GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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チャー研カフェ行きたい・・・


38話 皇帝ゾルザル

ゾルザルと側近は廊下を歩いていた

「第Ⅰ軍団第ⅧⅨⅩ他、程度近郊で再編、新偏中、

そして全翼竜騎兵大隊とテルタの長官も忠誠をー」

 

「近衛師団はどうか?」

 

「軍団長は逃亡、首席百人隊長ボルボスは指示に従うとのことだそうです」

 

廊下の行き当たり、

大きな扉を開けるとそこには会場があった

 

「「「新皇帝ゾルザル殿下バンザイ!!」」」

 

「「「我ら前皇帝と変わらぬ忠誠を殿下に!!」」」

 

数日前、毒殺された皇帝モルトに変わり皇太子だったゾルザルが新たに皇帝の座についた

 

新皇帝になったことで閣僚の移行がすんなりとなされなた

 

悪所ーー

 

「新たに皇帝になられたゾルザル殿下が帝国を統べる!

本日公布された戦時法令は次の通り!

一つ、すべての臣民は帝国軍の命令に従うべし

 

一つ、日没から日の出でまでの野外外出を禁ずる

 

一つ、許可なき集会、演説はこれを禁ずる

 

一つ、許可なき者の帝都出入りを禁ずる

 

ーーー以上

法令を犯した者は直ちに厳罰に処するものなり!

 

すると悪所の住人は読み上げた人に向けて石を投げつけてきた

 

「悪所に兵隊を入れようってか?!」

「こんな時だけ臣民扱いしやがって!!」

 

「わわわっ!後退!」

 

翡翠宮ーーー

翡翠宮警護部隊も万が一に備え、MG34をとりだしていた

「隊長、大丈夫ですかね・・・」

「さぁな、こんな文明の奴らさ、何があってもおかしくねぇな」

タバコをふかしながら答える

「まぁ俺達がやれる事は何も無いさ、あるのは敵兵に向かって銃を撃つぐらいだ・・・」

「オプリーチニチ特別法か・・・」

アルヌスーー

アルヌスでも来るべき戦いに備え、準備を進めて入るが

3月から始まったポーランド侵攻に使うため三号戦車を大幅に引き抜いた、その為特地には38TやII号戦車などが大多数を占めていた

 

 

帝都ーーピニャーは風呂に入っていた

 

「カーゼル公爵はテュエリ家に身を寄せておられたか」

 

「はい、、、今の所無事ですが、いつまで隠し通せるか・・・」

「・・・妾はこうも無力であったか・・・」

 

場所は変わりテュエリ家

ちょうど夕飯が終わったらしく

カーゼル公爵と一緒に話をしていた

そこへ

 

「旦那様大変です、掃除夫の奴らが!」

 

掃除夫と呼ばれた狼の毛皮を被った男達がテュエリ家を反逆の容疑で逮捕しようとしていた

 

しかし掃除夫が来るその前にカーゼルとシェリーは

隠し通路で脱出をする、その後テュエリ家当主とその妻は

屋敷に火を放ち、

帝権擁護委員会の奴ら諸共果てた

 

当初帝権はシェリー、カーゼルも一緒に焼死したものだと思っていたが、すぐに隠し扉を見つける

その後シェリーとカーゼルを捕まえる為、半径2リーグを虱潰しに探すこととなる、

半径2リーグの中には翡翠宮が入っていた・・・




漫画版はロクデナシの話やハーディーの話があるから
帝都関係の話がなかなか進まない
だから今後はあにこ便で確認かな

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