GATE ドイツ軍 彼の地にて、斯く戦えり   作:イブ_ib

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アニメGATE最終回らしいですが、異世界カップルくっつき過ぎだろ、爆ぜろ

この小説にカップル展開?ねぇよそんなもん
まず世間が許さぬ、ゲルマン民族とか、ゴニョゴニョ


ゾルザルは蒸留酒の名前らしい


29話 兄

「さて、手っ取り早く決めないとな」

 

帰ったディートリッヒとナインハルトは翡翠宮の司令部にピニャがついてきて欲しいということを告げると、皇帝に会う人の人選が始まった、

 

「とりあえず皇帝に会うのまずは私は決まりですな、」

そう言いながら立ち上がったのは、帝都での行方不明者の捜索を任命されたアロイツ中佐という人物だ、

 

「どうかこの私を皇帝の所へと連れていってはくれませんでしょうか!」

そう言いながら候補したのは

ツェーザル・ベンダ伍長(26)である

彼は失踪者3人の中の2人、アリーセ・ベンダとヨーゲル・ベンダの兄である、

 

「うむ、、、君か、、宜しい、ただし絶対に足を引っ張るんじゃあないぞ」

 

 

ーーーーー

 

「殿下、お待たせしました」

「待っておったぞ!父上が心配だ、急ぐぞ!」

 

こうして、ヨードル、ディートリッヒ、ナインハルト、ツェーザル、アロイツは

皇帝陛下の宮殿へと向かった

 

 

皇帝陛下の宮殿ーーーー

「しっかしここまで1人も自分たちのことを止めないなんてガバガバですな」

 

「当直の者を謁見の間に集めよ!」

(近衛の質も落ちたな、軍の再編にだいぶ引き抜かれたせいもあろうがこれほどには・・・・)

「すげー凝った彫刻だなぁ」カショリ

「隊長、あまり目立った事しないで下さい」

皇帝陛下の寝室ーーーー

「ここにも近衛がおらん」

「あの殿下ここは?」

「父上の寝所だ」

「え!?皇帝陛下の!?」

 

 

「ヨードル殿妾が父上にそなたを紹介する、それまで口を開かないでくれまいか?」

「分かりました」

 

 

「父上!!」

 

「ほう?最初に来るのはディアボかゾルザルと思っておったか、まさかお前とはのピニャ」

 

「父上、身支度をお急ぎください謁見間にお連れいたします」

 

 

謁見の間ーーーー

 

謁見の間で、テキパキと的確な指示を出しているピニャを見て

「ピニャよ、そなた一皮むけたな」

「革が向けるような怪我はしておりません!」

 

ディートリッヒ(俺は地震の時指を擦りむいたがな)

 

「そ、そうじゃな怪我はなさそうじゃ時にピニャ、見慣れぬ格好をしている者達をそばに置いているが紹介してはくれぬか?」

 

「紹介いたします!ドイツ国使節ヨードル殿!」

そう言われてディートリッヒ達は帽子をかぶっているため普通の西洋式敬礼をした、ほうドイツ国?そう言えばそなたが仲介役をしておったな、何故このような時にお連れした?」

「申し訳ありません父上、この者達によれば大きな自身の後はもう何回か揺れることがあると・・・・」

 

「な!なんとまた!?」

 

「助言を求めようと同行して頂きました」

 

「ふぅまぁ良かろう使節殿歓迎申し上げる、」

 

「陛下におかれましてはご機嫌麗しく」

 

「娘の成長を見ることが出来た、礼を言うぞ、時と場所を変え盛大な宴で歓迎したいが今宵は勘弁してもらいたい」

「はい陛下、改めて我が国と帝国との交渉の場をいただきたく存じます」

 

すると隣で何も言わずに黙っていたツェーザルが急にしゃべり出した

 

「陛下に申し上げたいことがございます!貴方達の国が我が国に攻め込む前に、数人の人達が失踪しました!その中に私の妹と弟がいるのです!もし!もし帝国とこの事が関係しているのであれば、何かを教えていただきたいのです!!」

「バカ!急に何を言ってるんだ!!」

急に勢いよく喋ったのか文がめちゃくちゃだったツェーザルをアロイツはヘルメットをゲンコツで思い切りぶん殴った

 

「すいませんでした、突然変なことを言ってしまい・・」

「いや、構わぬ・・・」

 

すると謁見の間の入口からたくさんの男が入ってきた

「父上!!ご無事か!?」




帽子をつけている時は普通の敬礼をするような気がしたんだけどな・・・

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