GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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やだ、車のバネが傷んじゃう


特地探索記 1話目 特地調査隊

帝独和平交渉が行われている頃アルヌスではーーー

 

「何?!導師号をとるために 学都ロンデルに行きたい?!」

突如レレイはディートリッヒにそう言った

 

「そう、これを見て欲しい」

そう言うといつの間に学んだのか綺麗にまとめた本を出してきた

「ドイツの知識を土台にして、それを魔法体系に組み込んだもの・・・」

「ふ〜ん、俺にとっちゃ何のことだかわからんがな」

そんな事を話している時ナインハルトが通りかかった

「中尉、どうしました?」

 

「おう、ナインハルトこれわかる?」

「いや、、俺は特地語はあんまり・・・」

「お前はドイツ語ですら怪しいもんな」

「中尉だってまともな学校行ってない癖に」

「「うへへへへへへ」」

 

「ーーーさて、学都ロンデルに行くという件だが・・・」

 

「それなら数日後に行われる、資源調査の時にもう1チーム

増やしてもらえばいい、3偵の空いた部分は手伝いに来たダークエルフに手伝ってもらえばいい・・・」

 

「さすがレレイ!頭の出来が違うね!」

「馬鹿だなぁお前、レレイとお前を比べんなや」

そういいながらディートリッヒはナインハルトの頭を叩いた

 

数日後ーー

「まぁ無理言って用意してもらったんだから文句は言えんわな」

 

ディートリッヒの目の前にあったのは

初期型オペル・オリンピアだった

「ちょっと待ってください!なんで俺まで!?」

「お前、いかにも一緒に行きますムード出してたろ」

「さぁディートリッヒ行くわよぉ」

「ささっナインハルトも乗って乗って」

そういいながらロゥリィとテュカの乗り込んできた

「なぜ貴様らもっーーー!!」

「あらぁレレイが導師号を貰うところが見たいじゃなぁい」

「それに資源調査もあるんでしょ?人手は多い方が良いじゃない、

ねー♪」

「「ねぇー♪」」

ロゥリィとテュカがハモった

「取り敢えずガソリンや食料、水は積んだから大丈夫だろう」

 

【挿絵表示】

 

「幾ら何でも帝国軍がこっちが動いている事、わかるんじゃないっすか?」

「いやー大丈夫だろ!」

(適当だなぁ)

そんなとこを話しているうちに出発となった

 

「各車全身!よーーい!!前っ!!」

各調査隊が進み始める

それを基地から出るまでディートリッヒのオペルは必死に付いて行く

「おおお、ハンドル重い!」

 

「これからどうするの?」

「取り敢えずイタリカへと行き晩餐会らしい」

「緊張しますね、」

「いやー何めしでるかなぁー」

「ドレスとかは大丈夫なのかしら?」

「貸してくれるだろう、だろ?レレイ」

「・・・わからない・・・・」

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」




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