コダ村の避難民に付き添ってダラダラキューベルワーゲンを走らせていた時、ディートリッヒは前方に何かを見つけた、
「止め止め止め!誰かいるぞ?」
カラスがたむろしてる先には、一人の娘が座っていた(本当は齢900年のロリBBA)
見たところ何故か人形のような格好をしているが、嫌に真っ黒である、肩には馬鹿でかい斧のようなものを担いでいる、
「ちょっと、何しているのか聞いてきてくれ。」
車から降りた隊員の二人が、その黒服西洋人形少女に話しかけていった、」
「あなたたちはどこからいらしてぇどちらへいかれるのかしらぁ?」
と、特地語で話しかけてきた、そしたらキューベルワーゲンの後部座席にすし詰めで乗っている村の子供達が、
「コダ村からだよ、おねぇちゃん」
と話していた、なんかいろいろ喋った後ディートリッヒの車に乗り込んできた、
ただでさえすし詰めで乗っているのにさらに乗ってくるなんて辛い、
何故かディートリッヒの膝の上にちょこんと乗ったロゥリィ、
可愛い奴だ(しかし齢900年である)
その後、もめにもめて一つの席に二人という、修羅場椅子取りゲーム的座り方になった、その後猛烈な直射日光を浴びながら、避難は続けられたが、避難民の体力は底をつきそうだった、そんな時最悪の事態が訪れる、空から炎龍がやってきた、たちまちパニックになる、避難民そこへ炎龍が火を吹き、逃げる人たちをカッ食らった、
急いでドイツ軍は反撃を開始したが、小銃や歩兵が扱う機関銃なんかでダメージは与えられない、そんな時ナインハルトの車に乗っていたエルフのテュカが目を覚まし現状を確認するなり、ナインハルトに向かい「ONO!ONO!」と自分の目を指差し言った、
「!!隊長!!目です目を狙うんです!!」
「そうか、目なら柔らかいし!全車目を狙って撃てー!」
その頃護衛に来ていた三号戦車はなるべく近づいて狙いを定めていた、「戦車長!!砲弾は徹甲弾ですか?!」
「ばぁかやろぉ!相手は生き物なんだから榴弾だろうが!!」
「榴弾装填完了!!」
「ディートリッヒ!!炎龍の動きを封じ込めろぉ!」
「わかった!!」
ディートリッヒ達による一斉射撃、ロゥリィの加担により、炎龍は一旦動きを止めた、そして、
「撃てェッ!!」
III号戦車からぶっぱなされた榴弾は右腕の付け根に命中、46.5口径の威力は強くはなかったが、炎龍の右腕は皮一枚で繋がっている感じだった、そして炎龍が痛みで激しく動いた途端に右腕がもげた、その後炎龍は一目散に逃げていった。
残った人たちは、犠牲になった人のために墓を作り、その墓に祈りを捧げた後どうするか話し合うことにした、
「えー、身内が亡くなってしまった子供と、年寄りとけが人か、あとなんか残ると言った奴ら合わせて25人どうしたもんだか、村長この人らどうすんだい?」
「神に委ねる・・・・」「へっ?」
「薄情に思うだろうが、わしたちの世話で精一杯何じゃ、理解してくれ、そなたたちには感謝しとるよ・・・」
その後避難民達とはお別れになった、見送った後取り残された人は、保護するこのにした、が、一番乗れるナインハルトの装甲車でも最高で10人、避難民は25人である、しょうがないので、操縦者以外の者、避難民でも体が健康なもの、若いものを優先させて、III号戦車の上に乗らせた、そのような形でのたのたと帰還したのであった、
ついに次はあのイタリカ編です、ここら辺から原作と変えていきます、