GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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特地探索記2話

書海亭へと着いたディートリッヒ1行は、知り合いのミモザの元へと行くことになった、

 

研究街区ーー

そこはまるでダムのようなでかい壁があった

そこでは沢山の人々がなにやら小難しい顔で何かの方式を解いていた

「はぁーん学校みたいなもんか・・」

「そう、でも老師たちの研究室だけは隔離されている」

すると近くにあった建物から水が吹き出してきた

「試料がぁぁぁ!!!」

「せっかく思いついた公式が!てめぇ!!」

「誰じゃぁぁ!!」

 

罵倒と水がふってくる

ナインハルトはその水でグシャグシャに濡れてしまった

「・・・カトーの爺さんがコダ村にいたのも?・・・」

「・・・アレぐらいになると色々危険だから」

(コダ村でも奥のほうにあったもんな・・・・)

 

「あーびしょびしょだぁ〜」

「我慢してろ、拭くもんないんだから」

 

ーーーミモザの家

レレイが杖でノックするも借金取りと勘違いした為、名前を言ったら

「まぁ!まぁ!まぁ!あなたなのリリイ!」

 

「違うレレイ」

 

「いらっしゃいわざわざこんなところまで、さぁさぁ中に入って」

 

「失礼します」

とりあえずレレイとミモザが話している間、立って待ってたら

ミモザがこちらを見て

「あらいけない、お客様を立ちっぱなしにしちゃって」

「いや構わんでください」

「いえいえせっかく来てくださったのにあららららららら」

「ひえぇ!!」

本の山が崩れあたふたしている時

「何やってるんですか!あれほどいじらないでくださいって!

もう!ひぃふぃみぃああ!ルチルがない!」

 

1人の女が入ってきてなんか文句を言っていた

ミモザが手伝おうとするが、逆に邪魔をしてしまった

アルペジオ直々に邪魔と言われたのでミモザ達は外でご飯を食べることとなった、

 

「おい!ナインハルト!行くぞ」

ディートリッヒがボケっとしているナインハルトを叩いた

すると、

「美しい・・・・」

「あ''っ?!」

 

ーーマリナの店

 

「親皆さん今日は大勢で、新しいお弟子さんですか?」

 

「いいえみんなお客さん、美人ばかりでしょう?」

「本当だ今日は腕によりをかけなくちゃ!」

 

「この店は美人の女の子には美味しい料理を出すの」

(俺達野郎にはどんなんだろうか?・・・)

 

しばらくミモザの宿題や、各自己紹介をした後話題はディートリッヒ達の方へと向いた、印刷機が発明され、沢山の本が安く手に入るなどの話をしている時、突如

「ダメよ!!!」

鼻息を荒くしてアルペジオが入って来た

「ちょっ!ちょっとそれはダメ!ダメよ!ぜぇったいダメ!」

いきなり入ってきたアルペジオが写本の大変さを熱弁する

 

「この仕事も先が見えたなぁ・・・どうしよう・・・」

「あっあの!!!写本をされてるんですか!!」

ナインハルトが緊張の面持ちで話しかけた、

「えっええ著名な賢者の稀購本を」

「この娘の本は装丁も凝ってるからお金持ちに人気があるの」

「へっへぇぇそうなんですかぁ!」

そういえばレレイ、その本は何?」

そう聞かれたのでレレイは魔法体型の式を見せた

見た後アルペジオはレレイに抜かれたことで脱力する

レレイにお金を融通してもらうように頼むも断られ

遂に結婚するとまで言い出した

 




次回
ナインハルトの春

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