GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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チャージマン研MADを聴いてから元の音楽を聴いてこの作品の曲なのかーと、知る病気
挿絵を書いてみました!
↑書いたなコイツ!!


6話 鉄の怪象

とある街の酒場、そこで四人の騎士が酒を飲んでいた

その中の女騎士が口を開いた

「グレーの服を着た正体不明のヒト種の傭兵団・・・

騎士ノーマどう思われますか?」

ノーマと呼ばれた男はため息をつく、

(なんで侍従武官の俺がこんな安酒場でこんなまずい酒を・・・・)

「ハミルトン、これだけ多くの避難民が言うのだから嘘ではなかろう、だが炎龍というのはいささか信じ難いな。」

「私は信じてもいいと思います。」

ハミルトンとノーマの話しているところに、酒場で働いている人が混ざってきた、「ホントだよ騎士さん達、この目で見たんだありゃ炎龍だったよ」

「コダ村から逃げてる時に助けてくれたグレーの人は炎龍が来た時魔法の杖で攻撃したけど効きゃあしない、その時後ろであいつがいたんだよ。」

「あれって?」

「鉄の怪象さ、あの象が炎龍に向けて鼻を向けたと思ったら、その鼻から火が出てとんでもない音が出て炎龍の腕が吹き飛んだんだよ。」

「・・・・鉄の怪象?」

【挿絵表示】

 

「とっとにかく立派な者達のようです、いかがでしょうピニャ殿下?」

ピニャ殿下と呼ばれた女が答える

「妾はその者らが持っていた魔法の杖に興味があるが・・・

女それも鉄の怪象とやらも同じものか?」

「いや、比べ物にならないほどでかかったねありゃ」

その頃アルヌスのドイツ軍陣地では、

「護衛すると聞いたが、連れてきていいとは言ってないぞ!」

「連れきちゃまずかったですかね?少佐?」

「〜〜〜〜」

「装備を解いて待ってろ、司令官に相談してくる」

コンクリート造りの建物に特地ドイツ軍司令部という看板が掲げられており、近くの掲揚台にはハーケンクロイツがひるがえっていた。

「ジークフリート大将、偵察隊の一次報告がまとまりました」」

「おう!ご苦労さん!どうだ何かわかったか?ゲルハルト中尉」

「ハッ言語の問題も多少ありますが、各隊平穏な接触ができました、あっそれとディートリッヒの隊がコダ村から避難民を護送しています、その避難民を調査のため、受け入れてみたらどうでしょう?」

・・・・・しばらくして

ディートリッヒが少佐の部屋から出てきた、

「俺が面倒みろってか」

レーションを分けてもらう、テントを出す、書類書類書類・・・

などとめんどくさいと思いつつ歩いていると、

「よう、中尉元気かい?」

ゲルハルトがそこでタバコを吸って立っていた、

「何が?」

「定期連絡を欠かさなかったお前がドラゴン撃退後に連絡不良、

人のいいお前さんだ、避難民なんかほ追っておけなんて言われると思ったんだろ。」

「そんなわけないでしょう、異世界だから通信障害もあるでしょう?」

「ふんっとぼけよって、裏方の身にもなれってんだ」

「いずれ何かでお返ししますよ、」

「ふんっちっと外行こうか」

ここは兵舎の近くの荷物置き場

たばこをつけながら

「いいかディートリッヒ この世界は宝の山だ」

「タバコやめろ、総統も言ってるだろ?」

「黙れ、公害も汚れも無い手付かずの自然、底知れない地下資源、

アメリカ、ソ連すらも凌駕するかもしれない、文明もかけ離れている、そんな世界と繋がっている門がドイツに開いた」

「言いたい事はわかる、世界に縁が切られても特地さえあればドイツは存続させられる、そういう事だろ?」

「あぁそういう事だ」

「しかし拾ってきたのは子供や老人だぞ?」

「信頼関係を築いているお前なら質問できるだろ?そこから知ってる人に繋げばいい、ディートリッヒ、お前には近々自由な行動が与えられる、しかし目的は覚えとけよ」

「仕事を俺に任すのかい、横着な人だねぇ」

「そういう仕事だろ?、国の為だ頑張って働いてもらうぞ、」

「しょうがねぇなぁ・・・・とりあえずご飯と寝床を準備しないとな・・・」




はい、次回はテュカの異変と、イタリカに行くでございます
批判でもダメ出しでもいいのでコメントください・・・

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