「・・・来てるな、」
「斥候ですね」
「本体は五、六百ってとこですかね。」
イタリカに来たディートリッヒ御一行はイタリカ防衛を防衛して欲しいとピニャ殿下に頼まれ、帝国を隙あらば探ろうと思い引き受けた、イタリカには東西南北に門があるが、北門は川があるため盗賊が来ないため、東西南のどこかに攻撃が集中してくると予想、ディートリッヒ達は南門に配置された、しかし
「この陣地の感じは・・・」
「曹長もそう思うか、これ城門が突破される前提で作られてるよねぇ」
本当は後ろで確実に潰したほうがいいがグレーの人という名で有名になっているし、士気にも関わるし、言ってしまえば自分も危なくなる危険性があるためこのままの場所にいた、
「しかしこの配置は囮だよなぁ」
とりあえず土嚢を作らせた
ディートリッヒが銃の準備をしている時、横にロゥリィが来て
「ねぇディートリッヒ、どうして敵のはずの帝国の姫様をを助けるのぉ?」
「街の人を守るためよ」
「本気で言ってるの?」
「そういうことになっているが?訳が気になる?」
「エムロイは戦いの神、人を殺めることは否定しないわぁ、それだけに動機が重要なの、偽りや欺きは魂を汚すことになるのよぉ、」
「ここの住人を守るため、これは嘘じゃないな、だけどもうひとつある、姫にドイツ国防軍と戦争したらこうなるよ、仲良くしようじゃないかってわからせるためだよ。」
「気に入った!気に入ったわぁ!それ!!恐怖!!!全身を貫く恐怖をあの姫様の魂魄に刻み込む!そういうことならぜひ協力するわぁ久々に狂えそう」
と凄く嬉しそうに言った、
(こいつ頭がおかしいぜ・・)
「なんか言ったぁ?」
「イヤッ!!なんでもございません!」
そして日もくれ東門にて
遠くの方から火矢が飛んできて、門番の胸に刺さった。
「敵襲ー!!!!敵襲だーピニャ殿下に伝令!!!!弓兵!応戦しろ!」ノーマが慌てる、
東門砦に盗賊が乗り込もうとしていた、民兵は石を投げて応戦している、とある極東の武将は糞尿を撒いて登ってくる敵を追い払って大奮戦したと聞いているがどこだったかな?
応戦していたが盗賊は元正規兵だったこともあり次第に押されていった、
そして東門を守っていたノーマが討ち取られてしまう。
場所は変わりアルヌスのドイツ軍基地
そこでイタリカのディートリッヒから援助要請があったため、スツーカの爆撃機部隊が攻撃準備に入っていた、部隊長の激励のあと速やかに搭乗し、
アルヌスからスツーカの大編隊が飛び立って行った、あとからII号戦車部隊もついていった.
ちなみにこの部隊大半ののスツーカには37mm機関砲がついている、
南門・・・
東門での戦闘について何の連絡も無いディートリッヒ達は動けなかった、しかしロゥリィは喘いでおり、そのまま東門に飛んでいってしまった、
「おっ追うぞ!」
「まてーロゥリィーまてー」
東門では市軍と盗賊でぶつかっていた
その頃スツーカ部隊は陽を背にイタリカに迫っていた。
これといってないね、