IS Striker   作:アーヴァレスト

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生徒が誘拐された、主人公はマジギレで?


誘拐事件

四月のある日、優雅に休日を過ごす生徒を尻目に俺は仕事をしていた

その中で緊急の電話が入り、応対したのだが・・・

 

「それは本当か!?」

「あぁ、本当だ。たった今連絡が入った」

 

それは最悪な事だった、新入生が一人、誘拐されたなののだから

 

「俺が出る!!セリア、近接サポートを!!」

「了解!!」

「イセリアは狙撃、任せる!!」

「はーい!!」

 

最強の二人にもサポートを依頼して向かう

 

「待て藍澤、ブラックフレームは改修中だろう?」

「問題ない」

 

イセリアが俺に渡してきた日本刀を持ち、告げる

 

「これだけあればいい」

「そうか・・・敵はIS使用の可能性もあるのだが?」

「生身でそれを倒せるアンタがそれを言うか?」

「・・・」

 

皮肉を言ったら睨まれた、ひぇっ・・・!!

 

「さて、誘拐されたのは?」

「一名です、学園で専用機を受領するようですよ?」

「あっ・・・?おい、まさか・・・」

 

専用機の受領をここですると言ったら、オレが知る中で四人のうち誰かだ

俺の作った2機、由宇の作った機体、束が作った機体の計4機の専属使用者の誰かだろう

 

「喜べ藍澤、ヴェリアルの専属だ」

「あんのクソガキ!!」

 

腹立たしい、あんのクソガキ・・・ッ!!

 

「二人共」

「なんだ?」

「なに?」

「今日のドライビングは、やべぇぞ?」

 

車を運転するしかないので、先に忠告しておく。今日の俺はキレているので危険なことをすると

 

「まぁ・・・しゃあないな」

「そうだね・・・」

 

ということでカギを取り、車庫に向かう。骨董品に分類され始めている車

海外販売名はレクサスIS、国内販売名・・・

 

アルテッツァ(ALTEZZA)

 

ただし外観以外は魔改造を施したフルカスタムカーと化している。

サスペンションは当然のこと、ブレーキやABS、給排気、エンジン系統の刷新と換装を中心に軽量化も行った結果、ベースの5倍に匹敵する性能を引き出している。

その代わり車検を通せるようにするのが大変だったが。

 

「さぁ、行きますか!!」

 

そんなこんなで試走と一緒に救助任務に入る

 

「さて、着きました」

 

それから数十分後、現場近くに到着した

全く、あのクソガキ・・・

 

「後でお仕置きだァ・・・」

「うわぁ・・・悪い顔」

「ふん、何を今更」

 

現場の建物の壁の前に立ち、俺は告げる

 

「さぁ、お仕事・・・だっ!!」

 

同時に剣を振るい、壁面を切り飛ばした

 

「よぉ・・・生徒を誘拐したのはてめぇらか?」

「なんだテメェ?」

「IS学園の教師様だァ」

 

案の定、ISを展開して待ち構えていた。が、やはり烏合の衆だな、明らかに練度が低そうな感じがする

 

「男がIS学園の教師?分不相応だという事を教えてやるぞ!!」

「あーぁ、喧嘩売っちゃった」

 

そういったのは誰だろうか?恐らくイセリアだろう。その言葉の間に一番近くにいたヤツを装甲ごと無理やり片腕切った

 

「ぎゃあぁぁぁ!!」

「流石、馬鹿共だ、無駄で無意味に元気な事で実に大変宜しい」

 

激痛の悲鳴を聞きつつそう告げながら残りの人間の方にも向く

 

「さて、人質を開放し投降するのならばコイツのようにはしないが、どうよ?」

 

そう言って切り飛ばした腕をその持ち主に投げる

 

「あ、あぁ・・・あぁぁぁ!!」

「もう一度言おうか?」

「ひ・・・ひぃ!!」

「人質放して投降しろ、じゃねぇと次は首を狩るぞ?」

 

そう言って、首を着る仕草をして恐怖を煽る

 

「か、解放する!!だから命だけは!!」

「あ、そう・・・?じゃあ」

 

セリアと同時に構えて、告げる

 

「寝てろ」

 

気絶させ、後援の部隊が来るまで待つ事にした。その間・・・

 

「お前は馬鹿か!?」

「ご、ごめんなさい!!」

 

こっぴどく叱ることも忘れない

 

「今回は間に合ったからいいものの、次はないし、起こすなよ!?」

「は、はい!!」

「返事はいいんだが・・・」

 

ヴェリアルの専属使用者、坂上・アンナ。俺が演習を担当するクラスの代表でもあり、問題を起こしては先生方を悩ませることがほぼ確実の問題児である

IS学園の模擬試験(本年より施行、発案者は俺)で優秀な成績を出した結果、入学したはいいものの転生の問題児ぶりを遺憾無く発揮中らしい(本人談)

 

「お前が悪いわけではないが、反省文な」

「えぇー!?」

「あっ?なんか文句あるのかぁ!?」

「ないです・・・」

 

ならいい、さて・・・

 

「帰るぞ、車に乗れ」

「いいんですか?あれ、なんか可哀想な目で見られているような気が・・・」

「気のせいだちゃっちゃと乗れ」

「あ、はい」

 

地獄を見せてやるよ、トラウマになるようなモノをなぁ!!




新キャラが登場したぞぉぉぉぉ!!さぁ、原作を差し置いて突き抜けるぜ!!
突き抜けるけど、真面目に書こう。



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