魔法少女リリカルなのはStrikerS ENEMY Side   作:トータス

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こちらは夏休みの宿題の絵日記で、何が描かれたのかを書かせて頂きます。

確か、大会が始まる頃は夏の様な?
曖昧で申し訳ないが、夏休みと言う事で!

三・四日分位だった記憶しかない・・・


Vivid? & Mimic!?   夏休みの宿題!?

妬真《=心》竜キャオー!?   炎誕!?

 

 

 今日は、エリオ兄とキャロ姉が帰って来る! 合宿以来、久しぶり!

ルー姉も一緒だって!

だから、お出迎えに行くの!

フェイトママ、しょっちゅう出張行くからお見送りしてるし、大体行き方は判ってる!

 

 

空港

 

「ふ、クラナガンよ! 私は帰って来た!」

 

 堂々とした態度で胸を張るルーテシア。

 

「え、えっと、ルールー。

そんなに大声を出さなくても・・・」

 

 一寸周囲の目が気になるキャロ。

 

「そ、そうだよ。

それじゃ、怪し過ぎるよ・・・」

 

 エリオも、控えめながらもそう言って見る。

 

【オカエリー!】

「「「え!?」」」

 

 返事が返ってくるとは思っても居なかった三人。

 

【??? チャウノ?】

「え、えっと・・・デュオ、その手にあるのは?」

 

 見慣れないモノを手に構えているデュオ。

ルーテシアはそれが気になったらしい。

 

【??? ・・・ビデオ!】

「えっと、どうするの?」

【・・・ホーコクスルノ!】

「えっと、誰に?」

【メガーネ《メガーヌ》ノ小母チャン!】

「・・・一寸、貸して?」

 

 ツツツッと近寄り、カメラへ手を伸ばすルーテシア。証拠の陰滅・改竄を試みる?

 

【駄目】

 

 近付いた分、ルー姉がフレームからはみ出ない様に注意しながら下がるデュオ。

 

「何で? 一寸位良いじゃない」

【エット、一部始終ホーコク?

向コウニ・・・繋ガッテル?】

「! それって、ドクターの技術?」

 

 コクコク!

 

PPPP!

 

 携帯が鳴りだしたので、直に手に取るデュオ。

 

 特に確認しないで出て、コクコク! 頷きながら、ずい! そのままルーテシアの方へ差し出す。

 

「・・・えっと、私に?」

 

 コク!

 

「・・・はい?」

【ルーテシア、もう少しお淑やかに出来ないの?】

「マ、ママ! えっと、一寸久しぶり過ぎて・・・テンションが・・・」

【まぁ、それも仕方がないと思うけど、羽目は外し過ぎない様にね】

「はぁい」

 

 釘が刺された。

 

「はぁ・・・はい」

 

 携帯を返してくれた。

 

「で、デュオは?」

【オ出迎エ!

キャロ姉、エリオ兄、ルー姉ヲ迎エニ来タノ!】

「そっか! ありがとー!」

 

 ギュウッと首っ丈に抱きしめられたから、抱きしめ返した!

 

【キュー!】

 

 二人掛りで、キャロ姉も!

 

「キャロも、ぎゅー!」   ・・・ぎゅー!

【キュウゥー!】   ・・・きゅー!

「ひゃわわ!」

 

 驚きの余り、奇声を挙げてしまったキャロ。

 

「エリオも、ぎゅ!」   ・・・ムミュ?

【キュ!】   ・・・キュッ!

「え!? あ・・・」

 

 一寸遠慮して短めに? エリオ兄は何だかトッテモ名残惜しそう?

 

 ・・・ピキ?

 

「・・・コホン! じゃあ、そろそろ行こっか!」

 

 ルーテシアはその様を確かめて、高らかに言った!

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

 エリオ兄とキャロ姉と一緒に、ビビオ姉達の予選会の応援!

多くの人が集まり、その様を見学している。

 

「へぇー! 皆凄いね!」

「う、うん! って、デュオ? 前が見えないよ?」

 

 丁度エリオの目を塞ぐように手が被さっている?

普通に見えないから、エリオ兄の肩車!

 

【見エルー!】

「違う違う、僕が見えないから!」

「ふふふ!」

 

 キャロは、その様子を微笑ましく見ている。

 

 よーく見えるの!

・・・エリオ兄が観てるモノが!

 

 特に良く見てるのが、激戦の所!

・・・アチコチ破れたりしてる?

 

 

 ルー姉が出て来た!

 

【・・・キャロ姉、キャロ姉】

「ん? 何?」

【ルー姉、何デアンナ?】

 

 B・Jのレオタード姿らしいが、一寸そうは見えない様な・・・

 

「え!?」

 

 キャロ姉、硬直! 顔が赤い?

 

「えっと・・・バリアジャケットだから、恥しくないのかな?」

 

 代わりにエロオ兄が応えてくれた。

 

 エリオ兄は、変身してた・・・   ・・・ピキキ?

・・・鼻の下が伸びてる? 一寸顔が熱い? 密着してるから良く分かる?

 

【ソッカァー!】

 

 納得! 見えるモノだから、見えて恥ずかしいモノではないから、恥ずかしくはない?

ママ達もそうだもんね!

 

【エリオ君、それじゃダメだよ!】

「痛い!」

 

 お尻を抑えるエリオ兄?

 

 

 皆、順調に勝ち進んでた!

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

 座席の関係で、ビビオ姉達とは別々に帰る事になった!

エリオ兄、キャロ姉、ルー姉と一緒!

 

 帰りの電車の中、ふと思い出したのか、ルー姉から、

 

「そう言えば、デュオも大会に出てるんだって?」

【シー! シー! 内緒!】

「へぇー、内緒だったんだ?」

「あはは、もうばれちゃったし良いんじゃないかな?

それで、どんな大会なの?」

 

 エリオ兄とキャロ姉にもバレタ!

 

「あ、内緒だったの? ゴメンね?」

【・・・ウゥー!】

「ふふ、内緒にしておいてあげるから、どんな大会?」

「そうだね、どんな大会なんだい?」

【エット、バトル・ロイヤル・管理局大会!

昨日一日目ガ終ワッテ。今度、二日目!】

「へぇー、交互にやってるんだ!」

「でも、一寸名前が過激かな?」

「え? そうなのかな?

どんな事をしているの?」

【エット、総当タリ戦! ドレダケポイントヲ獲得出来ルカ!】

「・・・えっと、倒せば倒すほど?」

 

 コク!

 

【Ⅰ型トカ、ライバルトカ・・・一杯倒シタノ!】

「ふぅん。じゃあ、明日はお弁当持って、応援に行くね!」

 

 キャロ姉のお弁当! 特殊食材満載!

 

【オー!】

「じゃぁ、私もそのお弁当手伝うわ!」

 

 ルー姉も! 更に珍しい食材も!

 

「・・・は、ははは。じゃぁ、僕は留守番して居ようかな?」

 

 弁当の中身を心配?

・・・見慣れた食材かもしれないから?

 

【??? 何デ?】

「そうだよ? エリオ君も一緒に応援してあげようよ!」

「そうよ? デュオもエリオに応援して貰いたいよね?」

【ウン! エリオ兄! 応援シテクレル?】

「え!? う、うん! 良いよ!」

 

 可愛い弟分には負けてしまうらしい。

 

「・・・所で、エリオ君。

さっき会場で何を見ていたの?」

 

 キャロはふと思い出したのか、どの試合を熱心に見ていたのかが気になったらしい。

 

「え!? な、何でもないよ!」

「あ、そう言えば、エリオが向いてた方、結構接戦だったよね!」

「そ、そうそう! 結構激しかったからつい!」

【オー! ビリビリ!】

「「え?」」「わー!」

 

 それを聞き、雷気変換資質を持った相手の試合かと思ったが、思い当たる相手が出て来なかった二人。

話しだけで、何を言っているのか理解出来たエリオ。

 

【ビリビリ二破ケテタノ!】

「わー!」

 

 そのままばらすデュオ!

 

「アハハッ! エリオ、そんなに見てたの? 言ってくれれば・・・」

「え!?」

 

 一寸期待のエロオ兄《・・・変身し掛け》?

チラッとキャロ姉の方を見るルー姉?

真っ赤になりながら反対しようとしているキャロ姉?

 

「・・・見せて上げなーい!」

「ルールー! そんな事言って、挑発しないで!」   パリン!?   ・・・キャオー炎誕!?

「キャー! キャロに怒られちゃったー!」

【キャー! キャロ姉怒ッター!】

「キャ、キャロ! そ、そんな事はな・・・痛ダダダッ!」

 

 エリオ兄はお尻を抑えて飛び上がった!

 

 

 暫くキャロ姉お冠?

エリオ兄、謝ってる?

ルー姉、笑ってる?

ルー姉に抱っこされてるし、一緒に笑っとく!

 

 

 

キャオーは、嫉妬の炎によって誕生します。

実害は主にエロオと化したモノにだけ? 向けられる。

 

主に、ルー姉が面白がって薪をくべ、焚き付け、燃料を投入・・・

デュオはそれを煽いでメラメラに? 沸点は低いがそんじょそこらじゃ焼けません。

 

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

思い浮かぶがままに、思い描けるがままに・・・

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

アサ・ガオーの観察日記?

 

 

七月 ?日 

 

 芽が出た。

 

 

七月 十?日

 

 葉っぱが大きくなって来た。

 

 

七月 二十?日

 

 蔓が伸びた。

 

 

八月 ?日

 

 蔓がもっと伸びた!

 屋根まで伸びた!

 

 

八月 十?日

 

 蕾が出来た!

 もう直ぐ咲くかな?

 

 

八月 十?日

 

 ・・・咲いた・・・でも、朝になると、ガオー、ギャオーって叫んでた・・・

 

 なのはママ、焼却するって!

 フェイトママも、伐採するって!

 ビビオ姉、これは違うって!?

 ハヤテ姉、隔離?

 新種? 突然変異? じゃあ、これは何?

 

 

数日後  原因究明の為、最も理解力の有る者の元へ。

 

 

監獄内・面会室?

 

 

 余り頻繁に出入りされると困る為、定期的に特別に面会が許される様になった。

 

「クックッ! クハハハハッ!

それは、それは災難だったね!

たぶん、高魔法力の何がしかの影響を受け、それで変異したのかもしれないね。

一概に、全てがそうなるとは限らないが、偶々そうなるモノが混じっていたのかもしれないね。

ん? 地球から持って来た?

なら、尚更、そうなるモノが有っても、おかしくはないのかもな。

ん? どうした?」

 

【・・・宿題ダッタ】

 

「ほう、それはそれは。

だったら、今回は仕方が無い、諦めなさい。

その代りと言っては、何だが。

私が、その・・・

手伝おうじゃないか」

 

【! ホント?】

 

「何、こちらも退屈していた所だ、工作の類なら、手伝ってやれない事はない。

どうだ?」

 

【・・・イイノ?】

 

 そう言いながら、後ろに控えていたフェイトの方を伺う。

 

「・・・まぁ、今回は、仕方が無いのかな?

でも、作るモノに関しては、こちらで調べさせて貰います」

 

【ヤッタ! ジッチャ! アレガ良イ!】

 

「はっはっはっ! 何でも作ってやるぞ!」

 

【コノ間、壊サレタ≪ギュエス≫!

今度ハ負ケナイノヲ!】

 

「はっは・・・

そ、それは・・・」

 

 そう言いながら、デュオの後ろに控えるフェイトの方を伺う。

険しい顔で、両手でバツを作っている!

 

「難しい、かなぁ・・・

他のはどうだ? たとえば、そうだな・・・

ガジェットなんかは?

今、V型の開発を画策しているんだが・・・」

 

 ゴスッ!

 

「グワッ!」

「デュオにそんなモノは必要ありません!」

 

 ど突かれた!

 

「デュオ、そう言った工作なら、私からマリーかシャーリーに頼んであげるから。

今回は、良いよね? ・・・ね?」

 

 一寸、顔と言うか、雰囲気が怖かった!

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

皆で海へ!!

 

 

七月 二十?日

 

 久しぶりに、皆の都合が合った!

だから皆で海へ行こうって!

 

 海、前居た所は、すぐ傍が海だった!

 

 ・・・人で一杯!

何だか、周りに人が集まって来る。

男の人ばっかり・・・

何でだろう?

 

 周りは空いてるのに・・・

あ、あの人抓られてる?

あ、こっちは耳引っ張られてる?

 

 

海モブ達の声

 

「おぉう! グレイト!」

「やった! 今日来てよかった!」

「隙あらば・・・」

「・・・あそこは、要注意だぞ」

「は? ああ、あれだけ美人が揃ってるからな!」=盗撮・痴漢など・・・

「違う、相手が不味い。・・・下手すると海岸線が減る」

「な、何言ってるんだ!?」

「そうだな、夏場に流氷だとか、見たいか?」

「え゛? そ、それって!」

「ああ、魔王様降臨だ!」

「あ、あの・・・」

「そうだ」

「あの時は、何だった?」

「あー。覗き、だったか・・・」

「ああ、哀れだったな・・・」

「その現場を見た相手が・・・」

「ど、どうなった?」

「・・・女性恐怖症に」

「なまじ、魔法の腕が有ったから・・・」

「ああ、強制転送(無限書庫)されて、未だに・・・」

「ど、どうなった?」

「消えたな・・・」

「ああ、子供の方も、気を付けろ」

「・・・聞いても?」

「ああ見えて、かなりの実力者らしい」

「え? あの姿で?」

「ああ、オレが見たのは、十年前からあの姿だった・・・」

「・・・えっと、その時からって・・・」

「まぁ、幼く見積もっても、16以上か?」

【ビータママー!】

「おう! 今行く!」

「「「「・・・幾つなんだ!?」」」」

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

「なのは、ココで良いかな?」

「うん、後はコレとこれで・・・」

 

 場所を決め、レジャー・シートを拡げる二人。

 

「ハヤテー、ココに刺す?」

 

 ビーチ・パラソルの柄を持って、アイゼン片手に刺す場所を探すヴィータ。

 

「そやな、深こう埋めといてなぁ」

「そりゃ!」  ガスッ!

 

 一撃で、半ばまで刺さった!

 

「主ハヤテ、こちらはどの辺りに?」

 

 クーラー・ボックスを両脇に抱えたシグナム。

 

「ああ、日陰になる所なら、どこでも・・・

シャマル、ソレ取ってぇな」

「はぁい、これね」

 

 そう言って、日焼け止めを渡すシャマル。

 

「えっと、他の皆は?」

 

 辺りを見回しながら聞くフェイト。

それに応えるアルフ。

 

「ああ、もう少し遅れるって!」

 

 アルフは、小さいまま、胸に【あるふ】と書かれた紺の水着で有った。

近くでは、浮輪を膨らませようと、悪戦苦闘するデュオ。

 

「ああ、ホラ貸してごらん。

やってあげる!」

 

 そう言って、浮輪を取り、膨らます。

 

【アリガトー!】

 

 そのまま海へ駆けて行こうとするデュオ。

 

「あ! 沖の方に行ったら、危ないからね!」

「こらー! 準備運動が先でしょ!」

【ハァイ!】

 

 そのまま、その場でストレッチを始めるデュオ。

教え込まれているせいか、かなり念入りにしている。

 

「えっと、デュオは泳げるの?」

「あ、大丈夫・・・かな?

水面を走ってた位だし・・・」

「・・・それって、泳げてるの?」

「・・・でも、平気そうだったかな?」

 

 

《こらー! そこ! 海面は走らない!》

 

 監視台から怒られた!

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

お盆

 

 

野菜で乗り物を作る。

来る時は、早く。

帰る時は、ゆっくりと帰れる様に・・・

 

その様な願いを込めて作る。

 

 

「デュオ。今年も作るの?」

 

 何やら細工中のデュオ。

その手元を覗き込みながら、ヴィヴィオは問う。

 

 コク!

 

「で、今年は、ソレ?」

 

 コク!

 

「それは良いけど、それは・・・何?」

 

 見るからに大きく、丸い。

緑の地に、黒い縞々が描かれている。

 

【・・・西瓜!】

「で、帰りは?」

【唐辛子!(ナス科)】

「・・・その意味は?」

【スイカデ速ク!

唐辛子デユックリ!】

 

 何となく、言いたい事は解るが、念の為に聞いて見た。

 

「・・・えっと、聞いても良い?」

【スイカ《=切符要らず》デ、スイスイ!

唐辛子《=ナス科》ナラ、途中デ潰レナイカナ?

潰レタラ、ソノママ居残リ?】

 

 そうしたらまだまだ一緒だと考える。

 

「えっと・・・なのはママ! フェイトママ! これは合ってるの?」

 

 大人で、そういった事に詳しいだろう二人に問うヴィヴィオ。

 

「えっと・・・どうなんだろうね? なのはママは?」

 

 フェイトは、何とも言えないから○投げする事に・・・

 

「えっと、本式は、胡瓜の馬で速く来て、茄子の牛でゆっくりと帰るんだけど・・・

帰る期限は決まってるから・・・

潰れちゃったら、次は来れないかな?」

 

 なのはは、一寸機転を利かせて応えてみる。

 

【! ・・・ナラ、茄子! 頂戴! デップリシタノ!】

「・・・えっと、米ナスかな?」

 

 子供の表現から妥当と思われる答えを見つけ出すフェイト。

 

「多分、それだと思う・・・」

「それで、何を象るの?」

【象サン! アレナラ、ユックリ? 安全?】

「・・・確かに、ユックリだね。

でも、西瓜は変えないの?」

【何デ? スイカデスイスイ、来レナイ?】

「えっと・・・流石に、どうなんだろうね?

フェイトちゃんは、如何?」

 

 なのはは、流石にそれはどうかと思い。今度はフェイトに○投げする。

 

「え!? ま、まぁ、それで来てくれるのなら・・・楽だとは思うけど・・・

電車は、通ってるのかな?」

「・・・如何だろう?」

【・・・ナラ、糸瓜《ヘチマ》! アレデ八足《=スレイプニール》ニシテ、高速デ来ルノ! スイカハ馬車?】

「は、ははは・・・ヘちまって売ってたっけ? フェイトちゃん」

「え? えっと・・・苗なら有ったかな? でも、今から育てるには・・・」

【八神ノオ家ニアル!】

 

 食用、化粧水として、栽培中?

 

「それと、おがらを燃やして迎え火をして、帰って貰う時は、送り火で帰って貰うけど・・・

それは?」

 

 ・・・チラ!

 

「おーう! 来たぞー! で、何を燃やすんだ?」

 

 アギトが現れた! ライター代わり?

 

「・・・火に関しては良いけど、ちゃんと責任持って消してね?」

【ハァイ! 大丈夫! 消火器モ呼ンダノ!】

「ああ、リィンの奴なら、一寸遅れるってさ!」

 

 ・・・消火器扱い?

 

「それで、何を燃やすんだ?」

「あ、それは、おがらって言って、麻の皮を剥いだモノを乾かしたモノで、地球の日本の行事の時に使うの」

「あ、それ知ってるかも。

アレだろ? 死んだ人が帰って来るから、ここに居ますよって、知らせるんだろ?」

「そうそう、ハヤテちゃんもやってた?」

「応! 何でも、両親とかを呼ぶって。去年はダンナも呼んで貰えたっけ・・・」

「そうだったんだ・・・

その時は、乗りモノは?」

「え? ああ、何か丁度良いのが見つからなかったとかで、ズッキーニだった。

帰りは、長細いトマト(赤茄子)だったかな?」

「・・・そうだったんだ」

「へ、へぇー」

「あ、そう言えば、あん時来てたよな?」

 

 コク!

 

「「それで・・・」」

 

 色々と納得が行った二人。




ここでの大会は、一日おきに開催され、間一日は休憩とさせていただきます。
大会は交互に行われ、場合によっては数日の間隔が有るとお思いください。

えー、アサ・ガオーには続編が有りますが、そちらはD・S Sts編にて公開予定です。
こちらでやるには一寸舞台が足らないので・・・

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