「さぁもうそろそろでドイツにつきますよ」
ドライバーの言葉で外を見ると遠くの方からあたりが見えてきた、
「ここをくぐればドイツに出るのか、、、」
ピニャ殿下とボーゼスは決心しをしていた、必ずドイツと帝国との講和を実現させるためにと、
そして、、
「おおっ出た出た」
今、ベルリンの門には軍が駐留しており、常時見張っていた
門の周りの様子は、事件から数ヶ月たっている今でも所々赤いところが見える、他にこの事件で主人を失った店や家が浮浪者が住み着かないように板で入り口を覆われていた
ドイツの街並みを見ていたピニャに向かい警備兵のおっちゃんがある店に指を指し、
「あそこの店の主人はね、気のいい人だったんだわ、しかしなぁ帝国の化物共に殺されちまってなぁ、昔幼かった息子さんも病気で亡くしてたんだよ、とても残念だよ、ウン」と、タバコをふかしながら言った
他に近くで見ていた兵士の何人かはピニャ達を毛虫を見るような目で見ていた、
「さっ殿下、じゃあ行きましょうか」
「う、うむわかった」
殿下とボーゼス、ロゥリィ御一行はメルセデスに分乗し総統官邸に向かった
ーー総統官邸ーー
総統官邸で、ロゥリィ達はディートリッヒと共に会見へピニャ殿下達は講和の代表者を決める話をするため、執務室へと向かった
ーー総統官邸、大レセプションホールーー
ちなみにドイツ レセプションでチャー研を想像した人は直ちに「こんなところ」に行ったほうがいい、
さて、レセプションホールには各国の記者がごった返しており、TVカメラまで入っていた、ドイツ各地のテレビに人々は釘付けである、
ディートリッヒ、ロゥリィ、レレイ、テュカそしてゲッベルス宣伝大使が会場に入った、入った瞬間にカメラのフラッシュが光る
そしてゲッベルスが口を開く、
「さて、これから特地民を招いての記者会見を行う、質問のある人は?」記者が何人か手を上げる
「はいどうぞ」
「はい、ドイツ新聞社のアルベルトです、そのテュカ・ルナ・マルソーさんその耳は作り物ではありませんよね?」
「ええ、本物ですよ」
と言いながら耳をヒクヒクさせるか
オオーー!!と歓声とともにフラッシュがたかれる
「ニューヨーク・タイムズのジェームズです、レレイさんは魔法が使えるとのことですが、少し見せてもらってもよろしいですか?」
レレイは用意されたたらいの水をボール状にして持ち上げた
また記者たちがざわめく、
ロゥリィは適当に年齢のことを言った
「ちょっとぉ適当に済ませないでよぉ」
その頃ピニャ殿下は総統の執務室前に立っていた。
次回ついにヒトラー総統と会うことになるピニャとボーゼス
頑張って欲しいもんですな