IS Striker   作:アーヴァレスト

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主人公機の設定が登場!!


閑話休題、という名の設定(2)

ブラックフレーム

 

藍澤・カズマのかつての愛機。この世界には存在しないはずであったが、峰島・由宇が詳細を聞いただけで全性能を完全再現した。

仕様分類は殲滅型対IS戦及び近・中距離戦闘用万能機

本機にはインフィニット・ストラトスとは異なる体系のテクノロジーが採用されている。(つまり、ISではない)

 

本機最大の特徴は、その推力のみで大気圏内での高速・長距離飛行を可能とする背部メインスラスター基両脇に備えた左右3対の計6枚から成るメインのウイングバインダー(能動空力弾性翼)であり、AI制御で形状を変化させ、空力抵抗の制御と質量移動を行うほか、小型スラスターも内蔵されて放熱板の役割も兼ね備えており、エネルギーをフル活用する本機の性能向上にも一役買っている。

また、メインのウイングバインダー内には緊急排熱及び超加速用サブバインダーが存在しており、これも用いての最大加速はISの瞬時加速(イグニッション・ブースト)と同様の加速力を得る事も可能。

機動面と攻撃面を発揮するのに適した形態への簡易変形も可能で、高機動形態はハイマニューバ(High Maneuver)モード、全砲発射形態はフルブラスト(FullBlast)モードと呼称している

 

装甲も元の世界のモノを採用している。一定の電圧の電流を流すことで彩食される特殊装甲で、名称は電磁相転移装甲。特徴は物理衝撃、実弾兵器等の物理手段をある程度まで無効化できる。

その代わり、維持するためには装甲に電流を流し続ける必要がある。

 

極限まで高性能化した機体の性能を充分に引き出し得るパイロットが使用することを前提条件としてハイスペックを追求し尽くした本機は、藍澤・カズマ以外には使用不可能な機体となっている。彼の専用機だからこそ成し得た超高性能化であり、そのスペックを獲得できたのは非凡極まる使用者のの非凡な能力に答えるため、非凡極まる機体を生み出そうとした峰島・由宇の努力が有ったからこそである。

そしてワンオーナー・オリジナルビルドだが傑作機であるのは言うまでもない。だが余りにも尖りすぎゆえ制御するシステムも肥大化しており、通常のIS用OSでは性能を発揮できないため専用OS・STRIKERを使用している。

なおOS名は下記の頭字語である。

 

Strike(ストライク) Trial(トライアル) Revolution(レボリューション) Indicator(インジケーター) Kept(キプト) Enhanced(エンハンスド) Render(レンダー)

 

和訳すると、攻撃と革命の試練を表し、保持し強化し与えるという意味になる

また、下部システムには総合火器管制システム・マルチロックオンがあり、多数の敵を同時かつ精密に狙撃可能である。

 

 

武装

 

小口径近接防御機関砲 ネオアヴェス

襟首に内設されているミリ単位の弾丸を高速連射する機関砲

 

超電磁砲 ソードフィッシュ

腰部両側に装備される超電磁砲兼スラスター基、弾丸を高速射出することで高火力と携行弾数の多さを両立しており、多数の敵を同時攻撃可能。実体弾。

側面には保持性を高めるグリップも存在する。普段は3つ折りの状態でAMBACユニットとして姿勢制御に関わったり、推進器としても機能している。また、ビームサーベルのマウント部位も兼ねている。

後部にダクトが存在している、連射などで負荷が掛かると自動で廃熱を行う。

 

試作ビームサーベル サウリア

高出力かつ長刀身のビーム刃を形成する熱切断兵器、柄同士を連結した形態、ダブルブレイドモードが存在する

 

試作ビームライフル キャニスルプス

レーザタイプのライフルよりも高出力を誇る。不使用時は腰部背面のラッチにマウントする

 

プラズマ収束ビーム砲 シータス

最上部に位置する2枚のウイングに内蔵されているビームキャノン。高威力と射程距離を誇り、本機の火器の中では最大の破壊力を有する。

ソードフィッシュと同じく後部にダクトが存在している、連射などで負荷が掛かると自動で廃熱を行う。

 

ラミネートアンチレーザービームシールド

ラミネート装甲製の盾。グリップでの手持ち・前腕装着の両方に対応し、台形状の部位には銃眼(ガンポート)を備え、下部先端は切れ込みの入った尖角状になっている。




実はとても綿密にやるのはこれが初めての作者です。

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