えても怪しい。ラベル剥がすか。……はい!! 規制品ですね!! 誰が媚薬なんぞ飲むか!!

 

畜生地雷見つけちまったよ……。

 

その名も《ジャンヌ印の海魔エキス100%濃縮エキス~冒涜味~》

 

瓶の中何かが蠢いている……。

>そっとしておこう

 

 

最後にベッド周り。

さて……。

 

「ここにコン○ーム山積みにしたやつ出てこい!! 今ならローマでキメラリレー10回やったら許してやるから!!」

 

マイルームには虚しい声が反響していた。

 

 

 

後日犯人はエミヤと判明した。本人曰く「責任が取れなくなると大変なことになる」だそうだ。遠い目をしながらロンドン…テムズ川…あかいあくま…アーサー…桜…等呟いていた。

リレーには行かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




もう一個の作品も書かなきゃ(半死体)

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